注目の若手女優・中田青渚インタビュー どんな高校生だった?恋するとどうなる?<君が世界のはじまり>
2020.07.20 10:00
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映画『君が世界のはじまり』(7月31日公開)に出演する中田青渚(なかた・せいな/20)がモデルプレスのインタビューに応じた。
小説家・映画監督・脚本家とジャンルを超えて活躍するふくだももこ氏が、原点である2本の短編小説「えん」(2016年・第40回すばる文学賞佳作)と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を再構築して映画化。大阪のとある町を舞台に、それぞれ複雑な感情を抱く高校生たちの“希望”と“絶望”の行き交う青春を描く。
ころころと変化する琴子の“喜怒哀楽”には苦戦したようで「(小室ぺい演じる)業平くんに照れていたかと思えば、次の瞬間には話しかけてきた相手に怒っていたりとくるくる感情が変わるので、頭で考えてから演じると追いつきませんでした。好き・嫌い、嫌・嫌じゃない、などシンプルに考えるようにしていました」と振り返った。
えんと琴子の友情を描くにあたり、主演の松本とはふくだ監督を交えて何度も話し合いを重ね、「他人の目なんて気にしてなさそうな琴子ですが、えんのようなやわらかい存在が近くにいるから、あれだけ破天荒に自由にのびのびいられるのかな」などと繊細に分析。松本とのエピソードを聞くと「本読みが終わった後、距離を縮めるためにお茶に行こうと誘ってくださったりと、気配りが素敵で見習いたいなと思いました。現場では常に一緒にいたのですが、ずっとえんとして隣にいてくださったのがすごくありがたかったです」と話した。
2014年のデビュー以降、『写真甲子園0.5秒の夏』(17)、「中学聖日記」(2018/TBS)、『見えない目撃者』(19)などに出演し、今泉力哉監督作『街の上で』の公開が控えるなど、透明感あふれる魅力で注目を浴びる中田。今後の目標を聞くと「今は何でもチャレンジしたいという気持ちが大きいです。今は学生役が多いですが、仕事を持つカッコいい女性もいつかは演じてみたいなと思っています」と意気込み。プライベートでは「自炊にチャレンジしたいな、と。実家に帰ったら作ったりするのですが、自分1人のためと思うとなかなか作る気になれないのでチャレンジしたいです」と願望を明かした。
中田:特に面白いエピソードも無く、本当に平凡だったと思います(笑)。
琴子は破天荒で周りを巻き込んでいく台風の目のようなタイプですが、私はそこに巻き込まれるタイプなので正反対な高校生活でした。
― 高校時代、最も青春を感じたエピソードは?
中田:一学年下の後輩たちみんなが、卒業する前に三送会としてイベントをしてくれたことです。
卒業生全員の名前が入ったタオルもくれたりして嬉しかったです。
― 中田さんは恋をするとどうなりますか?
中田:琴子は「好き」って気持ちを全開にして業平くんに話しかけていたのですが、私は何気なく普段通りに話しかけるかな…。
― 外出自粛期間の“おうち時間”はどんな風に過ごしていましたか?
中田:動画配信サービスに新たに加入して、人にオススメされたアニメや韓国ドラマをひたすらに観ていました。
1人の時間や家にいることが好きなので苦ではなく、むしろ楽しんでいました。
― 1月に20歳を迎えられましたが、心境に変化はありましたか?
中田:今のところお酒もほとんど飲んでいないので、そこまで20歳になった実感はあまりないですが、20歳になって生活力が上がったような気がします。
少しは大人にならないとと思い、実家に帰った時はご飯を作ったり洗濯したりと、動くようにはしています。
(modelpress編集部)
出身地:兵庫県
身長:165cm
趣味:歌うこと・読書
2014年に「第5回Sho-comi プリンセスオーディション2014」グランプリを受賞しデビュー。『写真甲子園0.5秒の夏』(17)、「中学聖日記」(2018/TBS)、『見えない目撃者』(19)などに出演。公開待機作に今泉力哉監督作『街の上で』がある。
松本穂香 中田青渚 片山友希 金子大地 甲斐翔真 小室ぺい 板橋駿谷 山中 崇 正木佐和 森下能幸 江口のりこ 古舘寛治
原作・監督:ふくだももこ 『えん』『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』
脚本:向井康介
音楽:池永正二
配給: バンダイナムコアーツ
<あらすじ>
大阪の端っこのとある町。深夜の住宅地で、中年の男が殺害される。犯人は高校生だった。この町の高校2年生のえん(松本穂香)は、彼氏をころころ変える親友の琴子(中田青渚)と退屈な日々を送っていたが、琴子がサッカー部のナリヒラ(小室ぺい)に一目惚れしたことで、二人は徐々にすれ違うようになっていく。
同じ高校に通う純(片山友希)は、母が家を出ていったことを無視し続ける父親に何も言えぬまま、放課後ショッピングモールで時間をつぶす。ブルーハーツを聴きながらふと通りかかった屋上で、東京から転校してきた伊尾(金子大地)と会い、求めるものもわからぬまま体を重ねるようになる。
偶然ナリヒラの秘密を知るえん。急接近した二人を見て見ぬふりをする琴子。琴子に思いを寄せる、サッカー部キャプテンの岡田(甲斐翔真)。思いの捌け口を見つけられない純。田舎に閉じ込められた自分と義母を重ねる伊尾。変わらない町―。そんなある朝、父親殺しの犯人が逮捕され……。郊外の気怠い空気とそれぞれの感情が混じり合い、物語は疾走していく。
(C)2020『君が世界のはじまり』製作委員会
