大原櫻子が今「それだけでいい」もの 新曲歌詞に込めた切実な想い
新曲「それだけでいい」には、大原櫻子(26)の今の想いが込められた。コロナ禍では、それ以前のようなファンとの交流ができなくなった。だからこそ「少しでも笑顔にできたら」と思うことは増えたという。ファンは「私を生かしてくれる存在」。彼女が“それだけでいい”と思うこととは。<モデルプレスインタビュー>
大原櫻子とファンをつなぐ新曲「それだけでいい」
新曲「それだけでいい」は、大原の優しく伸びやかな歌声がすっと心に届く、愛の歌。今年の全国ツアーで初めて披露し、彼女とファンをつないできた。「コロナ禍になって、なにか一つ新しいことをやるにしても、今までやってきたことを続けるにしても、数年前と比べてすごくエネルギーがいるようになったと感じています。覚悟を持たないといけなくなった。心も体も疲れている人がたぶんたくさんいて、だからこそ少しでも誰かの心が穏やかになったらいいなと思いながら、歌詞を書き始めました。この歌詞に出てくる『僕』は私、『君』は応援してくださるファンの方をイメージしています。いつも私のことばかり気にしてくださるファンの皆さんが、少しでも笑顔になれるように、ファンの皆さんとの関係性を大事にしながら作りました」
大原櫻子が絶対に入れたかったフレーズ
絶対に入れたいと思ったフレーズは“愛してるの言葉だけじゃ伝えきれないことがある 君が君を信じられるまで僕が側にいるからねぇ”。「自分のことを信じて、という言葉にはストレートに伝える、愛してる、よりも深い愛情があると思いました。なので絶対に書きたかった言葉です。他にも最後までどの表現にするか迷ったフレーズがいくつかあって、一つ挙げるとすれば“素顔でいられる場所”と“素直でいられる場所”。“素直”より“素顔”の方が関係性を近く感じられるかなと思って、最終的に“素顔”にしました」
決して大げさではなく、私は“それだけでいい”
これまでも作詞は行っているが、今回は特に時間をかけた。私とファンをつなぐ曲、ファンがいるから私がいる、と感謝を伝える役割も担うと思ったから。「ファンの皆さんが幸せを見つけたら、私も本当に幸せと伝えたかった。2サビの“君の為だけのありがとうをずっと言えるのならそれだけでいい”というのも、私がずっとより近い存在でありたい、という想いを込めています。決して大げさではなく、私は“それだけでいい”と思うことはとても多いです」
大原櫻子、ファンは「私を生かしてくれる存在」
3~4月にかけて全国6大都市を回ったツアーは、これまでリリースした数々の楽曲からリクエストを募集し、その中より選ばれた楽曲をアコースティックアレンジで届けた。ツアー名は「For You~あなたが作る櫻子Live~」。改めてファンの存在について尋ねると、「シンプルだけど一番難しい質問です」と熟考したのち「私を生かしてくれる存在」と返ってきた。「去年、久々のライブをしたとき、オープニングの『Amazing!』から一番前の列で泣いている方がいたんです。この曲はノリの良い曲で、私的にもテンションマックスでステージに飛び出して行ったのですが、それを見たら私も泣いちゃって。ライブをやって良かったと心から思いましたし、生きていて良かったと本当に思いました。ライブを見て泣いて喜んでくれるファンの方がいる、それだけで生きていけるなと思いました」
ファン投票1位に輝いた「Grape」の思い出
ファン投票1位に輝いた楽曲は、アルバム「Passion」(2020年2月発売)収録の「Grape」だった。「上位に入ってくるだろうと思ってはいたんですけど、まさか1位になるとは。一度もファンの方の前で披露したことがなかったので意外でした。でも『Grape』は『それだけでいい』のカップリング曲『笑顔の種』も作詞してくださった高橋久美子さんで、私も大好きな曲だったので、みんなも好きなんだって嬉しくなりました。学生にも大人にも響く歌詞で、これを丸谷マナブさんが作ってくださったメロディに乗せて歌ったら絶対にカッコいい曲になると思いながらレコーディングしたのを今でも覚えています。レコーディングでかなりのエネルギーをぶつけたので、そのエネルギーをライブで感じたいと思ってくれたのかな、すごく嬉しいです」
―――大原櫻子がデビューから心がけるルール。どんなに体調が悪くても嫌なことがあっても、ステージに立つときは「真心を込める」。「それができればきっと私の気持ちはファンの皆さんに伝わると思う。これも私にとって、それだけでいい、ことです」。
大原櫻子インタビューこぼれ話
<こぼれ話1/最新“健康オタク”事情>「ヨーグルトを食べています。テレビで大食いの方がヨーグルトを食べてると言っていて、それから毎朝欠かさずにヨーグルトを食べています。なるべく無糖で無脂肪のものを100グラムくらい。腸内細菌が活発になってデトックスになるらしいです。食べ始めてからすごく調子が良くて、体が軽くなっている感じがします」
<こぼれ話2/さくちゃんの“それだけでいい”番外編>
「寝られればいいです!美味しいものを食べられればいい、も捨てがたいですが、やっぱりご飯より睡眠が一番だなって思います。特に疲れたときは、全身用の抱き枕にしがみついて寝るとか、ちょっと良い生地のパジャマを着て寝ます。落ち着けないときは、アロマキャンドルを焚くこともあります。
ただ私、“らこ婆”って呼ばれるくらい、朝早く起きちゃうんです。ライブ後とかはヘトヘトなのに逆にアドレナリンが出ているのか、途中で起きちゃうこともあって。そういうとき、寝られればいいのにって思います(笑)。
他には…飲めればいい?(笑)けっこう飲んでいます(笑)。YouTubeでお酒を飲んでいる女の子を見るのが好きで、それを見ていると飲みたくなっちゃうんです(笑)。寝るために飲む…健康じゃない(笑)。飲んで、寝る…でも人生それくらいがプラマイゼロできっといいと思います(笑)」
(modelpress編集部)
大原櫻子(おおはら・さくらこ)プロフィール
1996年、東京都生まれ。日本大学藝術学部映画学科卒業。2013年、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」全国ヒロインオーディションで5000人の中から抜てきされ、スクリーン&CD同時デビューを果たす。2014年、女優として「日本映画批評家大賞“新人賞”」、歌手として「第56 回輝く!日本レコード大賞“新人賞”」を受賞。2015年には第93回全国高校サッカー選手権大会応援歌「瞳」で「第66回NHK紅白歌合戦」に出演。 以降、歌手活動と並行して、数々のテレビドラマや舞台へ出演中。7月からはシス・カンパニー公演「ザ・ウェルキン」への出演を控える。もっと詳しくみる
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