学芸大青春、ついに素顔公開で話題に!顔出しの本音&次に目指す場所とは<「ふたり」インタビュー>(C)モデルプレス

学芸大青春、ついに素顔公開で話題に!顔出しの本音&次に目指す場所とは<「ふたり」インタビュー>

2022.11.23 12:00

現実世界とメタバースを行き来するボーイズグループとして注目を集めている学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)(※青春=フランス語でジュネス)。これまでは顔出しをせずに活動してきたが、活動開始3周年となる9月からついに素顔を公開した。モデルプレスでは顔を出すことへの本音から、彼らが次に目指す先について聞いた。

ついに素顔を公開した学芸大青春

(左から)内田将綺、南優輝、仲川蓮、相沢勇仁、星野陽介(提供写真)
学芸大青春は、相沢勇仁・内田将綺・仲川蓮・星野陽介・南優輝の5人が、リアルに存在する本人の生身の姿と、イラストレーター・冨士原良氏が彼らの内面的魅力を反映してデザインを手掛けたキャラクターの姿の2つの姿を自在に駆使して現実世界とメタバースを行き来する独創的な活動スタイルが特徴の本格派ダンス&ボーカルグループ。

(左から)内田将綺、南優輝、仲川蓮、相沢勇仁、星野陽介(提供写真)
これまで生身で活動する時はサングラスやゴーグルで素顔を隠してきたが、9月23日の3周年記念ライブ以降、すべてのコンテンツにおいて顔を出して活動。先日公開された「ふたり」のMVは、グループ初となる全編にわたって素顔を出したMVとなっている。

学芸大青春、素顔公開の本音とは

― 3周年記念ライブ(9/23大阪・10/8東京)は顔を出しての開催となりましたが、いかがでしたか?

陽介:超楽しかったです!

優輝:小学生の作文みたいな感想だな。

全員:(笑)。

陽介:当たり前ですけど全然違いました。中学生から高校に入る時って新しい世界に感じるじゃないですか。まさにそんな感じです!

優輝:それくらい新鮮だったということだと思います(笑)。

陽介:やっていることは今までと同じはずなのにステ―ジも、見える景色も違って感じました。

将綺:僕はライブを終えて映像を見返したときに感じたんですけど、本当に表情って大切だなと感じました。ダンスパフォーマンスって立ち位置がかなりシビアで、メンバ―を見ながら踊ったりすることが癖になっていて。なので後から映像観たら、自分が横を見たり下を見てパフォーマンスしているのをすごく感じて。

優輝:目元が見えていない時は、僕たちがどこを見ているかファンの方にはわからないしね。

将綺:そう。本番はすごく楽しかったんですけど、冷静になって動画を見返したらすげぇ恥ずかしかったですね。

優輝:ただファンの方と“目が合う”とお互い認識するのは初めてなので、すごく新鮮でした。今までは目が合っていたとしても、ファンの方には分かってもらえなかったので。でも目が合うことでファンの方の表情が変わったり、パフォーマンスで伝えたい思いもより伝わっているように感じます。ファンの方の表情が変わることで、自分のパフォーマンスにも更に思いを込めることができ、お互いが良い影響を与えているんだなと体感できる初めてのライブでした。その反面、メンバー同士のコミュニケ―ションがいつもより取れなかったなと感じることもあって。一度ステージから下がった時に、陽介が「今日いつもより一体感なくない?」って言ったんです。それは僕も感じていて、初めてのことに集中しすぎて今まで出来ていたことが疎かになってしまったのは課題ですね。

相沢勇仁(C)モデルプレス
― 蓮さんはいかがでしたか?

蓮:ステ―ジ上だと大丈夫なんですが、それ以外だと目が合うのが恥ずかしくて…。目が合ってファンの方が喜んでくれるのは嬉しいんですが、人見知りなのであまり見ないでほしいです(笑)。

優輝:もしかしたら次は蓮だけ仮面かも(笑)。

勇仁:でも純粋にファンの方と目が合わせられるのは嬉しかったよね。ただどうしても将綺が言ったように、パフォ―マンスに集中して目線を前に向けられていないと感じました。スタッフさんが撮っていた確認用の映像を見返してみたら何を考えているのか分からない表情をしていて…。たぶんダンスに集中していたんだと思いますが。大阪公演の時にそれを感じて、東京公演の時はそれを意識するようにしました。もっとスキルを上げてファンの方に喜んでもらえるパフォーマンスがしたいです。

― 顔出しされて少し時間が経ちましたが、周りの反響はいかがですか?また、皆さんの中で変化した部分などもありますか?

