乃木坂46寺田蘭世、“等身大の姿”で初水着&ランジェリー撮影挑戦「上手く笑えなかった時期も」“自分らしさ”見つけられた理由<1st写真集「なぜ、忘れられないんだろう?」>
2021.11.09 08:00
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2021年12月に卒業を控える乃木坂46・2期生の寺田蘭世(てらだ・らんぜ/23)が11月9日、1st写真集「なぜ、忘れられないんだろう?」(集英社クリエイティブ)を発売する。モデルプレスのインタビューでは、彼女が初の水着&ランジェリー撮影に込めた思いやラストステージとなった「アンダーライブ」の裏話、約8年半の活動を通して見つけた「夢を叶える秘訣」までたっぷりと聞いた。
自身初となる本写真集は、神戸、淡路島、鳴門、鳥取を舞台に、ピュアな素顔からあどけない笑顔、思わずどきっとしてしまうような大人っぽい顔つきまで、等身大の寺田をたっぷりと収録。
自らコーディネートしたこだわりの私服と衣装で、乃木坂46の“ファッションリーダー”としてのセンスも存分に発揮している。
寺田:今回は「アイドルの寺田蘭世」というのはあまり考えず、プライベートで実際に着たいと思う服や、私が思う理想の女性像を表現できる服など、自分が好きな世界観をたっぷりと詰め込みました。
写真集のテーマが「大切な人との旅」ということで、かき氷を食べているシーンでは“大切な人”である父のお下がりの服を着ているんです!
― お父様も喜ばれますね。今回初めて水着とランジェリーの撮影をされたということですが、エモーショナルな仕上がりが大人の魅力を際立てていて、女性目線でもとても素敵だなと感じました。
寺田:今回は女性の方にもより身近に、ヘルシーに見てもらいやすい写真集にしたかったので、程よく肌が出せるような水着をチョイスしました。ナイトプールのシーンでは芯を持った女性を表現したいという思いで、パキッとした赤の水着を選んでいるんです。
水着とランジェリーの撮影は初めてだったのですが、良い意味で気を張らず、おばあちゃんになったときに「22歳(撮影当時)の私こんなに綺麗だったんだよ」と話せたら良いなと考えながら楽しむことができました。
寺田:等身大の自分で写りたかったので、特にボディメイクはせずにいつも通りの姿で撮影しました!でも、私は乃木坂46の中で1番と言って良いほど普段からトレーニングをしたり食事制限をしたりしていなくて、いつも妹に怒られているので、本当はもっと美意識を高く持たないとなと思う部分もあります。
ジムにも1度も行ったことがないのですが、今回の撮影の合間にマネージャーさんにゴムバンドを借りて初めてトレーニングをしてみたら、全然できなくて…(笑)。その様子が、写真集の最後にあるオフショット集にも小さく載っているので、私が初のトレーニングに奮闘している姿を是非見て欲しいです!
― 貴重なカットが収められているのですね。今回の写真集を通して、ご自身でお気に入りだと思うボディパーツは見つかりましたか?
寺田:私はちゅるんとした可愛らしい瞳が好きなので、少しクールで無愛想のように思われてしまう自分の目があまり好きではなかったのですが、完成した写真集を見たら目で表情を変えることができているなと感じて、自分の目も1つの魅力なのかなと思えるようになりました。
ほかにも、撮影をする中で自分ってこんな顔しているんだとか、こんなところにほくろがあったんだとか…普段は全く気づかない新たな自分の姿をたくさん発見することができたので、本当に良い機会になったなと思います。
寺田:はい。「乃木坂46 28thSG アンダーライブ」では少しだけ本編の衣装選びやセットリスト決めも関わらせていただいたのですが、最後の5曲は全て選曲させていただけるということで、より私の気持ちを代弁してくれるような曲を選びました。
2期生がオーディションで受かってすぐのレッスンで練習した曲「左胸の勇気」を始め、とても思い入れがある楽曲ばかりだったので、「曲が全て伝えてくれる」と思い、最後の私のスピーチはできる限り短くまとめることを意識していたんです。
― コロナ禍で制限がある状況下でしたが、ファンの方の前でラストステージを迎えられたことも良かったですね。
寺田:そうですね。この1~2年の間は配信ライブでラストステージを迎えるメンバーもいたので、お客さんを入れて3日間の公演ができたことは本当にありがたいなと思います。会場には家族も観に来てくれていたのですが、それぞれが感動するポイントで泣いていたと聞いてすごく嬉しかったです。
― 笑顔でラストステージを後にした寺田さんも、MCでは「もしかしたら家で泣いているかもしれない」と話されていましたが、ご帰宅後はいかがでしたか?
