モデルプレスのインタビューに応じた市川美織 (C)モデルプレス

市川美織、知られざる美ボディ最大露出・小顔キープ法 “大人になったフレッシュレモン”を徹底解剖<写真集「PRIVATE」インタビュー>

2019.09.06 15:00

8月7日に1st写真集「PRIVATE」を発売した元NMB48の市川美織(いちかわ・みおり/25)が、モデルプレスのインタビューに応じた。

  

市川美織、1st写真集「PRIVATE」が話題

AKB48、NMB48での活動を経て、2018年から女優として活動中の市川美織。今年2月には25歳を迎え、ますます魅力的となっている。代名詞である「レモン」要素も散りばめられ、沢山の笑顔カットが掲載された今作では、レモン風呂や浴衣姿、大胆な下着姿も披露。「フレッシュレモンになりたいの~」のキャッチフレーズで親しまれているが、アイドル時代のあどけないイメージのまま止まっている人には驚きの連続かもしれない中身になっており、話題を呼んでいる。

市川美織の1st写真集「PRIVATE」(C)GENKOSHA Co.,Ltd. 2019
インタビューでは【<1>大胆露出に挑んだ写真集】【<2>可愛さの秘訣】【<3>フレッシュレモンの向かう先】の3つのキーワードから迫り、“大人になったフレッシュレモン”を徹底解剖。最後まで読めば、ふわふわした外見からは想像がつかないほど、芯が強く戦略的な彼女の素顔が伝わるはずだ。

【“大人になったフレッシュレモン”を徹底解剖:<1>大胆露出に挑んだ写真集】

市川美織、美ヒップ披露で「自分でも知らない魅力が見つかった」

― 写真集発売おめでとうございます。ファンの方からの反響はいかがですか?

市川:「すごく大人っぽい」と言ってもらえることが多くて嬉しいですね。こんなキャラだったので、やっぱり昔のイメージのままの方が多くて、その方たちからしたら、すごく大人になったのが分かるかなと。後はお母さんに「『いつの間にこんな大人になっていたんだな』と思ったらすごく泣けた」と言われて、感慨深かったです。

― 元メンバーや、芸能界のお友達にも見せましたか?

市川:たかみな(高橋みなみ)さんにも見て頂いたんですけど(インタビュー前にラジオにゲスト出演)、「25歳なんだね~」って(笑)。お尻や背中を大胆に露出している写真もあるので、「意外と綺麗」と言って頂けて、自分でも今まで露出をしたことがなかったので、新しい発見でした。

― 48グループというとグラビアのイメージも強いので、市川さんが現役時代からあまり露出したことがないのは意外でした。

市川:私はやってもお洋服を着ていることが多く、水着はそんなに着ていなくて、ましてランジェリーショットは撮影したことがなかったんです。見せるものがないと思っていたので、今回意外とお尻がプリッとしていたとか、自分でも知らない魅力が見つかった気がします。

― やると決まったとき、抵抗はなかったですか?

市川:なかったですね。本当に私がお家で自由にしている感じを撮られていた感覚なので、全然恥ずかしさはなかったです。

市川美織、大胆露出のために準備したこと

市川美織(C)GENKOSHA Co.,Ltd. 2019
― 撮影に向けて何か準備はされましたか?

市川:ある程度頑張りましたけれど、元々痩せているので、むしろこれ以上になったら、それはそれで見苦しくなりそうだったので、適当に調整しました(笑)。ジムとかも行ったことがないんですけど、最近はもうちょっと肉を付けたいなと思います。

― 撮影前の食生活で心がけていたことは?

市川:栄養のあるものをきちんと食べるようにしました。ラーメンとかすごく好きなんですけど、撮影前は控えて、健康的な食生活を心がけました。

“ヴィーナスのえくぼ”がある市川美織(C)GENKOSHA Co.,Ltd. 2019
― 特に見て欲しいセクシーショットは?

市川:色々あるんですけど、下着姿でシーツにくるまっているショットが結構オススメです。綺麗に撮って頂いて自分でも良いなあと思いました。いやらしくないけど良い色気もあって、こんな彼女がいたら良いなと思います(笑)。背中の腰部分がちょっとくぼんでいる“ヴィーナスのえくぼ”と言うのがあるのも、教えてもらいました。自分じゃ見られないので全然知らなかったです。

― 自然とできるものなんでしょうか?

