KAT-TUN上田竜也、“アニキ”櫻井翔から「一緒に暴れようぜ」デビュー15周年への想いも<「ネメシス」インタビュー>
2021.04.16 00:00
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女優の広瀬すずと嵐の櫻井翔がW主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ「ネメシス」(毎週日曜よる10時30分~)が現在放送中。今回モデルプレスでは、同作で星憲章(ほし・けんしょう)を演じるKAT-TUNの上田竜也(うえだ・たつや/37)にインタビュー。“アニキ”と慕う櫻井とのドラマ初共演の心境や、役作りへの強いこだわり、撮影エピソードを聞いた。ドラマ出演に加え、デビュー15周年という大きな夢を叶えた彼が“大切にしている言葉”とは―――。
同作は、広瀬演じる天才助手・美神アンナと櫻井演じるポンコツ探偵・風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決していくミステリー。広瀬、櫻井のほか、橋本環奈、大島優子、江口洋介ら豪華俳優陣が出演している。
今回上田が演じるのは、“依頼されたものは何でも作ってしまう、超職人気質な謎の道具屋”星憲章。彼が引きこもって作業する仕事場に行くためには顔認証に静脈認証、さらには「合言葉」が必須となり、部屋には多くの機材や工具、星の趣味が垣間見られる小物が溢れている。また、無類の駅弁マニアで、人を信用するポイントは“面白いかどうか”など、とにかくクセの強いキャラクターだ。
そんな星が、アンナと風真の凸凹推理をサポートするためにどのような道具を作り出すのか、注目が寄せられている。
上田:企画書を見た時に「でけぇな」って思いました(笑)。企画書の段階から、「こういう野望があります」と先を見据えている感じだったので、1つのドラマというよりは「一大プロジェクト」という感じです。それから、キャストがめちゃくちゃ豪華ですよね(笑)。
― 豪華なキャストの中に、ご自身が一員として加わるという心境はいかがですか?
上田:やっぱり一大プロジェクトの中に入れてもらえたことはすごく光栄に思います。でも星は引きこもりなので「誰にも会わねえな」っていうのはあります(笑)。
― 台本を読んだ時の感想を教えてください。
上田:探偵物でありながら色んなコメディの要素も散りばめられている印象でした。現場でも思ったんですが、遊びの要素も多く、余白があるストーリーなので、台本と実際に現場で撮影したものの違いも楽しみです。
上田:出演が決まった時に連絡をさせていただいて、「一緒に暴れようぜ」っていうメッセージをいただきました。
― 大きなプロジェクトの中心に立つ櫻井さんはどのような座長ですか?
上田:「ネメシス」を背負う柱として、大きなプロジェクトの中心にいるっていうのはやっぱりすごいなと思います。また、周りのスタッフの方などにすごく気を配って、良い現場にしようとしている印象がありました。主役の方って色々なやり方があると思うんですが、また違った1つのやり方を見せていただいた感じがします。僕も「自分も何か少しでもお力になれたら嬉しいです」とお伝えしました。
― 共演が決まった時は驚きましたか?
上田:そのような特別な感情というよりは「あ、ご一緒させていただくんだな」っていう感覚でした。これが上田竜也としてアニキと共演するんだったらまた違ったと思いますが、今回は役が入っているので、そういった意味で区別しています。
上田:どっちの要素が強い方が良いかっていうのを現場で監督と話しながら作っていきました。
― 実際どんな感じになっているのでしょうか?
上田:バイク屋の親父みたいな(笑)。気難しい感じの方が良いんじゃないかってことでそうなりました。こだわりが強く、口数が少ない感じです。
― セットも非常に作り込んでいますが、実際上田さんが見ていかがでしたか?
上田:すごかったですね。僕がいる場所の周りだけでも細部まですごくこだわって作ってもらっているなと感じました。まだ僕が見られていない部分もあるので、オンエアが楽しみです。
― セットで特に気になった部分はありますか?
