ドラマ「liar」でバズる「見上愛」“思わず検索したくなる美女”に初めて迫った
放送中のMBS・TBSドラマイズム「liar」で大きな話題を集めているのが、ワタナベエンターテインメント所属の女優、見上愛(21)。初回放送では「見上愛」がTwitterでトレンド入りするほど、たくさんの視聴者が思わずその名を検索した。太い眉とアンニュイな表情、存在感のある唇が目を引く。デビューしてまだ2年強だが、すでに多数の大手CMに出演中で「この子、気になっていた」と声を上げる人も多い。モデルプレス初インタビューで彼女の素顔に迫った。
ネクストブレイク女優の筆頭格・見上愛
見上がCMキャラクターを務める「アリシアクリニック」はテレビだけではなく、電車広告でも大々的に展開されており、一度はそのビジュアルを目にしたことがあるのではないか。また直近でいうと長澤まさみと共に起用された日本中央競馬会(JRA)の年間プロモーションキャラクター、多部未華子・志尊淳と共演する花王「キュキュット」のCMで「この子は誰?」と注目した人も多いだろう。ドラマ、映画へのオファーも相次いでおり、各メディアが「ネクストブレイク女優の筆頭格」と競うように見出しを打っている状況だが、本人はいたって冷静だ。「良くも悪くも自分の中でなにか変化したとかはないです。露出が増えることよりも、もの作りの現場に携わることが好きなので、その機会が増えてることはすごく幸せなことですし、ありがたいなとは思います」
「自己肯定感が高い」見上愛の素顔
中学2年生のとき、観劇に魅了され、舞台の演出家を志した。高校では演劇部に所属し「演出家になるには演技も学ぶべき」とワタナベエンターテインメントのスクールに通ったことが、女優デビューへとつながった。演技の道をまい進し始めてまだ2年ほど。「慣れない現場で大変なことも多いのでは?」と水を向けると、「私、自己肯定感が高いというか、たぶん、精神的に強いんです。」とくしゃっと笑った。「私の判断基準は良くも悪くも全部自分です。自分が良いと思ったら良いし、自分が悪いと思ったら悪い。そして例え悪い場合でも、結局はそのときの自分がそこまでしかできなかったに過ぎないので、そこまで自分は頑張ったんだからとりあえずオッケーとしています。ただそれで終わりにするのではなくて、じゃあ次は自分にこういう課題を与えて頑張ってみよう、までがセットです。
自分の評価を人に委ねてしまうと、どうしても人からの評価でつらいとか嬉しいとか、精神が揺れ動いてしまいます。思うようにいかなかったとしても、そこまで頑張った自分を自分で褒めてあげる。そうするとだいぶ気持ちが楽になります。
あと私、つらいことがあると、それを分析するんです。例えば相手に言われてつらいことがあったら、なんでその人がそんなことを言ったのか、きっと相手にも立場とかなにかがあったんだろうなとか思考を巡らせて、じゃあ仕方ないか、うんオッケーって。そうやって自分でいいように解釈するので、傷つくことって今まで本当に少ないです」
地上波ドラマ初主演もプレッシャーはなし
前に進むための信念、ひいては彼女の人生観に触れ、各所から引っ張りだことなっている理由を見た気がした。彼女なりの処世術と恐れ知らずの強心臓ぶりは、地上波ドラマ初主演「liar」の現場でも発揮されている。劇中にはキスシーンやラブシーンも多数あるが、そのほとんどに自然体で臨んだという。「この作品に入るときもプレッシャーは全然感じなかったです。プレッシャーも人から浴びるもの。なので多くの場合と同じようにプレッシャーはなかったです。ただそれは佐藤(大樹)さんがしっかりされていたので、私が主演としてなにかしなきゃって思わなくてよかったのも大きいと思います。それに(熊坂出)監督とは以前もご一緒(※映画「プリテンダーズ」)していたのでホームみたいな感じで。とにかくこの現場を目一杯楽しんでやるぞ!って気持ちで撮影していました」