市川:これを作るために鍛える人もいるらしいです。細い人はできやすいと聞いたのでそっちかもしれないんですけど、恵まれた身体で生まれて親に感謝です

― ピンクのドレス姿も今までにないイメージです。

市川:大人っぽいですね。「手が意外と綺麗」と最近すごく言っているんですけれど、これは特によく撮れました(笑)。手だけ見ると私の手じゃないみたいなんです。指が意外と大人な25歳の手をしているので、ピースしても顔に大きさが合わなすぎてすごくコンプレックスだったんですけど、最近は「綺麗だね」と褒めてもらえることが増えたので、これはこれで個性として今は良い手で生まれてきたなと思っています。

市川美織、男性カメラマンを指名した理由

― 市川さんの提案で男性のカメラマンさん(撮影:LUCKMAN)に撮影して頂いたとお聞きしたんですけど、その経緯は?

市川:「カメラマンさんどうしよっか」という話が出たときに、今までは女性のカメラマンさんが多かったんですけど、女性のカメラマンさんだとラフに親しい距離感で撮られるので、全然緊張もしなくて、それはそれですごく良いんですけど、今回は男性から彼氏目線的な写真を撮って欲しいなと思ったので、あえて「緊張はするかも知れないんですけれども男性の方に撮って頂きたいです」と提案しました。女性に撮られている表情と、男性に撮られている表情は同じでも多分違うと思って今回は読者の方に彼氏目線で一緒に旅行に来た気分を楽しんでもらえたらなと思いました。

― 昨年にはフォトブック「なりたいの、わたし。」(ぶんか社)も出版されていますが、かける思いは違いますか?

市川:フォトブックは自分の名刺代わりになるようにと作ってもらったので、色んな表現を詰め込んだというか、私が今までやったことがないジャンルだったり、手をピックアップしてもらったり、私服だったり、私物の紹介だったりと、自分の身の回りのものを紹介したんですけど、今回は自然体がテーマだったので、作り込むのではなく、“旅行中の姿を彼に撮られていた”位のラフ感が良かったなと思っています。

市川美織(C)GENKOSHA Co.,Ltd. 2019
だから、結構笑顔が多いんですよ。今まで私が良いなと思う写真は澄ました顔というか、あんまり笑っていない写真が多かったんですけど、今回はとことん笑っている写真をふんだんに使いたいと思って、とりあえず良いなと思ったら撮って頂きました。カメラを向けられて「笑って下さい」と言われて作る自分の笑顔があんまり好きじゃなかったんですけど、「笑顔が好き」と言って下さるファンの方も多かったので、何が良いんだろうと思ったときに、多分作った笑顔じゃなくて、本当に私が自然に喋っている中で笑う姿を、「好き」と言ってくれるんだと思ったんです。だったらそういう雰囲気のときの自然な笑顔をいっぱい撮ってもらったらファンの方にも喜んでもらえるし、最近知った方でも、昔しか知らなかった方でも変化が楽しめるかなと思って、そんな写真を選びました。

市川美織(C)GENKOSHA Co.,Ltd. 2019
“あざとプリン”を再現してくれた市川美織 (C)モデルプレス
― 発売記念イベントでは、プリンが手についてペロンと舐めるカメラ目線のショットを“あざとプリン”と命名して紹介していました。このショットはどういう経緯で誕生したんですか?

市川:これは本当にプリンを食べたときに手に付いちゃって、本当にわざとじゃなくて、それを舐めていたんです。そしたら「それ良いな、もう一回やって」と言われて2回目にやったショットです(笑)。「あ!ついちゃった」と舐めているときに彼に呼ばれた瞬間の、上目遣いで口にくわえている仕草がキュンとくるかなと。でもこんなこと実際にやっている女子がいたら多分「あざと!」って思うので “あざとプリン”という名前にしました。偶然が生んだ奇跡のショットです。

【“大人になったフレッシュレモン”を徹底解剖:<2>可愛さの秘訣】

市川美織、色白美肌の秘訣

市川:少し前まで寝不足だったんですけど、それが一番肌にも駄目だなと最近実感しました(笑)。最近まで夜中に動画を観始めて止まらなくて全然寝られなかったんです…。「おっさんずラブ」にハマって観始めたら止まらなくて朝5時まで観ちゃったり(笑)。そんな生活をしていたら当然なんですけど荒れてしまって、今は早寝を心がけています。

一時期本当に体験したことがない位の吹き出物がおでこなどに沢山できちゃって、皮膚科に駆け込んだらストレスや色々なことが原因と言われて、漢方薬を出してもらってからすごく良くなりました。今は漢方を毎日欠かさず飲んでいます。結果何かできたら皮膚科に行くのが一番だし、継続することが大事だと思います。

― 高い化粧品を使っているわけではないんですね。

市川:全く無いですね。あとは日焼けが肌荒れに繋がるので、お医者さんには「日焼け止めを絶対塗って下さい」と言われます。

市川美織(C)GENKOSHA Co.,Ltd. 2019
― 白いのは元々ですか?

