<大原櫻子4thアルバム「Passion」インタビュー>“概念が変わった”出会いとは?誕生日の驚きサプライズ・家族旅行でのハプニングも明かす
2020.02.07 19:00
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歌手で女優の大原櫻子(おおはら・さくらこ/24)が1年7ヶ月ぶりとなる待望の4thオリジナルアルバム「Passion」をリリース(2月5日発売)。モデルプレスのインタビューでは、アルバムでの挑戦から、24歳を迎えた誕生日や家族旅行でのエピソードを語ったほか、“健康オタク”な大原ならではの新コーナーも設立。2020年の“さくちゃん”が見せる“Passion”は?
大原櫻子、新アルバムは“挑戦”
― アルバムのジャケットがすごく大人っぽいですね。今回は挑戦が多いということですが、ジャケット写真も挑戦?大原:20歳を超えてから大人っぽさをすごく意識していたんですけど、今回はよりクールな感じで!アルバムの中身も、徐々に大人に近づいていて「変わったな~」というのを自分でも実感しています。
― リード曲の「Amazing!」と「Special Lovers」は恋の楽しい気持ちと切ない思いが表現された両極端な楽曲となっていますが、狙いはあるのですか?
大原:今回は本当にリード曲をどれにするか迷いました!もう、全部がリード曲でも良いんじゃないかなと思うくらい(笑)。「Special Lovers」は、作曲に参加させていただいてすごく自信のある1曲に仕上がったなと思いました。「Amazing!」もライブで生きる曲だし「Passion」というアルバムのタイトルにも合うので、迷いに迷ってこの2曲になったという感じです。
― 「Amazing!」はミュージックビデオもとっても可愛かったです!
大原:ミュージカルのような感じで可愛い女の子4人の世界を表現できたし、色合いとかも好きなので私の中ではお気に入りのミュージックビデオができたなと思っています。振り付けがすごく可愛いので、ぜひ皆さんにもマネして欲しいのですが…結構難しいんですよね(苦笑い)。私も、ミュージックビデオの撮影当日に、その場でジェスチャーをしてパッと踊れるくらい簡単な振りだと聞いていたのですが、2日前に振り付けのビデオをいただいたら「いやいや!ちょっと待って、めちゃくちゃ難しいじゃないですか!」となりました(笑)。
― でも踊れたらライブなどですごく楽しそうですね。
大原:そうですね!ファンクラブイベントで「Amazing!」を披露させていただいた時も、みんなに「初めて聞くと思うけど途中のラップの部分とか一緒に手上げて、もし歌えるなら歌ってください!」と言ったら、みんな結構ノッてくれたんです。なので、今後振り付けが浸透してライブでも盛り上がる曲になったら良いなと思います。
― 「Amazing!」の歌詞にかけて、自分が変わってしまうくらいとか、概念が変わるような出会いはこれまでありましたか?
大原:うーん、そうだな…。2019年は仕事への姿勢などがいろいろ変わったなと思うのですが、2019年の10月頃、ニューヨークに1人旅に行ったことがきっかけなんです。そこで、同い年のエバ・ノブルザダちゃんというミュージカル女優さんの、お芝居や歌にすごく刺激されました。日本にはない刺激を彼女からもらったことによって、私自身の仕事への向き合い方も丁寧になった感じがします。
エバちゃんを見ていると、プライベートで何かを楽しんでいる時より、歌っている今がすごく幸せそうだなと感じたのですが、それは私にも本当はある思いなんですよね。でも、それを最近実感しているようで改めては思えていなかったのですが、エバちゃんを見てもっと技術を磨きたいなと思うようになりました。
24歳の誕生日に驚きのサプライズ
― 1月10日に24歳の誕生日を迎えられて、おめでとうございます!誕生日当日はファンクラブイベントでしたよね。ほかにも当日は何かしましたか?大原:私の11thシングル「Shine On Me」のジャケットの顔をそのままケーキのプレートにしてくれたり、いろいろとたくさんお祝いをしていただいたり、忙しい誕生日でした!プレゼントを過去イチでもらったかもしれないです。年女だからかな(笑)?
― (笑)。印象に残った贈り物はありましたか?
大原:みんなユーモア溢れるものをくれるのですが、毎年家にプレゼントを送ってくれる高校時代の友だちがいるんですよ。今年も届いていて、なんだろうなと思って開けたらキャップだったんですけど、キャップの真ん中にワンポイントで「Shine On Me」の私が刺繍で縫ってあったんです!嬉しかったですね。
― すごい!これまではその方に何をもらっていたんですか?
大原:去年はUSBだけ送られてきて、中にビデオのメッセージが入っていたり、誕生日にお芝居の本番を観に来てくれた時は、卒業証書みたいな感じで「あなたはいくつになりました」と書いてくれたりしましたね。創作のサプライズがすごいです!
― 大原さんは何かお返しをするんですか?
大原:していないんです…(苦笑い)。みんなでお祝いをしようという時には、しょっちゅうご飯に行っているんですけど、それも最近なかなかできていないので、いつか恩返しをしたいです。
家族旅行でハプニング?
