<川栄李奈「カムカム」インタビュー>ヒロイン決定に「受かると思っていなくて」 本郷奏多との再共演“独特の空気感”
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(総合:あさ8時~、BSプレミアム・BS4K:あさ7時30分~)で三代目ヒロイン・大月ひなた役を演じる川栄李奈がインタビューに応じた。
上白石萌音・深津絵里・川栄李奈ヒロイン「カムカムエヴリバディ」
連続テレビ小説105作目となる今作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。安子・るい・ひなたとして、母から娘へとバトンを繋ぐ、戦前から戦後、そして令和までの物語をヒロインの3人が紡いでいく。初代ヒロイン・橘安子を上白石萌音、二代目ヒロイン・るいを深津絵里が演じてきた。
川栄演じるひなたは、安子の孫でるいの娘。京都の下町商店街に育ち、父親の影響で時代劇が大好きで、侍に憧れている。正義感が強く、弱きを助け強きをくじく清さが魅力。やる気になるとがぜん燃えるが、地道な努力が苦手で三日坊主、何をやってもうまくいかず挫折の繰り返し。本人はいつも真剣なのに、ずっと、ずっと、自分の居場所を見つけられない人生低空飛行な愛らしき女の子だ。
― 「カムカムエヴリバディ」に出演することが決まったときのお気持ちは?
川栄:これまで何度もオーディションを受けてきて合格しなかったので、今回も実は受かると思っていなくて。決まったと聞いた時は、すごくびっくりしました。オーディションがあることはネットで知ったのですが、その時点で三世代の物語ということを知って、すてきだなぁ、やりたいなぁと思っていました。オーディションでは、安子とひなたの役をやりましたが、すごく楽しくて。実際にこうして演じることができて、本当に幸せです。
― ご自身の役柄についての印象は?
川栄:明るくてその子がいると、周りも楽しくなる、雰囲気が明るくなっていく、本当にひなたのような子だなと思います。安子編で「ひなたの道を歩こう」というせりふが出てきますよね。「ひなた」というワードが何度も何度も出てくるので、結構プレッシャーを感じています(笑)。でも、実際に演じてみて、お母さんお父さんが作ってくれる空気感というものがあってのことだとは思いますが、ひなたが自由に伸び伸びと生きている子なので、撮影していて楽しい気持ちの方が大きいです。ひなたは周りをすごく気にしてしまうというところが私と似ている気がします。ほかにも、夏休みに宿題が終わらないというのも、私と同じなんです(笑)。そして、やっぱりひなたのように、友達がいっしょに宿題を手伝ってくれたりしていたので、似ているなぁと思いました。この光景、小さいころ見たなと思いながら演じました(笑)。
― 共演者のみなさんの印象はいかがですか?
川栄:深津絵里さんとオダギリジョーさんは本当に穏やかです。お二人の空気感が優しくてあたたかいので、この二人のもとでのびのび育ったひなたという役を自然に演じることができて、とてもありがたく思っています。深津さんは、ポスター撮影の時に初めてお会いしました。小さい時からテレビで見ていた方なので、本当に感激して、ずっと見つめてしまいました。るい編も見ましたが、お芝居も本当にすてきでした。18歳から今のお母さんになるまで、いろいろなお芝居のアプローチをされていて、見習うところばかりだなと思いました。オダギリさんも同じようにやっぱり小さい時からテレビで見ている方なのでお会いできて感動、感動でした。でも本当にフランクで、気さくに話しかけてくださったり、そばにいてくださいます。
五十嵐の感じは本当に本郷さんで、「もう五十嵐じゃん!」というぐらい、すごくぴったりです。本郷さんとは以前共演させてもらったことがあるのですが、お互いに人見知り過ぎて、その時も、一言も話せずに終わってしまったんです。今回も、あまり話せていませんが、ひなたと五十嵐の関係性を考えると、それがあっている気がします。そして、二人して黙っていても全く気まずくなくて、むしろそれが自然だと思えるほど独特の空気感です。小学校から一緒だった幼なじみと再会したとしたらこんな感じかなと思います。
― 放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