上田:仕事場の入り口のセキュリティに色んな仕掛けがあるんですが、そこは僕はまだ見ていないんです。どのようなすごい仕掛けになっているのか、そこも楽しみにしています。
― 星のヘアスタイルやクマがあるところなど、ビジュアルもすごくこだわりがあるのかなと思ったのですが、実際にこだわったポイントはありますか?
上田:そこに関しては色々意見を出させていただきました。最初は黒髪で前髪を下ろしたスタイルだったんですが、もっと無頓着な方が面白いんじゃないかと思って、衣装合わせの時に監督に「寝癖ボッサボサでいった方が職人気質じゃないですかね」と話しました。実際に試してみて「じゃあもっと大げさにやってみようか」ということで、あのヘアスタイルに決まりました。
また、クマをつくることで、ものづくりに没頭して寝る暇もないというのが伝わると思ったので、撮影当日に提案させていただきました。地下の奥にずっと引きこもって作業しているぐらいなので、そういうのがあってもいいんじゃないかなと思い、やらせていただきました。
― 星が人を信用するポイントは“面白いかどうか”とのことですが、コミカルなシーンの中で、思わず笑ってしまったような楽しかったシーンはありましたか?
上田:いや、実はここまでの撮影では真面目なシーンが多かったんです。なので笑いをこらえるということはなかったですね(笑)。
― 今後、星として「仕事場の外に出てみたい」という気持ちはありますか?
上田:引きこもりの星が外に出るっていうのは、客観的に見て感動すると思います(笑)。面白くなりそうですが、仕事場もすごく居心地が良かったので…。ずっと星の椅子に座ってましたから(笑)。
― 共演者の方も豪華ですし、たくさんゲストの方も出られると思うんですが、「この人の演技面白いな」「素敵だな」と思われた方はいらっしゃいますか?
上田:僕はまだお二方(広瀬・櫻井)としか一緒のシーンがないんです。ですが、大島優子さんの演技がファンキーだったとお聞きしました(笑)。そこも観るのが楽しみですし、今後出てくるクセのあるキャラクターたちにも注目しています。
― 広瀬さん・櫻井さんがバディを演じていますが、キャラクターの中で「この2人でコンビを組ませたら面白いんじゃないか」というペアはありますか?
上田:僕はスピード狂の黄以子(大島)が運転する車に乗ってビビる星が見たいです(笑)。
上田:そうですね、現場の空気感やお二方のやりとりを見ながら自由にやらせていただく感じなので、どちらかというと台本よりもディスカッションを楽しむような現場です。
― 「もっとこうしたら面白いんじゃないか」というイメージなどはあるのでしょうか?
上田:まだ少ししか撮影していないので、これからのストーリーの中で、どのように演技プランを進めていこうかワクワクしています。プランを考えたり、キャラクターづくりをするのはすごく好きなんです。お二方も台本以上のことをやられているし「俺もこういう感じで動いてみようかな」とか、ガチガチに固められず自由にチャレンジできます。すごく自由度が高く、温かい現場です。
― 演技プランはどのようなところからヒントをもらうのでしょうか?
上田:やっぱりこれまでの人生経験などから生まれてきたものじゃないでしょうか。僕は漫画をいっぱい読むので、想像力はすごくある方だと思います。
― 台本はしっかり読み込んでいかれるんですか?
上田:現場の空気感は撮影が進むにつれて変わってくると思うので、あまりガチガチに固めてはいないです。ある程度読んでセリフを入れて、そこからは監督と相談しながら進めています。
― 実際に広瀬さん・櫻井さんと撮影されててアドリブなどはあったのでしょうか?
上田:ありました。すずちゃんとのやり取りで、星としてちょっとムカついたので舌打ちをしたんです(笑)。そしたら、それをアニキがちゃんと拾ってくれて。僕が1個発したものをちゃんと拾ってくださって面白くしてくださるから、そういった意味でも自由度は高いし、ちゃんとチームとして作れている感じがしました。
上田:いや、しないですね。僕たちがすると思いますか?(笑)基本的に僕らは個人的な活動を伝え合うことはないですし、誰かの個人仕事に関して何か言ったりすることもないです。
― 他のメンバーの方の作品を見ることはありますか?
