日向坂46小坂菜緒、激動の2019年「プレッシャーを感じていない日はない」<モデルプレスインタビュー>
2019.12.04 19:10
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日向坂46・小坂菜緒(こさか・なお/17)の主演映画「恐怖人形」(宮岡太郎監督)が公開された。日向坂46のシングルで3作連続センターを務めながら、女性ファッション誌「Seventeen」専属モデルとしても活動、そして今回、映画初出演にして初主演という名誉も加わった。「プレッシャーを感じていない日はない」――――令和の顔となるであろうアイドル、小坂菜緒のモデルプレスインタビュー。
小坂菜緒、映画「恐怖人形」で初出演にして初主演
映画「恐怖人形」は、怨念に引き寄せられた巨大な日本人形が次々と残虐な殺人を繰り返していくネオ・サスペンスホラー。小坂が演じるのはカメラが趣味の女子大生・平井由梨。共演は萩原利久、黒羽麻璃央、水上京香、近藤雄介、石川瑠華、福島雪菜(劇団4ドル50セント)、黒沢あすか、粟根まこと、萩原聖人ら。― 映画初主演、おめでとうございます!
小坂:最初は本当にびっくりしました。「映画の主演ですか?」って。しかも私、ホラーが苦手なほうなので「大丈夫かな」と…(苦笑い)。
― 初主演ということで、プレッシャーはありましたか?
小坂:そうですね、やっぱりグループを離れて一人というのもあったし、初めての映画が主演ということで不安は大きかったです。でもキャストのみなさんやスタッフのみなさん、監督さんに支えていただきながらだったので、最後は笑顔で終わることができました。
― 欅坂46の平手友梨奈さんも17歳のとき、映画「響 -HIBIKI-」で映画初主演を務めました。引き合いに出されることも多いと思うのですが、意識はしますか?
小坂:大きく意識はしないです。平手さんの「響 -HIBIKI-」がとても素敵な作品になっていて、平手さんの演技や表現力は本当にすごいと思いました。尊敬しています。
小坂菜緒、苦労したシーンを明かす
― 撮影に入る前はどんな準備をしましたか?小坂:監督さんに参考資料としてホラー映画を何本かいただいたので、それを観て怖い表情や怯え方などを勉強しました。でもクライマックスに向けて物語が進んでいくところ、恐怖と切なさを同時に表現するシーンはすごく難しかったです。
― 共演者の方々とはなにかお話しましたか?
小坂:緊張していたので、最初は全然お話ができなくて…。でも少しずつ話せるようになって、最後はみんなで大笑いしながら話せるほど仲良くなれたのが本当に嬉しかったです。お芝居でもとても刺激を受けて、もっと演技について勉強したいなと思いました。
小坂菜緒、メンバーからの連絡が励みに
― メンバーから連絡はありましたか?小坂:1番最初に渡邉美穂が連絡をくれました。「明日からだよね?頑張ってね~!」って。撮影期間中もいろんなメンバーから「頑張ってる~?」とか「長いけど頑張ってね~」と連絡がきて、すごく私の励みになりました。
― ホラーが苦手なメンバーもいそうですが、ぜひメンバーにも観てほしいですね。誰が一番怖がりそうですか?
小坂:丹生明里です。丹生ちゃんってそもそも大きい音とか驚かされるのも苦手だから(笑)。たぶん無理な気がしますが、無理やりでも観せたいなって思います(笑)。
小坂菜緒「プレッシャーを感じていない日はない」
― 日向坂46では3作連続センターを任されるなど、小坂さんへの周囲の期待はとても大きいように思います。そのプレッシャーたるやとても計り知れないのですが、それらとどのように向き合っていますか?小坂:プレッシャーを感じていない日はないかもしれません。この映画でも、日向坂46の活動をしているときでも、常にプレッシャーは感じていて…。ただそれはすべての作品が大切で、絶対に良いものにしたいと思っているからこそ、より感じるんだと思います。なので、その気持ちをなくすこともまたできないのかなと思います。
― 「けやき坂46(ひらがなけやき)」が「日向坂46」に改名するなど、2019年は日向坂46にとっても、もちろん小坂さんにとっても激動の1年、ターニングポイントとなる1年だったと思いますが、今年を振り返っていかがですか?
小坂:「日向坂46」になってグループがより一層、一つにまとまれた気がしています。「ひらがなけやき」でも誇りを持って活動していましたが、欅坂46の妹分グループなのか、アンダーなのか、どういう立ち位置で活動しているのか、なにを目指して活動していけばいいのか、それがわからなくなってしまうときがどうしてもあって。でも3月27日に日向坂46としてデビューシングル「キュン」を出すことが決定して、初めて表題曲をグループとして歌えることになったとき、新しい坂道のグループとして、みんなの意識が変わったように思います。
小坂菜緒、自身の成長は“まだまだ”…
― 自身の成長や変化についてはどのように思っていますか?小坂:“まだまだ”だなと思ってはいるのですが、この半年間で心も体も少し成長したと思います。よりグループのことを考えるようになりました。
― “まだまだ”…ストイックで負けず嫌いな小坂さんらしいなと思いました。
小坂:(笑)。ゴールを作らない性格なんです。常に満足したらいけないような気がして。褒めてもらえたから、評価してもらえたから、よし終わり、としたくない。いつもどこかしら自分の欠点を探し出すタイプだと思います。
― 今回の映画を経て、さらに演技の経験を積んでいきたいと思いましたか?
小坂:今後も演技のお仕事をやっていきたいという気持ちはあるのですが、私の中ではベースに日向坂46があります。日向坂46で自分が成長していって、そこでの活躍から、個人活動の選択肢が増えていけばいいなと思っています。
小坂菜緒の“夢を叶える秘訣”
― 最後に、夢を叶えたいと頑張っているモデルプレス読者に、小坂さんが今思う、夢を叶える秘訣を教えてください。昨年の6月は「勇気を持ってチャレンジし続けること」とおっしゃっていました。小坂:当時は「とにかくチャレンジしてみないと、なにもわからない」というタイプだったのですが、今はわりと一歩引いて、客観的に周りを見るというか、状況を把握して飲み込んでいく方がいいのではないか、と思うようになりました。ただ闇雲に真っ直ぐ突き進んでいくのではなくて、夢を叶えるために必要なもの、大事なものを集めて準備し、それから挑んでいくことが結果的に夢への最短距離なんじゃないか、と今は思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
小坂菜緒(こさか・なお)プロフィール
生年月日:2002年9月7日/出身:大阪府/身長:161cm/星座:おとめ座/血液型:O型/女性ファッション誌「Seventeen」専属モデル。日向坂46のデビューシングル「キュン」から3作連続でセンターを務める。3作目となる最新曲「こんなに好きになっちゃっていいの?」が10月2日に発売。大みそか恒例の「第70回 NHK紅白歌合戦」への初出場も決まっている。
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