「なつぞら」千遥役・清原果耶、初の日本舞踊に“なつの作業服”…撮影舞台裏明かす
2019.07.06 08:15
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女優の清原果耶が、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合/月曜~土曜あさ8時)に広瀬すず演じるヒロイン・奥原なつの妹・奥原千遥役で出演。清原はモデルプレスなどのインタビューに応じ、作品への思いを明かした。<ネタバレあり>
清原果耶、広瀬すず衣装着用で感激「ポスターのなつと一緒」
100作目の“朝ドラ”『なつぞら』は、戦争で両親を失いながらも北海道・十勝でたくましく育ったヒロイン・なつが、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界に挑む姿を描く脚本家・大森寿美男氏のオリジナル作品。戦争で生き別れたなつと咲太郎(岡田将生)が探していた妹・千遥は、7月1日放送の第79回(第14週)より登場。北海道ロケにも参加した清原は、「土地の広さ、緑の多さに驚きました。牛が放牧されている様子は都会では見られないですし、すごく綺麗で居心地の良い場所だと感じました。その空気感に後押しされながら撮影をしていました」とその印象を語る。
なつが育った柴田家の祖父・泰樹演じる草刈正雄との共演には、「初めて乳搾りをした千遥が、上手く絞れたときに泰樹さんの方を見るシーンがあるんですけど、泰樹さんの目線がすごく柔らかくて、そのときの表情が印象に残っています。なつが育った場所でもあるので、じんわり温かい気持ちになりました」。
さらに、なつが着ていた作業服を千遥が着るシーンについては「着る服がないから、となつの服を借りることになるんですけど、ヘアメイクさんと監督が『(なつと千遥の)髪型が似ているといいよね』と話して、私も三つ編みにしていただきました。なつは後ろで、千遥は横。ビジュアル的に“姉妹感”が見えるシーンになっているかなと思います」と裏話を披露し、「『(なつぞらの)ポスターのなつと一緒の着ている!』ってちょっと思いました(笑)」とはにかんだ。
清原果耶、初の日本舞踊挑戦 “背景”意識で細部にまでこだわる
7月5日放送の第83回では、千遥がなつに残した手紙により千遥が東京の置屋に拾われた経緯、そして、なぜ今会いに来たのか、その理由が明らかに。東京の置屋で育ったものの、芸者ではなく、見習いのお酌であり日本舞踊も嗜む千遥。回想シーンでは、千遥が日本舞踊を踊る様子も映し出され、清原はこのシーンに向け「踊りのお稽古も受けました」といい「初めて日本舞踊を踊ったんですけど、緩急やその空気感が難しくて、ついていくのに必死でお稽古でも撮影でも濃い時間を過ごすことができました」と新たなチャレンジに。
また、7月1日放送の第79回、千遥が北海道の柴田家を訪ねるシーンでは、置屋で育ったという背景を意識し「手の添える位置、畳の跨ぎ方、姿勢を良くするよう心掛けていました」と、千遥を“生きる”ため、細部にまでこだわりを持って撮影に臨んだようだった。
再びすれ違ってしまった兄妹。なつ、咲太郎と縁を切る覚悟で会いに来た千遥は今後どうなっていくのか…いつの日か、笑顔での再会を願わずにはいられない展開を迎えた。(modelpress編集部)
清原果耶(きよはら・かや)プロフィール
生年月日:2002年1月30日/出身地:大阪府/血液型:B型/身長:162cmアミューズオーディションフェス2014で満場一致でグランプリに選ばれる。2015年度下半期放送の連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビューを果たし、2018年より雑誌「Seventeen」専属モデルに加入。
近年の出演作はドラマ「透明なゆりかご」(2018年、NHK総合)、映画「愛唄 -約束のナクヒト-」(2019年)、映画「デイアンドナイト」(2019年)など。今後はドラマ「螢草」(7月26日~放送、BSプレミアム)、ドラマ「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」(8月8日放送、NHK総合)、ドラマ「湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー」 第3話「罪深き女」(7月20日放送、WOWOW)、映画「いちごの唄」(7月5日公開)などが控える。
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