モデルプレスのインタビューに応じた岸本理沙アナ(C)モデルプレス

岸本理沙、フジアナ“天然キャラ事情”を明かす「アンビリバボー」新体制に活きる「ぽかぽか」の経験とは【モデルプレスインタビュー】

2024.07.01 17:00

「フジテレビ」と「モデルプレス」がコラボレーションするアナウンサー連載「“素”っぴんランキング」。同じ場所で働く・協力し合う仲間だからこそ知る“素”の一面を、多彩なランキングテーマによって引き出していく同連載。Vol.14のテーマは「意外と天然なアナウンサー」。

フジテレビアナウンサー約50人への取材から2位に選ばれたのは、岸本理沙(きしもと・りさ/24)アナ。インタビューでは、幼少期からフジテレビ入社後まで絶えず出てくる天然エピソードの数々、岸本アナらしい失敗や挫折を乗り越える方法、アナウンサー経験を経て思う夢を叶える秘訣も明かしてくれた。

  

フジテレビアナの素顔に迫る「“素”っぴんランキング」

フジテレビ×モデルプレスPresents“素”っぴんランキング(C)モデルプレス
テレビには映らないフジアナの知られざる素顔に迫った連載第1弾「女子アナの“素”っぴん」、第2弾「“素”っぴんトーク」に続く第3弾「“素”っぴんランキング」では、フジアナ約50人に取材し、その結果をもとにしたランキングを発表する。

第14回のテーマ「意外と天然なアナウンサー」2位の岸本アナは2022年に入社し、「ぽかぽか」の進行、「めざまし8」の情報キャスターなど幅広く活躍。4月からは「奇跡体験!アンビリーバボー」の進行アナウンサーに抜擢され、お笑いコンビ・バナナマンとともに番組を盛り上げている。

岸本理沙アナ「自分がそんなに天然だとは思っていなかった」

岸本理沙アナ(C)モデルプレス
― まず「意外と天然なアナウンサー」に選ばれた感想を教えてください。

岸本アナ:自分がそんなに天然だとは思っていなかったですし、フジテレビのアナウンス室は天然な人がもっとたくさんいて「絶対その影に隠れているだろう」と思っていたので、正直驚きが大きいです。ただ「私より天然な人はもっといます!」ということを伝えたいです(笑)。

岸本理沙アナ(C)モデルプレス
― たくさんいらっしゃるんですね(笑)岸本アナが思う1番天然な方は誰ですか?

岸本アナ:もう間違いなく徳田さん(徳田聡一朗アナ/※「徳」は正しくは旧字体)だと思います。徳田アナは「FNS27時間テレビ」に出演した際に、かっちりしたスーツに革靴ではなく間違えてルーズなスニーカーを履いてきたことがあったんです。本人も「どうしよう…間違えた…」ととても焦っていたのですが、結局そのまま本番に挑まれていて「天然な人はそのまま挑むんだ」と思って私はさすがだと尊敬しました(笑)。誰かに「助けてください」と相談するわけでもなく、自分で静かに「もういいや」と解決していました。私はその「もういいや」が忘れられないです。また私以上に天然な人は、上中アナ(上中勇樹アナ)やカツケン(勝野健アナ)、小室瑛莉子アナ、杉原千尋アナ…もういっぱいいます。1人1つずつエピソード出せるかなと思うくらい数え切れないです。

― 天然な方が集まっていらっしゃるんですね(笑)。

岸本アナ:本当にそうだと思います。フジテレビアナウンサーは“天然集団”です(笑)。

岸本理沙アナ、幼少期の天然エピソード

岸本理沙アナ(C)モデルプレス
― あまりご自身では天然だと思っていないとのことでしたが、周囲の方から「天然だね」と言われることは多いですか?

岸本アナ:天然というか、小学生の時は友人から「りっちゃん」と呼ばれていて、「りっちゃん独特だよね」「考え方が個性的だよね」と言われていました。家族からも自由気ままで陽気と言われます。ただのポンコツなだけです(笑)。

― アナウンサーの皆様からは「びっくりするようなことをしてくることがある」「天然を通り越して奇想天外の域」と驚きの声がたくさん寄せられています。ご自身でも「自分は天然だな」と思うエピソードはありますか?

岸本アナ:これも天然というか、もはや恐怖を感じた瞬間はあります。以前、友達と食事していてケーキを頼んだ際に、ケーキの下に敷いてあるシートに気づかずに口に入れてしまって。「このケーキくしゃくしゃとした食感が面白いね」と言うと、友人から「怖い怖い!フワフワだよ?」と言われ気づきました。さいわい飲み込む前に気づきましたが、危なかったです(笑)。

岸本理沙アナ、フジテレビ内でも天然炸裂

岸本理沙アナ(C)モデルプレス
― (笑)。フジテレビに入社されてからもそういった天然エピソードはございますか?

岸本アナ:生放送の番組で行く収録スタジオを間違えてしまうことはよくあります。

― 藤本万梨乃アナから「Oh,Yes」と相槌をしていたというお話も伺っています。幼少期の頃アメリカに住んでいらっしゃった岸本アナらしいなとも思いました(笑)。

岸本アナ:「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦」(2023年)のために一緒にダンスの練習をしていて、先生から「こうして、ああして」と指導された時に、ノリで「Oh,Yes」と返してしまいました(笑)。こういう些細なところから治していこうと思います。

― いくつも天然エピソードが出てきますね(笑)。

岸本アナ:それだけ適当に生きているのかもしれないです(笑)。

岸本理沙アナ、持ち前の天然さで失敗を乗り越える方法

岸本理沙アナ(C)モデルプレス
― 入社後の失敗や挫折など、悲しみや怒りを感じたエピソードを教えてください。それを持ち前の天然さで乗り越えることができたという経験はございますか?