将綺:ファンの方の声が温かくてホッとしました。

優輝:僕たちは2次元のキャラクタービジュアルのイメージがあるので、きっとそれを元に3次元の、僕たち自身の顔を想像していたのかなと思います。もちろん僕たちをモデルにして描いてもらっていますが、「似顔絵」ではなく雰囲気や性格を踏まえたものになっているんです。なので「イメ―ジと違う」って言われそうで怖い気持ちもありましたが、ありがたいことにファンの方には良い反応を頂けて、ホッとしています。

優輝:僕たちは2次元のイメージがあるので、きっとそれを元に3次元の顔を想像していたと思います。もちろん僕たちをモデルにして書いてもらっていますが、似顔絵ではなく雰囲気や性格を踏まえたものになっているんです。なので「イメ―ジと違う」って言われそうで怖い気持ちもありましたが、ありがたいことにファンの方には良い反応を頂けて、ホッとしています。

陽介:やっぱりどんな顔かを想像していた方が多くて、「想像通りだった」というコメントがあって嬉しかったですね!それは自分に限らず他のメンバ―が褒められているのを見ると自分のことのように嬉しくて。

将綺:それ、めっちゃ分かる。

陽介:やっぱり僕らは5人で1つのグル―プですから、「蓮君、めっちゃ美形」というコメントを見ると「そうでしょ?」って嬉しくなるんです!

優輝:TikTokでダンス動画を上げているんですけど、今まで僕たちのことを知らなかった方も観てくれるようになって、その時に「どっちの姿も似てる」というコメントがあったんです。僕たちの生身の姿から入ってキャラクターの方を知ってもらえることも増えると思うし、その時に違和感を持たれちゃうとやっぱり寂しいので。

― TikTokは学芸大青春らしい企画もあり面白いですね。

優輝:そうですね。次元を行き来してダンスしたり、共同生活してる寮からの動画っていうのはなかなか無いですよね。

顔出し後、初パフォーマンスMVも公開

― 配信シングル「ふたり」もリリースされましたが、こちらはどのような楽曲になっていますか?

優輝:曲名の通り様々な2人の関係性を思い浮かべながら聴いてほしい楽曲です。僕たちの場合は3次元と2次元のそれぞれの自分自身を思いながら制作した楽曲なのですが、聴く方によって“2人の関係性”が男女の友情の方もいると思うし、恋人という方もいると思います。もしかしたら家族の方もいると思うし、聴く方によって内容の変わる面白い楽曲だと思います。

― ちなみにメンバーの皆さんは、この楽曲を聴いたとき誰を思い浮かべましたか?

勇仁:自分は女性のことを思って歌っています。具体的に誰というわけではないですが、1人を思い浮かべるというよりは“男性と女性”という関係性をイメージしました。その関係性は恋人ではないけど、友達とも違う。「友達以上恋人未満」というような曖昧な関係性を自分は感じました。

優輝:僕はメンバ―との関係性がしっくりきた楽曲です。「温かくて月みたい」という歌詞があるんですけど、自分達のやりたい音楽をやるために一緒に住んで同じ夢を追っている“仲間”という関係性に近いのかなって。僕たちは仲間でもあるけどライバルでもあって、口に出さなくてもお互いを支えあっているメンバーの関係性は月のようだなって思いました。

将綺:僕も優輝と同じ意見ですね。メンバーの関係性に近いと感じました。

陽介:僕は特定の誰かというわけではなく、広く解釈しています。勇仁が言ったような女性でもあり、優輝と将綺が感じたメンバーでもあって。聴く方の解釈を狭めないように、あえて特定をせず歌うようにしました。

蓮:僕は実家の犬です。2番に「言葉にしなくても わかるしわかられちゃうし」という歌詞があるんですけど、そんな関係性が近いなって。犬は話すことはできないけど、お互いにすごく分かり合えるなという瞬間があるんです。

優輝:その発想はなかった!ペットを飼ったことがある方は、そう感じるのかもしれないですね。


― 様々な関係性に当てはまりそうですね。MVの撮影も終了しているとのことですが、どのような内容になっていますか?

優輝:振り付けをダンサーのKAITAさんにしていただきました。メンバーみんな憧れのすごい方で、そんな方が振り付けしてくれたダンスを“魅せる”ようなMVになっています。実は僕たちもまだ完成したMVは見ていないんです。(10月中旬インタビュー)

※ここでMVのラフを観ることができることに

勇仁:自分達もまだ観ていないので緊張する!

<MVラフ視聴中…>

優輝:MVのコンセプトは知っていましたが、僕たちの3次元と2次元の関係性が自然に混ざり合っているMVで感動です!

