佐々木恭子アナ“5つの法則”ヘアメイク・ファッション・会話術…【「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載】
「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載『女子アナの“素”っぴん』―――― Vol.31~32は1996年入社の佐々木恭子(ささききょうこ・46)アナウンサー。
――――お仕事について語った前編(Vol.31)に引き続き、後編(Vol.32)では私生活も含めた佐々木アナの“素”っぴんをお届けする。
<1>佐々木恭子アナ“ヘアメイク”
― では、まずメイクのこだわりから教えて下さい。佐々木アナ:ツヤ感にこだわっています。下地もファンデーションもツヤが出るタイプが好きで、マットなタイプはあまり使わないです。今のファンデーションはオーガニックの良い香りがするもので、気に入っています。
あとは、アナウンサーなので華美にはならないことも心がけています。メイクで自分を主張しないように。八木(亜希子)さんがおっしゃっていたことなんですけど「アナウンサーは地味カワがいい」と。別に派手になる必要はないので、地味でも不快じゃない感じを大事にしています。
― メイクはお好きですか?
佐々木アナ:実は…好きです。性格的に何か好きなものができると色々と調べたくなるタイプ。この前もミネラルファンデーションは肌に負担が少ない、と聞いたので気になって片っ端から調べ、試してみました。
― コスメへのこだわりはありますか?
佐々木アナ:肌のためにクレンジングを使用しないようにしているので、石鹸で落とせるかどうかを基準に選んでいます。下地もファンデーションもアイラインもマスカラも。肌にも良いですし、洋服に液が飛んじゃったとしても、石鹸で落ちるので楽です。
― スキンケアはいかがですか?
佐々木アナ:オイルが好きなのでよく使います。良い香りがするオイルをお風呂場に置いて、お風呂上がりに顔と髪の毛に付けて。とにかくツヤを欲してます。(笑)
― お仕事とプライベートでメイクは違いますか?
佐々木アナ:あんまり変わらないです。仕事でもプライベートでも、とにかく早いんです。10分くらい(笑)。ただアイテムは違って、会社ではクリームファンデを使用し、家ではミネラルファンデの粉を叩いています。
― ヘアスタイルについてもお伺いしたいのですが、ずっと同じ長さですか?
佐々木アナ:はい。面倒くさいので、シンプルにずっと短いままです(笑)。最近、新しい美容院に通っているんですが、お店のカラーリストさんが「カラーリングを保つためにやってはいけないことは、濡れたままにすることと紫外線です」と教えてくれて。それ、全部当てはまる!私、ドライヤーをかけたことがなくて。きっとこれからも習慣にする自信がなかったので、正直に「ドライヤーがかけられません」と相談したら、なるべく色持ちがよい方法で染めて下さったんです。それがすごく良い。しかもそのカラーリストさんが素敵な方なんです。今まで私は白髪を敵だと思っていましたが、その方は「白髪になるということで何色にも染められますよ」とおっしゃっていて、嬉しく思いました。
<2>佐々木アナ“ファッション”
― 今日は衣装ですか?佐々木アナ:はい、衣装です。
― ファッションのこだわりを教えて下さい。
佐々木アナ:会社に行く前に授業参観に行ったり、保護者会があったり。働く親なので、どんな場にも適応できるファッションを心がけています。若い時は、ファッションは個性が大事だと思っていましたが、今は個性と社会性のバランスをとることが大事だと思うようになりました。例えば、かっちりした格好でもアクセサリーは少し可愛いデザインを入れたり、スカーフを色物にしたりしています。
― 今日も素敵なスカートですが、普段からパンツよりスカートの方が好きですか?
佐々木アナ:そうですね。もう子どもと一緒に鬼ごっこや鉄棒をすることも少なくなってきたので、好きなスカートをよく着ています。似合う形もほぼ決まっているので、バーゲンで同じ形のスカートを色違いで買うこともありますよ。
― お仕事の時はどんな基準で選んでいますか?
佐々木アナ:スーツを着た男性の出演者が多数いる番組が多いので、画面がどんよりとした感じにならないように色が綺麗なものを選んでいます。
あとはバラエティだったら揺れるピアスも良いと思いますが、ニュースなら揺れるピアスやブレスレットはしないようにしています。話している時に揺れると気になって余分な情報になっちゃいますよね。小さいことかもしれないですが、短いヘアスタイルで目立つからこそ、こだわるようにしています。
<3>佐々木アナ“体調管理”
― 続いて体調管理のお話を伺いたいと思います。佐々木さんならではの健康法があれば教えて下さい。佐々木アナ:飲むヨーグルトと甘酒を割って飲むこと。発酵プラス発酵!これは本当に最高なので、ぜひ試していただきたいです。甘酒を足すとヨーグルトの酸味が抑えられてトロトロ感が増すので、すごく美味しいですよ。
これだけでなく、普段の料理にも甘酒をたくさん使っています。砂糖の代わりに足すと、発酵しているのでお肉などが柔らかくなるんです。
― 食事にこだわっているんですね。
佐々木アナ:そうですね。お味噌汁を飲むようにしたり、納豆をよく食べたり。食べるものを制限されるのが1番嫌なので、食べたいものを食べています。
― ではスタイルキープのために食事を我慢することはないですか?
佐々木アナ:ほとんどしていません。ジャンクなものも食べたいんです(笑)。そもそもそれほど痩せてなくて良いと思っています。いいのかな、志低くて(笑)。スラーッとしたスタイルも素敵ですけど、「幸せなのかなー?」というような太り方でも良いかな、と。でも洋服は綺麗に着たいので、洋服のサイズを変えないくらいには頑張っています。
― 運動はしているんですか?
