モデルプレスのインタビューに応じた、本田響矢&高橋文哉(C)モデルプレス

本田響矢&高橋文哉、突然の芸能界デビューに「不安しか無い時期もあった」…普通の高校生が約1年で雑誌表紙を飾るまでの努力と葛藤<モデルプレスインタビュー>

2019.03.04 20:00

“日本一のイケメン高校生”を決める「男子高生ミスターコン」でグランプリに輝いたことをきっかけに芸能界入りした本田響矢(ほんだ・きょうや/19)と高橋文哉(たかはし・ふみや/17)。活動期間はまだ長くないものの、ドラマ・バラエティ番組への出演や雑誌の表紙に抜擢されるなど、その人気は確実。モデルプレスはそんな彼らに話を聞き、“普通の高校生”であった彼らが、今こうして活躍するまでに感じた葛藤や変化に迫った。<インタビュー完全版>

  

“日本一のイケメン高校生”本田響矢&高橋文哉に最近の活躍ぶりを直撃

― 「Popteen」3月号では表紙おめでとうございます。本田さんは2度め、高橋さんは初の表紙ですね。まずは感想からお願いします。

本田:『Popteen』にメンズモデルとして出させて頂いてから、ちょうど2年ぐらいで2度も表紙に!特別版も含めたら3回も表紙を飾らせて頂いたことは本当に嬉しいです。

高橋:僕は初登場からちょうど1年で表紙を飾らせて頂けました。今回、ドッキリで発表されたので、その場では頭がごちゃごちゃになってしまって(笑)。でも落ち着いたらすごく嬉しかった!本当にファンの皆さんがアンケートを書いてくださったおかげだと思っています。

本田響矢(C)モデルプレス
― 『Popteen』だけでなく、バラエティやドラマなど去年は活躍が広がった1年でしたね。

本田:初めて挑戦する新しいお仕事が多い1年でした。特にAbemaTVとメ~テレ(名古屋テレビ放送)共同制作ドラマ『星屑リベンジャーズ』ではレギュラー出演をさせて頂き、すごく密度の濃い時間を過ごすことができました。それに人生初のキスシーンを秀くん(内藤秀一郎)と(笑)。人生初が男性ということで、それもいい経験でした。他のお仕事でも色々な経験をして、勉強もいっぱいできたと思うので、今年はそれを超えるぐらい成長をお見せしたいです。

高橋:事務所に所属して1年。最初はこれまでと真逆の世界に入って、自分が何をしているか分からず不安ばかりでしたが、いい経験ができて沢山反響も頂きました。1年前の自分からは、確実に想像できなかった自分になっているので、この1年目という大事な年の中で頑張れたんじゃないかなと思います。

― 「男子高生ミスターコン」のグランプリとして芸能界入り。高橋さんにとって前回グランプリの本田さんは、たった1年で『Popteen』メンズモデルとして活躍するようになっていましたよね。そういう姿を見てプレッシャーなどはありましたか?

高橋:僕の場合、響矢くんがグランプリをとった当時、ミスターコンの存在すら知らなくて。たまたま響矢くんのツイートがタイムラインに流れてきて、友達に勧められて挑戦することになったんです。なのでそもそも「自分は2代目として一緒に並べるのか」と思っていましたし、響矢くんや(那須)泰斗くんの姿を見て「自分で大丈夫なのかな」と、すごく考えていた時期もありました。でも「それは考えても埒(らち)が明かない。今できることを全力で頑張るしかない」と気持ちを整理して、頑張るようになり、今は「ミスターコン」に泥を塗ってはいないという気持ちです。

高橋文哉(C)モデルプレス
― 本田さんは高橋さんが悩んでいたのを知ってましたか?

本田:いや、知らなかったです(笑)。でも僕が1年前にモデルプレスさんに取材してもらった時にも同じようなことを言っていたな、と思います。僕も1年前は環境の変化に不安を感じていたし、同じようにみんな通る道なんだな(笑)。

文哉は最初から、その場に応じた気遣いができるな、と感じていて、僕は地方代表の時から文哉がグランプリをとると思っていました。一緒に『Popteen』でお仕事をさせて頂くようになってからも本当に気遣いがすごいなと驚いています。

― どうしても比べて見られることもあるかと思いますが、高橋さんの勢いは意識されますか?

