葛川奈美さん(C)モデルプレス

“日本一のミスキャンパス”目指す葛川奈美さん、ミスコンで前代未聞の特技披露 真相明かす<モデルプレスインタビュー>

2020.02.08 21:00

日本一のミスキャンパスを決める『MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020』の出場者有志が集まり、お披露目されたイベント『MISS/MR COLLECTION 2019 in テレ東 冬のあったかパーク』にてモデルプレス賞を受賞した、近畿大学「ミス近大2019」で準グランプリの葛川奈美(くずかわ・なみ)さんがインタビューに応じ、ミスコンで披露した“前代未聞”の特技について語った。

  

葛川奈美さん、並々ならぬ「近大ミスコン」への熱意

― ミスコン(大学・MISS OF MISSともに)参加のきっかけについて教えて下さい。

私が近畿大学のミスコンテストに参加したきっかけは、実行委員の方から声をかけていただいて、友人に背中を押してもらったのがきっかけです。他薦応募とはいえ出場を決意した理由は2つあります。

1つ目は後悔したくなかったから。大学生になってからの2年間は、小中高の習い事や部活のように一生懸命我武者羅になって頑張れるものがありませんでした。友人や先生など本当に周りの人には恵まれていて抜群に楽しい大学生活を送りながらも、何処か物足りなさを感じていました。大学生になりモデル等人前に出て表現する仕事の声をかけて下さる方もいましたが、私なんかがと自分に自信をもてなかったり、何よりも周りの目を気にして断ってしまうことが何度もありました。私は幼い頃に能楽を学び何度も公演を重ねた経験もあり、物心ついた頃には舞台に立ち、観客を魅せるということにやりがいを感じていたにも関わらず、人の目や意見を気にしてせっかく頂いたチャンスを逃し続けたことに後悔が残っていました。ミスコンのお話を頂いた際に、今が変わり時だ、殻をぶっ壊すときだと決意しました。

2つ目の理由は、近大の学祭である生駒祭をもっと活性化させて盛り上げたいと思い、そのためにまずは近大ミスコンの存在をもっと近大生に広げたいと考えたからです。近畿大学は志願者数日本一を誇り、マグロの養殖にも成功しており、入学式はライブ並みに盛り上がり、施設も充実しており、広告もキャッチーで、注目を集めている大学であると考えています。しかし、学祭はと言うと学生主体でたくさんのサークルや部活が屋台で盛り上げていますが、他大学に比べて身内ネタになってしまっているように感じます。実際に近大ミスコンを通して沢山の方と生駒祭の話をする機会がありましたが、近大の学祭は屋台だけのイメージが強い!と言う人が多くいました。学生間では、ミスコンへ対するイメージもポジティブなものばかりではなく、認知すらしていなかたり、ミスコンの応援をする習慣がないというのが現状でした。そのような現状をどうにかしたい!と思い、私自身が近大ミスコンに出場して、学生主体で活動的な近畿大学の良さを活かし、多くの近大生を巻き込みながら、近大ミスコンへのイメージ向上に努めたいという気持ちが強くなりました。そして世間の近大ミスコンへの注目度向上にも努め、マグロ大学ゆうてるやつ誰や~!近大はマグロだけちゃうねんで!ミスコンもすごいねんで!と伝えていきたいと考え、近大ミスコンに出場しようと決意しました。

ミスオブミス2020に出場した理由についても近大ミスコンで決意した気持ちが強くあります。近大ミスコンを通して、沢山の方々に支えられているのだと、沢山の人に愛されているのだと改めて感じることができました。グランプリを必ずとって支えてくださった皆さんに結果で恩返ししたいと思っています。

葛川奈美さん(C)モデルプレス
― 大学のミスコン期間中に頑張ったことは?

近大ミスコンへ出場した理由でも書いた通り、私は近大生を巻き込んで近大ミスコンに対する認知度向上とイメージ向上に取り組みました。そのためにミスコン当日までの活動とミスコン当日での活動に分けて私がミスコン期間に頑張ったことをお伝えします。

まず、当日までの活動についてです。全国に近大ミスコンを轟かせるにはまずは近大生のミスコンへのイメージ改革や学生主体で近大ミスコンを盛り上げてもらう必要があると思いました。なぜこんなにも近大生はミスコンへの興味や認知度が低いのかを考えたときに、近大ミスコンはアナウンスや情報発信が十分にされていないことが課題であると考えました。実際に近大生へのアプローチはミスコン当日間際になって通り道に看板を置くだけという形でした。それでは例年通りの身内ネタミスコンになってしまうと考え、微力ながら私ができることは何かを考えました。多くの学生に知ってもらうために、学校の先生に協力していただき、授業の終わりに私自身から、ミスコンのアナウンスをさせていただきました。そうすることで、近大ミスコンの存在を知らなかった学生に認知していただけ、当日のYouTubeのライブ配信の閲覧者数も例年より大幅にアップすることができました。

