齊藤なぎさ「明日カノ」ゆあてゃは自らメイク こだわり徹底解説「一番ゆあになれる」ポイントとは<インタビュー後編>
2023.05.02 19:00
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女優の齊藤なぎさ(さいとう・なぎさ/19)が、5月2日より放送の新ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」(MBS:毎週火曜24:59~/TBS:毎週火曜25:28~)特別編にて再び地雷系女子“ゆあてゃ”ことゆあを演じる。モデルプレスでは、齊藤にインタビューを実施し、自前メイクで臨んだという“ゆあてゃフェイス”の作り方や役柄との共通点について明かしてもらった。<後編>
「明日、私は誰かのカノジョ」
原作は、2019年よりスマートフォン・PC向けマンガ配信サービス「サイコミ」にて連載中、『第68回小学館漫画賞』を受賞し、累計500万部を突破している人気漫画「明日、私は誰かのカノジョ」(をのひなお/サイコミ)。“登場人物たちのリアルすぎる心理描写”が話題となった同作の続編として原作の「洗脳編」、「What a Wonderful World編」が実写化。現代社会に生きる女性のリアルな生き様に、“つらくてもつい観てしまう…”「明日カノ」の沼が再び戻ってくる。
ゆあてゃは、新宿・歌舞伎町でホストクラブに通う地雷系女子。担当ホストに対して罵声を浴びせるなど感情を爆発させる演技も話題を呼んだが、今回はエピソード0として狂気を帯びる”ゆあてゃ”が形成されるまでの物語が実写化される。
齊藤なぎさの思う“ゆあてゃの魅力”
― ゆあの好きなところ、魅力的だと思うポイントを教えてください。齊藤:原作を読んでいたときからゆあちゃんのことが大好きで、弱い部分と芯の強さがあるところが好きなんです。もし私があの状況に置かれたらもう生きていけないと思うのに、ちゃんと地に足をつけて生きているところもかっこいいですし、自分の気持ちを伝えてからはっきり諦めて、未練タラタラにならないところも魅力的ですよね。ゆあちゃんのようにかっこ良く、強くなりたいと思います。
― ご自身と重なる部分はありますか?
齊藤:人から愛されたい気持ちの強さは似ています。自分も好きな人を異様に深く愛すんです(笑)。その分愛して欲しくて見返りを求めちゃうのでそこは似ています。あとは、ゆあちゃんを演じているときは役が抜けきらないのか、人に対して「連絡返してよ」と少し重たくなるんです。でも友達にも「ゆあだよね」と、役が抜けきれていないのがバレているんですよね(笑)。
齊藤なぎさ、ホストにハマる可能性は?
― ゆあのようにホストにハマる可能性は感じますか?齊藤:なりそうですよね(笑)。誰かにハマったら抜け出せないんですよ。誰かのファンをしていても長く応援しちゃうし、友達とも仲良くなったら長いですし、貢いじゃうんです(笑)。仲良しの友達のためなら何でもしてあげたいから、例えば夜に泣いて電話してきたら、タクシーで行って慰めたり友達の家の掃除をしたりすることもあります。そういうところは尽くしたがりな体質だと思うので、ハマりやすいと思います。
齊藤なぎさ、“ゆあてゃ”は自らメイク こだわり明かす
― ファンの方でゆあのメイクやファッションを真似される方も多いと思います。齊藤:真似してくれるファンの方もいらっしゃったんですが、元々そういう感じの方が多かったんです。街中でゆあちゃんのようなタイプのファッションの子は、私と出会うと「ゆあてゃの子ですよね?」と必ず声をかけてくれます!でも私は普段通りの服を着ているので「あなたの方がゆあてゃだよ(笑)!」という感じなんですけど、すごく嬉しいですね。
― ゆあのメイクで一番大事にしているポイントを教えてください。
齊藤:シーズン1のビジュアル撮影のときは自分のメイクではなかったんですけど、シーズン1の初回から目元だけ自分でやらせてもらう形になったんです。赤のラインを下目尻から上まぶたに繋がるように引くのがポイントで、それがあるのとないのとではゆあの完成度が違います。このラインをめちゃくちゃ自分で勉強したのですが、ここを引くことで一番ゆあになれるんじゃないかなと思います。
アイシャドウにはとにかくピンクと赤を使っていました。赤のアイラインに合わせて、とにかくピンクのラメを塗って、そこに少し赤っぽいものを塗ることが多かったです。ぴえん感を出していました。
― カラコンにも注目が集まっていました。
齊藤:エンジェルカラーバンビシリーズのクリームピンクを使用していました。やっぱりカラコンを付けるだけで結構変わるのでとても大事だと思います。
― 齊藤さんと言えばパッチリとしたまつ毛も注目を集めていますが、まつ毛へのこだわりは?
齊藤:まつ毛に関しては普段から生やすように心がけています。まつ毛美容液を毎日つけて、まつ毛パーマにも1ヶ月に1回は通ってカールをキープしています。
― ベースメイクで意識したことはありますか?
齊藤:白浮きするぐらい青白くするように作っていました。チークは普段よりは控えめで、青みっぽいチークを少しつけるぐらいですけど、血色がほぼないぐらいの感じにしたいんです。目元とリップだけ濃くすることがポイントで、最後の方は自分で全部メイクしていました。
齊藤なぎさ、ゆあてゃのヘアスタイル&衣装に変化
― ヘアスタイルでのこだわりは?齊藤:シーズン2は下ろしたスタイリングが多いんですが、1はツインテールが多いです。ぴえんになる前となった後で変化があります。
― 衣装にもシーズン1とシーズン2で変化があったのでしょうか?
齊藤:シーズン2の衣装は厨二病感のあるロックっぽいテイストから量産型になって、最後に地雷になっていく3つの過程があるのでそこに注目して欲しいです。
― では最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
齊藤:この作品は共感できる部分がすごく多いです。自分がその状況に置かれていなくても「この気持ち一緒だな」と思う場面がすごく多いので「明日カノ」は一番今の人たちの心にフィットするものだと思っています。
原作のファンの方もそうですし、前回のドラマを観てくださった方もそうですが、監督がすごくこだわって全てを忠実に再現してくださっています。だからこそ、誰が見てもきっと引き込まれるし、シーズン2から観ても、シーズン1が観たくなるような作品だと思うんです。最近私のファンになってくださった方が観てくださったら、私の新たな一面も知ってもらえるんじゃないかなと思うので、どんな人にも観てほしいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
齊藤なぎさプロフィール
2003年7月6日生まれ、神奈川県出身。2017年に=LOVEのメンバーとして活動を開始し、同年9月に「=LOVE」でメジャーデビュー。ファンからは“なーたん”の愛称で親しまれ人気を誇り、SNS上ではファンのみならず「可愛すぎる」と度々バズるなど、ビジュアルで話題を集めた。2023年1月にグループを卒業し、現在は女優として活動。ABEMAオリジナル恋愛番組「オオカミには騙されない」シリーズの最新作「花束とオオカミちゃんには騙されない」にも出演し、7月7日公開の映画「交換ウソ日記」にも出演するなど話題を集めている。ドラマイズム「明日、私は誰かのカノジョ」特別編あらすじ
「一番嫌いなモノ、田舎」ゆあ 高校3年、春。
なぜ彼女は田舎を憎むのか。なぜ彼女は家を憎むのか。なぜ彼女は歌舞伎町に辿りついたのか。
【Not Sponsored 記事】