乃木坂46高山一実、メンバーの卒業見送る心境 グループの新体制に「身が引き締まりました」<「夜明けまで強がらなくてもいい」インタビュー>
9月4日に24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」を発売する乃木坂46の高山一実(たかやま・かずみ/25)が、モデルプレスのインタビューに応じた。<中編>
乃木坂46遠藤さくら初センター曲「夜明けまで強がらなくてもいい」
「女の子たちが人知れず心の中で葛藤を持ち、誰にも打ち明けることができない悩みを持っている」という事をテーマに描かれている同シングル。4期生の遠藤、賀喜遥香、筒井あやめが初参加となり、そしてグループのキャプテンとして8年間牽引した桜井玲香にとって最後の表題曲となっている。1期生として乃木坂46の歴史を歩んできた高山が思う、グループの変化や4期生への期待について聞いた。
高山一実、メンバーの卒業と新たな乃木坂46への思い
― 「夜明けまで強がらなくてもいい」、楽曲を聴いていかがでしたか?高山:前回の「Sing Out!」が「ハッピーを共有しよう」という楽曲だったので、雰囲気がガラッと変わったなと思います。私には、楽曲の主人公である“僕”が悲しく見えました。自分にはあまりない感情だったので、重ねて歌うというよりは、同じ感情を抱えている人に向けて歌いたいなと思いました。
― 今回のシングルは桜井玲香さんが参加する最後の曲となっていますが、心境はいかがですか?
高山:玲香の口から卒業することを聞いた時は、やっぱり悲しくて涙が出ちゃいました…。でも、自分も強くならなきゃいけないという思いもありますが、4期生もとても頼もしくて、毎日癒やされています。同期のメンバーが卒業していく悲しさもあるけれど、4期生の新しい風も感じている、輪廻転生ですね。
高山一実、遠藤さくらは「センター向き」
― 遠藤さんが新センターに決まった時、率直にどう思いましたか?高山:(遠藤)さくらちゃんはセンター向きだなと思います。4期生の3人がフロントということに驚いたメンバーもいたと思いますが、私はすごく良いと思いました。さくらちゃんはスタイルも圧倒的に良くて、よくこんな素敵な子がこの世に残っていたなと思うくらい(笑)!乃木坂46に入ってくれてありがとうという気持ちです。
― センターに抜擢される前から、遠藤さんへの原石感は感じていたのですか?
高山:はい!100人中100人全員が「可愛い」という顔だなと思います。
高山一実、4期生初選抜入りで「身が引き締まりました」
― 今回4期生が選抜入りしたことで選抜メンバーが一新した印象ですが、そこに対して思うことはありましたか?高山:選抜メンバーがグッと少なくなって、やっぱり心苦しいですね…。今回選抜メンバーが減ったことによって、私自身も身が引き締まりました。今携わっているお仕事も、選抜にいることが前提のお仕事もあるので「選抜に入りたい」という思いは常に持っていますが、4期生の加入をきっかけに初心に戻ったというか、さらに良い刺激をもらっています。
― 高山さんはこれまでも、いきなりセンターに抜擢された堀未央奈さんや、与田祐希さん・大園桃子さんを近くで支えてきた存在ですよね。
高山:これまでいきなりセンターに抜擢された子たちは、みんな大変そうでした。今回のこのフォーメーションで、2列目にまいやん(白石麻衣)、まっつん(松村沙友理)、いくちゃん(生田絵梨花)とかがいる中、フロントに4期生が1人だったら自分でも苦しいなと思うので、4期生の3人が抜擢されて良かったなとすごく思います。
高山一実の夢を叶える秘訣
― 高山さんが今思う、夢を叶える秘訣を教えて下さい。高山:常に自分自身に問いかけること。自分を俯瞰で見ようとする姿勢が大事です。あとは、自分は何が好きなんだろう、どう生きたいんだろうと、自分自身の人生について考える時間を、1日に数分でも作ることが大事だなと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
高山一実(たかやま・かずみ)プロフィール
1994年2月8日生まれ、千葉県南房総市出身。身長は162cm、星座はみずがめ座。2011年8月、乃木坂46第1期メンバーオーディションに合格。16年4月より雑誌『ダ・ヴィンチ』にて小説『トラペジウム』の連載を開始。同年9月、ファースト写真集『恋かもしれない』を刊行。2018年11月、小説『トラペジウム』で小説家デビュー。2019年2月にセカンド写真集『高山一実写真集 独白』を刊行した。乃木坂46・24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」
7月上旬の2日間で、イメージシーンは都内スタジオと栃木県足利市、そしてダンスシーンは東京・大手町にて撮影を行なった今作は、「女の子たちが人知れず心の中で葛藤を持ち、誰にも打ち明けることができない悩みを持っている」という事をテーマに描かれている。特にダンスシーンの撮影では、乃木坂46のMusic Video史上過去最高となる250人のエキストラも参加し、フロントを担う4期生の遠藤・賀喜・筒井の3人が何度もダンスの振りを確認する緊迫したムードの中、撮影が行われたそうだ。
梅雨の時期という事もあり、リハーサルの時には降ってくる雨が、本番収録のタイミングの時だけ上がるというエピソードも。また遠藤が涙を流すシーンでは、「4期生との思い出」を頭に思い浮かばせながら涙を流したという迫真の演技に初チャレンジした所も見所のひとつ。
乃木坂46では数多くのMusic Videoを手掛け、2015年に公開した乃木坂46初のドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ方 Dcumentary of 乃木坂46」の監督でもある丸山健志氏が指揮を執り、「メンバーの心情模様を画面に濃密に描きたい」という監督の思いから、あえて4:3での映像演出になっている所にも注目だ。
4期生の遠藤・賀喜・筒井が初参加となり、そしてグループのキャプテンとして8年間牽引した桜井にとって最後となる表題曲のこのMusic Videoは、グループにとっての“世代交代”を感じさせる作品になったに違いない。
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