日向坂46松田好花&山口陽世、2021年は“変化の年” 松田の涙が増えた理由&2人が落ち込んだときの乗り越え方とは?<モデルプレスインタビュー>
2021.10.29 17:00
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日向坂46が10月27日に6枚目シングル「ってか」をリリース。モデルプレスでは松田好花(まつだ・このか/22)、山口陽世(やまぐち・はるよ/17)にインタビューを実施し、MVの撮影秘話やメンバー同士の関係性、夢を叶える秘訣などを聞いた。
松田好花&山口陽世、センター・金村美玖への思い明かす
― 6枚目シングルのリリースおめでとうございます。「ってか」はMVの衣装がパンツだったり、ダンスパートがしっかり入っていたりと、これまでリリースしてきたシングル表題曲の中でもエネルギッシュな楽曲となっていますね。松田:クールな曲調ということで、MV撮影では基本的にずっと風を浴びながら踊っていたのですが、体幹をキープすることがすごく大変でした。意志を強く持って、「自分はかっこいいんだ」と思いながらパフォーマンスすることを意識していました。
山口:私もMV撮影で、風と一緒に砂がたくさん飛んできたことをすごく覚えています。特にサビのパートでは色々なものが飛んできたのですが、頑張って目を開け続けながら踊りきりました!
― 過酷な撮影だったのですね。今作では二期生の金村美玖さんがセンターを務めていますが、お2人はそれぞれどのような印象を受けましたか?
松田:昨年開催した「DASADAライブ」で、金村が(小坂)菜緒の代理で「青春の馬」という楽曲のセンターを務めたのですが、そのときのパフォーマンスがすごく好きだったので、今回かっこいい曲調のセンターにピッタリだなと感じています。
本人はフォーメーション発表のときにすごく驚いていたので、発表後に同期のみんなで金村に寄って行って「私たちがいるから大丈夫だよ」と声をかけました。不安もあると思うのですが、金村と特に仲が良い丹生(明里)ちゃんがフロントメンバーとして常に支えてくれているので安心感があります。
― 同期全員で金村さんを支えているのですね。
松田:はい!日向坂46になってから表題曲のセンターを二期生が務めるのは、現在休養している(小坂)菜緒以来初めてなのですが、金村が菜緒に電話でセンターになったことを報告したら「美玖なら大丈夫だよ」と声をかけてくれたそうなんです。見えない場所でも、全員がそれぞれの立場で金村を支えているんだなと感じています。
山口:後輩から見ても美玖さんの表現力は素敵だなと感じます。二期生の皆さんが団結して支え合っている姿もすごく頼もしいなと思いながら活動しています。
松田好花&山口陽世、距離を縮めたきっかけは?
― 山口さんは今回、カップリング曲「酸っぱい自己嫌悪」で佐々木美玲さん率いるユニット“みーぱんファミリー”にも参加していますね。佐々木さん、河田陽菜、濱岸ひよりさんとのユニット曲はいかがでしたか?山口:ユニット曲の参加は初めてだったので、すごく嬉しかったです! MVは学校で撮影しているのですが、物語性があって素敵だしタイムスリップした感覚で楽しかったことを覚えています。
ダンスの振り入れ中もずっと穏やかで優しい雰囲気で、同期がいない環境でも良い意味で気負わずにパフォーマンスすることができました。
― 山口さんはグループ内でも「愛されキャラ」というイメージがあります。松田さんとも仲の良さが伝わってきますが、距離感が縮まったのはいつ頃ですか?
松田:私は前作「君しか勝たん」でフォーメーションが隣だったので、空き時間に喋る機会が多かったことで仲良くなりました!
― お2人は普段どのようなお話をしているのですか?
松田:なんだろう…?深い話はしてないよね(笑)。
山口:そうですね(笑)。
松田:陽世は本当に気軽に話せるんです。先輩に対して色々なことを考えながら話してくれているとは思うのですが、気を遣っている感じを全く出さないし心を開いてくれている気がするので、私も記憶に残らないような何気ないことを喋れます(笑)。
三期生はみんな本当に可愛いし良い子だし…ただただ、癒やしの存在です。三期生はみんなしっかりしているけれど、陽世や上村ひなのなど童顔なメンバーも多いので、どこかぎゅっとしたくなるような可愛さがあるなと思います。
松田好花、休養期間は「全てを失ったような感覚」復帰後の変化語る
― 2021年も残りわずかとなりましたが、改めて今年の活動を振り返っていかがですか?山口:今年「君しか勝たん」で初めてシングル曲に参加させていただいたり、色々な番組に出演させていただいたりしたことで、より「自分は日向坂46にいるんだ」と実感した1年でした。ライブで参加する楽曲も多くなったので、ダンスなどのパフォーマンスも頑張ろうと思ったし、フォーメーションの位置など細かい部分も意識するようになりました。
そして、今年は加入時から続けていたサイドポニーテールから、ストレートに下ろしたヘアスタイルに変えたことも大きな変化でした。髪を下ろしてから「似合っているね」と言われる機会が増えて自分に自信がついたなと思います。
松田:「ラヴィット!」(TBS系)の期間レギュラーを務めさせていただいたり、「ひなこい presents 日向坂46松田好花の日向坂高校放送部」(ニッポン放送)という冠ラジオをもたせていただいたり…本当に色々な経験ができた1年だったなと思います。私は昨年末、病気の治療に専念するために約3ヶ月間休養していたので、今年は復帰して日向坂46のメンバーとして活動できることの幸せも身に染みて感じたし、ファンの皆さんに支えられていることも改めて実感しました。
でも、今年はちょっと泣きすぎたなとも思います(笑)。特に最近は色々な番組で泣いている姿を見せてしまったので、来年はもう少し強くなりたいです。
― 休養をしたというのも、1つの転機になったのですか?
