“次世代アナウンサー候補”津田塾大・峯本奈津さん、岩田絵里奈アナの“神対応”が後押しに 志すきっかけ語る<第4回学生アナウンス大賞>
2024.03.30 19:00
views
全国の大学生・大学院生を対象として次世代を担うアナウンサーを発掘するコンテスト「第4回学生アナウンス大賞」にて、津田塾大学2年の峯本奈津(みねもと・なつ)さんがグランプリを受賞。表彰式後のインタビューでは、受賞の心境や理想のアナウンサー像、さらには夢を叶える秘訣について聞いた。
峯本奈津さん、伝えたかった“伝える想い”
― グランプリ受賞おめでとうございます。表彰式を終えた今の心境を教えてください。絶対に自分ではないと思っていたので、多分顔が引きつっていたと思うんですけど、それぐらいびっくりしました。
― あまり自信がなかったということ?
(前日に行われた)カメラテストまでは自分の出したい力を出せたんですけど、今日はカメラの前に立つとどうしても言いたいことが飛んでしまって、リハーサルではライトの白さと同時に私の頭の中も白くなってしまって…(苦笑)。でも本番は「せっかくこの場を用意してもらってるんだから、伝えたいことはちゃんと伝えたい」という気持ちで乗り切りました。
― 自己PRスピーチでは、峯本さんの想いがしっかり伝わってきました。
私が伝えたかったことは、色んな立場の人にマイクを向けてお話を聞きたい、そしてそれをテレビを通して色んな人に伝えたい、という想いでした。伝えることを、知ってもらうことを諦めている人にも、取材をして届けられるようになりたいです。
峯本奈津さんがアナウンサーを目指すきっかけ
― アナウンサーを目指すきっかけは、どこにあったのでしょうか?私には特別な能力がないですが「誰かを救えるようになりたい」と考えた時に、自分に出来ることとしたら、自分の声で伝えることなのかと思い、アナウンサーを志すようになりました。
自分の身の回りの人だけではなく、自分を観た人、自分が取材をした人、それを見た人など、皆さんの心が少しでも軽くなったり、ちょっと救われたなって思ってもらえるような存在になりたいです。
― 「誰かを救えるようになりたい」という思いから、アナウンサー・伝えることが見えたのはいつ頃でしょうか?
私が高校3年生の時、岩田絵里奈アナウンサーが全国高校サッカー選手権の取材で私の高校に来たことがあったんです。その時私は会えなかったですけど、友だちのお母さんが岩田さんに「アナウンサーを目指してる子がいるんだよ」って伝えたら、私に向けて色紙と「頑張って」っていうメッセージの動画もくれたんです!そこで、テレビを通してだけではなく、自分が出来る最大限の勇気を伝える姿勢に憧れて、私もそういうアナウンサーになりたいと思うようになりました。
― 一生忘れない素敵な経験ですね。アナウンサーになったら具体的にはどんなことに挑戦したいですか?
原稿を読むことももちろんですが、やっぱり1番は取材。どの立場にいる人にもマイクを平等に渡して声を聞くことです。
峯本奈津さんが悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。私もこれまで色んな困難がありましたが、目指すものがあると自然と乗り越えられるのかなと思っています。あとは、大きくても小さくても何か目標を作ることによって頑張ることができるので、それも近道かなと思います。
― ご自身が今までで1番熱中してきたこと、頑張ってきたことを挙げるとしたら?
高校生の時、ある本がきっかけでココナッツのジャムを作ったことがあります。深く深く調べていくうちに、フィリピンのココナッツ農家の貧困問題を見つけ、私と同世代の子どもたちが仕事を手伝うために学校に通えない状況を知り、衝撃を受けました。そこで何か自分に出来ることないかなと考え、ココナッツジャムを作って、その利益を寄付しようと決めました。
最初は学校の調べ学習がスタートだったのですが、それだけでは終わらせず、熊本から大阪の企業に直談判したり、販売会を開いたり、人を巻き込みながら熱い思いで切り拓いたことです。
峯本奈津さんの夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、「夢を叶える秘訣」を教えてください。今回の「学生アナウンス大賞」でいうと、応募した時からグランプリを取りたいという目標・夢を持っていました。自分のバイト先の先輩に、以前「学生アナウンス大賞」でアナトレ賞を受賞された方がいたので、まずはその方を目標に準備をしてきました。なので、夢を叶えるには、夢を実現した人の真似をするのが1番かなと思います。
― ありがとうございました。
「第4回学生アナウンス大賞」
「学生アナウンス大賞」は、フジテレビが運営するアナウンススクール「アナトレ」、「めざましテレビ」、女性ファッション誌「CanCam」、ニュースメディア「モデルプレス」の全面協力のもと、全国の大学生に“アナウンサー”という仕事に触れるチャンスと、アナウンサーを目指すきっかけをつくるべく2021年より発足。これまで、東中アナほか、渡邉結衣(日本テレビ)、中根舞美(テレビ東京)、高橋大悟(※「高」は正式には「はしごだか」/テレビ東京)、大仁田美咲(ABC朝日放送)、松崎杏香(メ~テレ)、檜垣すみれ(FBS福岡放送)、瀬賀凜太郎(広島ホームテレビ)、段木涼太(福島テレビ)など、数多くの放送局のアナウンサーやアナウンス職内定者を輩出している。今年度は、過去最多の1700人超がエントリー。グランプリに選ばれた峯本さんには、「めざましテレビ」出演権、雑誌「CamCam」誌面出演権、モデルプレス掲載権、フジテレビアナトレ受講権が授与された。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】