職種も年齢も様々ながら、同じ事務所に所属し活躍する女性ライバー達 (C)モデルプレス

現役ライバー6人が語るライブ配信のリアルとは「見た目や年齢は関係ない」

2020.12.28 10:30

コロナ禍で在宅時間が増えた今、注目を集めているのがライブ配信アプリだ。不特定多数のユーザーとリアルタイムでコミュニケーションが取れるツールとして人気を博し、配信する側である「ライバー」は家にいながらできる手軽さもあってYouTuberに次ぐ人気の職業と名高い。国内最大手の配信アプリで人気ライバーとして活躍する女性6人に、業界の事情をインタビューした。

6人の現役ライバー

今回インタビューに応じてくれたのは、プロのサックスプレイヤーとしても活躍している永井香織さん、沖縄在住でラジオパーソナリティが本業のSayoさん、パチスロライターとして誌面の執筆や動画の出演を本職としている葉月えりかさん、バイオリニストとしてオーケストラやレコーディングにも参加しているあこあこさん、歌配信・ダンス配信・コスプレ配信など幅広く活動しているふたばっちさん、歌配信やコスプレで活躍するあかりさん。

6人はLive配信事務所「DAG」に所属しており、主にLIVEコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」で活躍中。ライブ配信で苦労したこと・金銭面・ライバーになる上での注意点などのリアルな部分を赤裸々に語ってもらった。

(左から)あかりさん、あこあこさん、Sayoさん、永井香織さん、葉月えりかさん、ふたばっちさん (C)モデルプレス

ライバーのリアルな収入事情

― コロナ禍でどの業界でも収入減が余儀無くされています。ライバーとして活動することで収入は増えましたか?

大きくうなずく6人。

― さすが皆さん人気ライバーですね!

永井:私も含め、配信を始めてから収入が大きく増えたライバーは少なくないと思います。私たち演奏家はコロナ禍だと演奏活動がままならないので、配信があって本当に良かったと強く実感していますね。

永井香織さん (C)モデルプレス
― 収入面以外でのプラス、例えば配信を始めたことで叶った夢はありますか?

Sayo:私は沖縄でラジオDJとして活動していますが、30歳を過ぎてから始めたのでまだペーペー、しかもアラフォー。そんな私でも配信アプリのイベントで入賞し、文化放送やニッポン放送のラジオ番組に何度も出演させていただき、有名なラジオDJや芸能人の方と共演させて頂いてます。ライバーをしていなかったらまず叶わなかった夢です。

あかり:私も配信イベントで夢が叶いました。着物が大好きで、着物文化を広める仕事に関われたら良いなと思っていたんです。新潟の花火大会をPRできるイベントで入賞し、着物を着て動画を撮影しました。

― 配信を通じて活動の幅が広がったんですね。みなさんもそうですか?

全員:はい。

永井:私は雑誌に掲載していただいたり、憧れの方と対談させていただいたり、最近ではラジオパーソナリティーのお仕事も。サックスプレイヤーとしてだけ活動していた時には知らなかった世界を体験しています。

あこあこ:私はバイオリニストなんですが、配信がきっかけで初めて自主企画のコンサートを開催。リスナーさんがたくさん来てくださって盛り上がりました。

ライバー活動が本職にもプラスに?

Sayoさん (C)モデルプレス
― 本職にプラスに働くこともあるんですね。

葉月:私の本業はパチスロライターで、パチンコ店の来店イベントというお仕事もあるんです。「○日にここのお店行きます」と事前告知するので、配信のリスナーさんも沢山来てくださるようになりました。

永井:私はサックスの教室も経営しているんですが、配信がきっかけで生徒さんの数がとても増えましたね。また、ライブ配信を始めたことで仕事を選べるようにもなりました。ミュージシャンの仕事って実は安く扱われがちなんです。例えばリハーサルで100時間以上を費やしていてもギャラ1万円、時には数千円のお仕事も。ライブ配信をする前は「それでも演奏できる場があるんだからありがたい」と引き受けていましたが、今は本当にやり甲斐のある仕事を選べるようになりました。