寺田:家に帰ってからも泣きませんでした!父は終始笑顔の私と、家族の中で唯一泣かなかった母の姿を見てとても驚いていたみたいです(笑)。
― それも寺田さんらしいですね。卒業発表日のブログでは、かつては「自分の中にあるかっこいいを求められすぎて笑えなくなる事もありました」とつづられていましたが、これまでを振り返って自分らしく活動できるようになった理由はありますか?
寺田:良い意味で「乃木坂46のメンバーだから」「ファンの方にこう思われたいから」と思い過ぎなくなったことが、自分らしさに繋がったのかなと感じています。上手く笑えなかった時期もありましたが、楽しいときは笑ったり悔しいときは悔しがったり、等身大の自分と向き合うことを大切にしてきた結果、自分の好きなことを活かしてセルフプロデュースで活動することができているのだと思います。
寺田:今も変わらず、夢を叶える上では自分に嘘をつかないことが大切だと思います。ラストステージのMCでも話したのですが、やりたいことを口に出して、それに向かって等身大の姿で進んでいったら絶対に夢は叶うと、私は乃木坂46の活動を通して実感しました。
最後に素敵なドレスを着てみんなに送り出してもらえたり、写真集を出すことができたりする自分の姿は数年前では考えられなかったので、自分に嘘をつかずここまで歩んできて本当に良かったなと思います。
― 卒業後新たなステップに進む寺田さんですが、これから挑戦してみたいことはありますか?
寺田:14歳から乃木坂46として活動してきて、自分自身がアイドルとしてしかお仕事をした経験がないので、もっと色々なものを見ながら、多くの経験を積んでいけたらいいなと思っています。どんな道に進んだとしても、これまでと変わらずに誰かのためになるような活動をしていきたいです。
― 同じ2期生だった堀未央奈さんを始め、乃木坂46では卒業後セルフプロデュースで活躍されているメンバーの方は多いですが、アドバイスをもらったり将来のことを相談したりすることもあるのですか?
寺田:もちろんあります!同期の卒業メンバーとは毎日のように連絡を取り合っているし、最近では松村沙友理さんがラストステージを観に来てくださったり、生駒里奈さんとご飯に行く約束をしたりと先輩方ともたくさん関わることができています。「卒業して会う機会が減ることで、連絡を取る機会が増える」というのも“あるある”なので、これからもメンバーと変わらず関係を築いていけたらいいなと思います!
― 今後の活動も応援しています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
自らコーディネートしたこだわりの私服と衣装で、乃木坂46の“ファッションリーダー”としてのセンスも存分に発揮している。
寺田蘭世、初の水着&ランジェリー撮影に挑戦
― 初の写真集発売おめでとうございます!今回衣装はセルフプロデュースということですが、こだわった部分はありますか?寺田:今回は「アイドルの寺田蘭世」というのはあまり考えず、プライベートで実際に着たいと思う服や、私が思う理想の女性像を表現できる服など、自分が好きな世界観をたっぷりと詰め込みました。
写真集のテーマが「大切な人との旅」ということで、かき氷を食べているシーンでは“大切な人”である父のお下がりの服を着ているんです!
― お父様も喜ばれますね。今回初めて水着とランジェリーの撮影をされたということですが、エモーショナルな仕上がりが大人の魅力を際立てていて、女性目線でもとても素敵だなと感じました。
寺田:今回は女性の方にもより身近に、ヘルシーに見てもらいやすい写真集にしたかったので、程よく肌が出せるような水着をチョイスしました。ナイトプールのシーンでは芯を持った女性を表現したいという思いで、パキッとした赤の水着を選んでいるんです。
水着とランジェリーの撮影は初めてだったのですが、良い意味で気を張らず、おばあちゃんになったときに「22歳(撮影当時)の私こんなに綺麗だったんだよ」と話せたら良いなと考えながら楽しむことができました。
寺田蘭世、写真集で「新たな自分を発見」お気に入りのパーツは?
― 撮影前にボディメイクはされましたか?寺田:等身大の自分で写りたかったので、特にボディメイクはせずにいつも通りの姿で撮影しました!でも、私は乃木坂46の中で1番と言って良いほど普段からトレーニングをしたり食事制限をしたりしていなくて、いつも妹に怒られているので、本当はもっと美意識を高く持たないとなと思う部分もあります。
ジムにも1度も行ったことがないのですが、今回の撮影の合間にマネージャーさんにゴムバンドを借りて初めてトレーニングをしてみたら、全然できなくて…(笑)。その様子が、写真集の最後にあるオフショット集にも小さく載っているので、私が初のトレーニングに奮闘している姿を是非見て欲しいです!
― 貴重なカットが収められているのですね。今回の写真集を通して、ご自身でお気に入りだと思うボディパーツは見つかりましたか?
