「ミス東大」神谷明采さん、1年でメディア露出急増 ミスコン・学生アナウンス大賞…激動の日々乗り越えた陰の努力
2021.04.05 20:33
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「ミス東大コンテスト2020」(昨年11月)、全国のミスキャンパスの中から日本一のミスキャンパスを決めるミスコン「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2021」(今年3月)でそれぞれグランプリを獲得し、一気に注目の的となった東京大学の神谷明采(かみや・あさ/20)さん。3月末に開催された、次世代を担うアナウンサーを発掘するコンテスト「第1回学生アナウンス大賞」ではグランプリこそ惜しくも逃したが、1000人以上のエントリーの中からファイナリスト10人に残り、モデルプレス賞を受賞した。<モデルプレスインタビュー>
神谷さんは東京大学・教養学部・文科2類の2年生(※受賞時は1年生)。ミスコンをきっかけにテレビなどのメディアにも出演し、女性ファッション誌「CanCam」の人気読者モデル・インフルエンサー「CanCam it girl (イットガール)」としても活躍している。大学入学からまだ1年、数々の挑戦を支えた家族の存在と、激動の日々を乗り越えた陰の努力、さらには現在の夢であるアナウンサーへの想いなどを語った。
神谷:正直あまり実感は湧いていません。この1年はコロナ禍で無観客イベントも多かったので、コンテストで賞をいただいてすごく嬉しい気持ちはありますが、世間からどれだけ注目していただいているかは、いまいちピンときていないんです。高校時代の友達からは「垢抜けたね」とか、「ちょっと違う世界の人に感じて声をかけられなかった」という風に言ってもらえるのですが、私自身は全く変わっていないなと思います。
― 神谷さんがここまで来るには多くの苦労があったと思うのですが、どのように考えて乗り越えてきましたか?
神谷:目標までの最短距離を見つけて行動することを意識していました。ミスコンなどに出場することは夢の世界だったので「私には無理だ」と思ってしまうこともあったのですが、地道な努力や泥臭いことも惜しまずに、1番の近道を考えるようにしたら、頑張ることができました。
あとは、自分だけで考えると煮詰まってしまうので、周囲の意見は絶対に聞いた上で、自分が納得したら進むようにもしてきました。
神谷:すごく応援してくれています。昔から「あなたが決めたことは全部応援するよ」と言ってくれていて、私が東大を目指していたときも「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」と言いつつも、背中を押してくれました。今回の学生アナウンス大賞も、「興味はあるけれど、私には難しいんじゃないか」と思って出場するか迷っていたのですが、「せっかくの機会だから出てみなよ」と家族が後押ししてくれたので、出場を決意することができました。
― アナウンサーという仕事に興味を持ったきっかけはあったのですか?
神谷:ミスコンなどの活動をしていく中で、応援してくださる方が私のSNSを見て、「笑顔をもらいました!」と言ってくれることがすごく嬉しくて、人を笑顔にすることができる仕事に就きたいと思うようになりました。
そして、そういった活動をしていると、周りにアナウンサーを目指している方も多くいたので、「人を笑顔にさせられる仕事の中にアナウンサーも含まれるな」と思い、私自身もアナウンサーというお仕事をより身近に考えるようになりました。
神谷:私は元々アナウンススクールに通っていたわけではないので、約2ヶ月間でアナウンス技術を猛勉強しました。その期間は熱量を持って教えてくださる知り合いがいたので、期待に応えたいという思いもあって、自宅でも、発声練習の方法で有名な発音・滑舌・演技の全てを学べる「外郎売り」を1人で練習したり、アナウンス技術で他の出場者の方に追いつけない部分を、話の内容や構成、伝え方で補おうと思って対策を練ったりしていました。
― 最終審査では“1分間の自己PR”としてスピーチを披露する場がありましたが、緊張することなく臨めましたか?
神谷:いやいやいや!むしろ東大受験よりも緊張してしまったんじゃないかなと思います…(苦笑い)。スピーチは即座に頭で練って出さないといけないので、伝えたかった内容と発言していた内容の意味が違ってしまうこともあって、まだまだ訓練が足りないなと実感しました…。
― 神谷さんはあらゆるコンテストに出場しながらも勉学に励まれていますが、両立に苦労することはありませんか?
