福本莉子「黒蜥蜴」は「プレッシャーを感じました」上京した2019年も振り返る<モデルプレスインタビュー>
2019.12.28 08:00
12月29日にNHK BSプレミアムほかにて放送される特集ドラマ「黒蜥蜴(くろとかげ)-BLACK LIZARD-」(よる9時~)に出演する女優の福本莉子(19)がモデルプレスのインタビューに応じた。
「黒蜥蜴」とは
繰り返し映像化、舞台化されてきた江戸川乱歩の名作「黒蜥蜴」を近未来版に大胆にアレンジ。明智小五郎モノ唯一のラブストーリーは、恋とスリルと謎に満ちた乱歩ワールドに現代の悪魔的科学技術の要素を盛り込んだ全く新しい「黒蜥蜴」として放送される。福本は、誘拐予告をされた中村梅雀演じる岩瀬庄兵衛の一人娘・早苗役を演じる。年の離れた父から溺愛されており、「人間椅子」のトリックで黒蜥蜴の魔の手に落ちる。明智と旧知の少女、葉子となぜか瓜二つという役どころ。
インタビューでは、出演が決まったときの心境や、先輩俳優に囲まれた撮影現場の様子、さらに、2019年を振り返ったもらった。
福本莉子「黒蜥蜴」出演は光栄&プレッシャー
― 「黒蜥蜴」と言えば、これまで何度も映像化された名作ですが、そこに新しくご自身が参加することが決まったときの心境を教えてください。福本:江戸川乱歩の代表作のひとつであるこの作品に参加させて頂けて、とても光栄に思いましたが、それと同時にプレッシャーを感じました。
これまで何度もドラマ化や映画化、舞台化されてきた作品が、今回現代風にアレンジされるということで、純粋に現代に生きる明智小五郎や黒蜥蜴がどうなるのかという興味が湧いて、台本を読みながらワクワクが止まりませんでした。
― 福本さんが演じる早苗とはどのような役なのでしょうか?
福本:宝石のような純粋な心を持っている女の子です。
― 誘拐を予告された役ですが、役作りで工夫したことはありますか?
福本:早苗のピュアさや、その裏にある儚さや、寂しさといった、心の機微を意識して演じました。
福本莉子、撮影現場の様子を明かす
― 撮影現場はいかがでしたか?福本:現場では私が一番年下でしたが、皆さんがとても気さくに話してくださったので、リラックスして撮影に臨むことができました。二度目の共演だった小林芳雄役の佐久間由衣さんとは、休憩中も趣味の話などをさせて頂きました。劇中でも一番頼れる存在だったので、とても心強かったです。
― 大先輩女優で主演のりょうさんはどのような方でしたか?印象に残っていることなどあれば教えてください。
福本:いつ見ても美しくて、立ち姿も綺麗で、何から何まで素敵な方でした。りょうさん演じる黒蜥蜴は、大胆不敵で妖艶で、今作ではいろんな姿に変身されていますが、どの衣装もヘアメイクもお似合いで、とてもかっこよく憧れの存在でした。
福本莉子、2019年を振り返る
― 2019年はどのような1年でしたか?福本:高校を卒業して上京してきて、生活のベースが東京になったことで、女優業により集中できる環境になりました。連続ドラマ・映画・舞台といろいろな経験を積み、来たる2020年に繋がる1年でした。
― 2020年は、ドラマ「パパがも一度恋をした」(東海テレビ・フジテレビ)に出演し、主演映画「思い、思われ、ふり、ふられ」(8月14日公開)と「しあわせのマスカット」(初夏公開)が待機していますが、どのような1年になりそうですか?
福本:今まで以上にメディア露出が増えると思うので、たくさんの方に知ってもらえるような年にしたいです。
福本莉子、夢を叶える秘訣を語る
― 最後に夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。福本:私もまだまだ女優としてスタートしたばかりなので、これといったアドバイスはできませんが、私は目の前の仕事に対して常に全力で取り組むことで、新しい可能性をこれからも見つけていきたいと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
福本莉子(ふくもとりこ)プロフィール
生年月日:2000(平成12)年11月25日出身地:大阪府
サイズ:身長156cm/B72/W55/H78/靴22.5cm
学歴:大学1年生 18歳
趣味:音楽鑑賞
2016年に開催された第8回東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞。さらに、「Seventeen賞」も併せて受賞した。
そして、2017年1月に芸能界デビューを果たし、2018年4月スタートのテレビアニメ『ひそねとまそたん』(BSフジなど)の主題歌「少女はあの空を渡る」で歌手デビュー。同年5月公開の映画「のみとり侍」でスクリーンデビューを果たし、同年6月上演のミュージカル『魔女の宅急便』で初舞台にして初主演を務めた。
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