また、ミスコン当日の取り組みとして、学生に注目してもらうために、私は特技披露にこだわりました。普遍的な特技披露なら私は高校が女子サッカー部だったのでそれに絡めた特技を行なっていたと思います。しかし私は、特技披露を見てもらうだけでなく、参加型にすることで会場やYouTubeで観てくれてる方みんなが一体となって楽しめる、誰かの思い出に焼きついて残る、そのようなミスコンにしたいとかんがえました。そこで参加型のイベントと私の特技でもある早食いを組み合わせて、ペヤング早食い対決を行いました。ミスコンの特技披露にペヤング早食いなんて前代未聞ですよね(笑)。実際に沢山の学生から、ミスコンってあんなに面白いんやな!とか、めっちゃ笑って感動して涙出た!とか自分ももっと頑張ろうって刺激もらった!とかとか、、そういうポジティブな言葉を聞いて、本当に心底嬉しかったです!なによりも、ミスコンのイメージがいい意味で変わった!というような、私のミスコンに出場する目的に沿った言葉をいただけたのは嬉しかったです。

また、ペヤング早食いを選んだ理由にはもう1つあります。ミスコンに興味があるけど勇気が出ない、披露できるものがない等を理由に一歩踏み出せないいつかの私のような女の子へ、自分の考え方ひとつでチャンスは自分のものにできるというメッセージも込めました。近大ミスコンは他大学に比べ、エントリー者数も少ないという現状があります。ミスコンというとキラキラしていて、なんとなく敷居が高い感じがしますが、出場している学生は普段は普通の女子大学生です。特技がなくてもみんなを楽しませることを考えるのが好きということも特技になりうるし、大人数の前で披露できる特技がないから私がミスコンなんて、、と一歩踏み出せずにいる子でも、考え方を変えるだけで、ミスコンに出れるチャンスはみんな平等にあるんだということを知って欲しい、チャンスは自分で掴みに行くものだと勇気付けたい!そういう気持ちで取り組みました。

葛川奈美さん(C)モデルプレス

葛川奈美さんの素顔に迫る

― ご自身の顔/体で好きなパーツ(チャームポイント)は?

笑顔!キリッとした表情とのギャップでみんなを笑顔にさせて笑顔を伝染させ、みんなを幸せにできたらいいなと思います。

― ご自身に「キャッチコピー」をつけてください(理由も)。

笑顔爆発ガール!いつも笑顔で、笑うと引き笑いでうるさいとよく言われます(笑)。

― スタイルキープ・美容など、心がけている“美の秘訣”について教えて下さい。

姿勢が悪いので姿勢を正すことと、 早寝早起き。姿勢が悪いと老けて見えたり疲れて見えたり自信がないように見えますが、姿勢を正すだけで自信があるキラキラ輝いた美しい女性に見えます。早寝早起きすると健康的だし、毎日ハッピーに過ごすことができます!あとは、あまり深く悩むことなく、ストレスフリーな生活を送ることが大事だと思います。

― 好きな(もしくは憧れている)女性芸能人と男性芸能人を教えて下さい。

女性芸能人は田中みな実さんです。男性からも女性からも支持される生き方が尊敬できて、憧れです。美を維持するために努力を惜しまず、強い意思をもっている姿を見て、自分もそうありたいと思っています。

男性芸能人はみやぞんさんです。いつも笑顔で人に元気と勇気を与えている姿に心を奪われます。みやぞんさんは多才で常に笑顔でどんなことにも前向きにチャレンジいていく精神が、私の目標とする人々に幸せを与える存在に筆頭するので憧れています。

葛川奈美さん(C)モデルプレス
― 最近ハマっていることは?

暇さえあれば映画鑑賞してます!オススメの映画は湯を沸かす程の熱い愛です!家族の愛を描いた映画で、親のありがたみや家族の大切さを改めて考えさせられる映画で今まで沢山映画を観てきた中でも私にとっては、心に残る素敵な映画です。あと今めっちゃハマっているのはウイイレです。フットサルの大会が近いので、ウイイレでイメージトレーニングをしています。

― 最近嬉しかったことは?