上田:僕は割と観ます。メンバーが出演しているドラマなどは、ありがたいことに主題歌をやらせていただくことが多いので、どういうタイミングで楽曲を流していただいているのか確認しています。
― 演技面に関して、メンバーの作品を見て新たな気付きや「面白いな」と思うことなどはあるのでしょうか?
上田:いや、そういうのは特にありません。作品自体が面白いなと思うことはありますが、あくまで客観的にというか、視聴者として見ています。
上田:いや、どうでしょうね…。どちらかというと力ずくで解決してきたので、あんまり向いてはなさそうです(笑)。ですが、観察力や推理力があったらすごく良いなと思います。
― 推理モノの漫画などはご覧になりますか?
上田:昔「金田一少年の事件簿」とか好きでした。漫画も読んでましたし、(堂本)剛くんのドラマももちろん見てました。
― 結構犯人は当てられる方ですか?(笑)
上田:見ていたのは小学生・中学生の時だったので、もう見た目判断でしたね。「こいつ怪しい」みたいな(笑)。
上田:諦めないことじゃないでしょうか。やっぱりどこかで諦めてしまうことってあると思います。ですが、僕はボクサーの辰吉丈一郎さんがおっしゃっていた「絶対に諦めなければすごく遠回りしていてもいずれたどり着く」という言葉が好きで、「本当にその通りだな」と思う瞬間が多々ありました。だから、何事も自分次第だと思います。
― 今まで諦めなかったことで達成できた夢はありますか?
上田:KAT-TUNが15周年を迎えられたことです。配信ライブという形でしたが、15周年でファンの方と騒ぐことが出来たというのは、これまでの節目にはなかなか出来なかったことなので…。3人でしっかり1つの目標を立てて、諦めずにやったことでたどり着くことが出来たんだなと、すごく深く感じました。
― 最後に、「ネメシス」の見どころを教えて下さい。
上田:自由度が高く、楽しくやらせていただいているので、僕だけではなく、すずちゃん、アニキ、江口さん、それぞれの役者の方たちの関係性が色濃く出ていると思います。今作ならではの空気感や温かい雰囲気が伝われば嬉しいですし、僕自身も楽しみにしています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
しかし、そんな彼女たちの真の目的は、突如失踪した、アンナの父で科学者の美神始(仲村トオル)を探し出すこと。始の親友で探偵事務所社長の栗田一秋(江口洋介)とともに、父親失踪の謎を追うアンナと風真。日々、舞い込む依頼の中に“失踪の謎”の手掛かりを求めていくうち、彼女たちを助けてくれる力強い仲間が増えていく。一癖も二癖もある仲間たちの力を借り、真相に近づいていくアンナたち。
やがて、“失踪の謎”は、20年前に闇に葬られた“事件”に関係していることが判明する。父親失踪の謎に、どんな真実が隠されているのか?アンナたちが最後に辿り着く驚愕の真相とは!?
今回上田が演じるのは、“依頼されたものは何でも作ってしまう、超職人気質な謎の道具屋”星憲章。彼が引きこもって作業する仕事場に行くためには顔認証に静脈認証、さらには「合言葉」が必須となり、部屋には多くの機材や工具、星の趣味が垣間見られる小物が溢れている。また、無類の駅弁マニアで、人を信用するポイントは“面白いかどうか”など、とにかくクセの強いキャラクターだ。
そんな星が、アンナと風真の凸凹推理をサポートするためにどのような道具を作り出すのか、注目が寄せられている。
上田竜也、「ネメシス」は「一大プロジェクト」
― 「ネメシス」はすごく大きなプロジェクトだと思うのですが、最初にお話を聞いた時はどう思われましたか?上田:企画書を見た時に「でけぇな」って思いました(笑)。企画書の段階から、「こういう野望があります」と先を見据えている感じだったので、1つのドラマというよりは「一大プロジェクト」という感じです。それから、キャストがめちゃくちゃ豪華ですよね(笑)。
― 豪華なキャストの中に、ご自身が一員として加わるという心境はいかがですか?
