大東立樹、反響を重圧と感じなかった理由 ファンに1番伝えたいことも語る「僕もみなさんの味方」<「秘密を持った少年たち」インタビュー>
2023.10.20 17:00
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「TOBE」に8月に所属した大東立樹(おおひがし・りつき/18)が、日本テレビ金曜ドラマDEEP枠「秘密を持った少年たち」(毎週金曜 深夜24時30分~)に出演中。連続ドラマ初のレギュラー出演となった思いや、ファンへの思いを語ってくれた。<インタビュー後編>
大東立樹“連続ドラマ初のレギュラー出演”への重圧は感じず
今年3月に設立された「TOBE」からドラマに出演するのは大東が初めて。“ドラマ出演第1号”、大東自身 “連続ドラマ初のレギュラー出演”となったことでネット上では大きな話題となったが、大東にこの反響を重圧と感じなかったのか問うと、「実はプレッシャーはあまり感じていなかったんです」と率直な思いを口に。「自信があるわけでもないし、自分を過信している部分もありませんが、ただ、絶対に僕にしか出せないものもあると信じていて。信じるしかないというか、そこを疑ったら頑張れない気がしたんです。だから、そういったプレッシャーは1回も感じませんでした」。真摯に答えた後は「なんだか恥ずかしいですね(笑)」とはにかみ、「ワクワクとプレッシャーの割合としては、ワクワクが95%で、不安は5%でした。もちろん不安な要素もありましたが、プレッシャーから来るというよりは自分自身が演技面でのテクニックを持っていないので、その技量への不安が5%です」と振り返った。
大東立樹、ファンに“1番伝えたいこと”とは
インタビューの中では、応援してくれている人たちに向けたメッセージも。本作で、過去に"家族を殺された"という悲しみや葛藤を持ち合わせた人物を演じることから、大東に悲しみや壁の乗り越え方について聞いた際に返ってきたのは「みなさんに1番お伝えしたいことは、思っているより周りの人たちは味方です」だった。「メンタルが落ち込んでいる時はマイナスな変換をしてしまいがちですが、冷静になって友達や家族の顔を思い浮かべてみると、こんなに味方がいたんだと感じると思います。だからそうやって辛い時は考えてほしいし、僕もみなさんの味方でいるので、今後僕が活動するにあたって、みなさんが楽しく生きられるように、その幸せを与えられるような存在になります!」とファンに寄り添うように、ひとつひとつ言葉を紡いだ。
短いインタビュー時間ながらも謙虚で爽やかな佇まい、そして、前向きな姿勢まで感じさせた大東。これからどんな新境地を切り開くのか、楽しみでならない。(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
ホラーの名匠・中田秀夫監督手掛ける「秘密を持った少年たち」
本作は、望まずして「夜行」(やこう)という人を襲いその血を啜る人ならざる存在になってしまった少年と少女の残酷な運命を描く、衝撃的なエロティックサスペンス。主演は女王蜂のボーカル・アヴちゃんプロデュースの“スクール型”オーディション企画「0年0組 -アヴちゃんの教室-」で誕生したグループ・龍宮城の佐藤海音で、ヒロインは女優の大原優乃が務める。大東は夜行狩りのリーダーで、夜行に家族を殺されたため夜行を絶滅させようとする黒瀬拓実役を演じる。監督は「リング」シリーズや「スマホを落としただけなのに」など、ジャパニーズホラーの名匠・中田秀夫氏。完全オリジナル作品で残酷で美しい物語を描く。
なお、ドラマと連動した舞台「音楽劇 秘密を持った少年たち」も上演。この舞台はドラマ「秘密を持った少年たち」を、音楽と融合したオルタナティブステージとして表現するもので、知られざる秘密のスピンオフストーリーを、歌とダンスを用いて描いていくタイムリミットサスペンス音楽劇となる。ドラマの前日譚として、黒瀬がかつて通っていた学校で起こったある夜の悲劇が描かれる。また、舞台最後には、ドラマに登場するバンド“404 not found”としての初ライブもお披露目される。
大東立樹(おおひがし・りつき)プロフィール
大東は、2004年11月29日生まれ、東京都出身。11月17日~23日まで全10公演・日本青年館で開催される本作を舞台化した「音楽劇 秘密を持った少年たち」に出演予定。
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