2020年の初みくじで大吉を引きました。願望思いのままと書いてあったので、幸先の良いスタートを切ることができたと思っています。ミスオブミス2020で必ずグランプリになる!という願望を、思いのままにするために日々努力を惜しまず、みなさんとのコミュニケーションを大切にして、現実のものにしたいとおもいます。

― これまでで「1番モテててたな」と思う瞬間は?

今。本当に沢山の人から応援していただいていて今の私があることをみにしみてかんじています。本当に応援してくださる皆さんの存在が私の誇りで、大切な宝物です。

葛川奈美さん(C)モデルプレス

葛川奈美、サッカーコーチとして学んだこと

― これまで人生で最も力を注いできたことは?

人生で最も力を注いできたことは部活動です。高校の部活動では、女子サッカー部に所属し、周りを巻き込むことの重要性を学びました。チームの中での私の存在意義を、技術でチームを引っ張り、技術力を底上げすることだと位置付けました。まず私が取り組んだのは意識改革です。「勝てなくても、楽しめたらいい。」という低い士気から「勝つからこそ楽しい、だから勝ちにこだわる。」とチームの士気を高める為に、常に3つのことを心掛けました。

1つ目は、技術面でのアドバイスを中心にチームメイトへの声かけを欠かさない。2つ目は、周りを見て行動し、精神面でのフォローを欠かさない。3つ目は、誰よりもまずは自分が勝ちにこだわり、その姿を周囲に魅せる。これら3つを継続して行うことで、仲間から信頼され、勝ちにこだわる集団に生き返らせました。その成果もあり奈良県で3回優勝し、近畿大会にも出場しました。周りを巻き込むためには信頼性を築くことが重要だと学び、周りを巻き込んで目標を達成する力を身につけました。この力は応援してくださる皆さんとの関わり合いなどにおいて、ミスコンで活かせられると考えています。

― 現在もサッカーのコーチをしていそうですが、その中でのやりがい、教訓があれば教えてください。

私は、幼稚園から学校低学年を対象にサッカーのコーチをしています。小さい子は集中力に欠けるところがあるので、様々な工夫を凝らし、子供たちが集中を切らさず、向上心をもって主体的にサッカーに専念できる環境を作ることを心がけています。一人一人の性格に応じた指導方法を行うために、一人一人とのコミュニケーションを大切にしています。できなかったことができるようになった時に、成長を一緒になって喜べる瞬間がやりがいです。

葛川奈美さん、トミドコロ(C)モデルプレス

葛川奈美さん、将来の夢は?

― 将来の夢を教えて下さい。

自分の言葉や存在で人に幸せを与えたいです。人々のありふれた日常の中に、驚きや感動を与えて、ちょっとした幸せを感じてもらえるような存在になりたいと考えています。将来の進路はまだ模索中ですが、それがモデルやキャリアウーマンなど、どのような仕事に就いたとしても、その考えはブレずに貫き通します。

葛川奈美さん(C)モデルプレス
― 最後に「MISS OF MISS」に向けての意気込みをお聞かせください。

必ずファイナルに進み、沢山の方々へ直接恩返しできるよう、負けず嫌い精神旺盛で全力で皆さんと楽しみながら活動していきたいと思っています。グランプリになって、近大の名を轟かせたいと思います。

葛川奈美(くずかわ・なみ)さんプロフィール

葛川奈美さん(C)モデルプレス
大学・学部・学年:近畿大学経営学部3年
生年月日:1999年3月26日
出身地:奈良県

「MISS/MR COLLECTION 2019 in テレ東 冬のあったかパーク」

鈴木遊さん、坂口太郎さん、八代隆祐さん、清水彩未さん、葛川奈美さん、森下花音さん(C)モデルプレス
テレビ東京が開催する『テレ東 冬のあったかパーク in TOKYO SKYTREE TOWN』(~12月25日まで)内にて実施された同イベント。『MISS OF MISS』『MR OF MR』の出場者有志がイベントに参加し、それぞれ“クリスマスデート”にちなんだコーディネートでウォーキングを披露した。

なお『MISS OF MISS』モデルプレス賞には葛川さんほか、近畿大学・清水彩未さん、千葉大学・森下花音さん、『MR OF MR』モデルプレス賞には、龍谷大学・八代隆祐さん、中央大学・坂口太郎さん、東北学院大学・鈴木遊さんがそれぞれ選出された。(modelpress編集部)
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