上田:やっぱり一大プロジェクトの中に入れてもらえたことはすごく光栄に思います。でも星は引きこもりなので「誰にも会わねえな」っていうのはあります(笑)。
― 台本を読んだ時の感想を教えてください。
上田:探偵物でありながら色んなコメディの要素も散りばめられている印象でした。現場でも思ったんですが、遊びの要素も多く、余白があるストーリーなので、台本と実際に現場で撮影したものの違いも楽しみです。
上田竜也、櫻井翔から「一緒に暴れようぜ」
― 櫻井さんとドラマで共演されるのは初とのことですが、何かお話はされましたか?上田:出演が決まった時に連絡をさせていただいて、「一緒に暴れようぜ」っていうメッセージをいただきました。
― 大きなプロジェクトの中心に立つ櫻井さんはどのような座長ですか?
上田:「ネメシス」を背負う柱として、大きなプロジェクトの中心にいるっていうのはやっぱりすごいなと思います。また、周りのスタッフの方などにすごく気を配って、良い現場にしようとしている印象がありました。主役の方って色々なやり方があると思うんですが、また違った1つのやり方を見せていただいた感じがします。僕も「自分も何か少しでもお力になれたら嬉しいです」とお伝えしました。
― 共演が決まった時は驚きましたか?
上田:そのような特別な感情というよりは「あ、ご一緒させていただくんだな」っていう感覚でした。これが上田竜也としてアニキと共演するんだったらまた違ったと思いますが、今回は役が入っているので、そういった意味で区別しています。
上田竜也、星憲章のビジュアルは自ら提案
― 出演が発表された時のコメントでは、星について「気難しい感じでいくのか、オタクっぽい要素を出した方がいいのか、様々なパターンを思い浮かべることが出来て楽しみ」とおっしゃってましたが、実際どのように役のイメージを膨らませていきましたか?上田:どっちの要素が強い方が良いかっていうのを現場で監督と話しながら作っていきました。
― 実際どんな感じになっているのでしょうか?
上田:バイク屋の親父みたいな(笑)。気難しい感じの方が良いんじゃないかってことでそうなりました。こだわりが強く、口数が少ない感じです。
― セットも非常に作り込んでいますが、実際上田さんが見ていかがでしたか?
上田:すごかったですね。僕がいる場所の周りだけでも細部まですごくこだわって作ってもらっているなと感じました。まだ僕が見られていない部分もあるので、オンエアが楽しみです。
― セットで特に気になった部分はありますか?
上田:仕事場の入り口のセキュリティに色んな仕掛けがあるんですが、そこは僕はまだ見ていないんです。どのようなすごい仕掛けになっているのか、そこも楽しみにしています。
― 星のヘアスタイルやクマがあるところなど、ビジュアルもすごくこだわりがあるのかなと思ったのですが、実際にこだわったポイントはありますか?
上田:そこに関しては色々意見を出させていただきました。最初は黒髪で前髪を下ろしたスタイルだったんですが、もっと無頓着な方が面白いんじゃないかと思って、衣装合わせの時に監督に「寝癖ボッサボサでいった方が職人気質じゃないですかね」と話しました。実際に試してみて「じゃあもっと大げさにやってみようか」ということで、あのヘアスタイルに決まりました。
また、クマをつくることで、ものづくりに没頭して寝る暇もないというのが伝わると思ったので、撮影当日に提案させていただきました。地下の奥にずっと引きこもって作業しているぐらいなので、そういうのがあってもいいんじゃないかなと思い、やらせていただきました。
― 星が人を信用するポイントは“面白いかどうか”とのことですが、コミカルなシーンの中で、思わず笑ってしまったような楽しかったシーンはありましたか?