神谷:この1年間、ほとんどオンライン授業ではありましたが、英語で論文を書く授業だったり、英会話の授業だったりと語学の授業が多かったので、苦労したこともありました。
それでも、今後は英語のコミュニケーションができるようになりたいと思っているので、テストで出るような読み書き以外にも、日常生活で使えるような英語をもっと自主的に学んでいけたらいいなと思っています。
神谷:そうですね。就職するつもりでいるので、タレントというよりは、自分が今まで積み重ねてきたものを活かすことができる、アナウンサーになることが現在の目標です。
― 目標にしているアナウンサーの方はいますか?
神谷:有働由美子アナウンサーのように、親しみやすいアナウンサーになりたいなと思っています。テレビの中は一見遠い世界のように感じてしまうのですが、テレビで有働さんが伝える言葉には距離の近さを感じることができるんです。それは、おそらく作られたものではなく、自分の言葉で話されているのが伝わってくるからだと思っているので、私も自分の言葉で伝えられるアナウンサーになりたいなと考えています!
― 最後に、これまでたくさんの目標を叶えてきた神谷さんの、夢を叶える秘訣を教えてください。
神谷:目標に向かって真っ直ぐ進んで行くことだと思います。今まで「東大に合格する」「ミス東大を取る」といった明確な目標を定めたら、どうすれば実現できるか自身で冷静に分析して、行動に移してきました。まだ成し遂げられたというほど大層なことは叶えていませんが、夢に1歩近づくことができたのは、目標に向かって誰よりも突き進む姿勢があったからなのかなと思います!
― これからのご活躍も楽しみにしています!ありがとうございました。
生年月日:2000年4月19日
出身地:埼玉県
血液型:A型
1000人以上のエントリーの中から書類審査やオンラインによるグループ面談、カメラテスト、イベント当日行われる1分間の自己PRスピーチなどを経て、檜垣すみれさんがグランプリに決定、モデルプレス賞とのW受賞を果たした。受賞者には、CanCam誌面出演権やモデルプレス掲載権、さらにアナトレ受講権が与えられ、さらに大賞受賞者はめざましテレビ学生リポーターへの就任が決まった。
なお「フジテレビアナトレ賞」は東中健さんと高橋大悟さん(※「高」は正式には「はしごだか」)、「CanCam賞」は渡邊結衣さんが受賞した。(modelpress編集部)
神谷明采さん、激動の1年を終えた心境
― 神谷さんにとって、この1年間は様々なコンテストで賞を取ったり、メディアに出演したりと激動な日々だったと思いますが、今はどんな心境ですか?神谷:正直あまり実感は湧いていません。この1年はコロナ禍で無観客イベントも多かったので、コンテストで賞をいただいてすごく嬉しい気持ちはありますが、世間からどれだけ注目していただいているかは、いまいちピンときていないんです。高校時代の友達からは「垢抜けたね」とか、「ちょっと違う世界の人に感じて声をかけられなかった」という風に言ってもらえるのですが、私自身は全く変わっていないなと思います。
― 神谷さんがここまで来るには多くの苦労があったと思うのですが、どのように考えて乗り越えてきましたか?
神谷:目標までの最短距離を見つけて行動することを意識していました。ミスコンなどに出場することは夢の世界だったので「私には無理だ」と思ってしまうこともあったのですが、地道な努力や泥臭いことも惜しまずに、1番の近道を考えるようにしたら、頑張ることができました。
あとは、自分だけで考えると煮詰まってしまうので、周囲の意見は絶対に聞いた上で、自分が納得したら進むようにもしてきました。
神谷明采さん、ミスコンをきっかけに新たな挑戦
― 神谷さんのご活躍を見て、ご家族はどのような反応をされていますか?神谷:すごく応援してくれています。昔から「あなたが決めたことは全部応援するよ」と言ってくれていて、私が東大を目指していたときも「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」と言いつつも、背中を押してくれました。今回の学生アナウンス大賞も、「興味はあるけれど、私には難しいんじゃないか」と思って出場するか迷っていたのですが、「せっかくの機会だから出てみなよ」と家族が後押ししてくれたので、出場を決意することができました。
― アナウンサーという仕事に興味を持ったきっかけはあったのですか?
