乃木坂46久保史緒里が加入直後に乗り越えた“悲しみ”「時間をかけて乗り越えていくしかなかった」支えとなった先輩からの言葉<「乃木撮」インタビュー>
2023.01.25 18:00
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<乃木坂46メンバー同士で撮影したオフショット写真集「乃木撮(のぎさつ)」の第3弾「乃木撮VOL.03」(2023年1月24日発売/講談社)インタビュー>
1期生と2期生が続々と卒業し、現在転換期を迎えた乃木坂46。3期生の久保史緒里(くぼ・しおり/21)は、グループを先導する存在の1人。モデルプレスでは、彼女がこれまで乗り越えてきた多くの壁や、後輩へ繋いでいきたいと語る「夢を叶える秘訣」に迫った。
久保史緒里の悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、久保さんがこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。久保:乃木坂46に加入してすぐに乗り越えなければいけなかった壁が、グループ恒例の舞台「プリンシパル」(※)でした。2幕に出られるかは直前までわからないので、自分が辛かったことはもちろん、地方から家族や友達が観に来てくれた公演で選ばれず、泣いているメンバーの姿もたくさん見ました。「プリンシパル」の過酷さや辛さは、グループ活動で1番最初に感じた“悲しみ”だったと思います。
― その“悲しみ”を、久保さんはどのようにして乗り越えることができたのでしょうか?
久保:今になって振り返ると、とにかく自分自身に「いつかこの経験が絶対に活きる日が来る」と言い聞かせ続けたことが大きかったのかなと思います。当時は加入したばかりで何もわからなかったので、「この経験は無駄にならない」と無理やりでも言い聞かせて、時間をかけて乗り越えていくしかなかったんです。
― 同期がライバルになる舞台だからこそ、自分で言い聞かせるしかなかったんですね。
久保:もう己との戦いでしたね。でも、そういうときは先輩方の力がすごく偉大でした。「舞台に選ばれる、選ばれないにかぎらず、ちゃんと見ているよ」といった言葉を何度も伝えてくださっていたので、本当に心強かったことを覚えています。
※乃木坂46では、新メンバーの“登竜門”として舞台「プリンシパル」を上演。久保が参加した2017年開催「3人のプリンシパル」では、第1幕のオーディションを経てから幕間に行われる観客の投票によって、第2幕のミュージカルの出演者と配役が決まる過酷な公演となっていた。
久保史緒里の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、久保さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。2022年11月のインタビューでは「諦めずに思い続けること」とお話されていました。久保:前回は個人でのお話をさせていただいたので、今回はグループとしての「夢を叶える秘訣」を挙げるとするなら、メンバーを信じることだと思います。グループで活動していると個人個人で色々なことを乗り越えなければいけない瞬間がありますが、それを1番身近で見ているのはメンバーですし、1番自分の気持ちを理解してくれるのもメンバーだと思うんです。
大変なときは周りが見えなくなってしまうこともありますが、先輩・後輩の域を超えて“メンバーを信じる”という気持ちは後輩のみんなにも忘れないでいて欲しい。そうしたら、きっとみんなでもっと高いところに行けるんじゃないかなと思っています!
― 素敵なお話ありがとうございました。
(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
乃木坂46オフショット写真集「乃木撮」
同作は2017年2月から写真週刊誌「FRIDAY」に連載されている「乃木撮」をまとめたもの。メンバー全員がカメラマンとなり、お互いの赤裸々な素顔を撮影する名物企画だ。美味しそうにご飯をほおばる姿や、楽屋でうたた寝する寝顔、メンバー同士でじゃれあう様子など、普段のグラビアでは見られない一面が見所となっている。久保史緒里(くぼ・しおり)プロフィール
2001年7月14日、宮城県出身。血液型はO型。星座はかに座。身長は161cm。『Seventeen』の専属モデル。2016年、「乃木坂46 3期生オーディション」に合格してデビュー。20thシングル『シンクロニシティ』にて初の選抜メンバーに。2021年には『クロシンリ 彼女が教える禁断の心理術』で連続ドラマ初主演に抜てきされたほか、舞台「夜は短し歩けよ乙女」で初W主演、2022年2月より『乃木坂46のオールナイトニッポン』でメインパーソナリティーを務め、更には現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演が決定しているなど、あらゆるフィールドでの活躍を見せている。
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