自由奔放な女子高生役「頭で考えてから演じると追いつかない」
主人公・えん(松本穂香)の親友・琴子を演じる中田は、授業をしょっちゅうサボっては旧講堂の地下室で煙草を吸い、彼氏も取っ替え引っ替えという自由奔放な女子高生役で新境地を見せる。体当たりの撮影は「いま振り返ってみると凄く楽しかったです」といい「琴子は口も態度も悪いので一歩間違えれば嫌なキャラクターにもなりうる存在だと思いますが、映画を見て私自身にはそんなふうに見えなかったので安心しました」と手応え。ころころと変化する琴子の“喜怒哀楽”には苦戦したようで「(小室ぺい演じる)業平くんに照れていたかと思えば、次の瞬間には話しかけてきた相手に怒っていたりとくるくる感情が変わるので、頭で考えてから演じると追いつきませんでした。好き・嫌い、嫌・嫌じゃない、などシンプルに考えるようにしていました」と振り返った。
えんと琴子の友情を描くにあたり、主演の松本とはふくだ監督を交えて何度も話し合いを重ね、「他人の目なんて気にしてなさそうな琴子ですが、えんのようなやわらかい存在が近くにいるから、あれだけ破天荒に自由にのびのびいられるのかな」などと繊細に分析。松本とのエピソードを聞くと「本読みが終わった後、距離を縮めるためにお茶に行こうと誘ってくださったりと、気配りが素敵で見習いたいなと思いました。現場では常に一緒にいたのですが、ずっとえんとして隣にいてくださったのがすごくありがたかったです」と話した。
2014年のデビュー以降、『写真甲子園0.5秒の夏』(17)、「中学聖日記」(2018/TBS)、『見えない目撃者』(19)などに出演し、今泉力哉監督作『街の上で』の公開が控えるなど、透明感あふれる魅力で注目を浴びる中田。今後の目標を聞くと「今は何でもチャレンジしたいという気持ちが大きいです。今は学生役が多いですが、仕事を持つカッコいい女性もいつかは演じてみたいなと思っています」と意気込み。プライベートでは「自炊にチャレンジしたいな、と。実家に帰ったら作ったりするのですが、自分1人のためと思うとなかなか作る気になれないのでチャレンジしたいです」と願望を明かした。
中田青渚Q&A どんな高校生だった?恋をするとどうなる?
― 中田さんはどんな高校生でしたか?中田:特に面白いエピソードも無く、本当に平凡だったと思います(笑)。
琴子は破天荒で周りを巻き込んでいく台風の目のようなタイプですが、私はそこに巻き込まれるタイプなので正反対な高校生活でした。
― 高校時代、最も青春を感じたエピソードは?
中田:一学年下の後輩たちみんなが、卒業する前に三送会としてイベントをしてくれたことです。
卒業生全員の名前が入ったタオルもくれたりして嬉しかったです。
― 中田さんは恋をするとどうなりますか?
中田:琴子は「好き」って気持ちを全開にして業平くんに話しかけていたのですが、私は何気なく普段通りに話しかけるかな…。
― 外出自粛期間の“おうち時間”はどんな風に過ごしていましたか?
中田:動画配信サービスに新たに加入して、人にオススメされたアニメや韓国ドラマをひたすらに観ていました。
1人の時間や家にいることが好きなので苦ではなく、むしろ楽しんでいました。
― 1月に20歳を迎えられましたが、心境に変化はありましたか?
中田:今のところお酒もほとんど飲んでいないので、そこまで20歳になった実感はあまりないですが、20歳になって生活力が上がったような気がします。
少しは大人にならないとと思い、実家に帰った時はご飯を作ったり洗濯したりと、動くようにはしています。
(modelpress編集部)
中田青渚(なかた・せいな)プロフィール
生年月日:2000年1月6日出身地:兵庫県
身長:165cm
趣味:歌うこと・読書
2014年に「第5回Sho-comi プリンセスオーディション2014」グランプリを受賞しデビュー。『写真甲子園0.5秒の夏』(17)、「中学聖日記」(2018/TBS)、『見えない目撃者』(19)などに出演。公開待機作に今泉力哉監督作『街の上で』がある。
映画『君が世界のはじまり』(7月31日 テアトル新宿ほか全国ロードショー)
松本穂香 中田青渚 片山友希 金子大地 甲斐翔真 小室ぺい 板橋駿谷 山中 崇 正木佐和 森下能幸 江口のりこ 古舘寛治
原作・監督:ふくだももこ 『えん』『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』
脚本:向井康介
音楽:池永正二
配給: バンダイナムコアーツ
<あらすじ>
大阪の端っこのとある町。深夜の住宅地で、中年の男が殺害される。犯人は高校生だった。この町の高校2年生のえん(松本穂香)は、彼氏をころころ変える親友の琴子(中田青渚)と退屈な日々を送っていたが、琴子がサッカー部のナリヒラ(小室ぺい)に一目惚れしたことで、二人は徐々にすれ違うようになっていく。
同じ高校に通う純(片山友希)は、母が家を出ていったことを無視し続ける父親に何も言えぬまま、放課後ショッピングモールで時間をつぶす。ブルーハーツを聴きながらふと通りかかった屋上で、東京から転校してきた伊尾(金子大地)と会い、求めるものもわからぬまま体を重ねるようになる。
偶然ナリヒラの秘密を知るえん。急接近した二人を見て見ぬふりをする琴子。琴子に思いを寄せる、サッカー部キャプテンの岡田(甲斐翔真)。思いの捌け口を見つけられない純。田舎に閉じ込められた自分と義母を重ねる伊尾。変わらない町―。そんなある朝、父親殺しの犯人が逮捕され……。郊外の気怠い空気とそれぞれの感情が混じり合い、物語は疾走していく。
(C)2020『君が世界のはじまり』製作委員会
【Not Sponsored 記事】