柴咲コウ、金髪ショートヘアを語る「新鮮味が欲しかったので」<「インビジブル」インタビュー>
2022.04.22 08:00
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現在放送中のTBS系金曜ドラマ『インビジブル』(毎週金曜よる10時~)に出演している俳優の柴咲コウ(しばさき・こう/40)がインタビューに応じ、同作の見どころや主演の高橋一生との関係性、衣装やヘアスタイルなどについて語った。
高橋一生主演「インビジブル」
普段目にする事故や事件には未解決事件となってしまうものも多々あるが、実はその中には警察すら存在を知らない凶悪犯、通称“クリミナルズ”によって行われている犯罪がある。この物語は、そんなクリミナルズを捕らえるため、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相容れないはずの2人が異色のバディを組む前代未聞の犯罪エンターテインメント。事件解決のためならどんなグレーな手でも使い、“悪”を許してはならないという執念にも近い正義感を持つ刑事・志村貴文を高橋、犯罪をコーディネートする、したたかな女犯罪者“インビジブル”のキリコを柴咲が演じる。
柴咲コウインタビュー
― 柴咲さんが考えるドラマの見どころは?柴咲:今回は刑事と犯罪者という、もう水と油というか、正反対の人生を歩んでいる2人がバディを組むお話ですけど、それぞれの正義が心にはあって、それがぶつかったときにどうなるのか。思いが強すぎるあまりに狂気的になっていくというか、それって本当に正義なのかなって思わされることも世の中に結構あるんじゃないかなと。何が正しいのかという正解を見つけるのは難しいと感じながら私も生きているので、正義って何なんだろうと考えさせられるドラマになったらいいなと思っています。
柴咲コウ、高橋一生との関係性明かす
― 何度も共演している高橋さんとバディを組む役どころですが、今回オファーが来た時の心境を教えてください。柴咲:企画書をいただいた時にワクワクして、このキャラクターを演じたいと純粋に思えたので引き受けさせていただきました。一生さんはお芝居に関して、圧倒的な信頼感があって、間とかもすごく絶妙なので、演じていて本当に心地がいいんですよね。余計なこと考えずにお芝居に没頭させてくださる方なので、今も集中して演技ができてるなと思います。毎話どんどん話も展開していくので、一生さん含めスタッフ皆さんで、最後まで完走したいなと思っています。
― 高橋さんとだからこそ生み出せるお芝居の妙みたいなものはありますか?
柴咲:私はインスピレーションで生きているようなところがあるので、直感でアイデアを出したりするんですけど、一生さんはそれを紐解いて、しっかり解釈したうえで、「こっちのほうがよくないかな」みたいなアイデアを出してくれるのですごいと思いますね。そんな風にプロデューサーや監督も含めて話し合いながら進めています。
― 志村とキリコがバディであることにちなみ、この役を演じる上で欠かせないバディのようなものはありますか?
柴咲:ファッションかな?どんどん変わっていくんですよ(笑)。すごく人生を謳歌していそうな自由度の高い感じをビジュアルでも作っていっているので、その七変化も楽しんでもらいたいです。
柴咲コウ、衣装・ヘアスタイルについて語る
― 柴咲さん自身で衣装のアイデアを出されていることはありますか?柴咲:すごく出しています。でも1人でというよりは、台本を読んでイメージする服を衣装さんがたくさん持ってきてくださるので、その中からみんなで選んでいくという感じです。
― 金髪ショートのヘアスタイルもかなり新鮮で印象的です。
柴咲:髪の毛を、どうしようかと考えていたときに、今までのようなロングヘアだったらどうなるのかなといろいろ脳内でシミュレーションはしてみましたね。でもやっぱり自分自身でも意外性や新鮮味が欲しかったので今回はチャレンジしてみました。
柴咲コウ、オリジナル脚本を演じる上でのこだわりとは?
― 今作の撮影を通じて、改めて俳優業の面白さを感じたところがあれば教えてください。柴咲:今回は原作がないオリジナルの脚本なので、みんなで一から物語を作っていく感じがすごく新鮮です。自分でもまだ最後にどうなるのかわからないので、ワクワクに包まれながらお芝居が出来るのが楽しく、幸せに撮影できています。
― オリジナル脚本と原作があるドラマでは演じ方が変わりますか?
柴咲:私もいろんな漫画のファンでもあるので、実写化となるとここは絶対変えないでほしいみたいな読者との期待や思いがすごくあるんですよね。例えば漫画だったらそこに声はないんだけど、ファンの方がイメージしている声ってこういう感じかなと肉付けしていくことが楽しくもあり、課題でもあって。一方でオリジナルだと自分次第でいかようにもキャラクターを作れるのだけど、1人ではなくみんなで言い回しなどを話し合いながら作っていけるのが楽しいですね。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
金曜ドラマ「インビジブル」
TBS系にて、毎週金曜日 22:00~22:54放送中出演:高橋一生、柴咲コウ、有岡大貴、堀田茜、原田泰造、桐谷健太ほか
脚本:いずみ吉紘
プロデュース:佐藤敦司、浅野敦也
演出:竹村謙太郎、棚澤孝義、泉正英
製作:TBSスパークル、TBS
公式Twitter:https://twitter.com/invisible_tbs/
公式Instagram:https://www.instagram.com/invisible__tbs/
柴咲コウプロフィール
生年月日:1981年8月5日/出身:東京都1998年に芸能界デビューを果たし、以降ドラマや映画、アーティスト活動など幅広く活躍。2017年にはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で大河ドラマ初出演にして主演を務めた。主な出演ドラマとして、『Dr.コトー診療所』(2003年、06年・フジテレビ)、『ガリレオ』(2007年、13年・フジテレビ)、『エール』(2020年・NHK)、『35歳の少女』(2020年・日本テレビ)など。映画「ホリック xxxHOLiC」(2022年4月29日公開予定)、映画「沈黙のパレード」(2022年9月16日公開予定)、映画「月の満ち欠け」(2022年今冬公開予定)の公開が控える。
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