＜浜辺美波「アリバイ崩し承ります」インタビュー＞美と健康の秘訣は？試行錯誤し辿り着いた“マイルール”明かす

浜辺美波『アリバイ崩し承ります』インタビュー

2013年に『本格ミステリ大賞』を受賞したトリックの名手・大山誠一郎氏の同名小説をドラマ化する今作は、祖父の跡を継いで時計店を営む主人公・美谷時乃（浜辺）が、時計修理と平行して事件の真相を解明する本格謎解きミステリー。浜辺は、同局の連ドラ初主演となる。

新しい作品に入る前には「毎回どの現場でも緊張します」とプレッシャーがあり、今回も「『どうしよう！どうしよう！』って思っていました」とクランクイン前日は特に緊張したよう。

しかし、現場に入ればその気持ちも一転。「監督は穏やかな方ですし、スタッフさんも優しくて。（共演の）皆さんもすごい方ばかりなので、肩の力を抜いて現場に臨めています」と明かし、「若い女性のスタッフさんが多いので、（現場に置いてある）お茶がルイボスティーだったり、お弁当が女子向けだったりするんです。それを楽しむ余裕があるくらい今充実しています」と笑顔で語った。

浜辺美波、美と健康の秘訣は？試行錯誤し辿り着いた“マイルール”明かす

ルイボスティーといえば美容と健康に良いと言われる女性に人気のお茶とあって、「いつもは周りから『何か飲んでね』って言われるくらい飲み物を飲まないタイプなんですけど、今回はルイボスティーなので嬉しくて普段より飲む量が増えています」と浜辺も積極的に取り入れている様子。

また、撮影が始まると美容や体調面を考え食事にも一層気をつけるようになるといい「そのときそのときのマイルールがあって、ルーティーンとしてそれをこなすと『今日も頑張るぞ』と思える」そうで、今力を入れているのは“朝ごはん”。

「お味噌汁とお肉、あとはハマっている干し柿を食べます。冬は寒いので、汁物が飲みたくて。お昼に食べすぎると眠くなってしまいますし、夜は誘われたら食べに行く程度で普段はあまり量を食べません。“食べたい欲”は、朝満たすようにしています」。

朝ごはん重視の食生活は今作の撮影が始まってからスタートさせたもの。「少し前は夜だけ食べていた時期もあったんですけど、すごくむくんでしまって…今まで色々と失敗もしてきましたし、どの食材をどの程度食べてもいいのか、1度試してみないと分からないので、やってみて調整するようにしています。今のルーティーンにしてからは、体調も良いです。あとはこれをいつまで飽きずに継続できるか…（笑）。飽きないようにお味噌汁の代わりにスープを挟むとか工夫しています」と、試行錯誤しながら辿り着いたルーティーンのようだ。

浜辺美波が語る“夢を叶える秘訣”

2011年開催第7回『東宝シンデレラ』オーディションをきっかけに芸能界入りし、翌年本格的に女優デビューを果たした浜辺。2017年公開の映画『君の膵臓をたべたい』以降は特に露出も増え、ドラマ・映画・CMと各方面で活躍し、今年ついに20歳になる。

現在19歳。最後の10代。インタビュー最後には、今実感する “夢を叶える秘訣”を教えてもらった――

「絶対“夢は叶う”とは言えないですけど、自分が決めたこと、信じることを長く続けていくことかなと思っています。少しだけしかチャレンジせずに偶然夢が叶うということはあまりないと思いますし、コツコツ続けて思い続けていく方が叶う可能性が高いはず。心のどこかで思い続けると縁に恵まれることもあると思うので、夢があるのであれば続けてみてほしいです」。

（modelpress編集部）

『アリバイ崩し承ります』概要

＜出演者＞

浜辺美波・安田顕・成田凌ほか

＜第1話あらすじ＞

都心から離れた那野県のある商店街で、亡くなった祖父から受け継いだ時計店を一人で切り盛りする若き店主・美谷時乃（浜辺美波）。時乃は時計修理の傍ら、一回5000円の成功報酬で、時間や事件に関わる“アリバイ崩し”を始めようとしていた。

そんな時乃はある日、時期はずれの異動で県警捜査一課に赴任してきた管理官・察時美幸（安田顕）と出会うが、その矢先、二人の目の前で男が車にはねられる事故に遭遇してしまう。男は、駆け寄った二人に「さっき、マンションで人を殺した」とつぶやき、そのまま意識不明に…。

男は、有名な推理作家・奥山新一郎（丸山智己）だった。奥山の言うマンションに向かった察時は、刑事・渡海雄馬（成田凌）、係長・牧村匠（勝村政信）、検視官・樋口秀人（柄本時生）らと合流。するとそこには、奥山の証言通りに中島香澄（森矢カンナ）の遺体が…。

しかし調べを進めるうち、時乃らの目の前で事故に遭った奥山には犯行不可能、鉄壁のアリバイがあることが判明する…！

奮闘むなしく難事件を解決できないままの察時は、こっそり、時乃に“アリバイ崩し”を依頼することに。果たして二人は、この難事件を解決に導くことができるのか…？

浜辺美波（はまべ・みなみ）プロフィール

2000年8月29日生まれ、石川県出身。2011年、第7回『東宝シンデレラ』オーディションでニュージェネレーション賞を受賞し芸能界入り。2017年公開の映画『君の膵臓をたべたい』で、第41回『日本アカデミー賞新人俳優賞』などを受賞。2020年は、ドラマ『アリバイ崩し承ります』のほか、主演映画『思い、思われ、ふり、ふられ』（8月公開予定※北村匠海、福本莉子、赤楚衛二と4人主演）、『約束のネバーランド』（冬公開予定）が控える。