乃木坂46井上和、グループ加入数ヶ月で感じた“重み”「感情が追いつかなかった」時期を乗り越え得たもの<「乃木撮」インタビュー>
<乃木坂46メンバー同士で撮影したオフショット写真集「乃木撮(のぎさつ)」の第3弾「乃木撮VOL.03」(2023年1月24日発売/講談社)インタビュー>
2022年、5期生として乃木坂46に加入した井上和(いのうえ・なぎ/17)。初の5期生楽曲「絶望の一秒前」ではセンターに抜擢され、17歳らしからぬ"女王感"や圧倒的な表現力が大きな話題となった。新ミューズとの呼び声も高い彼女だが、加入当初は「感情が追いつかなかった」時期もあると話す。井上が悲しみを乗り越えられた理由、そして常に隣で寄り添ってくれたメンバーとは?
井上和の悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、井上さんがこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。井上:乃木坂46に加入してから1番辛かった時期は、日産スタジアムで開催した「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」直後の6月~7月くらいの期間です。加入からわずか2ヶ月くらいの私たちが、乃木坂46の10周年を飾る大切な舞台に立たせていただいて、さらに5期生の楽曲を披露させていただいて…。私は5期生を代表して話す場面も任せていただいたのですが、大きすぎる舞台だったこともあってなかなか感情が追いつかなかったんです。
ライブが終わってから1ヶ月後くらいに実感が湧いてきたのですが、その分6月~7月あたりは心にぽっかり穴が開いたような感覚になってしまって。同期のメンバーから「あのときの和には話しかけられなかった」と後になって言われるくらい、感情が上手く整理できずに周りともあまり喋ることができませんでした。
― 井上さんは、初の5期生楽曲「絶望の一秒前」でセンターを務めていた分、人一倍プレッシャーがあったのではないでしょうか。
井上:重みのようなものは感じていました。でも、その時期に支えてくれていたのが、さっちゃん(菅原咲月)。かしこまって相談をしていたわけではないですが、「今ちょっとこれが苦しい」とつぶやくと、私をすごく肯定してくれたり、欲しい言葉をかけてくれたりするんです。
さっちゃんは、私が1人でいたりときには1人でいさせてくれるし、私がボロボロになっているときは強くあってくれる。私だったら、メンバーが落ち込んでいたら一緒にボロボロになることしかできないかもしれないけれど、そういうさっちゃんの姿にすごく刺激を受けて「私もそうでありたい」と考えるようになって、7月後半からスタートした「乃木坂46 真夏の全国ツアー2022」は気持ちを切り替えることができました。
井上和の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、井上さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。井上:「夢を叶える秘訣」とは違うかもしれませんが、私はこの2~3ヶ月「口角を上げる」ことを意識するようになってから、より前向きに頑張れるようになった気がします。グループに加入してから実力不足で悔しい思いをすることも多かったのですが、そこで自分自身を責めてしまうと余計に落ち込んでしまうことに気づいて。口角を上げて笑っていると、たくさんメンバーが話しかけてくれたり、自分も楽になったりするので、夢に向かって頑張る上で「笑う」ということは大切なのかなと思います。
― 笑顔を意識し始めたタイミングには、大きな壁にぶつかるような出来事があったのでしょうか?
井上:ちょうど「真夏の全国ツアー2022」が終わったくらいの時期で、自分のできないことが明確になったタイミングだったんです。当時の私は1度「ダメかもしれない…」と考え始めたらどんどんマイナス思考になってしまっていたのですが、周りのメンバーを見たらみんないつも笑顔で頑張っていて、その姿が本当にかっこいいなと感じました。「私の好きな乃木坂の姿はこれだ」と改めて思ったので、今後も笑顔で頑張り続けたいと思います。
― 素敵なお話、ありがとうございました!
(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
乃木坂46オフショット写真集「乃木撮」
同作は2017年2月から写真週刊誌「FRIDAY」に連載されている「乃木撮」をまとめたもの。メンバー全員がカメラマンとなり、お互いの赤裸々な素顔を撮影する名物企画だ。美味しそうにご飯をほおばる姿や、楽屋でうたた寝する寝顔、メンバー同士でじゃれあう様子など、普段のグラビアでは見られない一面が見所となっている。井上和(いのうえ・なぎ)プロフィール
2005年2月17日生まれ、神奈川県出身。身長は156cm、血液型はB型、星座はみずがめ座。2022年に乃木坂46・5期生としてグループに加入。初の5期生楽曲「絶望の一秒前」でセンターに抜擢され、17歳らしからぬ"女王感"や表現力が大きな話題に。今後の活躍に大きな期待が高まっている。もっと詳しくみる
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