市川:元々白かったんですけど、最近頑張るようになりました。やっぱり周りから「25歳からだよ」「お肌の曲がり角って本当だからね」とすごく脅されるようになってメイクはちゃんと落として寝るとか、基本的なことを一から頑張っています。現役時代、ボディの乾燥対策を全くしていないときがあって、5、6年前に衣装さんに「皮膚がカサカサしすぎて象みたい」と言われたことがあるくらいだったんです(笑)。でも最近は毎日、絶対化粧水を塗って、ベビーオイルを塗って、ボディクリームも塗って、乾燥しないように気をつけています。

市川美織、小顔キープのために努力していた

― 市川さんといえば小顔。元々だとは思うんですけれど、キープのために何かしていることはありますか?

市川:水分補給をしています。水を飲んで汗をかいて代謝を良くする。代謝が悪いとどんどん浮腫も溜まっていっちゃうので、お風呂に入る前とか、汗を流すように水を飲んで、あとは寝る前も水を飲んで、マッサージもしたり気づいたらゴリゴリやっています。

― 自己流のマッサージ?

市川:はい、自己流です。耳の下あたりに老廃物が溜まっていて、押すと痛いんですよ。それを顎下まで流す感じで、こういうことをこまめに気づいたらしています。あとは頬に肉が溜まりやすくて太るときは絶対頬からなので、「本当にヤバいな」と思ったらマッサージをするようにします。

― 市川さんでも太ることがあるんですね。

市川:あるんです!たまに写真を見て「太ったなあ」と思うときがあります。本当にヤバいときはマネージャーさんに「太った」と言われるのでそれが最終警告です(笑)。普段は私が「太りました?」と聞いても「いや、別にそんなもんじゃない?」と言ってくれるんですけど、「最近顔丸いね」とか言われたらヤバいなと(笑)。太ってきたなと思ったら体操とか半身浴をして汗を流します。

― (笑)。身体には出ないんですか?

市川:身体には出ないんです。食べた後にお腹周りは出ますけど、それ以外に「肉が溜まったなあ」と実感しないんですよね。顔じゃなくて胸とか腕とか二の腕にお肉がついてくれたら嬉しいんですけど。胸に全ての肉を寄せたいです(笑)。

市川美織、“みおりん顔”になるためのメイクのコツは?

“みおりん顔”のポイントは?/市川美織 (C)モデルプレス
― 市川さんの顔に憧れている女性ファンに向けて、“みおりん顔”になるためのメイクのコツを知りたいです。こだわっているポイントなどありますか?

市川:こだわりはあんまりないんですけど、眉毛は太いかもしれないです(笑)。あとまつ毛がふさふさなんですけど、自まつ毛なので基本ナチュラルです。アイラインは垂れ目気味にしたら良いかもしれないですね。あと目の下にはたまにピンクとか色を入れます。唇はぷくっとしていて、お山がないんです。なので、お山を消して頂ければ、“みおりん口”になります。「ひよこみたい」と言われるんですけど、自分のサインもひよこみたいな感じになっていて、自分の顔と全く同じなんですよ(笑)。

― ひよこもレモンと同じ黄色だし、ひよこキャラも良かったですね。

市川:確かに、今からでもいけますかね(笑)。

【“大人になったフレッシュレモン”を徹底解剖:<3>フレッシュレモンの向かう先】

市川美織、司会・プロデューサー…広がる活躍の幅

― 昨年5月にアイドルを卒業されて、YouTubeを経て今はVTuber(バーチャルユーチューバー)ユニット「フェレット女学院」のプロデューサーをされていますね。1つ1つの活動に対して、どういう思いを持って取り組んでいますか?

市川:自分で可能性を狭めたくないので、とにかく「良いな」と思ったことをとりあえずやってみてそれを形にしていくのがすごく楽しいです。YouTubeをやっていたんですけど、「新しい試みとしてVTubeでアイドルを募集するので、やってみませんか?」というお話を頂いて、私は今まで自分をプロデュースしてきたので、ずっと何かをプロデュースすることをやってみたくて、今度は私のプロデュースで誰かが何かヒントになるんだったら、お手伝いができればいいなと思って挑戦してみました。可能性は日々転がっていると思うので1つ1つを中途半端にせずに、結果を残して最終的には私の元から離れていくことを目指しています。それはレモンに対してもそうですし、自分で終わらせるのではなくて、自分から広がって誰か他の人にも広まれば良いなという思いです。

― テレビ信州「24時間テレビ42『愛は地球を救う』」の総合司会をやられたり、モデルプレスが取材するティーンのイベントにもよく出演されたりと、良い意味で活動の幅が広いと感じるんですけど、市川さん自身はどの仕事が特に楽しいですか?

