<Rainy。インタビュー>「名探偵コナン」EDテーマ曲に抜擢!豊かな表現力と力強い歌声が話題に(C)モデルプレス

<Rainy。インタビュー>「名探偵コナン」EDテーマ曲に抜擢!豊かな表現力と力強い歌声が話題に

2023.06.28 17:15

倉木麻衣やGARNET CROWなど、数多くの大物アーティストが担当している「名探偵コナン」のEDテーマ曲。そんな人気アニメのEDテーマ曲を新たに担当するのは、15歳になったばかりのRainy。だ。まだ中学生という彼女の素顔、そして1stアルバム「Rainy。UNIVERSE」(6月28日リリース)の魅力に迫った。

Rainy。「名探偵コナン」EDテーマに抜擢


「名探偵コナン」公式スピンオフ作品である「名探偵コナン ゼロの日常」のED主題歌「Find the truth」でデビューしたRainy。。

Rainy(雨の形容詞)。という名前は“世界中で⾃分の歌を⾬のように降らせたい”という想いから命名。そして日本とオーストラリアにルーツを持つことから、英語の名前に日本の句点「。」を足している。

デビュー当時は13歳ながらも、豊かな表現力と力強い歌声で話題を集めた。そしてさらに進化した彼女の“今”を詰め込んだ1stアルバム「Rainy。UNIVERSE」の表題曲「...and Rescue Me」は、「名探偵コナン」のEDテーマに抜擢された。

Rainy。、5歳で歌手を目指す

Rainy。(C)モデルプレス
― 「Rainy。UNIVERSE」のリリースおめでとうございます!まずはRainy。さんご自身のことをお聞きできればと思います。音楽に興味を持ったきっかけを教えていただけますか?

Rainy。:小さいころダンススクールに通っていて、そこで「歌ってみない?」と言っていただきステージに立つ機会があったんです。その時に見たキラキラした景色や、歌い終わった後のみんなの拍手がすごく記憶に残っていて。その時に「大人になってもステージに立ちたい」「絶対に歌手になりたい」という思いが芽生えました。それから歌が大好きで、よくカラオケにも行くようになりました。

― 最初は歌ではなくダンスのスクールに通っていたんですね。

Rainy。:そうなんです。でもその経験以来、歌手になりたいという思いを持って、小学校4年生の頃からはオーディションにも本格的に応募するようになりました。あと、それと同時に、もう1つやりたいことを見つけて。

― もう1つ?

Rainy。:「誰かの役に立ちたい」という気持ちが強くなっていったんです。社会の授業はもともと興味があったのですが、そういう気持ちになったのはテレビで流れていたユニセフのCMを見たのがきっかけでした。そこからは「世界中の人の役に立てるグローバルなアーティスト」という目標になりました。

― 素敵な目標ですね。

Rainy。:いつかはそうなりたいと思っています!その第一歩で、昨年の春、中学2年生の時に「Find the truth」でデビューすることができました。

Rainy。(C)モデルプレス
― デビューして1年と少し経ちましたが、どんな1年でしたか?

Rainy。:たくさんのことを経験して成長できたと思える1年だったと感じます。例えば「名探偵コナン ゼロの日常」のED主題歌「Find the truth」は、デビュー曲でもあったので初めてのことばかり。次にリリースした「All or Nothing」はTGC 2022 公式応援ソングで、TGC4公演のオープニングアクトとして披露させていただきました。たくさん悩むこともありましたが、すごくいい経験になりました。今年5月にMIYASHITA PARKで開催されたダンスイベントでは、「Teenager」を披露させていただきました。一つひとつの活動が、今まで気付けなかったことや、もっと成長できるきっかけを与えてくれたと感じています。

― ご自身を客観的に見ることができるようになったんですね。

Rainy。:そうですね。どうしても自分一人の視点だと主観的になってしまうけど、Rainy。を見てくださった方の声が次の成長にも繋がっています。もっともっとレベルアップしていきたいと思っています!

1stアルバム「Rainy。UNIVERSE」への想い

Rainy。(C)モデルプレス
― そして1stアルバム「Rainy。UNIVERSE」がお誕生日でもある6月28日にリリースされます。

Rainy。:アルバムタイトルにUNIVERSE(宇宙・全てなどの意味)とあるように、“いつも明るいRainy。”だけではなく、いろんなRainy。の表情を感じられるアルバムになっています。例えば、思い悩んでいた気持ちを詰め込んで13歳の時に作詞した「ME」という楽曲も収録されていたり。そんなアルバムが私の誕生日にリリースされるなんて、最高のプレゼントです!

