元アイドルのセカンドキャリア、タピオカ店プロデュースが話題の水沢心愛 オープンまでの苦労「心が折れそうでした」<amitapi・モデルプレスインタビュー>
2019.02.10 17:40
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昨年9月に解散したアイドルグループ「ベボガ!」の水沢心愛(みずさわここあ ※現在は本名である「ami/亜美」として活動)が、21歳の誕生日である1月29日、沖縄で自身が手掛けたタピオカ店「amitapi」をオープン。モデルプレスはアイドルのセカンドキャリアとして注目を集める彼女に話を聞いた。
「amitapi」は沖縄・国際通りの真ん中にあるテンブス館1階に位置。リボンモチーフの店内はインスタ映スポットが多数。女の子が気軽に立ち寄れる場所を目指して、amiが商品からすべてをプロデュースした。
ami:お父さんが飲食店関連の会社をしている関係で、私も経営をやらせてもらいたいという流れになったんです。本当は東京でお店を出したかったんですけど、東京に場所が借りられなくて…。どこにしようって考えた結果、沖縄にしました。沖縄には景色のインスタ映えスポットはたくさんあるんですけど、作られたものってあまりないと思ったので、景色じゃないインスタ映えをプロデュースしたら、女の子に気に入ってもらえるんじゃないかって考えました。
― なぜタピオカだったんですか?
ami:タピオカが本当に大好きで!お店の名前は芸名が水沢心愛で「ここたん」って呼ばれていたので、本当は「ここ」っていうタピオカ屋さんにしたかったんですけど、もうすでにその名前のタピオカ屋さんがあったので、本名を出す決断をしました。本名を出すのはちょっと恥ずかしかったんですけど、もうアイドルじゃないし、これからは経営も学んでいきたいので、本名の亜美から「amitapi」にしました。
― 「ベボガ!」で4年半のアイドル活動をしていたamiさん。これまで何度も話していると思いますが、改めてアイドルを辞めようと思ったきっかけはなんだったんですか?
ami:みんな20歳前後、しかも大学や専門学校に通っている子もいて、進路とかそういう方向性に違いが出てきたことが大きかったです。あと6人でずっと活動していたんですけど1人が辞めてしまって、5人になった途端に保たれていたものが崩れてしまったというのもあります。
― タピオカ店はそれから考え始めたんですか?
ami:そうですね、解散が決まるまでは、お店をやろうなんてまったく思っていなくて。アイドルのために高校も辞めていたので、学歴もない自分になにができるんだろう、とすごく考えました。芸能活動を続ける選択肢もあったんですけど、親が飲食店を経営しているのを見てきたので、そういうことを学びながらやってもいいかなと思って。
― もともとそういう環境で育ってはいたんですね。
ami:そうですね、見ていて楽しそうだなとは思っていました。人と話すことが好きなので、接客業とかを自らが店頭に立ってやりたいなという思いは昔からあって。でもアイドルのときはバイトが禁止だったのでできなかったです。
ami:私自身、こんなカフェがあったらいいなっていうものを詰め込みました。キーワードはインスタ映え。インスタグラムを見ると、やっぱりインスタ映えを検索しちゃう自分がいて。なのでお店のどの角度から撮っても、映えるような店内にしています。店員の女の子の制服も可愛くしたので、背景に店員の子が写っても映えますよ。制服はオリジナルで作りました。オリジナルのかりゆしウェアです。
― 制服のリボンも可愛いですね。
ami:嬉しいです。「amitapi」のロゴもリボンモチーフで、店内の飾り付けもいっぱいリボンを使っています。
― メイクアップスペースもありますね。
ami:そうなんです。観光客の方も、地元の方も、ここに立ち寄ってほしくて。コテとかアイロンとかも貸し出しているし、全身鏡も用意しています。雑誌も揃えていますね。あと1人で来ても楽しめるようにテレビも設置しました。携帯の充電器もあります。
ami:商品開発ですね。台湾まで頻繁にお茶の調査をしに行って、様々なお茶の研究をしました。いろいろ味見して「これがいい」ってなった物はあったんですけど、輸入ができないという問題に発展して…。最後の最後まで決まらなくて、決まったのがオープン当日でした(苦笑い)。
― オープン当日!?