勇仁:今までも2次元と3次元を行き来するMVは撮ってきましたが、いざ顔を出してダンスパフォーマンスをするMVは初めてだったので新鮮ですね。「グッデイ・バッデイ」のMVでも顔を出していますが、ダンスパフォーマンスはしていませんでした。2次元と3次元が共存しているのは感慨深かったし、新しい領域で表現できたんじゃないかなと感じます。

優輝:そうだね。3次元の自分が2次元の自分を意識しているMVは今までなくて、曲名の「ふたり」とあるようにお互いがお互いを意識して、僕たちの内面を表現しているようなMVに感じました。

― 顔が出てのパフォーマンスですが、特に意識したことなども?

優輝:やっぱり表情ってすごく重要なんだなとMVを観て感じました。目が出ていないとなんとなく全体の振りやダンスに注目がいくんですけど、顔が出ていると逆にダンスよりも表情に目線がいくのかなと感じます。

星野陽介(C)モデルプレス
― 10月には「グッデイ・バッデイ」もリリースされています。こちらはどのような楽曲になっていますか?

優輝:生きていく上で良い日と悪い日は必ず訪れると思います。何もかもうまくいく日があれば、どうしたってテンションが上がらない日もある。そんな辛いと感じる時に聴いてほしい曲です。中には「頑張れ」と強く背中を押す曲もありますが、「グッデイ・バッデイ」は失敗も時間経てばいつか笑い話になるし、失敗しても開き直ればいいと肯定するような楽曲になっています。僕は生真面目なので、「そういう考え方もありだな」と歌詞に感銘を受けました。

陽介:頑張りすぎちゃう方に刺さるんじゃないかなと感じます。頑張りすぎちゃう人って相談するのが苦手だったり、自分の中にため込んじゃうことってあると思うんです。悪い日があったとしても、歌詞にもあるように「ただツイていないだけ」と、そっと寄り添ってあげるような楽曲だと思います。

優輝:僕は失敗すると落ち込むし、でも失敗を恐れて尻込みする自分もいて。でも「失敗したっていいじゃん」という気持ちでいいと、背中を押してもらえた楽曲です。

― 「グッデイ・バッデイ」のMV撮影はいかがでしたか?

勇仁:この時はまだゴーグルで目を隠して踊っているんですけど、やっぽり踊りにくかったです(笑)。なので「ふたり」の時はめちゃくちゃパフォーマンスしやすかったですね。ゴーグルをずっとしていると頭も痛くなってくるんですよ。ようやく解放されました(笑)!

将綺:これまでは次元を行き来するツ―ルとして捉えていましたが、今では頭痛の種としてネタになっています(笑)。

共同生活で意外な関係性も?

― 現在みなさんは共同生活をされていますが、一緒に生活している中での他メンバーのエピソードなどを教えてください。

陽介:クレ―ムになっちゃうんですが、深夜の1~2時頃に歌声が聞こえてきたことがあって。「こんな時間に何してんの?」とよく聞いてみたら勇仁で迷惑だからって注意したこともあるんですよ。でも勇仁はマイペースで(苦笑)。

勇仁:夜に限らず歌いたくなっちゃうんですよ。逆に言わせてもらうと陽介も歌声聞こえますから。ただ俺も歌っちゃっているから指摘はしないです。お互いさまですね。

優輝:こんな喧嘩をしょっちゅうリビングでしています(笑)。一緒にいる時間が長いので、もう兄弟みたいな感じで過ごしていますね。

将綺:僕も勇仁のことなんですけど、歌はうるさいのに生活音が全くしないんですよ(笑)。足音も聞こえなくて、僕が料理を作っていると、気付いたら真後ろにいたりしてびっくりするんです。いるなら声かけてほしいですね。

勇仁:俺からしたらどうしてそんなに驚くかわからないんですよ。特に優輝は毎回ビビるんですよ。もちろん驚かそうとしているわけではないから申し訳ないなって(笑)。

― そんな優輝さんはいかがですか?

優輝:僕はドッキリをするのをやめてほしいです(笑)。特に蓮と陽介にめちゃくちゃドッキリを仕掛けられるんです。僕の部屋にも気付いたらいるし。この前は僕の部屋の窓の鍵をいつの間にか開けていて、部屋にいるときに突然窓から入ってくるんです。「え!なんで!」ってなるじゃないですか。その他にもベッドの下に隠れていたり、お風呂上りで全裸の時にドッキリを仕掛けてきたり、時には隠しカメラを置かれててそれをTikTokの動画にされたりして…。

蓮:リアクションがすごくいいんです。

陽介:優輝はすごい驚くので面白いんです!

