超ときめき宣伝部「最上級にかわいいの!」“絶対にバズらせたい”強い思いでTikTok総再生回数6億回突破「自分は辞めた方が良かったんじゃないか」葛藤の過去乗り越えられた理由【モデルプレスインタビュー】
2024.05.29 09:00
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2021年「すきっ!〜超ver〜」がSNSでバズを生み、世界中から注目を浴びた6人組アイドルグループ・超ときめき宣伝部(ちょうときめきせんでんぶ/実際は「ときめき」と「宣伝部」の間にハートマーク)。2024年2月にリリースされた「最上級にかわいいの!」の音源やキャッチーなダンスが再び話題を呼んでいる彼女たちに、2度のバズを経験した心境や今後の目標について語ってもらった。<モデルプレスインタビュー>
超ときめき宣伝部とは?
超ときめき宣伝部は、「ときめく恋と青春」をテーマに、辻野かなみ(つじの・かなみ)、杏ジュリア(あん・じゅりあ)、坂井仁香(さかい・ひとか)、小泉遥香(こいずみ・はるか)、菅田愛貴(すだ・あき)、吉川ひより(よしかわ・ひより)の6人で構成されたアイドルユニット。2015年に「ときめき宣伝部」として活動をスタートさせ、杏が2018年10月14日に、菅田が2020年4月1日に加入し、菅田の加入後から「超ときめき宣伝部」と改名している。超ときめき宣伝部「すきっ!〜超ver〜」のバズリで感じた「継続は力なり」
― 超ときめき宣伝部さんといえば、2021年に「すきっ!〜超ver〜」が日本のみならず海外でもバズり、皆さんの元にもたくさんの反響があったと思います。ご自身の楽曲がSNSでみるみるうちに拡散されていく様子を見ていた当時を振り返り、率直な心境を教えて下さい。辻野:毎回、TikTokを開く度に音源を使って踊ってくださる方が増えていて、しかも有名人の方や海外アーティストの方などが踊ってくださっていてとても嬉しかったです!
杏:初めてとき宣公式のTikTokに「K(1000を意味するアルファベット)」がついた時のことを今でもはっきり覚えていて、みるみる増えていく再生回数と、いいね数を見て「これがバズりなんだ!!」と、とても嬉しかったことを覚えています。毎日どんどん増えていく再生回数を見るのが楽しみでした。1つの曲がきっかけで「こんなにもとき宣自体をたくさんの方に知ってもらえるきっかけになるんだ〜」と感激しました。
坂井:TikTokを開く度に「すきっ!」が流れて毎日夢の様でした!街でも声をかけていただけることが増えたり、日本だけじゃなくて海外のアーティストさんが思ってくださったり、どんどん広まっていって嬉しかったです!
小泉:ずっと「SNSでバズりたい!」とは思っていたので、とても嬉しかったです。コロナ禍の時もファンの皆様と直接会えない時間が多かったため、SNSの更新を止めずに動画を発信し続けていました。「すきっ!~超ver~」も、SNSでファンの方が推しに向けて作った動画が最初のきっかけで、ここまでたくさんの方に聴いて頂けるようになり、そのおかげでグループがここまで大きくなったことにも繋がったので、何事も継続は力なりなんだなと思いました。
菅田:凄くわくわくしていました!私たちの存在を新たに知ってくださる方が増え、街中でも「あきちゃんですか?」とお声をかけていただくことが増え、毎日わくわくしながら過ごしていました!「何が起こるか分からないな〜」と、とても嬉しかったです!
吉川:毎日見るTikTokで、自分たちの曲を毎日のように有名人やインフルエンサーさん、よく見る方達が使ってくださっていて、不思議な日々を過ごしていました!その頃からいろんなチャートに入ったり、再生回数やフォロワーがぐんぐん伸びたり、海外の方のコメントだらけになったりと目に見える変化が目まぐるしかったです!
超ときめき宣伝部「最上級にかわいいの!」での“2度目のバズリ”に喜び
― 現在「最上級にかわいいの!」がTikTokにて6億回再生を突破していて、TikTokやYouTubeのショート動画を観ていると、皆さんの楽曲を聴かない日はないというほど流れてきます。「すきっ!」は元々2018年の楽曲を現在のメンバーでリアレンジしたものということもあり、リリースからは少し時間が経ってから拡散された印象ですが、今回の楽曲はリリースされてから数ヶ月というスピードで一躍有名になりました。「すきっ!〜超ver〜」でのブレイクと比べてそれぞれどのように感じていますか?辻野:「すきっ!〜超ver〜」の時は、いつの間にかすごい世界中に曲が届いてビックリしました!今回の「最上級にかわいいの!」は、少しずつ曲が広まっていく過程を毎日楽しみにTikTokを開いてみる事ができました!ですが、まだ「すきっ!〜超ver〜」を越すことはできてないのでいつか追い抜く時がきたら嬉しいです!