佐々木アナ:2年ぐらい前から走るようにしています。去年はハーフマラソンに出ました。でも全然痩せないんですよ(笑)。ただ走ることで心身ともにリフレッシュするし、自分の気力を持たせるためにもすごく良いです。
もともと水泳が好きなので、本当は泳ぎたいんです。でも今すぐ泳ぎたくてもプールに行かなくてはできないし、そのための時間を捻出しないといけないことが、結構しんどい。その点、走ることは思い立ったらいつでもできるので私に合っています。
― ランニングを始めるきっかけがあったんですか?
佐々木アナ:夫婦で「将来、何したいかな」と話した時に「2人でマラソンとかしたら楽しいよね」「走ろうか」となったんです。それで始めたらすごく楽しいので、今はフルマラソンに出ることが夢。まだちょっと叶いそうにないですけどね。叶うまで諦めないですよ(笑)。
― 素敵です。新しい趣味になっているんですね。
佐々木アナ:でも昔は走ることが大嫌いだったので、まさか自分が走るようになるとは思っていませんでした。でもやればできるんですよね(笑)。それに世の中に走っている人が沢山いるのも良いポイントかな。会社でも「走っているんです」と言ったら「あの大会が良いよ」とか「そんな準備じゃダメだよ」とか教えてもらって、なんだか仲間が増えた気がして楽しいです。
<4>佐々木アナ“会話術”
― 人と話す時はどのようなことを大切にしていますか?佐々木アナ:まず私は前提として会話をすることが好きですからね。話したくてしかたがない、もう止められないの(笑)。話を聞くことも大好きで。でも昔は会話が怖かったんです。大学生までは喋らないからミステリアスな人って言われていたくらい。
― 意外です。今日お話させていただいて、そういう風には思わなかったので。
佐々木アナ:きっと人が怖かったんですよね。自分がどう思われているかを考え出すと止まらなくて。でも苦手だからこそ、どうしたら良いのかを考えるようになったら変わりました。人は思う以上に優しくて、どんな話でもオープンマインドでいたら仲良くなれるんですよね。例えば、うっかり聞いてはいけないことを聞いてしまったら、相手はサインを出してくれるので、その時は「ごめん」って言えばいいんです。
― なるほど。
佐々木アナ:あとは会話が上手な人はなんで上手なんだろうと観察するようになって。それで思ったのは、やっぱり会話は楽しむことが大切なんだということ。明石家さんまさんって本当にいつも楽しそうですよね。相手に話して良かったと思わせる力があるというか。きっと良い質問をしよう、という感覚ではないと思うんです。今日一緒に過ごせて楽しい、という気持ちが相手に伝われば、それは良い会話になっていると思います。
<5>佐々木アナ“○○オタク”
― では最後に、佐々木さんはズバリ、何オタクですか?佐々木アナ:オタクになりたかったというのが本音。調べたり探求したりはしますが、オタクって言うほどでもなくて。でも1つ挙げるとしたら手帳が大好きです。
― どういったタイプの手帳ですか?
佐々木アナ:絶対にバーティカル。月間と日々、両方がないと嫌なんです。あと何週目かっていうのがきちんとわかるものが良くて。今日は1年のうちで9週目なんだ、とかね(笑)。
― なぜ手帳が好きなんですか?
佐々木アナ:きっと手帳に書くっていう行為自体が好きなんです。今は便利なアプリなどもいっぱいあって、書かないで管理できる時代だとは思いますが、私は手帳を止められないです。
― 手帳はよく見返しますか?
佐々木アナ:はい、本当にいろんなことを書くので、何を落とすのが1番恥ずかしいかと聞かれれば、手帳を落とすこと、と答えますね。脳内丸ごと見られる感じ(笑)。思ったことや思考プロセスのすべてがメモされていて。そういう意味ではメモオタクなのかもしれないです。
佐々木アナが明かす堤アナの“素”っぴん
― 佐々木さんから連載のバトンを引き継ぐ18人目のアナウンサーは、2016年入社の堤礼実(つつみれいみ・25)アナです。佐々木アナ:堤さんの透明感あふれる声は天下一品!最近は競馬取材に精力的。移動もあって、忙しい毎日の中で、“エレガント礼実”をどうキープしているのか、教えてねー!
(modelpress編集部)
佐々木恭子(ささき・きょうこ)プロフィール
生年月日:1972年12月17日/出身地:兵庫県/出身大学:東京大学/血液型:O型/入社年:1996年<担当番組>
報道プライムサンデー
FNNプライムニュース イブニング(土)ナレーション
ワイドナショー(日)
「フジテレビ女性アナウンサーカレンダー2019-OUR SEASONS-」
昨年に続き、新美有加アナを中心としたフジテレビアナウンサー室が完全プロデュースし、各月の季節感を色濃く反映しながら日常生活の一場面を切り取った写真は、普段テレビには映らないアナウンサーの素顔が盛りだくさん。入社8年目の竹内友佳と三田友梨佳アナウンサーを筆頭に、後輩アナウンサー全員が参加し、総勢17人が登場。フジテレビアナウンサーをより身近に感じられる内容になった。
仕様:A3変型判(縦425mm×横300mm)/縦型・壁掛けタイプ/オールカラー13ページ
販売場所:全国書店、「フジテレビショップ」ほかで2018年10月1日より販売中。
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