優輝:一緒に住んでいるので、いつドッキリを仕掛けてくるかもわからないので気が抜けないんです…。

南優輝(C)モデルプレス
― 蓮さんいかがですか?

蓮:クレームではないんですが、陽介の部屋から寝言がたまに聞こえてくるんです。部屋が隣で、ベッドが壁越しで隣合っているので声がよく聞こえるんです。夜中に声が聞こえるなと思ったら寝言を言っていて、結構はっきりと喋るんです。

陽介:寝言で何を言っているのか気になってアプリで録音したこともありました。

優輝:寝言で「最近将綺のファン多くね?」と言ってたこともあって、あれはみんなで笑いました(笑)。

― そんなにはっきりと(笑)。寝言と会話が始まっちゃうこともありそうですね。

蓮:起きている時は普段から壁越しで会話したりするんです。

陽介:そうそう!朝起きたときに蓮がまず「フ―ッ!」て言ってくるので、俺も起きてるよという意味を込めて「フ―ッ!」って言って、何度か言って飽きたらやめます。

― 独特なやり取りですね(笑)。勇仁さんはいかがですか?

勇仁:特定の誰かではないんですが、共同生活をしていると問題が起こることもあって、「これ誰がやった?」みたいになるんです。そういう時はだいたい俺が疑われます。

優輝:確かに(笑)。

勇仁:もちろん違う場合は否定するんですよ。まぁ今まで色々と迷惑をかけてきて、それの積み重ねで疑われちゃうんですけどね。ただ、この中にしめしめと思っているメンバーがいるんですよ。

将綺:人狼ゲ―ムだ(笑)。

内田将綺(C)モデルプレス
― (笑)。最近はトラブルなどもありましたか?

将綺:夏にリビングのエアコンが動かなくなりました…。入居してからちゃんとした掃除を1回もしていなくて中がすごいことになっちゃってて…。リビングで部屋干ししたり、キッチンから近いのでその油が気付かないうちに付着していたらしいです。

陽介:業者さんに頼まないといけないレベルで汚れていて掃除してもらったんですけど、「菌を振りまいているようなものなので、このままにしていたら病気になりますよ」と言われちゃいました…。

優輝:それから反省して半年に1回は大掃除しようとなりました!

― 病気になる前に気づいて良かったですね…!学芸大青春としては顔を出しての新たなスタートとなりましたが、今後みなさんが新しくチャレンジしてみたいことはありますか?

優輝:僕は以前出したミニアルバムのソロ曲(「Chilling Day」)で初めてリリックを書いたんです。今後はグループの曲でもラップを書いてみたいと思っています。それとフリースタイルラップにも挑戦したいと思い、今修行中です。やっぱりラップ担当とラッパーは全然違うと思っていて、自分のバックボ―ンや考えを即興で言葉にできるのはかっこいいなって。ただのラップ担当ではなく、自分の言葉でラップができるようにフリースタイルを練習しています。

蓮:僕も楽曲制作をこれからも続けていきたいなと思っています。それとピアノをずっとやっているので、ピアノの弾き語りがライブで出来たらいいなと考えています。

将綺:僕はバイオリンをやりたいです。

陽介::本当かよ!

将綺:すいません、冗談です(笑)。自分も優輝や蓮と同じで、自分の楽曲を作ってみたいと思っています。今は頂いている楽曲を自分なりに表現することがメインになっていますが、優輝がラップで例えたように自分の世界や考え、想いみたいなものをライブで披露してみたいです。自分は元々ボーカリストを目指して上京したというのもあり、最近、その頃の作詞ノートが部屋から出てきて、自分の活動に活かせたらなと考えています。

陽介:僕はダンスだけで魅せるパフォーマンスがしてみたいなと思っています。特に僕と優輝はダンスが好きで、例えばライブの演出として2人でダンスブレイクの時間があったらもっと盛り上げられるんじゃないかなって。ライブや表現の幅をダンスでもっと広げられたらなと思っています。

勇仁:自分はギタ―の弾き語りに挑戦してみたいですね。高校時代にバンドを組んでいたんですけど、その時はギターボーカルをしていました。最近アコースティックギターを弾いたりもしていて。いつかパフォーマンスに繋げられればなと思っています。

― 蓮さんのピアノとアコースティックギターのセッションなどできそうですね!

陽介:あとバイオリンもあります。

優輝:あれ冗談だから!