杏:今のメンバーのリリースした最新曲がたくさんの方に届いたのはとても嬉しかったです。とっても大勢の方が振り付けを実際に踊って投稿してくださり「すきっ!」の時は倍速バージョンがバズったのですが、今回は音源通りの等倍速バージョンが広まったことも凄く嬉しかったです。
坂井:「すきっ!」のときは「まさかバズるとは…!?」という感じだったんですけど、最上級にかわいいの!は絶対にバズらせたい!!!という気持ちがあったのでバズってよかったとホッとしていたりもしています。もっと広めていけたらいいなと思っています!
小泉:「すきっ!」という楽曲は元々2018年の楽曲なので、もちろん時が経ってからバズったのも嬉しかったですが、曲をリリースしてからこんなに早くバズれたのも物凄く嬉しかったです!今回はシンガーソングライターのコレサワさんに楽曲提供をしていただいたのですが、コレサワさんも今話題の楽曲をたくさん作られていて、コレサワさんのおかげ!というのももちろん大前提にあるし、今この時代に自己肯定感がすごく上がる曲ってとても大事だと思っていて!この曲も、“振られたのに最上級にかわいい!”という自己肯定感がMAXの自信たっぷりの楽曲なので、そんな所もたくさんの方に刺さったのではないかなと思っています。
菅田:「すきっ!」の時と同じように、有名な方々が沢山踊ってくださって、本当に嬉しいです!今回の「最上級にかわいいの!」は「曲がかわいい〜」というお声を沢山頂いて、作詞作曲してくださったコレサワさんには感謝しかないです!
吉川:今回は新曲がバズりましたね!「すきっ!」がバズってから新曲を出すたびに、またバズったらいいな〜と思っていました!「すきっ!」の時はもう既に気づいたらバズっていた!って感じだったのですが、今回「最上級にかわいいの!」は「あれ?いい波乗っているかも!いけるかも!」とTikTokの投稿数も毎日メンバーと確認していたし、私たちもたくさん動画コンテンツを作って「最上級にかわいいの!」を使って投稿していました!(笑)
あとは、コレサワさんが作詞作曲してくださった曲なので、歌詞のインパクト、世界観“コレサワ×超とき宣”っていうのがとっても相性が良かったんじゃないかなと思います。改めて、素敵な楽曲を作ってくださったコレサワさんに感謝です!!
超ときめき宣伝部「最上級にかわいいの!」それぞれの見どころ解説
― 「最上級にかわいいの!」はソロパートでの可愛らしい表情や歌声に6人それぞれの個性が溢れていて魅力的です。パフォーマンスする上で心がけていること、意識していることはありますか?辻野:まずは、自分が楽しむ事を大切にしています!笑顔や「楽しい!」って気持ちは、伝染していくと思っているので心から楽しんでパフォーマンスするようにしています!
杏:失恋という悲しい出来事をポジティブに捉えている曲になっているので、可愛く明るくパフォーマンスするように心がけています。失恋という経験を逆手にとって自分磨きの糧にできる強さも持っているので、この曲で皆さんにパワーを届けられたらいいな〜と思っています。また、たくさんの方に見ていただいているサビの部分の振り付けは、特にはっきり踊ることを意識しています。
坂井:可愛く歌うのはもちろんなんですけど、それよりしっかり言葉と感情が届くように歌っています!あとは、ダンスをみんなに踊っていただきたいので、わかりやすく大きく踊れる様に意識しています!
小泉:私はグループの中でも結構深みのある声を出すように心掛けています。それぞれの個性を大事に、誰とも似ないような歌い方はみんな心掛けているし、ボイトレでも違いが出るように指導していただいています。表情は、他のメンバーを見ていて、「あ!可愛い!」と思った表情はすぐさま盗みます!笑
菅田:「あたし今最上級にかわいいの〜っ」という気持ちだったり「失恋をしてしまったり、落ち込んでしまっている方の背中を押してポジティブになって貰えたらいいなっ!」と思いながら歌っています!
吉川:自分が1番楽しむ事!です。というか気づいたら楽しんでいるからそれがステージにいるメンバー全員がキラキラできている秘訣だと思っています!目の前にいるファンの方の表情や「今日私たちを見に来てくれたんだ!」って思うだけで笑顔になれて輝けるんです!かわいくメイクしていただいて、かわいい衣装を身にまとって、待っていてくださっているファンの方が目の前にいて楽しくないわけがないですよね!