本田:新しいグランプリとして文哉が決まった時は「あ、やばいな。僕ももっと頑張らないとまずい」と思ったこともありました。でも周りと比べても仕方ないし、自分は自分。周りが伸びても伸びなくても自分は全く関係ないと思ったので、今は自分ができることを伸ばせるように頑張っています。

本田響矢&高橋文哉(C)モデルプレス
― 高橋さんにも、後輩となる次のグランプリ(新原泰佑)が生まれましたね。

高橋:正直、まだ後輩という感じがしないんです。まだまだどこの現場でも自分が1番下であることが多いので、先輩の実感はまだありません。

本田:そうだよね。僕も文哉たちが活躍してきたからこそ「先輩なのかな」と最近やっと思い始めました。今の文哉と同じぐらいの時は、自分が先輩になったという感覚は全くありませんでしたね。

― 最近はどんな場面で先輩になったと感じるんですか?

本田:撮影現場で実感しました。2年前『Popteen』に初めて行った時は1番下っ端で、いきなりテレビで見ていた(藤田)ニコルさんたちと撮影させて頂いて。「うわー、すごいな」と、とにかくドキドキですごく緊張してしまい、顔も真っ赤で汗もダラダラ。そんな感じだったのに、今は後輩も増えてきて、現場に行くと敬語で話されたり、自分が後輩にタメ口で話したりすると「自分は先輩なのか」と実感します。

本田響矢&高橋文哉(C)モデルプレス

本田響矢&高橋文哉、ますますかっこよくなった理由は?

― グランプリをとった時と比べて、本当におふたりともかっこよくなったという印象なんですが、何か努力したことはありますか。

本田:あまり意識はしていないんですが、多分、写真を撮られる立場になることが増えて、自然と変わっていった気がします。芸能界に入るまでは、福井に住んでいて東京なんて1回も来たこともない、ただの田舎少年部活野郎だったので(笑)。周りに映像をやっている人もいなければ、モデルもいないですし。だから環境が変わって意識もつられて上がったような気がします。

― ファッションもおしゃれになりましたよね。

本田:ファッションを気にして自分から学び始めたのはここ半年ぐらいです(笑)。昔から好きではあったんですけど、ただ好きなだけで。ブランドの歴史やカルチャーをちゃんと見始めたのは本当にここ最近のことなんです。知らないブランドがあったら、洋服屋の店員さんに聞いたり家で調べたりして、どこの誰が作っていつできたのかな、とか気になることを調べるようになりました。

投稿が見つかりません

― 高橋さんはどういうところが変わったと思います?

高橋:僕は気持ちの部分が大きいです。「ミスターコン」前は「料理人になる」という夢に向かって本当にがむしゃらに走っていました。でもファイナルに選ばれて「芸能界という道もあるのか」と思い始めたことで、いつしかその気持ちの比重が逆転して。なので「活躍していくのが難しい世界だし、沢山の人に無条件で見られる世界なので、かっこよくならなきゃいけない」という自分の強い意志が表に出てきたのかもしれないです。まだまだではありますが、1年前に比べたら絶対に今の顔の方がいいな、と思います。

本田:本当に顔が変わったよね。かっこいいよ。

本田響矢&高橋文哉“夢”について語る

本田響矢&高橋文哉(C)モデルプレス
― 夢を叶える過程でどうしても辛くなったり、挫けそうになったりすることが出てくると思うんです。おふたりは芸能界に入って辛かったことはありましたか?