寺田:私はちゅるんとした可愛らしい瞳が好きなので、少しクールで無愛想のように思われてしまう自分の目があまり好きではなかったのですが、完成した写真集を見たら目で表情を変えることができているなと感じて、自分の目も1つの魅力なのかなと思えるようになりました。
ほかにも、撮影をする中で自分ってこんな顔しているんだとか、こんなところにほくろがあったんだとか…普段は全く気づかない新たな自分の姿をたくさん発見することができたので、本当に良い機会になったなと思います。
寺田蘭世、卒業前ラストステージの心境&裏話明かす
― 寺田さんは、10月28日に開催された「乃木坂46 28thSG アンダーライブ」が乃木坂46としてラストステージとなりましたが、アンコールの楽曲はご自身で選曲されたそうですね。寺田:はい。「乃木坂46 28thSG アンダーライブ」では少しだけ本編の衣装選びやセットリスト決めも関わらせていただいたのですが、最後の5曲は全て選曲させていただけるということで、より私の気持ちを代弁してくれるような曲を選びました。
2期生がオーディションで受かってすぐのレッスンで練習した曲「左胸の勇気」を始め、とても思い入れがある楽曲ばかりだったので、「曲が全て伝えてくれる」と思い、最後の私のスピーチはできる限り短くまとめることを意識していたんです。
― コロナ禍で制限がある状況下でしたが、ファンの方の前でラストステージを迎えられたことも良かったですね。
寺田:そうですね。この1~2年の間は配信ライブでラストステージを迎えるメンバーもいたので、お客さんを入れて3日間の公演ができたことは本当にありがたいなと思います。会場には家族も観に来てくれていたのですが、それぞれが感動するポイントで泣いていたと聞いてすごく嬉しかったです。
― 笑顔でラストステージを後にした寺田さんも、MCでは「もしかしたら家で泣いているかもしれない」と話されていましたが、ご帰宅後はいかがでしたか?
寺田:家に帰ってからも泣きませんでした!父は終始笑顔の私と、家族の中で唯一泣かなかった母の姿を見てとても驚いていたみたいです(笑)。
― それも寺田さんらしいですね。卒業発表日のブログでは、かつては「自分の中にあるかっこいいを求められすぎて笑えなくなる事もありました」とつづられていましたが、これまでを振り返って自分らしく活動できるようになった理由はありますか?
寺田:良い意味で「乃木坂46のメンバーだから」「ファンの方にこう思われたいから」と思い過ぎなくなったことが、自分らしさに繋がったのかなと感じています。上手く笑えなかった時期もありましたが、楽しいときは笑ったり悔しいときは悔しがったり、等身大の自分と向き合うことを大切にしてきた結果、自分の好きなことを活かしてセルフプロデュースで活動することができているのだと思います。
寺田蘭世の夢を叶える秘訣
― 約3年前のモデルプレスのインタビューで、夢を叶える秘訣は「自分に嘘をつかないこと」と話していた寺田さんですが、初の写真集を発売した今改めて思う夢を叶える秘訣を教えてください。寺田:今も変わらず、夢を叶える上では自分に嘘をつかないことが大切だと思います。ラストステージのMCでも話したのですが、やりたいことを口に出して、それに向かって等身大の姿で進んでいったら絶対に夢は叶うと、私は乃木坂46の活動を通して実感しました。
最後に素敵なドレスを着てみんなに送り出してもらえたり、写真集を出すことができたりする自分の姿は数年前では考えられなかったので、自分に嘘をつかずここまで歩んできて本当に良かったなと思います。
― 卒業後新たなステップに進む寺田さんですが、これから挑戦してみたいことはありますか?
寺田:14歳から乃木坂46として活動してきて、自分自身がアイドルとしてしかお仕事をした経験がないので、もっと色々なものを見ながら、多くの経験を積んでいけたらいいなと思っています。どんな道に進んだとしても、これまでと変わらずに誰かのためになるような活動をしていきたいです。
― 同じ2期生だった堀未央奈さんを始め、乃木坂46では卒業後セルフプロデュースで活躍されているメンバーの方は多いですが、アドバイスをもらったり将来のことを相談したりすることもあるのですか?
寺田:もちろんあります!同期の卒業メンバーとは毎日のように連絡を取り合っているし、最近では松村沙友理さんがラストステージを観に来てくださったり、生駒里奈さんとご飯に行く約束をしたりと先輩方ともたくさん関わることができています。「卒業して会う機会が減ることで、連絡を取る機会が増える」というのも“あるある”なので、これからもメンバーと変わらず関係を築いていけたらいいなと思います!
― 今後の活動も応援しています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
寺田蘭世(てらだ・らんぜ)プロフィール
1998年9月23日、東京都出身。155cm。乃木坂46・2期生オーディションに合格し、デビュー。カップリング曲「ボーダー」やアンダー曲「ブランコ」「滑走路」では、センターを務め、17thシングル「インフルエンサー」で初の選抜入りを果たす。グループのファッションリーダー的存在でもあり、清楚で上品な出立と力強いパフォーマンスのギャップに魅了されるファンが続出。コラムニストとしても活躍。
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