「9ボーダー」木南晴夏、六月役は年齢以外“真逆” 数少ない共感部分とは【インタビュー】
女優の川口春奈が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『9ボーダー』(読み:ナインボーダー/毎週金曜よる10時~)に出演している女優の木南晴夏(きなみ・はるか/38)。第4話の放送を直前に、役作りや撮影現場の様子を語った。【インタビュー】
川口春奈主演「9ボーダー」
本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前の「ラストイヤー=“9ボーダー”」真っ只中の3姉妹が、「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の「3L」をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリー。木南は、直感や思いつきで行動しがちな大庭家随一の“とんでも娘”である長女の六月を演じる。
木南晴夏「9ボーダー」役作りは「フラットな感覚」
― 六月役を演じる上でどんな準備をしましたか?木南:六月は私とリアルな年齢が近く、比較的フラットな感覚で入りました。台本を読んでから六月のキャラクターについて、ふくだももこ監督や新井順子プロデューサーと話しました。六月は海外を転々として今の旦那さんと出会い、彼を支えるために会計事務所を開いたパワフルな女性で、年齢以外の面では私とは真逆です。六月が今抱える悩みというところでは、共感できる部分は少ないのですが、素直になれない性格は少しわかるかもしれません(笑)。例えば、本当は好きなのにそれをちゃんと伝えられないところとか。六月は家庭がうまくいっていないところから物語がスタートし、浮気した旦那さんにも「絶対に許さない」と言ってしまうんです。本当はやり直したいと思っているし、すごく好きなはずなのに…。そんな自分の人生とは別軸を生きている六月を見ていて、恋愛に限らず様々な側面で「素直になれない瞬間、あるよね」と感じました。
― そういうところもひっくるめて愛らしい魅力を持つ六月ですが、もし身近にいたらお友達になれそうですか?
木南:友達になりたいです(笑)。ズバズバ物を言うわりに優しい人なんですよね。まだまだ仕事のできない新米会計士の松嶋朔(井之脇海)ちゃんを採用して、面倒を見るという情の厚さも感じます。六月と一緒にいたらすごく楽しそうだなって。
木南晴夏「9ボーダー」“ヴィヴィッド”衣装に言及
― 六月のヴィヴィッドな衣装も注目のポイントですね。木南:最初はすごく派手な人だなと思いました。「私、こんなに全身グリーンだけど大丈夫かしら?」って(笑)。でも六月のキャラクターとドラマの世界観、そして銭湯を舞台にした大庭家のオシャレなセット。すべてを一緒くたにして見ると、ちゃんと収まっているんですよね。六月のお洋服は古着がミックスされていて、それこそ自分ではチャレンジが難しいようなバリエーションがとても豊富なので、今では六月のスタイリングも撮影の楽しみのひとつです。
木南晴夏、3姉妹シーンで難しさ痛感
― 3姉妹の丁々発止なやり取りもドラマの見どころのひとつですが、演じてみていかがですか?木南:喧嘩するシーンはテンポ感がとても大切なのですが、まだまだ難しいです。ただ、その後すぐに仲直りできる3姉妹はすごいなと。私は大人になってから姉と喧嘩することなんてなかったので、想像できませんでした。この3姉妹の関係性は、何でも話せる一番の友達“以上”みたいな感覚です。友達には気を遣って言えないことでも、3姉妹だとズバズバと言えちゃう。進学するか就職するかを悩む友達を前にしたら、「それぞれの道があるから、ゆっくり探しなよ」と伝えるところを、八海には「進学するか就職するか早く決めなよ」とハッキリ言いますし。そういう普通の友達ではあり得ないことも言える、友達“以上”の3人(笑)。実家がお風呂屋さんだから一緒にお風呂に入るのが当たり前で、裸の付き合いができる関係というのも仲良し理由のひとつなのかな。
木南晴夏、笑いが絶えない撮影現場
― まさに水に流せる関係ですね。そんなドラマ撮影現場の雰囲気は?木南:3姉妹に限らずみんな本当にお喋りで、良い意味でうるさい(笑)。私たちと陽太(木戸大聖)くん、おおば湯アルバイトのウメケンさんこと梅津剣(伊藤俊介)さんの5人が話しているシーンは、みんなでとにかく喋っています。カメラが回っていないところでもウメケンさんのトークが面白くて、陽太くんが3姉妹からからかわれてまた笑って。シーンとするタイミングがなくて、ずっと誰かが話している。そんな楽し過ぎる現場です。
― では最後に、今後の見どころを教えてください。
木南:ズルズルと引きずっていた家庭問題について、ひとつ心に決めて踏み出した六月ですが、きっと彼女の心の中にはまだ迷いもあって。そんなふうに揺れ動く中、六月がどう踏ん切りをつけていくのか、いかないのか…ぜひ見守っていただけたらと思います。
(modelpress編集部)
「9ボーダー」第4話あらすじ
会社を辞める宣言をした七苗(川口春奈)は、有給消化で気ままな生活を満喫中。不意のキス以来、コウタロウ(松下洸平)への自分の気持ちを確信し、前向きに2人の関係を考える七苗だったが、コウタロウには何か思うところがあるようで…。一方、八海(畑芽育)は七苗とコウタロウのキスを偶然目撃してショックを受ける陽太(木戸大聖)を前に、より一層切なさを募らせていた。
さらに、ようやく邦夫(山中聡)との離婚届に判を押した六月(木南晴夏)は、最後に邦夫と話したいと思うも、その最後の一歩をなかなか踏み出せずにいて…。その様子を見守ることしかできず悩む松嶋(井之脇海)。
そんな中、失踪中の大庭家の父・五郎から一枚のハガキが届く。
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