全員:(笑)。

仲川蓮(C)モデルプレス

学芸大青春が悲しみを乗り越えた方法

― 顔を出して新たなスタートを切った学芸大青春ですが、これまでに辛い経験もされてきたかと思います。最後に今までの人生の中で「怒り・不安・悲しみ」を乗り越えたエピソードがあれば教えてください。

勇仁:今思い返せば辛いことや大変なことはたくさんありました。自分達の思うようにファンを増やせなかったり、YouTubeやTikTokを撮っていても「このままで本当に大丈夫なのか」と不安になることもありました。ただ自分達が主催しているツアーや外部のイベントなどでライブをする時に、応援してくれるファンの皆さんの顔を見るたびに頑張って良かったと思います。実際にライブで顔を見たり、ライブに来れなくてもコメントをくれたりすると、「これからも頑張ろう!」と活力をもらえます。顔を出すことも不安はありましたけど、何より応援してくれるファンのためならと頑張ることができます。

陽介:最近の話なんですが、「顔を出す」「顔を出さない」という話ですごく悩んだんです。最初は自分達の音楽をいろんな方に知ってもらい、僕たちの内面や音楽を好きになってもらってから顔を出そうという目標で活動していたんです。でもなかなか音楽を広めることが出来ず、上手くいかない時期が続きました。このまま終わるのかなと思うこともあって、それなら顔を出すことにも意味があるのかなって。色々と話し合って、やっぱり今の5人で音楽を続けたいと再認識するきっかけにもなったし、音楽で売れたいという気持ちも強くなりました。

将綺:2次元のキャラクター姿をメインで活動している時のことなんですが、この生身の姿を見てもらえていない状況だと自分のすべてを知ってもらえていないと感じていたんです。3次元の自分と2次元の自分に心理的な距離を感じていて、声が僕だったら動きは他の人でもいいんじゃないかとも思うことがありました。「みんなが応援しているのは2次元だけなんじゃないか」と余計なことまで考えてしまって。でもそんな時にメンバー5人と寮で他愛も無い話をしている時に「ずっとこの光景を見ていたい」と急に思ったんです。仕事もそうだしプライベートで一緒にいるのを想像するとこれからも続けていきたいと思えるし、僕が頑張ってこれたのはメンバー4人の存在が大きいと感じます。

学芸大青春(C)モデルプレス
蓮:僕たちが元々やっていたダンスミュージックにピアノの音色を取り入れる“ピアノダンス”を今年の初めから取り入れることになったんです。そこから楽曲制作に関わらせてもらうようになり、最初は嬉しかったけど、その反面責任やプレッシャーをすごく感じていました。「良いものを作らないと」と自分を追い込んでプレッシャーに押しつぶされそうになった時期もあって。でもツアーでファンの方に披露した時の楽しそうな顔や、メンバーの顔を見ているとプレッシャーはあるけど「もっと良いものを作ろう」とモチベーションに繋がりました。

優輝:学芸大青春に入りラップをするようになってから1年くらいは本当に苦しい思いをしていました。最初はラップのことも全然知らなかったし、好きにもなれなかったんです。出来上がった作品を聴いても、「これが正解なのかな」と良し悪しもわからない状況で。「このグル―プに俺がいる意味ってなんだろう」と考えてしまう時期もあったんですけど、「あのラップは優輝じゃないとできないよね」とか「消去法で優輝がラップをやっているわけじゃない」とメンバーが言ってくれることもあって、まだひよっこだけど「自分らしさ」があると思うようになれました。ファンの方も「優輝君のラップ良かった」と言ってくれることもあり、少しずつラップが好きになることができたんです。もっとラップがうまくなりたいと思えるほど好きになれたのは、認めてくれるメンバ―やファンの方がいたからだと感じます。

― ありがとうございました。

学芸大青春(C)モデルプレス
(modelpress編集部)[PR]提供元:VOYZ ENTERTAINMENT

メンバープロフィール

・相沢勇仁(あいざわ・ゆうと)
生年月日:02.12
星座:みずがめ座
血液型:AB
出身地:埼玉県
身長:174cm

・内田将綺(うちだ・まさき)
生年月日:05.09
星座:おうし座
血液型:O
出身地:愛知県
身長:178cm

・仲川蓮(なかがわ・れん)
生年月日:12.03
星座:いて座
血液型:ひみつ
出身地:広島県
身長:174cm

・星野陽介(ほしの・ようすけ)
生年月日:02.02
星座:みずがめ座
血液型:A
出身地:東京都
身長:173cm

・南優輝(みなみ・ゆうき)
生年月日:03.31
星座:おひつじ座
血液型:A or O
出身地:神奈川県
身長:171.5cm

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