モデルプレスのインタビューに応じた櫻坂46/大園玲、小林由依、尾関梨香(C)モデルプレス

櫻坂46尾関梨香・小林由依・大園玲、改名後に見えた“課題”「グループのカラーが壊れてしまう」不安を乗り越えられた理由<「As you know?」インタビュー>

2022.08.03 17:00

2020年10月に欅坂46から改名し、新たな歴史を刻んできた櫻坂46。彼女たちはこの約2年間で様々な変化を乗り越え、着実にグループの結束を強めてきた。グループの成長と共に出会いと別れの時期にも直面している今、1期生の尾関梨香(おぜき・りか/24)、小林由依(こばやし・ゆい/22)、2期生の大園玲(おおぞの・れい/22)が語る“未来”とは――。<1stアルバム『As you know?』(8月3日リリース)モデルプレスインタビュー>

  
櫻坂46 1stアルバム「As you know?」通常盤(提供写真)
櫻坂46に改名後初のアルバムとなる今作は、2期生の森田ひかると山崎天(※「崎」は「たつさき」)がWセンターを務める表題曲『摩擦係数』を含め、新録曲を全6曲収録。それに加えて、1stシングル「Nobody’s fault」から最新シングル「五月雨よ」まで表題曲やユニット曲も含めて収録しており、まさに櫻坂46を存分に知ることができる1枚となっている。

尾関梨香・小林由依・大園玲“思い入れのある楽曲”語る

大園玲、小林由依、尾関梨香(C)モデルプレス
― 『As you know?』は櫻坂46に改名後初のアルバムとなりますが、どんな作品になっているのか教えてください。

小林:1stシングル『Nobody's fault』から新曲の『摩擦係数』まで収録されているので、「櫻坂46はこんなグループなんだよ」ということをこの1枚で感じていただける作品になっていると思います。私自身も、アルバムを通して「改名後も本当に幅広い楽曲を出してきたんだな」と改めて実感しました。

大園玲、小林由依、尾関梨香(C)モデルプレス
尾関:櫻坂46を知らない人にも「こんなグループです」と伝えられる1枚になっているよね。それに、個人的にはアルバムのジャケット写真も気に入っているんです。青写真でみんなが笑っている姿が「櫻坂46がこれから未来に向かっていく」「まだまだたくさん花を咲かせていく」「自分たちの未来はみんなが笑っている」という風にとらえられて、未来に繋がる素敵な1枚になったなと感じています。

櫻坂46 1stアルバム「As you know?」Blu-ray付(提供写真)
大園:私もジャケット写真はすごく楽しかったし、みんなどの瞬間に撮られていたか自覚がないくらい撮影を忘れて素で笑っていたのが印象的でした。楽曲では櫻坂46としての2年間を伝えつつ、ジャケットではグループの明るい未来を表現できていたら嬉しいです。

小林由依(C)モデルプレス
― これまでの道のりとこれからの未来を表す1枚になっているんですね。皆さんはそれぞれ、特に思い入れのある櫻坂46の楽曲はありますか?

小林:私は特に『Buddies』(『Nobody's fault』収録曲)に思い入れがあります。当時は仲間の温かさを感じられるような歌詞がすごく新鮮だったし、こうした系統の曲が今の櫻坂46に定着したのは1stシングルにこの曲があったからだし、それをファンの方々が好いてくれたからだと思っているので、大切な1曲です。

尾関:私は『Nobody's fault』です。改名後初のシングルということで、当時はグループを代表する曲になるように色々な場面で大事に披露してきたので、印象深い楽曲だなと思います。

尾関梨香(C)モデルプレス
大園:私は色々なポジションに入らせていただいた『偶然の答え』(2ndシングル『BAN』収録曲)に思い入れがあります。(当時休業していた)由依さんのポジションに入らせていただき、(渡邉)理佐さんとシンメ(※シンメトリーの略。ステージで対になってパートを担当すること)でパフォーマンスするようになって。楽曲のオリジナルメンバーではないのですが、今でもパフォーマンスをしながら先輩方と2人で練習した思い出が蘇ってくるので、自分にとってすごく貴重な経験になったと感じています。

大園玲(C)モデルプレス
小林:『偶然の答え』は元々、センターの(藤吉)夏鈴ちゃんの心情を私と理佐で表すみたいな意味があって、“シンメ”っていう部分が強い楽曲だと思っていたので、大園はすごく大変だったと思います。私自身も理佐が卒業してから大園と組むようになってまた違った感覚があるのですが、それもまたしっくりきているし披露することが楽しいんです。

大園と一緒にシンメをやることによって、この曲の感じ取り方もまた変わってくると思うので、そこも楽しみながらパフォーマンスしていけたらいいなと思います。

櫻坂46が不安を乗り越えたエピソード

尾関梨香(C)モデルプレス
― 尾関さんは今作の活動をもってグループを卒業することを発表しています。卒業を目前に控えた今の心境はいかがですか?

尾関:まだ卒業するという実感はあまりなくて、寂しいという感情にもなっていないんです。でも、毎日明るく過ごしたいなという思いが強いので、このまま楽しくみんなと思い出を作っていけたらいいなと思います。

― 時間をかけて考えた上での卒業だと思いますが、決意したきっかけはあったのでしょうか。

尾関:私は7年間の活動の中で「卒業を決めようかな」と思った瞬間が何度もあったのですが、それでも決意できなかったのはまだやり残したことや、悔いがあったからだと思うんです。でも、今回卒業を考えたときは自分の中の意思がしっかり固まっていて、迷いもなくて。自分が前向きに考えられていることがわかったので、決心することができました。

小林由依(C)モデルプレス
― 小林さんは、同期として尾関さんの卒業を聞いたときはどのように受け止めましたか?

