町田啓太(C)ホームドラマチャンネル

町田啓太、赤楚衛二が“気になる存在”へ変化した瞬間とは<「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」インタビュー>

2021.03.03 13:28

3月4日からホームドラマチャンネルで、“チェリまほ”の呼び名で愛される人気BLコミックを実写化し俳優の赤楚衛二と町田啓太が出演したドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(毎週水・木、深夜3時~、2話連続)をCS初放送する。そこで営業部エース・黒沢を演じた町田が、ドラマの裏話などを語った。

  

赤楚衛二×町田啓太「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」

冴えないサラリーマンの安達(赤楚)は童貞のまま30歳を迎えたことで“触れた人の心が読める魔法”を手に入れる。そんなある日、営業部エースの黒沢(町田)の心を読んだ安達は、自分に対する恋心を知ってしまい…。

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(C)豊田悠/SQUARE ENIX・「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」製作委員会
同作は、30歳になるまで女性経験のない冴えないサラリーマンと、内面・外見ともに完璧なイケメン同期との恋模様を描く“BLドラマ”。そのあまりにもピュアなストーリー展開と登場人物達の愛くるしいキャラクター像がBLファンの垣根を越え多くの視聴者の心を掴み、爆発的ヒットを記録した。正真正銘の純度100%ラブコメディとなっている。

町田啓太、“チェリまほ”は「まっすぐに作品と向き合えたドラマ」

― ホームドラマチャンネルで『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』の放送が決まりました。改めて原作を読んだとき、そして撮影をした感想から教えてください。

男の子同士のラブストーリーとは聞いていたんですけど、ほとんど予備知識のない状態で原作を読ませていただきました。ファンタジー要素もありながら、気が付いたらクスクス笑いながら読んでいたんです。

でも、物語が進んでいくと、ちゃんとした人間ドラマになっていて。コミカルな描写もありながら、真っすぐ純粋なラブストーリーだって思ったんです。登場人物もみんな魅力的で、読んでいてすごく温かい気持ちになりました。

原作者の先生が愛情を持って作った作品だと伝わってきたので、僕も原作の良さを取り入れつつ、僕らしい黒沢を演じられたらいいな、と。最初に台本を全話いただいてから撮影に入れたことも役作りにおいて、とても大きかったです。

温かいドラマを目指すという監督のやりたいことも明確でしたし、赤楚くんが現場の空気を作ってくれて。ほかの共演者やスタッフさんも支えてくれたので本当に心強かったですね。僕的には、まっすぐに作品と向き合えたドラマだったという印象があります。

町田啓太、赤楚衛二が転ぶシーンに「心配もしましたし、気になる存在にもなりました」

町田啓太(C)ホームドラマチャンネル
― 撮影で印象に残っているシーンというと?

印象に残りまくっているので、ひとつに絞るのがすごく難しいんですけど(笑)。撮影に入って一番最初のシーンはよく覚えています。安達が出社して資料をばらまきながら、すごい勢いでコケるシーンがあって。台本上は黒沢が立ち上がって安達のことを見るという描写はありませんでした。でも監督から、それを入れたいという提案がありまして。黒沢が安達のことを気にしている、でも、まだ距離がある状態だということを意識して作りたい、と。

監督が安達と黒沢の距離をとても大事にしていることが分かりました。ただ、赤楚くんがあんなに激しく転ぶとは思っていなくて(笑)。赤楚くんの本気度も感じましたし、怪我をしちゃうんじゃないかってぐらい転んでいたので、心配もしましたし、気になる存在にもなりました。なので個人的にはすごく印象に残っているシーンです。

町田啓太が思う、“チェリまほ”おすすめシーン

― では、町田さんのお勧めのシーンというと?

2話で安達が黒沢の家に泊まりにくるんです。家の中で2人だけになり、黒沢の妄想も爆発して。撮影の合間、赤楚くんとも笑いあっていたんですが、2話の完パケを放送前に赤楚くんと草川(拓弥)くんと見させていただいたんです。

僕がお箸の先をなめるシーンがあるんですが、そのとき赤楚くんはうつむいて見ていなかったらしくて。完パケを見て“あんなことしてたんだ”って爆笑していました(笑)。黒沢のことをつかめたシーンでもあったので、あそこは最初のお勧めポイントでもあります。

町田啓太から“チェリまほ”視聴者へメッセージ

― 最後に本作をご覧になる視聴者の方たちにメッセージをお願いします。

もうご覧になった方もいらっしゃると思いますし、これから見るという方もいらっしゃると思います。この作品では人と人とが寄り添う温かさ、そういうところを感じていただきたくて。人間関係で相手のことを思い合うってことはとても尊くて、ステキなことですから。ちょっと笑えて、ほっこりする、そんなドラマになっていますので、ぜひご覧になってください!

(modelpress編集部)

カメラマン:和田浩
スタイリスト:Hirohito Honda(Hirohito Honda スタイリングオフィス)
ヘアメイク:KOHEY
【Not Sponsored 記事】

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