川栄:この作品に入る前に、監督から「ひなたは本当に普通の子です」と聞いていました。確かにちょっと変わってはいるけれど、本当に普通の子で、物語も普通の日常が描かれています。ひなたは、きっと視聴者の方が、朝から見ていて応援したくなるようなものを持っている子だと思います。元気を与えるヒロインというより、応援したくなるヒロインだと思うので、朝の15分、ひなたを応援してもらえたらうれしいです。
(modelpress編集部)
もっと詳しくみる
-
【写真】川栄李奈「NGはない」話題の濃厚ラブシーン挑戦の心境 “憑依型女優”高評価の裏で感じる危機感とは
-
【写真】AKB48峯岸みなみ、川栄李奈と偶然遭遇 2ショットに「すっぴん可愛い」「レアショット」とファン歓喜
-
【写真】川栄李奈、ストイックなダイエットの経過を報告
あわせて読みたい
-
川栄李奈&加藤玲奈、“アンリレ”の変わらぬ関係性に「この感じ懐かしすぎて泣いた」
モデルプレス
-
川栄李奈、AKB48本田仁美との対面に歓喜「IZ*ONEだ」
モデルプレス
-
上白石萌音・深津絵里・川栄李奈ヒロイン朝ドラ「カムカムエヴリバディ」メインビジュアル決定
モデルプレス
-
川栄李奈、暗髪イメチェン姿に絶賛の声「さらに可愛く」「大人っぽさ増した」
モデルプレス
-
視聴総合ランキング
2025年07月16日 01:15時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。
-
01
19番目のカルテ
1話 その医師が、人を、医療を、変えていく──総合診療医を描く新医療ドラマ
7月13日(日)放送分
TVerで見る -
02
レプリカ 元妻の復讐
2話 整形サレ妻 復讐スタート
7月14日(月)放送分
TVerで見る -
03
明日はもっと、いい日になる
第2話 万引き少年の目的と少女の無賃乗車の謎
7月14日(月)放送分
TVerで見る -
04
僕達はまだその星の校則を知らない
#1 臆病なスクールロイヤー、男女共学化高へ
7月14日(月)放送分
TVerで見る -
05
月曜から夜ふかし
あなたの身の回りで起こった騒動は何?
7月14日(月)放送分
TVerで見る
最新ランキングはこちらPowered by -
-
川栄李奈「青天を衝け」共演者に気づかれず 要潤が謝罪
モデルプレス
-
川栄李奈、今後挑戦したい役は「ダークな役」カメラマンの癖ある演技に笑顔
モデルプレス
おすすめ特集
-
7月のカバーモデルはLE SSERAFIM
特集
-
“日本一かわいい中学一年生“を決める「中一ミスコン2025」開催中!
特集
-
“日本一のイケメン中学一年生”決める「中一ミスターコン2025」開催中!
特集
-
国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中
特集
-
モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」
特集
-
インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」
特集
-
モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!
特集
-
"史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介
特集
-
国内作品見放題数2位!アニメ・お笑い・ドラマ・映画が充実!オリジナル作品も!
特集
おすすめ記事
SPECIAL NEWS
記事ランキング
RANKING
-
01
「誘拐の日」プロデューサー、多言語操る子役・永尾柚乃に感嘆 Snow Man深澤辰哉の起用理由も明かす「ご本人のお人柄と全く逆」
モデルプレス
-
02
磯村勇斗、“再共演”稲垣吾郎の新たな一面に驚き「より好きになりました」ヒロイン堀田真由との印象深いシーンも明かす【「僕達はまだその星の校則を知らない」インタビュー】
モデルプレス
-
03
長濱ねる、日向坂46“ひな誕祭”サプライズ出演秘話 オファー時の不安と同期への思い「久美ちゃんが望んでくれているなら」【2nd写真集インタビュー】
モデルプレス
-
04
磯村勇斗「想像していなかった」俳優人生の転機に強い思い 生徒の心情に共感する理由とは【「僕達はまだその星の校則を知らない」インタビュー】
モデルプレス
-
05
西山智樹&前田大輔「タイプロ」結果発表時には正反対の表情 今の率直な思いと“未来の仲間”に求めるもの【モデルプレスインタビュー】
モデルプレス