生見愛瑠、高評価続く女優業は「やりたいけど1番自信がない部分」 素の自分との二面性語る<モデルプレスインタビュー>
“めるる”の愛称で幅広い世代から愛され、モデルとしてバラエティー番組で活躍する生見愛瑠(ぬくみ・める/21)。2023年は第46回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を受賞。ドラマや映画など数々の作品に出演し、女優としても目覚ましい活躍を見せた。年末恒例、モデルプレスによる「モデルプレスヒット予測」でも、さらなるブレイクを予測して女優部門に選出。新たなポジションを確立した彼女の女優業に対する思い、女優とタレント業の二面性に迫った。
生見愛瑠、女優業に対する思い
生見:すごく嬉しいです!2023年は演技とか、ずっとやりたかったことが始まった年で、2024年はもっと極めたいと思っていたので選んでいただけてありがたいです。
― 2023年は『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)、『セクシー田中さん』(日本テレビ系)など数々の作品に出演しましたが、ご自身の活動を振り返っていかがですか?
生見:本当にあっという間でした。モデルとバラエティーもやりつつ色んな作品に出させていただいて、自分がやりたいお仕事を詰め込んだ年だったので充実感がありました。
― かなりハードな1年だったのではないでしょうか。
生見:大変でした(笑)。でも、作品を重ねていくごとに得られるものも違うので、すごく楽しかったです。最初はしんどかったですし難しいと思っていたのですが、皆さんから反響をいただけて、やりがいがあって楽しいなと思いました。
― 『モエカレはオレンジ色』(2022年7月)で、「第46回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞したのも反響が大きかったかと思います。演技が評価されることに対してプレッシャーを感じることはありますか?
生見:演技は“やりたいけど1番自信がない部分”なので、そこを評価していただけるとすごく自信になるのでありがたいです。毎回違う役をやらせていただいてるので、周りから「次はどういう風に来るんだろう?」と構えられてる感じがあって少しドキドキするのですが、「絶対超えるぞ!」という気合いもあります。
― 「演技をやりたい」と思うようになったのはいつから?
生見:小学4年生からずっとモデルをやっていたのですが、それぐらいから作品を観るのが好きで「女優さんってキラキラしてるな」と憧れていました。モデルも色々な衣装に着替えて演じるイメージなので「自分は演じるのが好きなのかも」と思っていました。実は昔からお芝居はやりたかったんです。
― バラエティーのお仕事と、俳優のお仕事にギャップを感じたことは?
生見:マイナスな気持ちは全くなくて、逆に「出ていいの!?」と驚きでした。自分が面白いとも思ってないですし、お笑いとかも分からない人なので…(笑)。でも、バラエティーはすごく面白くて、自分も楽しめているので「合ってるかも」と思っています。
生見愛瑠、女優とタレント業の二面性
― バラエティーなどで明るいオーラを放つ“タレント”生見愛瑠と、どんな作品にも溶け込み存在感を発揮する“女優“生見愛瑠の二面性が話題になっています。挑み方や意識している部分にどのような違いがありますか?生見:バラエティーとモデルは素の自分なのですが、演技は違う人にならなければいけないですし、セリフも覚えていかなければいけないので、準備が必要です。『セクシー田中さん』ではボブヘアになるので、それで切り替えしていました。
― 演技では緊張することもあるのでしょうか?
生見:普段はバラエティーとかでもあまり緊張しないタイプなのですが、演技は自分じゃないですし、どういう感じで相手が来るかも分からないのでドキドキしちゃいます。自分が“こう!”と思っていても、監督さんの考えと違う時もあるので、何パターンか演技のバリエーションを考えています。
― 自信をつけるために取り組んでいることはありますか?
生見:現場の皆さんと3ヶ月ぐらいずっと一緒にいると、どんどん信頼関係が生まれて「良いものを作りたい」「自分も力になりたい」と思って沢山準備していきます。それが必然的に自信に繋がるのかなと思います。
生見愛瑠、女優としての展望
― 今後の女優としての展望を教えてください。生見:まずは経験を増やしたいです。まだまだ現場に慣れていないので、立ち回りとかも分からないですし、毎回勉強しています。木南晴夏さんもすごく好きな女優さんだったので『セクシー田中さん』で共演できて嬉しかったですし、勉強になることが沢山ありました。今後も、色々な作品に挑戦したいと思っています。
― 演じてみたい役柄はありますか?
生見:今は自分と真逆で暗い役が多いのですが、そういう役は「演技してる」というやりがいを感じるので好きです。あとは医療系や警察官、制服が着れるうちに学生とかもやりたいです。
― 小さい頃から作品を観ることが好きだったと話していましたが、影響を受けた作品があるのでしょうか?
