“高校球児”兵頭功海のモテ伝説 中庭掃除を禁じられた理由とは 「ブラックシンデレラ」インタビュー
2021.04.21 19:30
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「恋愛ドラマな恋がしたい」(18/ABEMA)、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(19-20/テレビ朝日系)カナロ/リュウソウゴールド役で注目を集め、昨年はドラマ「片恋グルメ日記」(TOKYO MX)、「社内マリッジハニー」(MBSほか)などに出演した注目の若手俳優、兵頭功海(ひょうどう・かつみ/23)。
185cmの長身に子犬のような癒やし系オーラが魅力だが、22日よる10時スタートのドラマ「ブラックシンデレラ」(ABEMA)では常に物事を冷静に俯瞰する学年一の秀才・滝川隼人役を演じる。モデルプレスは同作のエピソードに加え、ドラマで描かれるキラキラの学園生活と対比した兵頭自身の高校時代や恋愛観についてインタビュー。甲子園を目指し野球に打ち込んでいた当時の“モテ伝説”も明かされた。
兵頭演じる滝川は圭吾の親友。「“ただの良い奴”というのが、滝川の魅力なのかなと思います」と語り、「例えば仲の良いメンバー何人かで会話をしている時、滝川は会話を回すようで回さないんです。圭吾が行き過ぎたなって時に、一言ポンと場を和ますような言葉を投げるような人間。それって自分のためというよりかは、暴れ王子みたいな圭吾が周りに誤解されないように『こんなこと言ってるけど、みんな笑ってあげて』とバランスを保ってあげている親友なのかなって」と立ち位置を分析。
神尾とは役者仲間の伊藤あさひを通じて元々交流があり「プライベートで先に仲良くなったので、現場ではどういう感じなのか逆に緊張しました。実際はあのままでした(笑)。本読みの時に『良かった』と感じましたね」とリラックスした現場に。「役のせいかもしれないですが、現場では楓珠が男女の壁を作らないような雰囲気を自然と作ってくれました。お昼ごはんも、ソーシャルディスタンスを保ちつつ『みんなで食べようよ』と呼びかけてくれたり。キャストの中で年の差もあったんですけど、本当に学校みたいで、青春を味合わせてもらった感覚です」と振り返った。
そんな神尾とのコンビ感や、滝川の恋模様も注目だが、何よりも「莉子ちゃん演じる愛波の成長が見どころ」。外見主義というテーマは兵頭自身、共感する点が多いといい「やっぱり表に出る仕事なので『ここがもっとこうだったらな…』と思ったこともあるし、自分よりかっこ良くて魅力的な人なんていくらでもいるわけで。誰しもが経験することだと思いますが、それを題材にしたドラマを作るのは切り口が鋭いなと。見る人が見れば辛いテーマだけれど、ドラマや映画などのエンタメを通してそういうことをリアルに知れるのは素晴らしいことなのかなと思います。ニュースとかではなかなか取り扱われないことなので、特に学生の方々にはメッセージが伝わればいいですね。これは僕の役者としての最終的な目標にも繋がる部分です」と期待を込める。
「もちろん僕には僕の青春があって。毎日朝から晩まで野球をやって、大会に出れば全校生徒が応援に来てくれて。そこでしか味わえないものがありました」と振り返る兵頭に、ぶっちゃけモテた!?と聞くと「そうですね…高校の時はモテましたね(笑)」と笑いを誘う。
野球部が花形の高校だったこともあり、女子生徒からの告白はもちろんのこと「1階の中庭掃除をしていたら、2階と3階の1、2年生の女の子たちが(兵頭のことを)見るので、担任の先生に『兵頭、戻ってこい!』って中庭掃除を辞めさせられたことがある」という“中庭王子”なモテ伝説も。「恥ずかしいなあ。やっぱり今のは書かないでください(笑)」と照れながら、「何かの作品を観てから、ショートカットの女性ってすごく良いなと思うようになりました。僕がファッションが好きなので、こだわりのあるファッションを楽しんでいる子が好きかな」と具体的なタイプも明かしてくれた。
さらに“兵頭功海を彼氏にした時の特権”を聞いてみると「何だろう!?」と首をひねり、同席したマネージャーに「どうですか?(笑)」と聞き込み。マネージャーから「人に癒やしを与えられる的な…」との意見を得ると「…って、信頼しているマネージャーさんが言ってます(笑)」としつつ「僕は彼女ができたら僕の仲の良い友達にも会ってほしい。繋がりが広がるので、結構楽しめるんじゃないでしょうか」と話した。