超ときめき宣伝部、苦労を乗り越えた方法
― 約3年前「すきっ!〜超ver〜」でブレイクされてから、様々な音楽番組やイベントなどに出演される機会も増えた一方で、プレッシャーや不安を感じることはありましたか?辻野:緊張はありますが、回数を重ねるに連れて最初の頃よりも楽しんで収録を出来ているように感じます!
杏:特別プレッシャーや不安を感じることはないです。とき宣をもっともっと大勢の方に知ってもらえるきっかけになったらいいなという思いで、1つひとつの機会を大切に全力でパフォーマンスしています!
坂井:プレッシャーはなかったです!「ここで終わりたくないし、また絶対にバズりたい!」という気持ちがありました!
小泉:沢山の音楽番組やイベントに出演させていただけるのは嬉しくて、不安はほとんどありませんでした!強いて言うなら「歌が上手」と沢山の方に評価していただけるようになって、そんなハードル上げないで…とプレッシャーを感じています(笑)(今もです(笑))ボイトレ頑張ります!(笑)
菅田:私たちにとってはどれも「とき宣を知ってもらえるチャンスだー!」という気持ちだったので、プレッシャーや不安を感じることはあまりありませんでした!ですが「いつ見てもかわいい!すきかも!」と思っていただけるように気合いをいれていました!
吉川:圧倒的にテレビ出演が増えたり、イベント出演でトリを務めさせていただいたりなどなど、本当に私たちでいいのかな?!なんて思う事もあったりしましたが、グループでの活動だからこそ、メンバーに頼ったり!緊張を共有したり!して頑張っています(笑)。本当毎日違うお仕事をしていたりとき宣をやっていなかったら経験できなかったと思うような経験ができたり!毎日充実していて楽しいです!
― 2015年にグループを結成してこれまで10年近く活動する上で1番辛かった経験や挫折はありましたか?そして、そういった悲しみからどのように乗り越えることができましたか?
辻野:何度も挫けそうになったし、続ける事の大変さも痛感しましたが、活動していくなかでメンバーとの絆だったり、スタッフさん達のサポート、宣伝部員さん達の応援があって沢山の愛を感じて「よし!頑張ろ!」ってなんども励まされて、乗り越えることができました!
杏:コロナ禍で思うように活動できなかった時期や、学業との両立が大変な時期もありましたが、ステージに立てばいつも私たちを輝かさせてくれる宣伝部員の皆さんがいて、年々新しい挑戦やステップアップできることが嬉しくて、もっと頑張ろうという気持ちになっていました。
坂井:辛いことがあったり心が折れそうなこともあったけど、それらを乗り越えられたから今があると思っているので頑張ってよかったなと思っています!
小泉:私は個人的にコロナ禍でファンの皆さんと直接会えない時間が多かったのが、やっぱり1番辛かったし寂しかったです。でも、そんな中でもSNSで沢山の方がメッセージをくださったり、オンラインでイベントが開催されたりと、皆さんにはあらゆる場所でたくさん勇気を貰っていました。時代とオンラインに感謝です(笑)。
菅田:まだ私はそこまでの経験はしていない気がします。これからどんな壁が待っているか分かりませんが、自分らしく乗り越えていきたいです!
吉川:私は、初期からとき宣にいるメンバーで、一時期、自分たちの人気やたくさんフリーライブしていた時代に来てくださるファンの方の人数が明らかに減っているのを感じていた時は、自分は辞めた方が良かったんじゃないかと毎日考えていました。それでも一緒に夢を叶えたいとステージに立ち続けたメンバーと、サポートしてくださっているスタッフさん、1番近くで支えてくれている家族、私の事を応援してくれている、求めてくださっているファンの方の存在をライブで感じるだけで、折れかけている心がまた頑張ろう!と思える原動力に変わって、気づいたら10年近く活動できているんだと思います。「だれにも、超ときめきグリーンの座は譲りたくないな」とか変な使命感とかもここまで続けていると思うようになってくるんですよね。辛い経験もしっかりしてきたから、絶対に諦めたくないし「行けるところまで行ってスーパーアイドルになりたい!」と今は思っています!!
超ときめき宣伝部の夢を叶える秘訣
― モデルプレスの読者の中には夢を追いかける読者がたくさんいます。そういった方々に向けて、キラキラ輝くアイドルとして活躍されている6人それぞれの「夢を叶える秘訣」を教えて下さい。辻野:諦めない気持ちと楽しむ心があればキラキラ輝くと思います!夢を追いかける中で大変な事は、たくさんあると思いますが、挑戦したり、努力したことは無駄にならないと思います!