上田:いや、実はここまでの撮影では真面目なシーンが多かったんです。なので笑いをこらえるということはなかったですね(笑)。
― 今後、星として「仕事場の外に出てみたい」という気持ちはありますか?
上田:引きこもりの星が外に出るっていうのは、客観的に見て感動すると思います(笑)。面白くなりそうですが、仕事場もすごく居心地が良かったので…。ずっと星の椅子に座ってましたから(笑)。
― 共演者の方も豪華ですし、たくさんゲストの方も出られると思うんですが、「この人の演技面白いな」「素敵だな」と思われた方はいらっしゃいますか?
上田:僕はまだお二方(広瀬・櫻井)としか一緒のシーンがないんです。ですが、大島優子さんの演技がファンキーだったとお聞きしました(笑)。そこも観るのが楽しみですし、今後出てくるクセのあるキャラクターたちにも注目しています。
― 広瀬さん・櫻井さんがバディを演じていますが、キャラクターの中で「この2人でコンビを組ませたら面白いんじゃないか」というペアはありますか?
上田:僕はスピード狂の黄以子(大島)が運転する車に乗ってビビる星が見たいです(笑)。
上田竜也、広瀬すず&櫻井翔とアドリブも
― 上田さん自身は、監督とお話をされながらどんどん役を作り上げている感じなのでしょうか?上田:そうですね、現場の空気感やお二方のやりとりを見ながら自由にやらせていただく感じなので、どちらかというと台本よりもディスカッションを楽しむような現場です。
― 「もっとこうしたら面白いんじゃないか」というイメージなどはあるのでしょうか?
上田:まだ少ししか撮影していないので、これからのストーリーの中で、どのように演技プランを進めていこうかワクワクしています。プランを考えたり、キャラクターづくりをするのはすごく好きなんです。お二方も台本以上のことをやられているし「俺もこういう感じで動いてみようかな」とか、ガチガチに固められず自由にチャレンジできます。すごく自由度が高く、温かい現場です。
― 演技プランはどのようなところからヒントをもらうのでしょうか?
上田:やっぱりこれまでの人生経験などから生まれてきたものじゃないでしょうか。僕は漫画をいっぱい読むので、想像力はすごくある方だと思います。
― 台本はしっかり読み込んでいかれるんですか?
上田:現場の空気感は撮影が進むにつれて変わってくると思うので、あまりガチガチに固めてはいないです。ある程度読んでセリフを入れて、そこからは監督と相談しながら進めています。
― 実際に広瀬さん・櫻井さんと撮影されててアドリブなどはあったのでしょうか?
上田:ありました。すずちゃんとのやり取りで、星としてちょっとムカついたので舌打ちをしたんです(笑)。そしたら、それをアニキがちゃんと拾ってくれて。僕が1個発したものをちゃんと拾ってくださって面白くしてくださるから、そういった意味でも自由度は高いし、ちゃんとチームとして作れている感じがしました。
上田竜也、KAT-TUNメンバーの作品は「観ます」
― 今回の出演にあたって、ご自身からKAT-TUNのメンバーの方に報告はされましたか?上田:いや、しないですね。僕たちがすると思いますか?(笑)基本的に僕らは個人的な活動を伝え合うことはないですし、誰かの個人仕事に関して何か言ったりすることもないです。
― 他のメンバーの方の作品を見ることはありますか?
上田:僕は割と観ます。メンバーが出演しているドラマなどは、ありがたいことに主題歌をやらせていただくことが多いので、どういうタイミングで楽曲を流していただいているのか確認しています。
― 演技面に関して、メンバーの作品を見て新たな気付きや「面白いな」と思うことなどはあるのでしょうか?
上田:いや、そういうのは特にありません。作品自体が面白いなと思うことはありますが、あくまで客観的にというか、視聴者として見ています。
上田竜也に“探偵”は向いている?