― 最高の誕生日になりそうですね。(6月初旬インタビュー)

Rainy。:母には「もう誕生日プレゼントいらないね」って言われちゃいました(笑)。毎日が幸せ過ぎて28日まで毎日ニヤニヤしています。

― 1stアルバムということで思い入れも強いですよね。レコーディングはいかがでしたか?

Rainy。:「Live it Up」という楽曲は、作詞もされているTIGERさんにディレクションしていただきました。TIGERさんは今までにたくさんのアーティストさんのコーラスや作詞を手掛けている、すごい方で。レコーティングはとても緊張して石のように固まっちゃったんですけど、すごく優しい方で「Rainy。歌えるじゃん!」ってリラックスさせてくれました。ラストサビにかけてフェイクを入れたり、ハモリやラップにも挑戦しました。また違ったRainy。の表情を伝えられたらいいなと思います。

― ラップは初挑戦ですか?

Rainy。:初挑戦なので結構大変でした。「まだまだDon’ t you preach」というパートがあるんですけど、「まだまだ」が「まままま」と噛み噛みになっちゃたりして…。たくさん苦戦したからこそ、良い楽曲になったんじゃないかなと思います。

Rainy。(C)モデルプレス
― 今回のアルバムでは他にも挑戦したことはありましたか?

Rainy。:作詞も担当した「ME」もそうですが、「素直になれたら」のレコーディングは特に印象に残っています。今まではバラードや切ない楽曲が多かったんですが、「素直になれたら」はメロディーも歌詞も透明感溢れる楽曲で、すごく真っすぐなんです。歌詞に自分の思いを当てはめて、聴いた方にその思いがドンと伝わるように意識しました。

― 歌い方を変えてみたり?

Rainy。:そうですね。例えば「Live it Up」はノリのいい曲なので、体を動かしながらレコーディングをしていました。逆に「素直になれたら」は、まっすぐに想いが伝わるように目を瞑って歌詞を思い出しながら唱えるように歌いました。気持ちを投げかけるような感じですね。

― 色んな挑戦をされたんですね。

Rainy。:楽曲一つひとつに、それぞれのチャレンジがありました。だからこそ、いろんな表情を出せたアルバムになったのかなって。「Rainy。UNIVERSE」を聴いた皆さんが、どんな印象や感想を持つのかすごく気になります。一刻も早く28日になってほしいです!

― 不安よりも楽しみのほうが大きい?

Rainy。:楽しみすぎて夜も眠れないくらいです!周囲からは、「初回限定盤と通常盤どっちも買うよ」とか「この曲が気になる!早く聴かせて」って言ってもらえたりして。朝起きたらインスタとTwitterを確認するんですけど、そこで毎回プロフィール画面を見て「もうすぐアルバムが出る」ってニヤニヤしています。もしかしたらアルバムが出た後も続けちゃうかも(笑)。

GARNET CROW・AZUKI七の歌詞に感動「すごく幸せで光栄」


― そして表題曲の「...and Rescue Me」は「名探偵コナン」のEDテーマ曲にもなっています。しかも作詞は元GARNET CROWのAZUKI七さんが手がけていると聞きました。

Rainy。:そうなんです!今でもちょっと頭が追いついていなくて…。「名探偵コナン」のエンディングを歌わせていただくのも嬉しいのに、作詞をAZUKI七さんが書いてくれるってすごい衝撃でした。それから改めてGARNET CROWさんの曲を聴いてみると、抽象的なのに心にグサッと刺さる歌詞が多くて。ガラスの破片が刺さって抜けてくれないようで、5時間くらい同じ曲のことばかり考えていました。そんな、とんでもない楽曲を作る方が私の歌詞を書いてくれたのが信じられないです。

― GARNET CROWの楽曲は「名探偵コナン」ファンの方からはいまだに人気がありますからね。

Rainy。:本当にいい曲ばかりで、一度聴き始めると止められないんですよね。宿題しなきゃと思うんですけど抜け出せなくなっちゃう。AZUKI七さんが書いてくれた「...and Rescue Me」を歌わせていただくことがすごく幸せで光栄です。

― 最初にデモを聴いたときのことは覚えていますか?