見上愛が語る「夢を叶える秘訣」
ドラマ「liar」の反響ぶりから「見上愛」の知名度と認知度は確実に上がった。これから最終回に向け「見上愛」を検索する人はさらに増えるだろう。今後の目標を聞くと、「旅番組をやりたい(笑)」と答え、その場をドッと沸かせた。「演技とは関係ないですが、旅番組をやりたいんです(笑)。お散歩とか食べ歩きとか。あとコメディをやったことがないので、コメディもやってみたいです。表現すること、ものを作ることがすごく好きなので、役者という枠だけに限らず、そういったことにずっと携わっていけたらいいなと思っています」
まだ21歳、これからを語るその瞳は希望に満ち溢れていた。夢を叶えるためには「とりあえずやってみること」と「自分にも優しくすること」というのが持論だ。
「夢を叶える秘訣、私はとりあえずやってみることだと思います。とりあえず踏み出す。たくさん思考してどうしようっていうのも大事なことだとは思いますが、それをしていても時間だけが過ぎていく気がするんです。あとは先ほどの話にも通じますが、人に優しくしようってよく聞くじゃないですか。でも私はもっと自分に優しくした方がいいと思うんです。自分のことを大切にしながらやっていった方がいろいろ上手くいくと私は信じています」
――――小学4年生のとき「日本の首相」になって私が国を変える、と声高に話していたという。今回の取材はわずか20分ほどだったが、見上愛は新しいクリエイティブで芸能界を変える可能性があるのでは、とワクワクせずにはいられなかった。
佐藤大樹&見上愛ダブル主演「liar」
ドラマ「liar」は小説投稿サイト「エブリスタ」で累計1500万PV、コミック版は累計200万部突破(紙・電子合計)した人気作を、EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹と見上愛で実写化。恋人がいながら会社の部下と関係を続けるエリートサラリーマン“イチ”こと市川一哉(佐藤)、そんな市川と秘密の関係になる部下・成田美紗緒(見上)の嘘と本音が交錯するラブストーリー。MBSで毎週火曜24時59分から、TBSで毎週火曜24時58分から放送中。見上愛インタビューこぼれ話
<こぼれ話1/佐藤大樹との呼び方>「大樹くんって呼んだ数より、イチさんって呼んだ数の方が多かったと思います。現場ではメイク中もイチさーんって。たぶん佐藤さんご本人としてお話するよりも前に役としてお話する方が先行してしまったからだと思います。あれ、でも私は愛ちゃんって呼ばれてる(笑)。すれ違ってますね、ズレ恋だ(笑)」
<こぼれ話2/佐藤大樹との撮影秘話>
「本当に優しい方でした。撮影開始してすぐにわりとラストに近いシーンを撮影したのですが、出会ったばかりで、まだほとんど撮影もやっていなかったので、私があまり感情を乗せることができなくて。そうしたら監督に、どうしたら愛ちゃんがやりやすくなりますかね、僕にできることありますかね、って言いに行ってくださいました。他にもベッドシーンの撮影が終わるとすぐに毛布をかけてくださったり、よく頑張ったね、と言ってくださったり。佐藤さん自身も大変なはずなのに、他の人にそんなふうに気遣う姿を見て素敵だなと思いました」
(modelpress編集部)
見上愛(みかみ・あい)プロフィール
2000年10月26日生まれ、東京都出身。2019年にデビューし、以降ドラマ・映画・MV・CMと幅広く活躍。近年の主な出演作品にドラマ「きれいのくに」(2021/NHK)、映画「プリテンダーズ」(2021)、映画「衝動」(2021 ※倉悠貴とダブル主演)など。22年JRA年間プロモーションキャラクターに抜擢され話題となる。今年8月公開の映画「異動辞令は音楽隊!」への出演を控える。もっと詳しくみる
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