新内眞衣「キツいこともあった」乃木坂46で得たもの 卒業目前の心境&今後の活動明かす<「夜が明けたら」インタビュー>
2022.01.25 08:00
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乃木坂46の新内眞衣(しんうち・まい/30)が、1月25日に2nd写真集『夜が明けたら』(小学館)を発売。2月10日に東京国際フォーラムで開催予定の卒業セレモニーをもってグループを卒業する彼女にとって、今作は乃木坂46としての最後の写真集となる。モデルプレスでは、今作の見どころやスタイルキープ法、卒業後の活動などについて聞いた。
今作は、新内が1月22日の30歳の誕生日を迎える直前、“20代の最後の姿”を、大人の女性が似合う街・金沢と、新内がホームと語る東京・有楽町で撮り下ろし。4年ぶりとなるランジェリー&水着カットや、艶っぽいお風呂カットなど、大人の色気が漂いながらも、アイドルらしいかわいさも残した、新内の集大成となる一冊となっている。
新内:1st写真集は1st写真集の良さがあったのですが、まだやり切っていないなと思うことがあったので、今回の2nd写真集で自分がすごく満足のいく写真集が出来たと感じています。私はずっとキメキメなのが多分似合わないタイプで、物事をしっかり決めて順序よく喋ることも苦手なので、ラジオもフリースタイルで喋るのが好きなのですが、写真集も同じで、撮っていくうちに「こういうのいいね」というアイディアが積み重なっていきました。もちろんロケ地や衣装は最初に決めていたのですが、最後の写真集だからと言って「絶対にこれをやりたい」というのはなくて、「今しか撮れないものを撮りたい」と話して出来上がったものです。
― 20代の姿を写真に収めることは貴重で大事ですね。
新内:大事です。きっと私と同年代の方は、皆さんブライダルフォトを撮っている中、私はこの作品を撮りました(笑)。でも何かのきっかけがあれば、残しておきたいなと思っていたので、乃木坂46として最後の集大成を形に残せて良かったです。
― 金沢や有楽町など、幅広い場所で撮影していますが、特に思い出深いカットはありますか?
新内:いろいろ思い出深いのですが、金沢の古民家でのカットは、光や透け感が古民家ならではの感じですごく好きです。
― 素敵ですね。水着やランジェリーも4年ぶりに披露とのことで、撮影に向けて準備したことを教えてください。
新内:スタイルを整えないといけないと思って、ピラティスにたくさん通いました。背中を中心にやったのですが、そのおかげで背中のショットが綺麗だなと自分でも感じたので、効果はあったと思います。
― 美容やスタイルキープ面で普段から意識していることはありますか?
新内:脂っこいものを食べ過ぎないことは意識しています。ラジオの時は、夜ご飯を普通に食べるのですが、ラジオが終わって深夜3時くらいにまたお腹が空くので、その時はもう我慢して寝ます(笑)。
― 乃木坂46でのダンスがあるので、運動量としては普段から自然とやっている感覚なのでしょうか?
新内:それはすごく言われるのですが、実際にはそこまで動いてない気がします(笑)。やっぱり自分でトレーニングをすることは必須かもしれないです。
新内:秋元さんから「どこに行っても好かれるだろう」と思っていただけたことは、とてもありがたかったですし、今まで自分らしく過ごしてきて良かったなと思いました。私はそこを大事に頑張ってきたところもあるので、認めてもらえたようで嬉しかったです。私たちも人間なので、気分が落ちてしまう日ももちろんありますが、みんなの優しさは努力で成り立っていると思うので、それをわかり合っているからこそ、メンバーと一緒に楽しく活動が出来たと思います。なので、それをこうして言葉にしていただいて嬉しいです。
― 以前はOLとアイドルを兼任されていたという異例な経歴を持つ新内さんですが、今改めて振り返ってみていかがですか?
新内:兼任していた頃は本当に忙しかったですし、何より自分でスケジュール管理をしなきゃいけないのがつらかったです。OLとしてのお仕事はマネージャーさんが管理してくれるわけではないので、私が自分で休みの連絡を入れなきゃいけなくて、急遽乃木坂46でのお仕事が入ると、OLのお仕事を休むことになるのが申し訳なくて、心苦しかったです。
― 乃木坂46として約9年間活動した中で、新内さんが乃木坂46で得たものは何ですか?