Rainy。:イントロからインパクトのある楽曲だなと感じました。最初は水面がゆらゆらと光っているような印象なんですけど、ギターが入ることで一気にリズミカルになる。その後の歌い出しが「残酷なくらいに憂鬱な目覚め」って神過ぎませんか?入りから最強でした。

― 歌詞もグサッと。

Rainy。:ものすごく響きました。「残酷なくらい憂鬱な目覚め」という出だしを見たときに、絶対に良い曲になると確信しました。2番の出だしの「きっと何かが動き出してる」は次にどう続いていくのか気になる歌詞だし、メロディーも含め聴いていてワクワクするような楽曲です。

― 特に好きなパートなどはありますか?

Rainy。:やっぱりAメロの「残酷なくらいに憂鬱な目覚め 夏の始まりの温度のせいじゃない 君は未来を切り開くような人 強烈な閃光(ひかり)です」というフレーズは大好きで。あとサビの「出会い 揺らぎ まぶしい絶望」という歌詞って、私じゃ絶対に思い付かないです。「まぶしい」と「絶望」って対義語のような気もするけど、心の中にスッと入ってくる。そんな素敵な楽曲に少しでも私の色を付けられればと思って、歌詞について色々と考えました。「これはこういう意味なのかな」「サビの2人のシルエットってどんな姿だろう」って。普段からレコーディングの時はイメージをしながら歌うことが多いんですが、特に今回の楽曲は歌詞の情景を思い浮かべながら歌いました。

― Rainy。さんの中でストーリーを作るような?

Rainy。:そうですね。サビに出てくる“二人”を思い浮かべながら、どんな気持ちなのか、どんな情景なのかをイメージしていました。

Rainy。(C)モデルプレス
― 他に注目してほしいポイントなどはありますか?

Rainy。:ラストサビの「青い夏の~」のところで一度音が止まるんですが、その後にドラムが入ることで、世界がパッと開けたような瞬間があるんです。その後に続く「⽣きた証刻むように...and Rescue Me」ではピアノの音が入り、聴いている方たちへダイレクトに歌詞が入っていくと思うので、ぜひ注目して聴いてみて欲しいです。

― すごく壮大で可愛らしいMVも印象的でした。撮影はいかがでしたか?

Rainy。:韓国で撮影をしたんですけど、その時も緊張しちゃって。今まで経験してないことも多かったんですけど、撮影チームの方々がすごく優しくて、楽しみながら撮影することができました。ただグリーンバックでの撮影は苦労しました。「MVではこんな映像になるんだろうな」と想像しながら演技をするんですが、手の形や向き、伸ばし方を試行錯誤しながら撮影しました。

― 演技は苦労しましたか?

Rainy。:実は幼い頃から“なりきりごっこ”が好きでよくしていたんです(笑)。その延長線上で、「残酷なぐらいに憂鬱な目覚め」の時にMVの世界のRainy。はどんな表情をするだろうと考えると、演技にふっと入れるような気がしました。

― すごく自然な演技に感じました。

Rainy。:ありがとうございます!あと小物一つひとつが手作りで、「サニまる」というキラキラした青い目をしたうさぎのぬいぐるみも登場します。ファンネームの「Sunny。」から取った名前で、すごくかわいいので注目して欲しいです!

― 確かにかわいいですね!

Rainy。:サニまるはRainy。のオリジナルキャラクターとして、初回限定盤についているグッズのアクリルキーホルダーにもなっているんです。すごく可愛いので、ぜひゲットしてください!

Rainy。とサニまる(C)モデルプレス

Rainy。の夢を叶える秘訣

― アルバムリリース日に15歳になるRainy。さん。今のマイブームやプライベートの過ごし方は?

Rainy。:中学校ではバレーボール部に所属しているんですけど、もうすぐ中体連(※1)があるので、音楽以外ではバレーボールをめちゃくちゃ練習しています!そのバレーボール部の友達とハマっているのが、「挨拶ゲーム」。あるイメージを決めて挨拶するんですけど、例えば元気な挨拶だったら「それめちゃくちゃ元気じゃん!」というような挨拶をした人が勝ちというゲームなんです。

(※1)日本中学校体育連盟。

― あるワードを決めて。

Rainy。:そうなんですよ。「ちょっとお腹が痛い時の挨拶」とか。なんでか分からないんですけど最近流行ってて(笑)。でも最後に「元気な挨拶」で締めると士気も上がって、練習に熱が入るんです。

― ゲームだけど効果もあるんですね。Rainy。さんがリラックスする時間は?