市川:全部楽しいです。「何で私なんだろう?」というお仕事も沢山頂いていて、「24時間テレビ」の司会に関しては「私で良いんですか?」と思ったんですが、そうやって可能性を広げられるなら挑戦したいし、なんならまだまだバリバリ自分で体験して伝えるお仕事も挑戦してみたいです。

市川美織、アイドル経験に感謝

― 卒業して1年を振り返ってみて、やりたいお仕事をできていますか?

市川:はい。ありがたいことに自分ではやりたいことばかりやらせてもらっていて、すごく充実しています。「アイドル時代と比べてどうですか?」という質問が多くて、私はアイドルだったことを後悔していないし、話すのも全然嫌じゃないんですけど、過去を否定している人を見ると心苦しくなります(笑)。過去も含めて全部自分だし、過去があっての今だと思うので。

― アイドルの経験が今に生かされているな、と。

市川:そうですね。すごく人見知りだったので、アイドルをしていなかったら人前でこんなに話せなかったと思います。場数はすごく大切だなと思っていて、キャリアの差はどうしても埋められないじゃないですか?だからそういう部分では、ただ過ごしていただけじゃなくて、身になったんだなというのは卒業してまた徐々に分かってきました。もちろん「元」がついてやり辛くなる仕事もあるんですけど、それがなかったら写真集なんて出せなかったと思うんです。私は小学5年生からこの仕事をやってきたんですけど、そのときはオーディションしかチャンスがなくて写真集なんて夢の夢でした。その経験があるからこそAKB48に入ってチャンスを直接頂けることが多くなってすごく驚いたし、その分「もっと頑張らなきゃいけない」という責任感も芽生えました。お仕事の繋がりの関係で卒業しても声をかけて頂けることが多いので、本当にこの業界で学べることはできるだけ学びたいと思っています。

市川美織、将来の夢は30歳までに社長になること

― では、これまで多くの夢を叶えてきた市川さんの、夢を叶える秘訣を教えて下さい。

市川:「レモンの上にも3年」とずっと言っていました。まだ広島レモン大使になる前で、“フレッシュレモン”というキャッチフレーズはあったけど、それが仕事にはなっていなくて、それからもずっと言い続けていたら、レモン大使とかレモン関係のお仕事とか、レモンきっかけで覚えてもらうことが増えて、やっぱり言い続けることがとても大切だと思ったんです。周りから飽きられたとしても、それは一部の人であってまだ知らない人もいっぱいいるし、まず自分が信じて飽きないことが大切だと思っていて、自分がやりたいことを貫き通すことが夢への近道というか、自分が一番の味方であることだと思います。あとは、やりたいことを明確にできなかったらざっくりでも良いので、どんな夢であっても、あれもこれもと最初からやるよりかは1つのジャンルに絞ってその中から広げていくのもありかなと思います。私はレモンというジャンルを開拓してそこから広げていった感じで、必ずしも1つにしなきゃいけないことはないですけど、ある程度何か信念を持ったものが1つあれば心強いです。

― 今新たに持っている夢はありますか?

市川:最近はファッションのお仕事をやらせて頂くことが多くて、コラボレーションという形で一緒に作っているんですけど、自分からブランドを作り上げて自分だけのブランドを持つのも憧れます。ファッションだったりVTuberだったり…総称して「30歳までに社長になりたい」とずっと言っています。自分でモノを作り出してそれを提供できる場所を作りたいです。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

市川美織(いちかわ・みおり)プロフィール

1994年2月12日生まれ、埼玉県出身。2010年AKB48第10期研究生オーディションに合格し、AKB48のメンバーとして活動をスタートする。2013年のNMB48との兼任を経て2014年にNMB48へ完全移籍。2016年の第67回NHK紅白歌合戦では番組内企画「AKB48夢の紅白選抜」で第10位に選出。初主演映画「放課後戦記」が2018年4月に公開。2018年5月1日NMB48を卒業。2018年5月17日に自身初となるPHOTOBOOK「なりたいの、わたし。」を発売。


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