ami:はい(苦笑い)。あとタピオカ屋さんで働いたこともないので、タピオカもどうしたらもちもちになるのか、どうしたらくっつかないのか、茹で方も研究しました。本当にゼロからだったので、何回も何回も失敗して…。そのときは心が折れそうになりました。でもどうしても1月29日の誕生日にオープンさせたかったので頑張りました。
― amiさんのおすすめメニューはどれですか?
ami:紅芋タルト・デ・ミルクです。これは観光の方にもぴったり。紅芋タルトとちんすこうが2本、豪快に刺さっていて。見た目も可愛いし、紅芋ミルクも美味しく作っているつもりなので、本当におすすめです。沖縄っぽくてお腹もいっぱいになります。
ami:2号店、3号店とお店を増やせたらいいですね。東京にも作りたいです。ただ東京は競合店がたくさんあるので、ここで修行して負けないようにしたいです。
― 沖縄にもタピオカ店は結構あるんですか?
ami:沖縄にも結構あります。このお店の近くにもあるんです。まだ「amitapi」は知名度がないので、お店の前を通る人がすでにタピオカを買って持っているんですよね…。可愛さでは負けていないと思うので、ちょっとずつ「amitapi」で買ってくれる人が増えたら嬉しいなと思います。
― ありがとうございました。
約4年半、アイドルとして駆け抜けただけあり、取材では21歳とは思えない大人びた対応が印象的だった。すでにオーナーとしての風格も漂う。メニューも実際に購入してみたが、台湾で原材料の調査をいろいろとしていただけあり、味もしっかりしていた。店舗づくりの苦労話の数々を聞くと、アイドルのセカンドキャリアとしてぜひ成功してほしいという気持ちになった。(modelpress編集部)
営業時間:10:00~20:00
<Instagram>
amitapi @amitapi.0129
ami @cococococo129
<Twitter>
ami @cococo129
元アイドルのセカンドキャリア タピオカ店を開業するまで
― 読者の関心は、どうやってアイドル活動後にタピオカ店を出店することができたんですか?ということかと思います。ami:お父さんが飲食店関連の会社をしている関係で、私も経営をやらせてもらいたいという流れになったんです。本当は東京でお店を出したかったんですけど、東京に場所が借りられなくて…。どこにしようって考えた結果、沖縄にしました。沖縄には景色のインスタ映えスポットはたくさんあるんですけど、作られたものってあまりないと思ったので、景色じゃないインスタ映えをプロデュースしたら、女の子に気に入ってもらえるんじゃないかって考えました。
― なぜタピオカだったんですか?
ami:タピオカが本当に大好きで!お店の名前は芸名が水沢心愛で「ここたん」って呼ばれていたので、本当は「ここ」っていうタピオカ屋さんにしたかったんですけど、もうすでにその名前のタピオカ屋さんがあったので、本名を出す決断をしました。本名を出すのはちょっと恥ずかしかったんですけど、もうアイドルじゃないし、これからは経営も学んでいきたいので、本名の亜美から「amitapi」にしました。
「ベボガ!」解散後「amitapi」オープンを決意
「ベボガ!」はでんぱ組.incらが在籍するディアステージ所属のアイドルグループ。2014年に「ベースボールガールズ」として結成され、16年7月に「ベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)」とグループ名を変更。2018年から「ベボガ!」と改名し、4月にメジャーデビューも果たしたが、同年9月、神奈川・CLUB CITTA'公演「ベボガ!ラストライブ ~最後のカッキーン!~」をもってグループを解散した。水沢心愛は白泉社「YAグラ姫2017」ファイナリストに選出された経歴を持つ。― 「ベボガ!」で4年半のアイドル活動をしていたamiさん。これまで何度も話していると思いますが、改めてアイドルを辞めようと思ったきっかけはなんだったんですか?
ami:みんな20歳前後、しかも大学や専門学校に通っている子もいて、進路とかそういう方向性に違いが出てきたことが大きかったです。あと6人でずっと活動していたんですけど1人が辞めてしまって、5人になった途端に保たれていたものが崩れてしまったというのもあります。
― タピオカ店はそれから考え始めたんですか?