杏:自分の夢に向かって諦めずに、失敗や変化を恐れず行動することだと思います。私は、自信がなくて自分の夢や目標をなかなか口に出せないのですが、口に出して発信することもとても大切だと思います。
坂井:とにかく諦めないに尽きると思います。投げ出したくなるような時もあるけど、しっかり自分と向き合って何をやりたいのか何が好きなのか、自分を大切にしながらすきを貫き通せたらいいと思います!一緒に頑張りましょう!
小泉:誰でも1人では夢を叶えることができなくて、一緒に頑張ってくれる仲間や、それを応援してくれるファンの皆様、スタッフの皆様、家族や友達のパワーがあるからこそ、自信を持ってパフォーマンスして、大きな夢を見ることが出来ます。周りで支えてくれる沢山の人が、夢を叶えられる秘訣ですね。
菅田:夢を信じ続けることが大切なのかなって思います!私は、自分がしたいことやなりたいものをいつも夢見て想像したりしています!(笑)自分の限界を決めずに、何事も諦めず色んなことに挑戦していきたいです!
吉川:「言霊」ってとっても大事だと思います。私たちって、日頃から撮影で密着していただいたりするからぽろっと言った言葉が映像として残っていたりするんですけど、「横アリにいつか立つ!」「コレサワさんに曲書いて欲しい!一緒にステージ立ちたい!」、「あきちゃんが20歳までにはSSAでライブしたいね!」これ全部叶っているので、言葉にするのはとっても大切だと思います!逆に、ネガティブな事を言わない!って言うのも大事だと思うので私は思っていても言葉にはしない事も大事かなと思います!
― さいたまスーパーアリーナでのライブも決定しており、着実にステップアップされている皆さんですが、次の目標や挑戦してみたいことは何でしょうか?
辻野:地上波のCMなどにみんなで出てみることや、番組出演を増やして色んな世代の方々に親しまれるグループになりたいです!
杏:今の目標はさいたまスーパーアリーナを成功させることです!とき宣史上最大の大きな挑戦となるステージなので、2024年の今後の全ての活動をさいたまスーパーアリーナに繋げられるように頑張りたいと思っています。
坂井:とりあえず、さいたまスーパーアリーナを成功させたいです!会場は決まっているけど安心はせず、いいライブにできるように努力していこうと思います!世界中に愛を届けていきたいです!
小泉:さいたまスーパーアリーナを大成功させて、いつかドームやスタジアムでもライブがしたいし、CMや映画、ドラマなどにも出てみたいです。国民全員に知られるアイドルグループになりたいです。
菅田:これまでさいたまスーパーアリーナでライブをさせていただくことが夢の夢だったので、今はまだその事でいっぱいいっぱいの気持ちです。ですが、もっともっと活躍して有名になりたいです!あとは、とき宣みんなで何かのイメージキャラクターに挑戦してみたいです!
吉川:まずは、決まっていたさいたまスーパーアリーナを満員にしたいです!ガラガラでライブをやったとしても私たち、満足や「やったー!」って気持ちにならないと思うんです!会場が大きい分、たくさんの方を同じ空間でときめいてもらって「超とき宣が大好きだー!」ってなってもらえないと意味がないと思うので満員のSSAで最上級のパフォーマンスでライブができるように頑張ります!!
そしてメンバーみんなでCMに出たいです!!私たちのカラー感やキラキラ感を活かせるんじゃないかな?と思うし、なにより私たち宣伝部なので!ときめくものなら!宣伝させてください!そして“国民的アイドル”になるにはやっぱり超とき宣っていう名だけじゃなくて、色と名前がアイドルファンじゃなくても分かる!って言うのが目標です!たくさんの方の目に触れられて覚えてもらえるように頑張ります!
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
超ときめき宣伝部プロフィール
スターダストプロモーション所属の6人組アイドルユニット。「すきっ!〜超ver〜」はTikTokをはじめとしたSNSでバズを生み、韓国やインドネシアなど世界各国でのバイラルチャートにもランクイン。YouTubeでのライブ動画も1200万回再生を記録している。2024年にデジタルリリースされた「最上級にかわいいの!」は、その可愛らしい振付を国内外のアイドルやインフルエンサーが真似し、わずか4ヶ月でTikTok総再生回数6億回を突破した。また、2024年1月27日・28日にはグループ史上最多動員数となる横浜アリーナでのワンマンライブを成功させ、12月28日にはさいたまスーパーアリーナでの公演を控えている。
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