新内:“強い気持ち”です。もともとそこまで落ち込むほうではないのですが、それでもやっぱりキツいこともあって、そんな時にも、自分の中でしっかり整理ができるようになりました。やっぱり自分自身としっかり向き合うことが大切なんだなと改めて感じています。私は20歳で乃木坂46に加入したので、学生時代に過ごした青春よりももっと衝撃度が強い物事が襲いかかってきて、学生時代に逃げていたことが今壁となって、乗り越え方を知っていったように思います。
― 20歳から芸能界に入るというのは、周りとは少し感覚が違うものですか?
新内:違うと思います。2期生として加入した時、20代で受かったのは私だけでしたし、3期生からはオーディションの対象年齢が20歳以下になってしまったので、加入当時から“お姉さん”の立ち位置でした。
― “お姉さん”というポジションに対して、「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャーのようなものはありましたか?
新内:全然ありました(笑)。本当は妹キャラなのに、というわけではないのですが、私にだって大声を出して暴れられるものなら暴れたい、という時期は正直ありました。でもそれをやってもどうにもならないというのはわかっていたので、葛藤がありつつも、“やるしかない”という感じでした。
新内:卒業発表をした今は、すごくスッキリしています。30歳になっても、いつまでもチャーミングな人でいたいなと思っています。ずっと自分らしくいることが理想です。
― これまでグループにいたことで制限されていたこともあると思うのですが、30代で新たにやってみたいことはありますか?
新内:考えてみたのですが、制限されていたことが何なのかも、今の段階では気づいていないです(笑)。今ひとつ思い浮かんだのが、コンサートや舞台の時、昼公演と夜公演の間に外へご飯を食べに行くことがあると思うのですが、私たちはそういうことが出来なかったんです。むしろ、普通は外に出かけられるものだということを最近知ったくらいで、私たちは中で待機していることが当たり前だったので、制限があることがわかっていないような状態で活動していました。もちろんスタッフさんは、私たちを守る意味でそういうルールにしてくれていると思うのですが、気づいていない制限がまだまだあると思うので、それを見つけた時が楽しいかもしれません(笑)。それを見つけていくことが、30代の楽しみです。
― 今後も芸能活動は継続していくと思うのですが、具体的にどのような活動をしていく予定ですか?
新内:今のところは全然決めていないのですが、乃木坂46でやってきたことの延長が出来ればいいなと思っています。それこそ喋るお仕事や、演技のお仕事も機会があれば挑戦したいです。自分ならではのものを見つけていくことから始めていきたいです。
新内:言葉に出すことは大事だなと思います。写真集もずっとやりたいと言っていて、それを聞いていた周りの皆さんのお力があって叶えられたので、言葉に出しつつ、今やるべきことを、誠意を持ってやっていれば、自然と運が回ってくるんじゃないかなと思います。あとは、何事もやってみること!です。
― ありがとうございます。新内さんの今後の活動も楽しみにしています。
新内:ありがとうございます。またお会い出来たら嬉しいです!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
2016年より3年間『オールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送/毎週水曜深夜3時~)の水曜パーソナリティーを務め、2019年からは『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週水曜深夜1時~)のレギュラーパーソナリティーとして、毎週入れ替わりのメンバーをゲストに番組の進行を行っている。抜群のスタイルを活かし、2019年3月からは、女性ファッション誌「andGIRL」、ならびにWebサイト「Oggi.jp」のレギュラーモデルとしても活動中。
2021年11月18日(17日深夜)、『乃木坂46のオールナイトニッポン』の番組内で乃木坂46からの卒業を発表。2022年2月10日に東京国際フォーラムで卒業セレモニーを開催し、同時に乃木坂46を卒業予定。
新内眞衣、乃木坂46としての集大成「形に残せて良かった」
― 今作で2冊目の写真集ですが、20代最後、グループとしても最後ということで、どんな思いで撮影に臨みましたか?ご自身でこだわった部分があれば教えてください。新内:1st写真集は1st写真集の良さがあったのですが、まだやり切っていないなと思うことがあったので、今回の2nd写真集で自分がすごく満足のいく写真集が出来たと感じています。私はずっとキメキメなのが多分似合わないタイプで、物事をしっかり決めて順序よく喋ることも苦手なので、ラジオもフリースタイルで喋るのが好きなのですが、写真集も同じで、撮っていくうちに「こういうのいいね」というアイディアが積み重なっていきました。もちろんロケ地や衣装は最初に決めていたのですが、最後の写真集だからと言って「絶対にこれをやりたい」というのはなくて、「今しか撮れないものを撮りたい」と話して出来上がったものです。
― 20代の姿を写真に収めることは貴重で大事ですね。
新内:大事です。きっと私と同年代の方は、皆さんブライダルフォトを撮っている中、私はこの作品を撮りました(笑)。でも何かのきっかけがあれば、残しておきたいなと思っていたので、乃木坂46として最後の集大成を形に残せて良かったです。
― 金沢や有楽町など、幅広い場所で撮影していますが、特に思い出深いカットはありますか?