小林:みんなの前で卒業を発表してくれたんですけど、そのときも覚悟を持って決めたことなんだというのがすごく伝わってきたんです。もちろん寂しい気持ちもありますけど、「尾関の進む道を応援したい」「前向きに送り出してあげたい」という気持ちが強かったことを覚えています。

― 同期の卒業を受けて、心境に変化はありましたか?

小林:理佐もそうですが、昨年末から守屋茜、渡辺梨加、そして今回の原田葵、尾関梨香と1期生の卒業が度重なったので、「ああ、もうそういう時期なんだな」と思いました。でも、残っている1期生もちゃんと未来の櫻坂46を作ってくれる2期生と一緒にまた素敵なグループにしたいなと思いますし、同期の卒業を機にそういった感情になることもあります。

大園玲(C)モデルプレス
― 櫻坂46は常に未来を見て明るく進んでいるんですね。大園さんは、先輩方の卒業を受けて心境に変化はありましたか?

大園:2期生は卒業された先輩のポジションに入る機会が増えたので、「その穴を埋められるくらいのパフォーマンスを頑張らないといけない」という気持ちが強くなりました。私自身も、元々そのポジションにいた先輩のファンの方にどう思われるんだろうという不安や緊張はあるのですが、不安があったらすぐに1期生の先輩や同期にアドバイスをもらってその場で解決するようにしてから、少しずつ解消できるようにもなったんです。

大園玲、小林由依、尾関梨香(C)モデルプレス
― 小林さんと尾関さんも、櫻坂46として活動する中で不安を乗り越えた経験はありますか?

小林:もちろん不安はあったのですが、櫻坂46になってから2期生がセンターを務める曲が多く、その勢いに私たち1期生も引っ張ってもらって、頑張ることができていました。2期生と一緒に作品を作る機会ができたことで刺激も受けて、私自身も「今までの思い出を大切にしつつ、自分も新しい一面を見せていきたい」と前向きな気持ちになれました。

櫻坂46(提供写真)
尾関:私は櫻坂46の楽曲の表現の仕方に悩んでいた時期がありました。改名前はテレビに出演する際にも、カメラ割を気にせずにとにかく必死でパフォーマンスしていたのですが、櫻坂46の楽曲は必死でパフォーマンスを届けつつ、個人としても表情を作らないといけないという新たな課題が生まれたんです。

最初はカメラにどうアピールしたら良いのかわからなかったし、「あまりやり過ぎてもグループのカラーが壊れてしまうんじゃないか」と考えたこともあるのですが、メンバーと共に表現の仕方を話し合って、自分でもたくさん研究していった結果、シングルを重ねるにつれて少しずつ表現できるようになりました。

尾関梨香・小林由依・大園玲の“夢を叶える秘訣”

― 表現と活躍の幅を広げ続ける櫻坂46の皆さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。

小林由依(C)モデルプレス
小林:目標を達成するというゴールだけにとらわれず、夢をみている時間も楽しむことが大事です。私自身も、その過程を楽しんだからこそ今があるのだと思います。

尾関梨香(C)モデルプレス
尾関:自分自身を信じてあげることかなと思います。自分のことは1番自分がわかっていると思うので、本当にやりたいこととか迎えたい先があるならしっかり自分を信じて、たくさん自分のことを自分自身が知っていくことが大切だし、そうやって少しずつ積み重ねることが夢に繋がっていくと信じています。

大園玲(C)モデルプレス
大園:私は何事も続けることが大切だと思います。「これを叶えたい」と思い続けることも“続けること”の1つだと思うし、それを発信し続けることも“続けること”の1つだし…。もし途中でできなくなってしまったとしても、そこでやめずにまた始めることができたら、目標に一歩近づくんじゃないかなと思います。

― 素敵なお話ありがとうございました!

(modelpress編集部)

インタビューこぼれ話:最近の美容法

大園玲、小林由依、尾関梨香(C)モデルプレス
小林:家に炭酸水を作る機械があるので、炭酸水を意識的に飲むことです。最近はレモンを切って冷凍したものを氷代わりに入れて、レモンを崩しながら飲むことにハマっています!

尾関:私は最近、お風呂にバスソルトを入れることにハマっています!入浴剤を入れていたときよりもデトックスして汗をかけるようになったので、毎晩気持ちよく寝ることができています(笑)。

大園:とにかく日焼け止めを塗ることを頑張っています!先日、1日だけ日焼け止めを塗らずに外出したらその日だけで跡がついてしまったので、やっぱり1日たりとも対策はさぼっちゃいけないんだと実感しました…!

尾関梨香(おぜき・りか)プロフィール

生年月日:1997年10月7日/星座:てんびん座/身長:156.5cm/出身地:神奈川県/血液型:O型

小林由依(こばやし・ゆい)プロフィール

生年月:1999年10月23日/星座:てんびん座/身長:161cm/出身地:埼玉県/血液型:A型

大園玲(おおぞの・れい)プロフィール

生年月日:2000年4月18日/星座:おひつじ座/身長:163cm/出身地:鹿児島県/血液型:A型
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