岸本アナ:言葉遣いや進行が上手くいかず怒られてしまう時もあるのですが、そういう時は思いきり洋楽を聴いて、3分くらいで気分を上げて帰ってきます。

― 3分で!切り替えを早くできているんですね。

岸本アナ:もしかしたら切り替えはできていないかもしれないのですが、一時的に音楽を聴くことでなんとか乗り越えています。他にも睡眠時間が足りないと噛んでしまったり、進行が上手くいかなかったりと失敗することが多いのですが、そういう時は「8時間寝た」と自分に言い聞かせると解決することができたので、自分を騙すことが意外と効果てきめんなのかもしれないです。

岸本理沙アナ「アンビリバボー」新体制でバラエティ経験が活きる瞬間

岸本理沙アナ(C)モデルプレス
― 4月から『奇跡体験!アンビリバボー』の進行アナウンサーを新たに務めています。番組へのやりがいや難しさなどがあれば教えてください。

岸本アナ:とにかくアットホームな番組だと思っていて、バナナマンさんが作り上げる空気感やスタッフの皆さんの温かさにいつも救われています。2ヶ月ぐらいしか経っていませんが、優しく迎え入れてくださる空気感がありがたいです。この間ディズニーランドの新エリアを紹介するロケにバナナマンのお2人と行かせていただいたのですが、もうとにかく楽しかったです。その日はまさかの雨でしたが、それすらも楽しいくらいでした。普通だったらマイナスだと思われることをプラスに変えていけるお2人は、そばで見ていて本当に勉強になると思うことばかりです。その中でも難しいと思うことは、そのお2人の空気感をできるだけ邪魔しないようにすること。お2人に助けていただきながら、まだまだ勉強中という感じです。

― これまでご担当されてきた「めざまし8」や「ぽかぽか」といった番組での経験が活きていると思う瞬間はありますか?

岸本アナ:同じバラエティの「ぽかぽか」でも、楽しい時は笑いつつ進行を忘れてはいけないというところで、事前準備の大切さを学んでいるので、それが活きていると思います。「アンビリバボー」ですと、UFOや未確認生物など楽しい特集を組む時もあれば、壮絶な人生の物語など悲しい出来事を扱うこともあり、番組の内容が多岐にわたるので、そういった切り替えも「めざまし8」や「ぽかぽか」といった他の番組で培ったものを活かして、準備の段階から切り替えを意識しています。ただ、私は考えすぎるとできないタイプなので、あとはその場の雰囲気やノリを大切にしながら生きています。

岸本理沙アナの夢を叶える秘訣

岸本理沙アナ(C)モデルプレス
― アナウンサーとしてのこれまでのご活躍を踏まえて、岸本アナの「夢を叶える秘訣」とは何でしょうか?2022年にインタビューした際には「大きすぎる目標を持つこと」とお答えいただきました。

岸本アナ:それは全然変わっていませんが、今とても感じているのは「なんでも、とにかくやってみる」ということでしょうか。「自分には向いていないのではないか」「自分はできないのではないか」という不安はどうしても出てきてしまうとは思うのですが、それで遠ざけてしまうのはもったいないので、とにかくやってみるということが私の性に合っていたのかなと思います。これを大切にすれば、きっと色々と見えてくるものもあるのかなとやってみて感じています。

― これまでで挑戦してみてよかったと思うのはどんなことですか?

岸本アナ:毎日です。日々のオンエアで「これ言っておけばよかった、しておけばよかった」という反省や挑戦しなかった後悔はどうしても残ってしまいますし、挑戦してから失敗として学ぶことの方が多いので、恥を忍んで挑戦してみることを、今は1番に意識しています。

岸本理沙アナ(C)モデルプレス
― ご自身の経験から実感したのですね。岸本アナが今後挑戦してみたいこと、夢や目標などはありますか?

岸本アナ:もっともっと海外に行きたいです。日本も大好きですが、もっと広く海外の方とお話しして、考えや文化をもっと知りたいと思っています。そういった海外の文化や生活、考え方をもっともっと発信できたら楽しいだろうなと思います。

― 以前のインタビューでも「旅番組をやりたい」とおっしゃっていたので、ずっと変わらず目標として持っていらっしゃるんだと思いました。

岸本アナ:旅番組やりたいです!外に出て色んなことを発見することが大好きなので飛び回りたいですし、私は自然が大好きなので、自然豊かなところで自由気ままにのんびり生活している人の特集など組むことができたら嬉しいです。悠々自適に生活している方の余裕さや、どういうことを生き甲斐や信条に生活されているのか、そういったことをお届けできる番組をやりたいです。

― 素敵なお話をありがとうございました!

(modelpress編集部)

岸本理沙アナプロフィール

岸本理沙アナ(C)モデルプレス
生年月日:1999年7月22日
出身地:千葉県
出身校:慶應義塾大学経済学部
入社年:2022年
担当番組:めざまし8(情報キャスター 月/MC 金)、ぼかぽか(火)、Tune(MC)、GO!GO!チャギントン(9代目ナビゲーター)、奇跡体験!アンビリバボー(進行アナウンサー)
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