― 2019年~2020年にかけての年末年始は何をしていましたか?大原:年末年始は栃木のほうに、家族旅行で温泉に行ってきました。でもそこでハプニングがあって…。お宿でも楽しめていたのですが、2つ先の駅が結構賑やかだと聞いて「どうせなら散歩がてら歩いて行こう」と出かけたんです。
東京だと2つ先の駅まで30分くらいで着くので、その感覚で歩き出したら“落石注意”と書いてあったり、崖から落ちて木に引っかかったままの車があったりする山道に入っちゃったんです!
― え、怖い!
大原:すごい危ないですよね!結局到着するまでに3時間かかって、家族全員でヘットヘトになりました(苦笑い)。
― それはもう登山ですね(笑)。
大原:はい…。まさかそんなことになると思っていないので、食糧も何もなくて「お腹空いた~」と言っていました。「帰りは電車にしよう!」と調べたら、1時間に1本しかなくて「もうやばーい!」みたいな。旅先の旅でした(笑)。
― 大変でしたね!着いた先では美味しいものは食べられましたか?
大原:食べられました!キノコ汁をいただいたんですけど、こんなに美味しく感じたことはないというくらい美味しかったです。良い思い出ですね。
大原櫻子が今年やりたいこと3つ
― ではねずみ年で年女である大原さんが、今年やりたいことを3つ教えてください!大原:3つね、難しいな~(笑)。まず1つ目は、今までメールの返信が誰よりも早い自信があったんですけど、最近はちょっと怠っているので「ちゃんとメールの返信を早くすること」。
2つ目は、仲が良い友だちの誕生日とかも結構忘れてしまうので、ちゃんと「お祝いできるときはする」。3つ目は、グルメを求めてちょっと遠出をする。ずっと「静岡のさわやかハンバーグを食べたい」と言っているのですが、まだ行けていないんです…。
― では、その流れで最近ハマっている食べ物3つもお願いします!
大原:以前、中華料理屋さんで食べた豆苗がめちゃくちゃ美味しくてびっくりしたので、ハマっているというか、今1番食べたいと思っているお野菜です!
2つ目は、細いキノコ…エノキにハマっています。シャキシャキする食感が好きです。3つ目は、以前までちょっと苦手だった豚肉!豚の油が喉に良いらしく、コラーゲンもあるので積極的に食べるようにしています。
― 前回のインタビューで話していたタピオカのブームは終わりましたか?
大原:今も、本当に愛してやまないタピオカのお店があります!
― 苦手が完全に克服したようで良かったです(笑)。ありがとうございました!
“健康オタク”大原櫻子の豆知識コーナー
これまでモデルプレスのインタビューでも、幾度となく“とにかく健康オタク”であることをアピールしてきた大原。そこで、今回から「“健康オタク”大原櫻子の豆知識コーナー」を設立!最近のイチオシは「酸素カプセル」だそう。「いろんな種類があるんですけど、高濃度酸素の酸素カプセルが良いです。飛行機とかで耳抜きが得意じゃない人は結構辛いかもしれないのですが、酵素カプセルに入ると3日~4日くらいめちゃくちゃスッキリするんですよ!現代社会の人たちは酸素が足りていないようなのですが、確かに酸素カプセルに入ると調子が良い気がしますね」と饒舌に説明。
日常的な健康法は「とにかく野菜を食べる」。おすすめの食べ方は…?「いつもキャベツ、大根、ブロッコリー、パプリカとかを温野菜にして、ゆずポン酢をかけて食べています。女性は特にカラダが冷えやすいので、温野菜にすると食べやすいんですよ。人参、トウモロコシ、トマトなどの糖分がある野菜は摂らないように気をつけています」。
今年も大原の“健康オタク”ぶりは健在な様子。今後もどんな豆知識が飛び出すのか…。お楽しみに!(modelpress編集部)
大原櫻子ニューアルバム「Passion」(2月5日発売)
初主演ドラマ「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」主題歌「I am I」、Abema TV「恋する◆(◆はハート)週末ホームステイ」主題歌「未完成のストーリー」、水野良樹(いきものがかり)作詞作曲ナンバー、作詞に一青窈を迎えた曲などを含む全12曲を収録。オントレンドなサウンドからハワイアンテイストまで、今の大原のパッションが詰まったニューアルバムとなっている。
大原櫻子(おおはら・さくらこ)プロフィール
1996年、東京都生まれ。日本大学藝術学部映画学科卒業。2013年、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」全国ヒロインオーディションで5000人の中から抜てきされ、スクリーン&CD同時デビューを果たす。2014年、女優として「日本映画批評家大賞 “新人賞”」、歌手として「第56回輝く!日本レコード大賞“新人賞”」を受賞。以降、歌手活動と並行して、数々のテレビドラマや舞台へ出演を重ねている。2020年5月、6月に東京・帝国劇場で上演されるミュージカル「ミス・サイゴン」でヒロインのキム役を演じる。
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