Rainy。:最近はよくお散歩をしています。ただ歩いているだけなんですけど、ランニングしている時には気付かないようなことで気持ちがほんわかするんです。例えば道端に咲いている小さなお花を見つけたり、木に止まっている鳥を見つけた時とか。

― 雨が好きなRainy。さんですが、梅雨時期もお散歩したり?

Rainy。:お散歩よりは、しとしと降る雨の音を部屋の出窓から聞くのが好きなんです。気持ちが落ち着くというか。ただ梅雨は髪の毛がいうことをきいてくれなくなるので、それだけが難点ですね…(笑)。

― 湿気が(笑)。それでは最後にRainy。さんの「夢を叶える秘訣」を教えていただけますか?

Rainy。:私の中では2つ「夢を叶える秘訣」があって、1つは「無我夢中」だったり「やりとげたい」という気持ちを持つこと。「ME」の歌詞にも書いているように、無理だと言われてもがむしゃらに頑張ることを大切にしています。2つ目は目標を口にすることです。「何日までにこれをやります」と周りに言えば、周りの人も見てくれるし、自分も後に引けなくなる。そうすることで、「ここまでにこれをしなきゃいけないから、今日はこれをする」と具体的な目標が見えてくる。私は漠然とした目標を立てるのが苦手なので、近い目標を立てながら夢に向かっています。

― いつかはグローバルで活躍できるように。

Rainy。:そうですね。グローバルなアーティストの先には人の役に立ちたいという思いもあるので、今は勉強をすることで自分ができることを探しています。

― まずは知るところから。

Rainy。:はい。「そもそもグローバルなアーティストってなんだろう」と考えた時に、自分から色んなことにチャレンジしていった先で、世界中の方から認められた姿なんじゃないかなと思って。そんなアーティストになるためには様々なことに興味を持ち、まずは自分で調べてたくさんのことを吸収しないといけないなと。Rainy。2年目はもっともっと成長した姿をおみせしたいです!

― ありがとうございました。

Rainy。(C)モデルプレス
(modelpress編集部)[PR]提供元:B ZONE

1stアルバム「Rainy。UNIVERSE」

01 ...and Rescue Me(読売テレビ・⽇本テレビ系全国ネット⼟曜よる6:00放送「名探偵コナン」エンディングテーマ)
02 Rain your World
03 Teenager (TBS系「よるのブランチ」5⽉6⽉エンディングテーマ)
04 素直になれたら
05 Find the truth(アニメ「名探偵コナンゼロの⽇常」エンディング主題歌)
06 Freeze
07 All or Nothing(TGC 2022 公式応援ソング)
08 Live it Up
09 ME
10 絆炎-Symphonic Style- ※ストリーミング配信なし
[Bonus Track] 絆炎(Nintendo Switch™⽤ゲームソフト『ファイアーエムブレムエンゲージ』エンディング主題歌)※ストリーミング配信なし

初回限定盤
通常盤
【初回限定盤】
CD+グッズ 3,850円+税
<グッズ>
Rainy。&サニまるアクリルキーホルダー

【通常盤】
CD+動画視聴⽤QRコード 2,750円+税
<動画>
「…and Rescue Me」MVメイキング&インタビュー
(約6分/視聴期限:2028年6⽉28⽇)

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 14歳の歌姫・Rainy。「名探偵コナン」主題歌で会場一体のパフォーマンス<TGC teen 2022 Tokyo>

    モデルプレス

  2. セルフプレジャーからスキンケアまで。乳酸菌由来成分配合の潤滑ローション発売!

    マイナビウーマン

  3. 【義母の罠】嫁の“食事は抜き”!?義母の言葉に従っていたら…⇒『これ、食べた後だよね』義母の言葉に騙された…!

    愛カツ

  4. 気づいて!奥手男性の「さりげなさすぎる好きサイン」4つ

    Grapps

  5. 【社会人カップル】会えないときも愛が深まる3つのコツ♡

    愛カツ

  6. 女『あなたのことが忘れられないの』夫を口説く元カノの図々しさに妻が激怒!?⇒断り切れない夫に妻が物申す!

    Grapps

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」

    モデルプレス

  2. 02

    “怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】

    モデルプレス

  3. 03

    クォン・ウンビ、ソロ活動で感じたIZ*ONEへの感謝「11人と出会って私の人生は始まった」日本映画初ヒロインでの“大きな壁”明かす【「スマホを落としただけなのに ~最終章~」インタビュー】

    モデルプレス

  4. 04

    テレ東・田中瞳アナの転機になった、さまぁ~ずの“ある言動”

    モデルプレス

  5. 05

    “奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】

    モデルプレス