全くの未経験からレッスンを重ねた期間は「物理的に無理なことなんじゃないかなと思っていました。ダンスの立ち位置や歌詞を覚えることはもちろん、表情の作り方から動きの見せ方まで…全くやったことのない自分が一ヶ月でできるのかなって。正直苦しいという気持ちで本番を迎えました」と告白。「だけど本番ステージに立ち、来てくれた一人一人の顔を見ると、自然と苦しかったこともやってよかったなと思えました。コミュニケーションを取る機会が少なくなってきた中、人と人が直接会い、気持ちと気持ちがぶつかることで生まれるエネルギーって本当にあるんだなと。観客席で、2人組の女性の方が『泣いていいんだよ』と書いたボードを持っているのを見て、僕も思わず泣いてしまって…。そういう連鎖みたいなものがすごく良いなと感じました」と振り返った。
15日には23歳の誕生日を迎えたばかり。意気込みを聞くと「正直、今まで21歳、22歳を迎えた時、あまり僕の中で先が見えず、この一年どうやって戦っていけばいいのかなと思うことが多かったんですけど、今年は前向きに先が見える気がして。僕自身、これからの一年が楽しみだと思えるのが初めてなんです。それって応援してくれている方が『功海くんここまで行ったね、見てて楽しい』と思える結果にも繋がるのかなと思っていて。結果的にそうなれば良いなと願いつつ、この一年の自分に期待して、楽しみながら進んで行ければ良いなと思います」と瞳を輝かせた。(modelpress編集部)
出身地:福岡県
身長:185cm
体重:65kg
血液型:B型
資格:普通自動車免許
特技:野球・歌・ギター・水泳
2018年、第1回「NEW CINEMA PROJECT」の出演者部門でグランプリを受賞し、映画『五億円のじんせい』(2019年7月公開)に出演する権利を獲得。その後ABEMA人気恋愛番組「恋愛ドラマな恋がしたい2」に出演し注目を集め、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(19-20/テレビ朝日)にてカナロ/リュウソウゴールド役の出演など幅広く活躍。今後が期待される若手俳優の一人。
外見主義に立ち向かう…ドラマのメッセージ性に共感
学園一の美男美女を決めるミスコンが今なお行われる清蘭学園高等学校を舞台に、ミスコンに憧れながらも見た目に悩みを抱く平凡な主人公・神谷愛波(莉子)が、ナルシストで完璧な国宝級イケメン・橘圭吾(神尾楓珠)と、謎の転校生・島村空(板垣瑞生)に出会い、夢や恋に奮闘する“逆襲”ラブストーリー。夢の舞台まであと一歩のところで愛波を襲ったとある出来事をきっかけに、外見主義の中で“本当の美しさ”とはいったい何なのかを問いかける。兵頭演じる滝川は圭吾の親友。「“ただの良い奴”というのが、滝川の魅力なのかなと思います」と語り、「例えば仲の良いメンバー何人かで会話をしている時、滝川は会話を回すようで回さないんです。圭吾が行き過ぎたなって時に、一言ポンと場を和ますような言葉を投げるような人間。それって自分のためというよりかは、暴れ王子みたいな圭吾が周りに誤解されないように『こんなこと言ってるけど、みんな笑ってあげて』とバランスを保ってあげている親友なのかなって」と立ち位置を分析。
神尾とは役者仲間の伊藤あさひを通じて元々交流があり「プライベートで先に仲良くなったので、現場ではどういう感じなのか逆に緊張しました。実際はあのままでした(笑)。本読みの時に『良かった』と感じましたね」とリラックスした現場に。「役のせいかもしれないですが、現場では楓珠が男女の壁を作らないような雰囲気を自然と作ってくれました。お昼ごはんも、ソーシャルディスタンスを保ちつつ『みんなで食べようよ』と呼びかけてくれたり。キャストの中で年の差もあったんですけど、本当に学校みたいで、青春を味合わせてもらった感覚です」と振り返った。
そんな神尾とのコンビ感や、滝川の恋模様も注目だが、何よりも「莉子ちゃん演じる愛波の成長が見どころ」。外見主義というテーマは兵頭自身、共感する点が多いといい「やっぱり表に出る仕事なので『ここがもっとこうだったらな…』と思ったこともあるし、自分よりかっこ良くて魅力的な人なんていくらでもいるわけで。誰しもが経験することだと思いますが、それを題材にしたドラマを作るのは切り口が鋭いなと。見る人が見れば辛いテーマだけれど、ドラマや映画などのエンタメを通してそういうことをリアルに知れるのは素晴らしいことなのかなと思います。ニュースとかではなかなか取り扱われないことなので、特に学生の方々にはメッセージが伝わればいいですね。これは僕の役者としての最終的な目標にも繋がる部分です」と期待を込める。
野球に青春を捧げた高校時代…“中庭王子”なモテ伝説も