本田:何度もあります。それでも夢を叶えるには諦めないことが大事だと思います。芸能界に入って、沢山オーディションを受けて落ちまくって。悔しくてまた頑張って受けて、でもまた落ちて。“選ばれなかった”ことに対して結果を重く受け止めすぎて落ち込んでいましたし、1人で上京してきたこともあって、本当に不安しか無い時期もありました。でも今はオーディションとは実力をつけてそれを披露する場だと思うので「実力が足りなかったな。また勉強して次に挑もう」と切り替えができるようになったんです。

もちろん僕だけではきっとできなくて、周りの方や先輩にアドバイスを頂いて、今も諦めずに頑張っています。中島健くんから「色々落ちて当たり前だし。凹みすぎるな」といった言葉で励まされたこともありましたし、周りの方がいたからこそ、ここまで来ることができたと本当に思うんです。それに僕の場合は那須泰斗という、励まし会える1番の存在がいたので。周りの人へ感謝しながら諦めずに頑張れば夢は近づくと思います。

― 本田さんにとって、やはり同時期に芸能界入りをした那須さんの存在は大きいんですね。

本田:そうですね。仕事に関しての熱い話は沢山しますよ。真剣に悩みを聞いてくれるので、1番よく相談する相手です。もちろん那須も色々と抱えている不安や悩みがあるので、お互いに話し「頑張っていこうな」と励まし合う。あいつがいたから切磋琢磨してふたりで頑張ってこれたと思っています。

― 高橋さんにもお伺いしたいです。

高橋:僕も諦めないことは重要だと思います。この前『今日が雨なら明日は晴天』という言葉を見て、すごく印象に残ったんです。たとえば今回のオーディションがダメダメでも、すぐに切り替えて明日のオーディション頑張ればそれが受かるかもしれない、という感じで未来への希望を持ち続けるのが大事だな、と最近強く思っています。

― お話が変わってしまうんですが、高橋さんはTwitterで毎日、花言葉を紹介していますよね。あれはどうして始めたんですか?

高橋:もともと去年の5月から“おはようツイート”をしていました。毎朝起きたら「おはようございます」と太陽の絵文字を添えて投稿していて。それに画像をつけるなど色々発展していった結果、毎日投稿しても終わらないほど種類があるもの、という理由で花言葉を紹介することに落ち着きました。昨年の5月から1日も忘れずこれだけは継続しています。

― どうして毎日投稿しようと思ったんですか?

高橋:逆の立場で考えてみたんです。もし応援したいなと思っている人が3日間Twitterに浮上しないと、自分だったら「どうしたのかな?」と気になっちゃう。なのでInstagramのストーリーやTwitterは毎日1つ以上投稿するようにしています。

本田:…気をつけます(笑)。僕は全然更新できていないから…。

高橋:いやいや(笑)。違います!違います!本当にそれぞれのやり方があるんで!響矢くんはレア感があっていいじゃないですか。

本田:本当に毎日続けるってすごいと思うよ。僕も努力します。

― ありがとうございます。

※ふたりが“かっこよさ”についてたっぷり語った対談も配信。お楽しみに!

(modelpress編集部)


本田響矢&高橋文哉(C)モデルプレス

本田響矢(ほんだ・きょうや/19)プロフィール

本田響矢(C)モデルプレス
1999年6月20日生まれ、福井県出身。2016年「男子高生ミスターコン2016」でグランプリを受賞。雑誌「Popteen」やメンズ誌でモデルとして活躍。キラキラとした目が印象的な、爽やかかつキュートなルックスで注目を集めている。2018年夏にはAbemaTVとメ~テレ(名古屋テレビ放送)共同制作ドラマ『星屑リベンジャーズ』に出演。ドラマに登場する男性アイドル・TRANSITIONのメンバーを演じた。趣味はお洒落することで、そのファッションセンスも好評。

高橋文哉(たかはし・ふみや/17)プロフィール

高橋文哉(C)モデルプレス
2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。2017年「男子高生ミスターコン2017」でグランプリを受賞し、2018年4月には劇団Allen『大正浪漫探偵譚-六つのマリア像』にて舞台デビュー。2018年4月、『得する人損する人』(日本テレビ系)の料理対決に出演した際にはイケメン高校生料理人として勝利。同年7月『太陽とオオカミくんには騙されない』(AbemaTV)に出演し、さらなる人気を博す。現在は料理学校に通いながら俳優業と両立。雑誌『Popteen』でも活躍し、ティーンを中心に圧倒的支持を得ている。2018年12月15日に放送された『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)にも出演。趣味はダーツ、ビリヤード、ボーリング。特技は料理。

本田響矢&高橋文哉(C)モデルプレス
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