神谷:ミスコンなどの活動をしていく中で、応援してくださる方が私のSNSを見て、「笑顔をもらいました!」と言ってくれることがすごく嬉しくて、人を笑顔にすることができる仕事に就きたいと思うようになりました。
そして、そういった活動をしていると、周りにアナウンサーを目指している方も多くいたので、「人を笑顔にさせられる仕事の中にアナウンサーも含まれるな」と思い、私自身もアナウンサーというお仕事をより身近に考えるようになりました。
東大受験よりも緊張…最終審査の自己PR
― 今回のコンテストでは、アナウンス技術なども求められたと思うのですが、どのような準備をされてきましたか?神谷:私は元々アナウンススクールに通っていたわけではないので、約2ヶ月間でアナウンス技術を猛勉強しました。その期間は熱量を持って教えてくださる知り合いがいたので、期待に応えたいという思いもあって、自宅でも、発声練習の方法で有名な発音・滑舌・演技の全てを学べる「外郎売り」を1人で練習したり、アナウンス技術で他の出場者の方に追いつけない部分を、話の内容や構成、伝え方で補おうと思って対策を練ったりしていました。
― 最終審査では“1分間の自己PR”としてスピーチを披露する場がありましたが、緊張することなく臨めましたか?
神谷:いやいやいや!むしろ東大受験よりも緊張してしまったんじゃないかなと思います…(苦笑い)。スピーチは即座に頭で練って出さないといけないので、伝えたかった内容と発言していた内容の意味が違ってしまうこともあって、まだまだ訓練が足りないなと実感しました…。
― 神谷さんはあらゆるコンテストに出場しながらも勉学に励まれていますが、両立に苦労することはありませんか?
神谷:この1年間、ほとんどオンライン授業ではありましたが、英語で論文を書く授業だったり、英会話の授業だったりと語学の授業が多かったので、苦労したこともありました。
それでも、今後は英語のコミュニケーションができるようになりたいと思っているので、テストで出るような読み書き以外にも、日常生活で使えるような英語をもっと自主的に学んでいけたらいいなと思っています。
神谷明采さん「有働由美子さんのようなアナウンサーに」
― 神谷さんの現在の夢は、アナウンサーということで決まっているのですか?神谷:そうですね。就職するつもりでいるので、タレントというよりは、自分が今まで積み重ねてきたものを活かすことができる、アナウンサーになることが現在の目標です。
― 目標にしているアナウンサーの方はいますか?
神谷:有働由美子アナウンサーのように、親しみやすいアナウンサーになりたいなと思っています。テレビの中は一見遠い世界のように感じてしまうのですが、テレビで有働さんが伝える言葉には距離の近さを感じることができるんです。それは、おそらく作られたものではなく、自分の言葉で話されているのが伝わってくるからだと思っているので、私も自分の言葉で伝えられるアナウンサーになりたいなと考えています!
― 最後に、これまでたくさんの目標を叶えてきた神谷さんの、夢を叶える秘訣を教えてください。
神谷:目標に向かって真っ直ぐ進んで行くことだと思います。今まで「東大に合格する」「ミス東大を取る」といった明確な目標を定めたら、どうすれば実現できるか自身で冷静に分析して、行動に移してきました。まだ成し遂げられたというほど大層なことは叶えていませんが、夢に1歩近づくことができたのは、目標に向かって誰よりも突き進む姿勢があったからなのかなと思います!
― これからのご活躍も楽しみにしています!ありがとうございました。
神谷明采(かみや・あさ)さんプロフィール
東京大学 教養学部文科2類2年生年月日:2000年4月19日
出身地:埼玉県
血液型:A型
「第1回学生アナウンス大賞」
全国の大学生・大学院生を対象に、アナウンサーを目指すキッカケを与えるべく、2021年より発足したコンテスト。初開催となる今回は、イベントMCをフジテレビアナウンサーの鈴木唯が務め、フジテレビが運営する『アナトレ』の全面協力のもと、アナウンサーという仕事に触れる機会を全国の大学生に与える。1000人以上のエントリーの中から書類審査やオンラインによるグループ面談、カメラテスト、イベント当日行われる1分間の自己PRスピーチなどを経て、檜垣すみれさんがグランプリに決定、モデルプレス賞とのW受賞を果たした。受賞者には、CanCam誌面出演権やモデルプレス掲載権、さらにアナトレ受講権が与えられ、さらに大賞受賞者はめざましテレビ学生リポーターへの就任が決まった。
なお「フジテレビアナトレ賞」は東中健さんと高橋大悟さん(※「高」は正式には「はしごだか」)、「CanCam賞」は渡邊結衣さんが受賞した。(modelpress編集部)
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