演じる滝川との共通点は「自分が気に食わないと思ったことにはとことん怒れるところ」だが「頭脳明晰なところは全く違います(笑)。それに、僕はどちらかと言えば友達とわちゃわちゃしているタイプ。むしろ圭吾側なのかもしれないですね」。学園生活についても「僕は高校3年生までがっつり野球をやっていて甲子園やプロを目指していたので、『みんなで放課後ゲーセン行こうぜ』『海行こうぜ』みたいなことは全くありませんでした。今回の『ブラックシンデレラ』のようなキラキラした青春のイメージとは全然違う経験だったと思います」と対比する。「もちろん僕には僕の青春があって。毎日朝から晩まで野球をやって、大会に出れば全校生徒が応援に来てくれて。そこでしか味わえないものがありました」と振り返る兵頭に、ぶっちゃけモテた!?と聞くと「そうですね…高校の時はモテましたね(笑)」と笑いを誘う。
野球部が花形の高校だったこともあり、女子生徒からの告白はもちろんのこと「1階の中庭掃除をしていたら、2階と3階の1、2年生の女の子たちが(兵頭のことを)見るので、担任の先生に『兵頭、戻ってこい!』って中庭掃除を辞めさせられたことがある」という“中庭王子”なモテ伝説も。「恥ずかしいなあ。やっぱり今のは書かないでください(笑)」と照れながら、「何かの作品を観てから、ショートカットの女性ってすごく良いなと思うようになりました。僕がファッションが好きなので、こだわりのあるファッションを楽しんでいる子が好きかな」と具体的なタイプも明かしてくれた。
さらに“兵頭功海を彼氏にした時の特権”を聞いてみると「何だろう!?」と首をひねり、同席したマネージャーに「どうですか?(笑)」と聞き込み。マネージャーから「人に癒やしを与えられる的な…」との意見を得ると「…って、信頼しているマネージャーさんが言ってます(笑)」としつつ「僕は彼女ができたら僕の仲の良い友達にも会ってほしい。繋がりが広がるので、結構楽しめるんじゃないでしょうか」と話した。
23歳、希望に満ち溢れた今の心境
今月9~11日には、アミューズ若手俳優によるライブ企画「Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2021 “OVER THE RAINBOW”」(通称:ハンサムライブ)に初出演。役者業とは異なる、華やかな歌とダンスのステージを経て、Instagramのフォロワー数も急速に増加したという。全くの未経験からレッスンを重ねた期間は「物理的に無理なことなんじゃないかなと思っていました。ダンスの立ち位置や歌詞を覚えることはもちろん、表情の作り方から動きの見せ方まで…全くやったことのない自分が一ヶ月でできるのかなって。正直苦しいという気持ちで本番を迎えました」と告白。「だけど本番ステージに立ち、来てくれた一人一人の顔を見ると、自然と苦しかったこともやってよかったなと思えました。コミュニケーションを取る機会が少なくなってきた中、人と人が直接会い、気持ちと気持ちがぶつかることで生まれるエネルギーって本当にあるんだなと。観客席で、2人組の女性の方が『泣いていいんだよ』と書いたボードを持っているのを見て、僕も思わず泣いてしまって…。そういう連鎖みたいなものがすごく良いなと感じました」と振り返った。
15日には23歳の誕生日を迎えたばかり。意気込みを聞くと「正直、今まで21歳、22歳を迎えた時、あまり僕の中で先が見えず、この一年どうやって戦っていけばいいのかなと思うことが多かったんですけど、今年は前向きに先が見える気がして。僕自身、これからの一年が楽しみだと思えるのが初めてなんです。それって応援してくれている方が『功海くんここまで行ったね、見てて楽しい』と思える結果にも繋がるのかなと思っていて。結果的にそうなれば良いなと願いつつ、この一年の自分に期待して、楽しみながら進んで行ければ良いなと思います」と瞳を輝かせた。(modelpress編集部)
兵頭功海(ひょうどう・かつみ)プロフィール
生年月日:1998年4月15日出身地:福岡県
身長:185cm
体重:65kg
血液型:B型
資格:普通自動車免許
特技:野球・歌・ギター・水泳
2018年、第1回「NEW CINEMA PROJECT」の出演者部門でグランプリを受賞し、映画『五億円のじんせい』(2019年7月公開)に出演する権利を獲得。その後ABEMA人気恋愛番組「恋愛ドラマな恋がしたい2」に出演し注目を集め、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(19-20/テレビ朝日)にてカナロ/リュウソウゴールド役の出演など幅広く活躍。今後が期待される若手俳優の一人。
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