新内:いろいろ思い出深いのですが、金沢の古民家でのカットは、光や透け感が古民家ならではの感じですごく好きです。
― 素敵ですね。水着やランジェリーも4年ぶりに披露とのことで、撮影に向けて準備したことを教えてください。
新内:スタイルを整えないといけないと思って、ピラティスにたくさん通いました。背中を中心にやったのですが、そのおかげで背中のショットが綺麗だなと自分でも感じたので、効果はあったと思います。
― 美容やスタイルキープ面で普段から意識していることはありますか?
新内:脂っこいものを食べ過ぎないことは意識しています。ラジオの時は、夜ご飯を普通に食べるのですが、ラジオが終わって深夜3時くらいにまたお腹が空くので、その時はもう我慢して寝ます(笑)。
― 乃木坂46でのダンスがあるので、運動量としては普段から自然とやっている感覚なのでしょうか?
新内:それはすごく言われるのですが、実際にはそこまで動いてない気がします(笑)。やっぱり自分でトレーニングをすることは必須かもしれないです。
新内眞衣、20歳からスタートした芸能人生…乃木坂46で得たものとは
― 秋元康さんの「新内眞衣が乃木坂46を卒業しますという報告を聞いた時、OLが転職しますと言っているような、ワクワクしている表情が目に浮かんだ。彼女なら大丈夫。どこに行っても、好かれるだろう。彼女は自分の居場所を見つけるのが上手だ」という帯コメントも、“OLが転職”という、今までのメンバーの方には絶対になかったようなワードもあり、とても印象的だったのですが、新内さんはどう思いましたか?新内:秋元さんから「どこに行っても好かれるだろう」と思っていただけたことは、とてもありがたかったですし、今まで自分らしく過ごしてきて良かったなと思いました。私はそこを大事に頑張ってきたところもあるので、認めてもらえたようで嬉しかったです。私たちも人間なので、気分が落ちてしまう日ももちろんありますが、みんなの優しさは努力で成り立っていると思うので、それをわかり合っているからこそ、メンバーと一緒に楽しく活動が出来たと思います。なので、それをこうして言葉にしていただいて嬉しいです。
― 以前はOLとアイドルを兼任されていたという異例な経歴を持つ新内さんですが、今改めて振り返ってみていかがですか?
新内:兼任していた頃は本当に忙しかったですし、何より自分でスケジュール管理をしなきゃいけないのがつらかったです。OLとしてのお仕事はマネージャーさんが管理してくれるわけではないので、私が自分で休みの連絡を入れなきゃいけなくて、急遽乃木坂46でのお仕事が入ると、OLのお仕事を休むことになるのが申し訳なくて、心苦しかったです。
― 乃木坂46として約9年間活動した中で、新内さんが乃木坂46で得たものは何ですか?
