<賀来賢人&山本舞香「死にたい夜にかぎって」インタビュー>初日からキスのアドリブ お互いの印象も明かす
2月下旬より放送されるMBS/TBSドラマイズム『死にたい夜にかぎって』に主演する俳優の賀来賢人(30)とヒロインの山本舞香(22)が、モデルプレスなどのインタビューに応じた。インタビューでは、作品にかける思いやお互いの印象、撮影秘話などを語った。
賀来賢人&山本舞香、新ドラマへ意気込む「1番やりたかったもの」「今の自分のやるべき作品」
今作は、Webサイト『日刊SPA!』に掲載された連載エッセイの「恋愛エピソード」を中心に再構築した小説『死にたい夜にかぎって』(原作:爪切男)を実写ドラマ化。主人公とその最愛の女性の6年間を中心に、もの悲しくもユーモアあふれる物語を、ドラマ『アンナチュラル』『Nのために』の村尾嘉昭氏が描き出す。賀来が演じるのは、幼くして母に捨てられ、現在は小説家を目指している主人公・小野浩史。さまざまな女たちと出会い、振り回される“最高にどうしようもない男”。「今まで日本で見たことないドラマ。やったことがなったものだし、実は1番やりたかったもの」という賀来は、「実際に起きたことのポジティブな部分だけをドラマ化したラブストーリーという分かりやすいものではなく、男と女の物語」と今作を表現した。
浩史の最愛の女性で、鬱病や不安障害を患っているアスカを演じる山本は「今の自分がやるべき作品。アスカは鬱病という心の病にかかっていて、私もこの仕事をしていて少し気持ちが分かるからこそ、今回声をかけていただき私にしかできない役だと思った」と意気込み。
「もっともっとアスカを自分に入れたい。そんな風に思ったことは初めてだし、芝居をしていないときも毎日苦しいけれど、今この時期に経験しておかないといけないことだと思うので、作品が終わったときにどれだけ成長できているか楽しみでもあります」と並々ならぬ気合いを見せた。
そんな山本に対し、賀来は「放送が始まって色々な方に観ていただいたら、きっと山本さんの演じるアスカは話題になると思います」と期待を寄せていた。
山本舞香、賀来賢人へ初日からキスのアドリブ お互いの印象も明かす
現場では「よく話している」そうで、賀来が「共通項が見つからないので、普段はあまり女優さんと話さないんですけど、山本さんはサバサバしているし俳優さんみたい」と印象を語ると、山本は「よく言われる(笑)」と笑う。芝居の話、プライベートな話などジャンル問わず会話を弾ませているようだが、ときには「最近の若い芸能界事情も聞いています(笑)」と賀来。恋人役ということもあり「関係性が近い方がいいので、なるべくフラットに接しています。面白いです」と現場の雰囲気の良さを伝えた。
一方、山本は「なかなか笑わないので最初は怖い人なのかなと思っていた」と本音を明かしつつ、「(浩史を演じる際にかけている)メガネをとると賀来賢人さん。でも、ダサい服でメガネをかけると浩史。浩史のときは、『わーよしよしよし!』ってやりたくなる(笑)。オンオフの切り替えがすごいですし、すごくやりやすい環境を作ってくださる」とスイッチの入り方を絶賛。
これに賀来が「でもメガネを外すと怖いんでしょ?」とつっこむと、「あの賀来賢人さんだから…(笑)」と笑わせ、そのやりとりからは仲の良さが感じられた。
また、息もピッタリのようで、芝居をする上で「今のところ噛み合わないと思ったところがない。すごくいいものが撮れている」(賀来)と手応え十分。
さらに、山本からは「初日にアドリブでキスシーンがあった」と秘話も飛び出し、「監督から『本番まで絶対やらないでほしいんだけど、賢人にキスして』って指示があったんです」と暴露すると、初耳だった賀来は「あれはそういうことだったんだ!(素で)びっくりした顔が映っちゃった(笑)」と驚き「今回は流れで撮ることが多いので、その生っぽさが出ていると思います」とアピールした。
なお、今作はMBSで2月23日スタート(毎週日曜24:50~)、TBSで2月25日スタート(毎週火曜25:28~)。※ほか放送あり。(modelpress編集部)
『死にたい夜にかぎって』1話あらすじ
1995年-高校生の浩史(青木柚)は、ある日、学校で1番かわいい女の子・山村さん(玉城ティナ)から、こっそり屋上に呼び出された。もしかして…という期待が心の中でちらつきながらも、緊張の面持ちで向かうと、そこには彼女が一人で待ち構えていた。浩史を見るやいなや、彼女は「君の顔のダニを殺してあげるね」と衝撃の一言を発する…。そして、この日を境に、山村さんと浩史の奇妙な日課が始まった―。2005年-大人になった浩史(賀来賢人)は、深夜に音楽系のチャットルームに入室するのが日々の楽しみとなっていた。目的は、“アスカ”(山本舞香)とのネット上での会話。アスカとは自然と波長が合い、彼女がオススメする曲は全てダウンロードするほど、彼女から影響を受けるようになっていた。話の流れから、直接会うことになった2人。このアスカとの出会いが、浩史の運命を大きく左右することとなる―。
賀来賢人(かく・けんと)プロフィール
1989年7月3日生まれ、東京都出身。2007年に映画『神童』で俳優デビュー。以降、映画・テレビドラマ・舞台と多岐にわたり活躍。近年の主な出演作は、ドラマ『今日から俺は!!』(2018年、日本テレビ)、映画『ちはやふる -結び-』(2018年)など。2020年は映画『AI崩壊』『ヲタクに恋は難しい』が公開中のほか、映画『今日から俺は!!劇場版』(7月17日公開)が控える。山本舞香(やまもと・まいか)プロフィール
1997年10月13日生まれ、鳥取県出身。「鳥取美少女図鑑」に掲載されていた写真を見てスカウトされ、2011年、14代目リハウスガールを務め、同年ドラマ『それでも、生きてゆく』(フジテレビ)で女優デビュー。近年の主な出演作は、ドラマ『チア☆ダン』(2018年、TBS)、映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(2019年)、映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』など。2020年は、映画『とんかつDJアゲ太郎』(6月19日公開)などが控える。もっと詳しくみる
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