生見:『ヘアスプレー』という映画がずっと好きです。世界観がすごく好きで、舞台も観に行きました。勉強としてシリアスな作品も観るのですが、ハッピーな作品が好きです。
生見愛瑠、バラエティーで解禁したいこと
― 2023年も沢山のバラエティー番組に出演していましたが、今後見せていきたい一面はありますか?生見:車の免許を取ったので、ドライブロケをやってみたいです!まだ運転したことがないので、安全に運転できるようになったら『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)のロケとかで(笑)。
― お忙しい中でも免許を取られたんですね。
生見:お仕事に繋がるなと思って早く取りたかったんです。あとはバラエティーでお酒を飲んでみたいですね。あまりお酒を解禁していないので、ハシゴ旅(日本テレビ系『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』内の企画)も出てみたいです。
生見愛瑠、リフレッシュが心の余裕に
― 2023年で成長したと思う部分はありますか?生見:色々なお仕事やっていると行き詰まる人もいると思うのですが、私はあまりそういうのがなくて。それってリフレッシュ方法を自分が1番分かっているからだと思っているんです。絶対に家では仕事しないと決めていて、セリフも移動中に覚えています。リフレッシュすることで気持ちの整理ができるようになったというか、余裕ができました。
― オンオフの切り替えがはっきりしているんですね。
生見:前まではずっと仕事のことを考えていたのですが、肌も荒れてしまうし、それだと良くないなと思って。特に趣味はないのですが、今はしっかり休もうと思ってます。
― 休日は何をしているのでしょうか?
生見:ゲーム、アニメです(笑)。食べたいものをいっぱい食べています。最近ラーメンにハマっているので、ラーメンをよく食べています。あとは、美容室とか、メンテナンスとか…。携帯をあまり見すぎないようにしています。
生見愛瑠の意外な食生活
― 多忙で生活のバランスが崩れることもあると思いますが、美容面で意識していることを教えてください。生見:バランスが崩れると分かりやすく体調に出るのですが、私は食べないダイエットをする方がエネルギーが回らなくなってしまうんです。食べないと動けない人なので、沢山食べますね。気持ち悪いぐらい食べるので、びっくりすると思います(笑)。肌も荒れるし、「この日、浮腫んでるな」という作品が沢山あります(笑)。
― アフターケアはしているのでしょうか?
生見:ケアを気にせず、その時間を楽しんでいます。一応マッサージはするのですが、そのあとに結局食べちゃいます(笑)。
生見愛瑠「過去を振り返らない」理由
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者に向けて、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。生見:あまり過去を振り返らないです。悩む頭がないというのもあるのですが、その時間が勿体ないと思っていて。私はすごくせっかちで予定を詰め込みたい人なんです。ぼーっとしている時間がないので、悩まないのかもしれません。
― バラエティーなどを拝見していてもポジティブな印象が強いですが、そのマインドを保つ方法はありますか?
生見:仕事について考えることはありますが、「どうしよう」「大丈夫だったかな」と悩むことはなくて「もう終わったからよくない?」と思うタイプです。なので、人にも相談されないし、自分も相談しないです(笑)。“悩む”のではなく“考える”という方法にしています。
― 昔から前向きな性格なのでしょうか?
生見:もうずっとです(笑)。病むこともなくて、常に先のことしか見ていないです。
生見愛瑠の夢を叶える秘訣
― バラエティーやドラマなどの映像作品にも引っ張りだこの生見さんですが、今後の目標を教えてください。生見:バラエティー、モデルももちろんやっていきたいと思いますが、2024年は特にお芝居に力を入れて活動したいなと思っています。
― 今は女優業に対しての思いが強いのでしょうか?
生見:始めたばかりなので、もっと勉強したいと思っています。もちろんバラエティーも好きですし、モデルもずっとやっていきたいと思っているので、やりたいことを全部やっていきたいです。
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者も沢山います。そういった読者に向けて、生見さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。
生見:私はやりたいことが常にいっぱいあるので、そこに向かって自然と動いています。やりたいことを明確にすることが大事なのかなと思います。怖がらない、恥ずかしがらない。誰もやってなさそうなことを「楽しそう!」と思っています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
生見愛瑠(ぬくみ・める)プロフィール
2002年3月6日生まれ、愛知県出身。『CanCam』専属モデル。“めるる”の愛称で幅広い世代から愛され、モデルとしてバラエティー番組で活躍する傍ら、2021年3月放送の日本テレビドラマ『おしゃれの答えがわからない』で初ドラマにして初主演を務め、女優デビューを果たす。2022年7月公開の映画『モエカレはオレンジ色』で初のヒロインを演じ、第46回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を受賞。2023年は『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)、『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)、『セクシー田中さん』(日本テレビ系)などの作品に出演した。もっと詳しくみる
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