ami:そうですね、解散が決まるまでは、お店をやろうなんてまったく思っていなくて。アイドルのために高校も辞めていたので、学歴もない自分になにができるんだろう、とすごく考えました。芸能活動を続ける選択肢もあったんですけど、親が飲食店を経営しているのを見てきたので、そういうことを学びながらやってもいいかなと思って。
― もともとそういう環境で育ってはいたんですね。
ami:そうですね、見ていて楽しそうだなとは思っていました。人と話すことが好きなので、接客業とかを自らが店頭に立ってやりたいなという思いは昔からあって。でもアイドルのときはバイトが禁止だったのでできなかったです。
amiが「amitapi」に込めたこだわり
― 「amitapi」にはどんなこだわりが詰まっていますか?ami:私自身、こんなカフェがあったらいいなっていうものを詰め込みました。キーワードはインスタ映え。インスタグラムを見ると、やっぱりインスタ映えを検索しちゃう自分がいて。なのでお店のどの角度から撮っても、映えるような店内にしています。店員の女の子の制服も可愛くしたので、背景に店員の子が写っても映えますよ。制服はオリジナルで作りました。オリジナルのかりゆしウェアです。
― 制服のリボンも可愛いですね。
ami:嬉しいです。「amitapi」のロゴもリボンモチーフで、店内の飾り付けもいっぱいリボンを使っています。
― メイクアップスペースもありますね。
ami:そうなんです。観光客の方も、地元の方も、ここに立ち寄ってほしくて。コテとかアイロンとかも貸し出しているし、全身鏡も用意しています。雑誌も揃えていますね。あと1人で来ても楽しめるようにテレビも設置しました。携帯の充電器もあります。
「amitapi」オープンまでの苦労「心が折れそうになりました」
― 1月29日のオープンまでで、一番苦労したことはなんですか?ami:商品開発ですね。台湾まで頻繁にお茶の調査をしに行って、様々なお茶の研究をしました。いろいろ味見して「これがいい」ってなった物はあったんですけど、輸入ができないという問題に発展して…。最後の最後まで決まらなくて、決まったのがオープン当日でした(苦笑い)。
― オープン当日!?
ami:はい(苦笑い)。あとタピオカ屋さんで働いたこともないので、タピオカもどうしたらもちもちになるのか、どうしたらくっつかないのか、茹で方も研究しました。本当にゼロからだったので、何回も何回も失敗して…。そのときは心が折れそうになりました。でもどうしても1月29日の誕生日にオープンさせたかったので頑張りました。
― amiさんのおすすめメニューはどれですか?
ami:紅芋タルト・デ・ミルクです。これは観光の方にもぴったり。紅芋タルトとちんすこうが2本、豪快に刺さっていて。見た目も可愛いし、紅芋ミルクも美味しく作っているつもりなので、本当におすすめです。沖縄っぽくてお腹もいっぱいになります。
ami(水沢心愛)今後の目標
― 今後の目標を教えてください。ami:2号店、3号店とお店を増やせたらいいですね。東京にも作りたいです。ただ東京は競合店がたくさんあるので、ここで修行して負けないようにしたいです。
― 沖縄にもタピオカ店は結構あるんですか?
ami:沖縄にも結構あります。このお店の近くにもあるんです。まだ「amitapi」は知名度がないので、お店の前を通る人がすでにタピオカを買って持っているんですよね…。可愛さでは負けていないと思うので、ちょっとずつ「amitapi」で買ってくれる人が増えたら嬉しいなと思います。
― ありがとうございました。
約4年半、アイドルとして駆け抜けただけあり、取材では21歳とは思えない大人びた対応が印象的だった。すでにオーナーとしての風格も漂う。メニューも実際に購入してみたが、台湾で原材料の調査をいろいろとしていただけあり、味もしっかりしていた。店舗づくりの苦労話の数々を聞くと、アイドルのセカンドキャリアとしてぜひ成功してほしいという気持ちになった。(modelpress編集部)
タピオカ店「amitapi」
住所:那覇市牧志3-2-10 てんぶす那覇1階営業時間:10:00~20:00
<Instagram>
amitapi @amitapi.0129
ami @cococococo129
<Twitter>
ami @cococo129
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