― そんなに安いんですね…。

永井:収入面の助けだけではなく、健康面でも自分を大切にできるようになったと感じます。コロナ禍でも12月は繁忙期。ライブ配信をしていなかったら「どんどん演奏して稼がなきゃ!」ってお仕事受けていたと思います。自分が病気をしたこともあり、コロナ感染にはとても気をつけてるので、健康を優先して仕事が選べるようになったのは大きいです。

― やはりコロナの影響は大きいんですね

あこあこ:私もすごく楽しみにしていたコンサートツアーのお仕事がキャンセルになり落ち込みました。でも今はそういったツアーに参加しなくても配信で演奏ができ、たくさんの方に聴いていただける。そういう意味でも救われています。

葉月えりかさん (C)モデルプレス
― 葉月さんの本職も影響が大きそうな業界ですよね。

葉月:パチンコ・パチスロ業界はそもそも東京五輪開催決定を機に風当たりが強くなり、さらに紙媒体が売れない時代になって…。掲載誌が5誌から2誌まで減っちゃったんです。収入も半分ほどにまで落ち込むこともざらで、丸々2か月仕事が無いことも。そんな窮地を救ってくれたのがライブ配信でした。

事務所に所属するメリットとは

― みなさんはLive配信事務所「DAG」に所属していますが、所属してよかったと思ったことはありますか?

あかり:私はフリーを経験せず、最初から事務所に入って始めました。サポートがとても充実していて、配信をスタートする前の時点で色んな事を教えていただき、また下準備ができる。例えるならフル装備でのスタートなので、軌道に乗るまですごくスムーズでした。

葉月:効率の良さが違うよね。フリーだと誰に聞くこともできずどうすればいいか試行錯誤する時間が必要だけど、事務所に所属すると最短ルートで結果を導き出せるイメージです。

― ふたばっちさんはフリーを経験してからDAGに入ったと聞きました。

ふたばっち:そうですね。私はフリーの時にめちゃめちゃ安いライトを使って配信していたんですが、事務所に所属して担当の方が私の配信を見て一言、「新しいライトを送るね」って(笑)。配信機材について本当に何もわかっていなかったので、すごくありがたかったです。

あこあこ:機材のサポートもそうなんですけど、DAG ライバーの配信に行くと皆さんご自身のリスナーさんに紹介してくれるんですよ。「新しく入った同じ事務所のライバーさんです」って。そこでリスナーのみなさんがフォローしてくださるので、初配信からリスナーさんがこぞって見に来てくださるんです。スタートダッシュができるのもかなり大きいと感じました。

あこあこさん (C)モデルプレス
― 事務所からのアドバイスで心に残っている言葉はありますか?

Sayo:これはライバーあるあるなんですけど、配信を始めて間もない頃はリスナーさんから意見を強めに言われることがあるんです。「そういうキャラやめた方がいい」「次同じようなこと言ったらもう応援しないよ」とか…。フリーだと一人で悶々とするところですが事務所の担当者に話したら一言、「そんなコメント気にしないでいい。Sayoさんが楽しく配信できなくなるような事を言うリスナーは応援者とはいえない」とバッサリ。それで気分が楽になり、悩まずに済みました。

― メンタル面のサポートもあるんですね。

永井:そうですね。DAGはトップライバーが担当について新人の指導にあたります。ライバーが配信を辞めてしまう原因の多くはメンタル面にあるのですが、現役ライバーが自分の経験をもとに指導するので現実的なアドバイスができます。心を病んで辞めるライバーはまずいないですね。

― 他にも役立ったサポートはありますか?