― 今回は櫻井さんが探偵役を演じられていますが、上田さんはご自身に探偵は向いていると思いますか?上田:いや、どうでしょうね…。どちらかというと力ずくで解決してきたので、あんまり向いてはなさそうです(笑)。ですが、観察力や推理力があったらすごく良いなと思います。
― 推理モノの漫画などはご覧になりますか?
上田:昔「金田一少年の事件簿」とか好きでした。漫画も読んでましたし、(堂本)剛くんのドラマももちろん見てました。
― 結構犯人は当てられる方ですか?(笑)
上田:見ていたのは小学生・中学生の時だったので、もう見た目判断でしたね。「こいつ怪しい」みたいな(笑)。
上田竜也が思う“夢を叶える秘訣”
― では、これまで様々な夢を叶えられてきた上田さんが思う「夢を叶える秘訣」を教えて下さい。上田:諦めないことじゃないでしょうか。やっぱりどこかで諦めてしまうことってあると思います。ですが、僕はボクサーの辰吉丈一郎さんがおっしゃっていた「絶対に諦めなければすごく遠回りしていてもいずれたどり着く」という言葉が好きで、「本当にその通りだな」と思う瞬間が多々ありました。だから、何事も自分次第だと思います。
― 今まで諦めなかったことで達成できた夢はありますか?
上田:KAT-TUNが15周年を迎えられたことです。配信ライブという形でしたが、15周年でファンの方と騒ぐことが出来たというのは、これまでの節目にはなかなか出来なかったことなので…。3人でしっかり1つの目標を立てて、諦めずにやったことでたどり着くことが出来たんだなと、すごく深く感じました。
― 最後に、「ネメシス」の見どころを教えて下さい。
上田:自由度が高く、楽しくやらせていただいているので、僕だけではなく、すずちゃん、アニキ、江口さん、それぞれの役者の方たちの関係性が色濃く出ていると思います。今作ならではの空気感や温かい雰囲気が伝われば嬉しいですし、僕自身も楽しみにしています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
「ネメシス」ストーリー
横浜にある薄汚れたビルの一室に掲げられた看板「探偵事務所ネメシス」。ここには、シャーロック・ホームズのような天才的な頭脳で、いかなる難事件でも必ず解決してしまうスゴ腕の探偵がいる。彼の名前は、風真尚希。しかし、彼には秘密があった。正義感は強く人望に厚いが、実はポンコツなのである…「探偵事務所ネメシス」の真の探偵は、風真の探偵助手・美神アンナ。彼女は類まれな天才的ヒラメキで、風真の影から次々と難事件を解決していく。しかし、そんな彼女たちの真の目的は、突如失踪した、アンナの父で科学者の美神始(仲村トオル)を探し出すこと。始の親友で探偵事務所社長の栗田一秋(江口洋介)とともに、父親失踪の謎を追うアンナと風真。日々、舞い込む依頼の中に“失踪の謎”の手掛かりを求めていくうち、彼女たちを助けてくれる力強い仲間が増えていく。一癖も二癖もある仲間たちの力を借り、真相に近づいていくアンナたち。
やがて、“失踪の謎”は、20年前に闇に葬られた“事件”に関係していることが判明する。父親失踪の謎に、どんな真実が隠されているのか?アンナたちが最後に辿り着く驚愕の真相とは!?
上田竜也(うえだ・たつや)プロフィール
1983年10月4日生まれ、神奈川県出身。1998年6月にジャニーズ事務所に入所。2001年にKAT-TUNのメンバーに抜擢され、2006年3月22日、シングル「Real Face」でCDデビュー。2009年、舞台「ロミオとジュリエット」で初主演。同年4月にはフジテレビ系月9ドラマ「婚カツ!」で連続ドラマに初出演を果たした。近年ではドラマ「節約ロック」(日本テレビ系/2019年)や、舞台「Endless SHOCK ―Eternal―」(2020~2021年)などで活躍した。
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