モデルプレスのインタビューに応じた池田エライザ(C)モデルプレス

池田エライザ、コンプレックス告白「古見さんは、コミュ症です。」撮影は「学びのある素晴らしい時間でした」<モデルプレスインタビュー>

2021.09.13 08:00

女優の池田エライザ(25)が4日、オンライン配信にて行われた「第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER」(以下、マイナビ TGC 2021 A/W)に出演。バックステージでモデルプレスのインタビューに応じた。

  

池田エライザ「TGC2021A/W」は「感動しました」

池田エライザ(C)モデルプレス
― まずはTGCの感想からお聞かせください。

池田:CGの演出が今回あって、私が歩いている横にCGで小屋があり、そこから小鳥が飛んでいるようでした。今だからできる世界観なんだなと、画面を見て私もすごくしびれて、感動しました!

― これまでもTGCには何度も出演されていますが、緊張とかはするのでしょうか?

池田:無観客でもします。絶対直前にお腹が痛くなるんです。でも、緊張感を持てているってことだから、悪いことではないのかなと思っています。

アーティスト・池田エライザは「好きなときに応援してもらえたら」

池田エライザ(C)モデルプレス
― 池田さんと言えば、アーティスト活動をすること発表しましたが、ファンのみなさんの反響はいかがですか?

池田:反響は大きかったですね。私は何年も何年も準備をして妥協せずにやっていたので、周りのスタッフさんは知ってて、(歌手活動することを)やっと発表できました。テレビで歌を披露する前から準備をしていました。あと、応援してくれている子たちとのファンクラブが今回できたので嬉しいです。(ファンクラブを)ずっと作ってほしいと言ってくれているのは聞いていたのですが、私自身が申し訳ないなとか、恥ずかしいなという気持ちがあって作っていなかったんです。

― 何年も前から準備されていたようですが、アーティスト活動を本格的に始めようと思ったきっかけがあるのでしょうか?

池田:よく何々出身のってあるじゃないですか。例えばモデル出身の女優とか、みんな芸能界に入るときになにをやろうか決めているかというと、みんながみんなそうではないかもしれないじゃないですか。私は家庭的に音楽の家庭で、お母さんもおじいちゃんも音楽に携わっていました。ただ私が1番最初にこの世界に入ったきっかけがモデルのお仕事だっただけで、歌手としてデビューする感覚がなくて、どちらかというと歌っている期間の方が子どもの頃からみっちりあったので、(歌手活動を)始めるというか、みんなを巻き込む活動をやっと始められたという感覚に近いのかなって。なので、歌手活動を始めるからといって、生活として変わることはそんなにないですね。

― 小さい頃、芸能界に入って歌手になりたいと思ったことはなかったのでしょうか?

池田:絶対ない(笑)。人前に立つなんて無理だし、嫌だと思っていたので、入りたくなかったんですよ。

池田エライザ(C)モデルプレス
― では、芸能界に入ってから、母親の影響を受けて歌手の仕事がしたいと思ったんですかね?

池田:学校から帰ってきたら発生練習をしたり、習い事の代わりにお母さんとのコミュニケーションが歌で、歌が当たり前のようにあったので、歌手になりたいと思ったこともないんですよね。思ってもいなかったし、表でも言ってこなかったので、(歌手をやろうと思った)特別な理由がないんですよね。

― どういうアーティストになりたいと思っていますか?

池田:そういうのもないんです(笑)。やってみて変えていったりもすると思います。私らしく好きなようにやるつもりなので、好きなときに応援してもらえたらと思っています(笑)

池田エライザ「古見さんは、コミュ症です。」撮影現場の様子明かす

池田エライザ(C)モデルプレス
― ドラマ『古見さんは、コミュ症です。』(NHK総合)がスタートしますが、撮影はいかがですか?

池田:撮影は順調に進んでいて、終盤に入っています。題材がすごくいいので、穏やかな雰囲気です。人のコンプレックスにすごく丁寧に向き合っている作品なので、常にディスカッションをしながら撮影していて、それが私にとってはすごく心地よいですし、このセリフはもうちょっとこうした方がいいんじゃないのかとか、すごく配慮のある現場だなと思いました。

― 主演のNEWS増田貴久さんが高校生役をやるということで、解禁時には話題となっていましたね!

池田:すごくお似合いになられていると思います!キャスティングがその人の性質を見て選出されているので、年齢関係なく見ていただけると思います。私も出来上がった作品をいち早く見させていただいたんですけど、違和感がなかったので、みなさんもきっと純粋に面白いなと思いながら見られると思います。

― その人の性質を見てとのことですが、ご自身も役にすんなり入り込めたのでしょうか?

池田:原作がすごく好きで、私も見た目とは違って、やっぱり人とのコミュニケーションが難しいなと感じることがあります。そういうのって誰にでもあるし、それを強くコンプレックスに感じている人もいると思います。そういう意味では私もすごく共感することができたし、原作者の方の考え方が素晴らしくて、ものすごく尊敬しているので、出演のお話をいただいたときはすごく嬉しかったです。この作品で演じている時間は私にとっても学びのある素晴らしい時間でした。

池田エライザ、コンプレックスも告白

池田エライザ(C)モデルプレス
― なんでもすごく器用にこなしているイメージがあるのですが、この作品の登場人物のように池田さん自身もコンプレックスを感じることがありますか?

池田:人がいっぱいいると帰りたくなったり、逃げたくなったり、鳥肌がたったりして、本当にダメです。人混みが苦手なんだと思います。

― 今日のランウェイや、テレビ番組で歌っている姿とかを見ると、すごく堂々とされているなと思いましたが…

池田:大人なので頑張っているんですけど、ダメなときはダメですね。楽屋とかにこもっちゃったときもありました。でも得意不得意って誰にでもあるように、ある程度は頑張るけど、無理なものは無理って思っています。無理しなくてもいいのかなと。

池田エライザ、ファンにメッセージ

池田エライザ(C)モデルプレス
― 最後にドラマの放送開始日も楽曲リリース日も同じ日ということで、ファンの方にメッセージをお願いします!

池田:たくさん曲を作って順次配信していく予定です。まずはポップなものから出しますが、本当にバラバラのサウンドで楽しんでもらえるアルバムになっているので、繰り返し聴いてもらいたいですし、これから出していく曲も楽しんで聴いてもらえたら嬉しいです。こういう風に聴いてもらいたいという野暮なことは言わないんですけど、日常のそばに置いといてほしいなと思います。

『古見さんは、コミュ症です。』も同様に余韻のあるドラマができたなと思ったので、自分を振り返る時間として見ていただけたら嬉しいです。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

池田エライザ(いけだえらいざ)プロフィール

池田エライザ(C)モデルプレス
1996年4月16日生まれ、福岡県出身。

2011年に映画『高校デビュー』でデビュー後、映画、ドラマと活躍の場を広げる。Netflix『FOLLOWERS』(2020年春配信)で演技の幅を開拓し、2020年には、映画『夏、至るころ』で映画監督も務めた。2021年は映画『騙し絵の牙』、『賭ケグルイ 絶対絶命ロシアンルーレット』をはじめ話題作品に多数出演。9月6日放送NHKよるドラマ『古見さんは、コミュ症です。』にヒロインとして出演。2021年は、9月6日にELAIZAとして1stアルバム『失楽園』内のデビュー曲「close to you」をリリースした。2022年公開映画『真夜中乙女戦争』が公開を控えている。

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