テレ朝並木万里菜アナ、アナウンサーを通じて伝え続けたいこととは＜「ABEMA NEWS×モデルプレス」アナウンサー連載Vol.2＞

ABEMA NEWS×モデルプレス連載

平均年齢26歳（※1）、1年目から6年目の多くの若手キャスターがエース級の活躍をする「ABEMA NEWSチャンネル」。

独自の切り口やテーマ性、番組尺、視聴者とのコミュニケーションなど、インターネット配信ならではの地上波とは違う環境に身を置くキャスター陣が感じた担当番組の強みや、同年代にオススメしたい魅力、さらに「ABEMA」だからこそ発見できた自身の強みや居場所など…キャスター自身の人となりにもフォーカスしながら、探っていく。

（※1）「ABEMA NEWSチャンネル」の帯番組を担当する女性キャスターの平均年齢

テレビ朝日 並木万里菜アナウンサー

2018年にテレビ朝日に入社した並木アナは、2020年4月から「ABEMA Morning」（平日あさ7時～月・火・水担当）を担当。

テレビ朝日では「ミュージックステーション」のサブMC、「ReAL eSports News」のサブキャスターを務めている。

並木万里菜アナ「ABEMA Morning」の見どころは？

― 「ABEMA Morning」の見どころは？

並木：ニュース、エンタメ、スポーツ、お天気など盛り沢山の情報を約40分に凝縮してお届けしている番組です。皆さんが朝一番に知りたいと思うニュースをまとめてお伝えしているというところがミソですが見どころとしては番組最後の「コメント紹介」も注目して頂きたいです。

ラジオっ子の私にはリスナーならぬウォッチャー！？の皆さんと素で話せるとても楽しみな時間です。例えばオープニングで「あなたの朝のルーティンは？」などテーマを発表し、エンディングで寄せられたコメントを読みながら私とあーでもないこーでもないなどとお話しします。

アナウンサーが番組の放送時間を使ってフリートークをして良いなどという時間はなかなかないものでその時間で皆さんのプライベートを覗いてたり自分のこと（コーヒー、UFOネタ、ビーガンについて）をお話ししたりします。ですので、「こんなことが気になる！」「これも放送して欲しい！」という方がいらっしゃいましたら是非コメント欄で教えて下さい。ちゃんとスタッフや出演者もチェックしています（笑）。

並木万里菜アナ、日々の健康法は？コンプレックスで努力

― アナウンサーとして、日々心がけている美容法＆健康法は？

並木：美容法は私が教えて欲しいくらいです。丸顔がコンプレックスで、どうしたら顔が縦長に見えるのかを日々考えています。昨日は塩分を摂りすぎてしまった、リンパマッサージをサボってしまったななどと前日の自分を呪いながら鏡に向き合います。それでも少しでも変わればいいなと思いフェイスラインをゴリゴリマッサージし、シェーディングを濃いめに入れてオンエアに臨んでいるのです。丸顔解消メイクやマッサージ方法があれば是非それもコメントで教えてください！

健康法でいうと朝の一杯とバナナです。これから寒くなると布団からますます出たくなくなりますよね。それでも気合を入れてベッドに別れを告げ、電子レンジでチンした即席白湯を飲むと内臓が動き出し、手足の先まで温かくなって身体も動きだします。そして会社で打ち合わせと原稿の下読みをしているときには頭を働かせるためバナナ（糖質）を補給します。バナナはすぐにエネルギーに変わりますし、美味しい（猿ではありません）！バナナのコンディションはその日のパフォーマンスに直結するのでシュガースポットが出ている食べ頃の子を選びます。これが元気の源ですかね。

並木万里菜アナ、アナウンサーを目指す学生へアドバイス

― ご自身の就活事情とアナウンサーを目指す学生へのアドバイスをお願いします。

就職活動では私が会社を選ぶというよりは「並木と働いたら面白そうだな」と思ってもらえるところに出会えるべく頑張っていました。

私が所属していた経済学部の学生の多くは金融業界に進みます。私ももちろん銀行や証券会社のOB・OG訪問をしましたし、視野を広げるために合同セミナーにも行きました。その中でOGの日本テレビの畑下由佳アナウンサーにお話を伺う機会がありそれが目指すきっかけになったんです。畑下さんは「テレビは人の心を豊かにするメディアで、その中でもアナウンサーはどんな番組にも言葉と声で関われる仕事だよ」と教えて下さいました。日常にプラスアルファの価値や豊かさを与える、それがスイッチひとつで誰の手元にでもすぐに届くというテレビ局で働くことに憧れを持つようになりました。

そこから準備を進めて、樹形図を書いて自己分析を始め志望動機や自己PRを組み立ていきました。アドバイスと言えるかわかりませんが、一度出来上がった内容を家族や友達の前で聞いてもらい意見をもらうことが大切なことだと思います。

初対面の面接官に自分の思いの丈を全て理解してもらうことはハードルが高いですよね。そして準備不足や緊張から普段のパフォーマンスができずに次のステップに進めなかったこともありました。その回数を減らすことが近道になると考えていて、なるべく多くの人に助けてもらうことをお勧めします！就職活動は個人プレーではなくチームプレーだと思っています。

並木万里菜アナ、アナウンサーを通じて伝え続けたいこと

― 夢を叶える秘訣は？ご自身の体験を踏まえて教えて下さい。

私の夢はアナウンサーになること、ではありませんでした。ですのでまだ夢は叶っていませんがこの職種を通して伝え続けたいことがあります。それはビーガンの人でも暮らしやすい日本にすることです。私自身も菜食中心の食事にすることで社会問題に少しでも関わることができたらいいなと思って今も続けています。

なんだか突然ですし、テーマが大きすぎますよね。私も最初は「ビーガンの人ってなんだか意識が高い系だな」というイメージを持っていましたが、あるドキュメンタリーで地球温暖化の原因である温室効果ガスは畜産業で多く発生するという事実を知りました。そして工場式畜産の実態を目の当たりにしましてそこから自分の生活を見直し、ここ数年自分が選択できるときはお肉を頂くことを控えるようになったんです。

これは私の行いなので強制されるものではなく、推進したいわけではないですが一人ひとりが様々なレベルで（週一でベジタリアン生活をしてみるなど）地球に優しい食の選択をすることで大きな変化が生まれると思います。

先日イギリスで肉のない肉屋（ビーガン向け）がオープンしたというニュースをお伝えしました。そのニュースを受けて自分の感想を話す時間を貰いました。自分の言葉で伝えられる喜びとアベモニにはキャスター 一人ひとりの個性を大切にしてくれる番組だなと感じました。これからももっと勉強して、一つでも誰かの心を動かすアクションを増やしていけたら嬉しいてす。

★ABEMA NEWS×モデルプレス連載、第3回は佐藤ちひろアナウンサー。

（modelpress編集部）

並木万里菜（なみき・まりな）プロフィール

入社年月日：2018年4月1日
出身地：東京都葛飾区
出身校：獨協埼玉高等学校／成蹊大学経済学部
身長：159㎝
星座：水瓶座