葉月:配信環境のアドバイスもとても助かります。画面の映り方、ライトの種類、音響設備など、実際の配信を見ながら「こうしたほうがいいよ」と、その場でアドバイスをしてくれるのでわかりやすいんです。また、配信アプリで重要な「イベント」についても、どれに出たらいいのか多角的に考えてアドバイスしてもらえます。私たちが配信しているライブ配信アプリ「Pococha」にはライバーランクがあり、フリー時代はAランクまでしかいけませんでした。事務所所属後、自分ではまず出ようと思わないファッション誌「andGIRL」とのコラボイベントを勧められて出場し、優勝。それがきっかけで最上ランクのSランクに上がれたんです。DAGに所属してなかったらSランクに上がることはできなかったと思います。

― ライバーの成長を促してくれるわけですね。

葉月:そうですね。また、DAG所属のライバー同士やリスナーさん同士の絆も強く、イベントに出るとみんな応援に来てくれるんです。そうやって横の繋がりでフォロワー数も毎月増えていて。数字に表れるのでありがたいなぁといつも感じています。

あかりさん (C)モデルプレス

十人十色、事務所所属のきっかけ

― みなさんが事務所に入ろうと思ったきっかけは何ですか?

あこあこ:コロナ禍で演奏の機会が減っちゃって、ライバーのことを調べていた時にDAGを知りました。すでに音楽家の方が多く所属していて、私が信頼している先輩も所属していたので即決でした。

ふたばっち:私はもともとエステティシャンとして働きつつ、友人と二人で配信していました。その友人が一人で配信を始めることになり、私は一度ライブ配信から離れたんです。でもコロナ禍で本業の仕事がなくなっちゃって…。配信を再開するタイミングで仲良しのライバーさんが所属していたDAGに応募しました。

ふたばっちさん (C)モデルプレス
― ライバーさん同士の繋がりから所属することもあるんですね。葉月さんは?

葉月:ライバー事務所って本当にたくさんあってどこに入ろうか迷っていたんです。そんな時にたまたまSayoさんの配信を見て、「Sayoさんすごい!Sayoさん綺麗!Sayoさんの事務所どこ? DAG?応募しよう!」みたいな(笑)。

Sayo:そうだったんだ!今年一番嬉しい(笑)!

葉月:そうなんですよ。所属しているライバーさんは音楽家の方が多くて、「パチンコ・パチスロ業界で働いてるけど大丈夫かな…」と不安もありましたが、快く受け入れてもらえて嬉しかったです。

人生が変わるかもしれないライブ配信

― それでは最後に「ライバーとして活動してみたい!」という読者へアドバイスをお願いします。

永井:ライブ配信に必要な資格はありません。未経験の方でもやり方次第で人気のライバーになれる。これまでのノウハウを元に指導し、結果に結びつけられるのが DAG の特徴です。どのアプリで配信しよう?機材はどうしたら…など、最初はわからないことが多いと思います。そういう時こそ事務所に所属することをお勧めします。

Sayo:ライブ配信はミスコンでもイケメンコンテストでもないんです。若いから、ルックスが良いから人気になるわけじゃないし、私のようにアラフォーでも結果を出せることもある、誰にでもチャンスのある世界です。夢とやる気があれば年齢、職種、経験を問いません。勇気を出して配信ボタンを押すことで、私たちのように人生が大きく変わる可能性があります。迷っているなら是非始めて欲しいですね。

― ありがとうございました。

(左から)あかりさん、あこあこさん、Sayoさん、永井香織さん、葉月えりかさん、ふたばっちさん (C)モデルプレス
手軽に始められ、人気ライバーになれば安定した収入も見込めるライブ配信。その一方で多くのライバーに埋もれてしまったり、精神的に追い込まれて辞めてしまう人も。

そういったリスクを回避しつつ効率よく成果を上げたいなら、DAGに所属するのもいいかもしれない。(modelpress編集部)[PR]提供元:ライバー事務所DAG

Live配信事務所「DAG」

トップライバーが多数在籍しているDAGは、高い定着率と育成ノウハウでは「Pococha」でのTOPクラスの実績を多数有している。定期的に行われるライバー講習会、充実の報酬制度、ボーナス、税務報酬相談等サポート体制も万全。ミュージシャン、主婦、OL、学生など様々な職業の方が性別問わず活躍している。

【申込みの流れ】
公式ラインもしくはPCのフォームより応募。

折り返し報酬体系や契約についてDAGスタッフよりご連絡させて頂きます。

合格し所属した後は現役トップライバーが担当につき、丁寧にサポート致します。また税務関連のサポート等も行っています。

※よくある質問を事前にご覧になってからお申込みください。

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