松田:そうですね。初めて仕事ができない状態になったことで、全てを失ったような感覚になってしまって、精神的にとても落ち込んでしまったんです。だから、休養後からお仕事で周りの方に優しくされるとこみ上げてくるものがあって…。色々感じやすくなってしまったのかもしれません。
― お2人は悩んだり、落ち込んだりしたときにどのように解決することが多いですか?
松田:私は元々悩みを抱え込んでしまうタイプだったのですが、復帰してからは人を頼ったり、悩みを誰かに相談したりできるようになりました。それでも考えこんでしまうときは、好きなものをたくさん食べたり、好きなだけ寝たり、リラックスすることを心がけています。
山口:私はあまり人に相談するタイプではないのですが、話すことが好きなので、とにかく誰かと話すことを大切にしています。何気ない会話をするだけでも気分が明るくなるし、直接問題を解決できなかったとしても、いつの間にか悩みを解消することができているんです。
松田好花&山口陽世の夢を叶える秘訣
― 最後に、みなさんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。松田:何事も言葉にすることが大切だと思います。自分が思っている以上に自分の気持ちは相手に伝わっていないと思うし、私自身も「いつかラジオのパーソナリティをやってみたい」と発信し続けていたら今年冠ラジオを持つことができたので、口に出すことが夢への近道になると思います。
山口:自分から積極的に行動することが大事です。難しいと思うことでもやってみないと何も始まらないし、すぐに結果が出なくても徐々に何かに繋がっていくと思います。私も「坂道合同オーディション」も自分で応募したから今グループに加入できているので、皆さんも諦めずに頑張ってください!
― これからの目標はありますか?
松田: 色々なラジオ番組に出演したり、逆に自分の番組にメンバー以外のゲストの方に来ていただいたりすることが夢です!
丸山桂里奈さんと「ラヴィット!」で共演してから連絡を取ったり、「ラジオにゲスト出演してください」というお話をしたりしているので、一緒にトークができたら楽しそうだなと思います。
山口:私は野球が好きなので、いつか始球式をやらせていただくことが大きな夢です!
あとは、ゲームが好きということを活かして、丹生(明里)さんなどの先輩方のようにゲーム番組にも出てみたいです。3期生だと未来虹ちゃんもゲーム好きなので、一緒に出られるように頑張ります!
― 応援しています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
日向坂46インタビューこぼれ話
<最近の美容法は?>松田:我慢しすぎるとストレスになってしまうので、最近は好きなものを好きなときに食べることを大切にしています!でも、お肌のケアには気をつけていて、ツアーで宿泊する際にも必ずパックを持っていって、毎日欠かさず保湿をしていました。
山口:家で毎日腹筋などの筋トレをしています。私はメニューを決めて徹底すると苦痛になってしまうタイプなので、軽いものをやり過ぎない程度に継続することを心がけています。
<山口陽世の髪型について>
松田:陽世は今の髪型もすごく似合うのですがボブにしたらもっと可愛いと思うので、私は早く切って欲しいんです。日向坂46の中でも身長が低いメンバーだから、髪の毛がくるんとしていたら絶対可愛い!陽世に対してはなぜかプロデューサー目線になっちゃいます(笑)。
山口:(佐々木)久美さんにもボブにしてって言われました(笑)。
松田好花(まつだ・このか)プロフィール
生年月日:1999年4月27日/出身地:京都府/星座:おうし座/身長:157.5cm山口陽世(やまぐち・はるよ)プロフィール
生年月日:2004年2月23日/出身地:鳥取県/星座:うお座/151.4cm日向坂46・6thシングル「ってか」
6thシングル「ってか」。2期生の金村美玖が表題曲で初センターを務める。初回仕様限定盤の特典映像には、共通で「ってか」のMVと、新たに撮りおろしされた「ひなたの夏休み」を収録。さらに、TYPE-Aには「何度でも何度でも」、TYPE-Bには「夢は何歳まで?」、TYPE-Cには「あくびLetter」、TYPE-Dには「酸っぱい自己嫌悪」のMVがそれぞれ収録される。
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