新内:“強い気持ち”です。もともとそこまで落ち込むほうではないのですが、それでもやっぱりキツいこともあって、そんな時にも、自分の中でしっかり整理ができるようになりました。やっぱり自分自身としっかり向き合うことが大切なんだなと改めて感じています。私は20歳で乃木坂46に加入したので、学生時代に過ごした青春よりももっと衝撃度が強い物事が襲いかかってきて、学生時代に逃げていたことが今壁となって、乗り越え方を知っていったように思います。
― 20歳から芸能界に入るというのは、周りとは少し感覚が違うものですか?
新内:違うと思います。2期生として加入した時、20代で受かったのは私だけでしたし、3期生からはオーディションの対象年齢が20歳以下になってしまったので、加入当時から“お姉さん”の立ち位置でした。
― “お姉さん”というポジションに対して、「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャーのようなものはありましたか?
新内:全然ありました(笑)。本当は妹キャラなのに、というわけではないのですが、私にだって大声を出して暴れられるものなら暴れたい、という時期は正直ありました。でもそれをやってもどうにもならないというのはわかっていたので、葛藤がありつつも、“やるしかない”という感じでした。
新内眞衣、新たな旅立ち グループ卒業後の活動に言及
― 卒業を発表して、新たに旅立つ今、どのような心境ですか?どんな30代になりたいかもお聞かせください。新内:卒業発表をした今は、すごくスッキリしています。30歳になっても、いつまでもチャーミングな人でいたいなと思っています。ずっと自分らしくいることが理想です。
― これまでグループにいたことで制限されていたこともあると思うのですが、30代で新たにやってみたいことはありますか?
新内:考えてみたのですが、制限されていたことが何なのかも、今の段階では気づいていないです(笑)。今ひとつ思い浮かんだのが、コンサートや舞台の時、昼公演と夜公演の間に外へご飯を食べに行くことがあると思うのですが、私たちはそういうことが出来なかったんです。むしろ、普通は外に出かけられるものだということを最近知ったくらいで、私たちは中で待機していることが当たり前だったので、制限があることがわかっていないような状態で活動していました。もちろんスタッフさんは、私たちを守る意味でそういうルールにしてくれていると思うのですが、気づいていない制限がまだまだあると思うので、それを見つけた時が楽しいかもしれません(笑)。それを見つけていくことが、30代の楽しみです。
― 今後も芸能活動は継続していくと思うのですが、具体的にどのような活動をしていく予定ですか?
新内:今のところは全然決めていないのですが、乃木坂46でやってきたことの延長が出来ればいいなと思っています。それこそ喋るお仕事や、演技のお仕事も機会があれば挑戦したいです。自分ならではのものを見つけていくことから始めていきたいです。
新内眞衣の夢を叶える秘訣
― これからグループを離れ、新たな活動に向かっていく新内さんが今思う“夢を叶える秘訣”のアドバイスをお聞かせください。新内:言葉に出すことは大事だなと思います。写真集もずっとやりたいと言っていて、それを聞いていた周りの皆さんのお力があって叶えられたので、言葉に出しつつ、今やるべきことを、誠意を持ってやっていれば、自然と運が回ってくるんじゃないかなと思います。あとは、何事もやってみること!です。
― ありがとうございます。新内さんの今後の活動も楽しみにしています。
新内:ありがとうございます。またお会い出来たら嬉しいです!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
新内眞衣(しんうち・まい)プロフィール
1992年1月22日生まれ、埼玉県出身。2013年に乃木坂46の2期生オーディションに合格し、2014年3月より正規メンバーとして活動。2016年より3年間『オールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送/毎週水曜深夜3時~)の水曜パーソナリティーを務め、2019年からは『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週水曜深夜1時~)のレギュラーパーソナリティーとして、毎週入れ替わりのメンバーをゲストに番組の進行を行っている。抜群のスタイルを活かし、2019年3月からは、女性ファッション誌「andGIRL」、ならびにWebサイト「Oggi.jp」のレギュラーモデルとしても活動中。
2021年11月18日(17日深夜)、『乃木坂46のオールナイトニッポン』の番組内で乃木坂46からの卒業を発表。2022年2月10日に東京国際フォーラムで卒業セレモニーを開催し、同時に乃木坂46を卒業予定。
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