モデルプレスのインタビューに応じた登坂広臣、中条あやみ (C)モデルプレス

<三代目JSB登坂広臣&中条あやみインタビュー>2人は“クマと犬”?お互いのイメージを「最上級の褒め言葉」で語る

2019.01.27 09:00

映画『雪の華』(2月1日公開)でW主演を務める登坂広臣(31)と中条あやみ(21)が、モデルプレスのインタビューに応じた。今作は、冬ラブソングの名曲、中島美嘉の「雪の華」を、東京とフィンランドを舞台に橋本光二郎監督(『orange-オレンジ-』『羊と鋼の森』など)と脚本家・岡田惠和氏(『8年越しの花嫁 奇跡の実話』「ひよっこ」など)のタッグにより映画化したオリジナルストーリー。ガラス工芸家を目指すぶっきらぼうだがまっすぐな青年・綿引悠輔(登坂)と、幼い頃から病弱で余命宣告を受けながらも憧れの地・フィンランドに行くことを夢見る平井美雪(中条)の一生に一度の最後の恋を描く。登坂は『ホットロード』以来5年ぶりの恋愛映画出演で、2人は今回が初共演。ともにミステリアスなイメージのある2人だが、インタビューでは終始笑顔でお互いに抱いていた意外なイメージも発覚?現場での2人とは――?

  

登坂広臣&中条あやみは“クマと犬”?お互いへのイメージは「最上級の褒め言葉」

登坂広臣、中条あやみ(C)2019映画「雪の華」製作委員会
― 登坂さんと中条さんは今回が初共演となりますが、共演前のお互いの印象を教えてください。

中条:王道のイメージがない方だなと。登坂さんの演技を観たのが『ホットロード』だったので、その役のクールなイメージが強くて。

登坂:ああ~。

中条:(『ホットロード』は)ベタではあるんですけど、“ザ・ラブ”じゃないイメージがありましたし、役的にはちょっと曲がっているというか。今回の作品とのギャップを感じました。

― 普段のアーティストとしての登坂さんのイメージとは、違いがありましたか?

中条:(なぜか笑いが止まらない)

登坂:何?悪口でも言うの?(笑)

中条:いやいや…(笑)。(呼吸を整え)テレビで観るすごい方というイメージでした。お会いしてからのイメージは、クマさん。クマみたいなドーンとした温厚な可愛い感じの方。

登坂:それは褒め言葉なの?

中条:はい!最大級の!

登坂広臣、中条あやみ(C)2019映画「雪の華」製作委員会
― 登坂さんから見て、中条さんはどのようなイメージですか?

登坂:最初はクールな印象なのかなって思っていたんですけど、現場で別け隔てなく誰とでも仲良く接している姿を見て、普通の21歳の女の子だなって思いました。あと、犬みたいだなと(笑)。

一同:(笑)

中条:(意味深に登坂の方を見る)

登坂:褒めてるよ!超褒めてる!

中条:本当に(笑)?

登坂:最上級の褒め言葉!周りのスタッフさんとか共演者とかに対して人懐っこい感じもあるし、いると現場の雰囲気も明るくなるなって。

― クマと犬で、現場もほっこりしそうですね。

中条:そうですね!

登坂:決して「クマと犬」という映画ではないので、よろしくお願いします(笑)。

一同:(笑)。

アドリブが“キュンキュンポイント”に 登坂広臣「普通に笑ってしまった」

浜野謙太も登場するカフェシーン/中条あやみ、登坂広臣(C)2019映画「雪の華」製作委員会
― 撮影ではお2人のシーンが多かったかと思いますが、特に印象に残っているシーンを教えてください。

中条:ほぼ2人だったんですけど、浜野(謙太)さんとのシーンは強烈でした。キャラが面白くて。

登坂:そうそう、印象的でしたね。

中条:アドリブが強烈なんです(笑)。

登坂:台本にないことをずっと喋ってるし、(カメラに映っていないとき登坂に向かって)ずっとふざけた顔してるし(笑)。それに耐えるのに必死で、でも楽しくて。ハマケンさんが入ると、2人の撮影のときとは違う雰囲気になって面白かったです。

― 画面の色が変わりますよね。悠輔(登坂)と美雪(中条)のデートシーンも可愛らしくて素敵でした。例えば、デートの帰り道、2人がいつも別れる階段でのシーンでは、自然なやりとりが印象的でしたがアドリブもありましたか?

中条:どっちでしたっけ!?

登坂:お互い手を振りあって別れるシーンは、アドリブも入ってます。(中条が)ワーって大きく手を振ってきたので、普通に笑ってしまったら、そのカットが使われていました(笑)。監督、ちょこちょこやるよね?

中条:1人にだけ指示出して、コソコソっとね。悠輔が働くカフェで一緒に食器を片付けるシーンがあるんですけど、私は監督に「ぴょこんって近づいてみて」って言われて(登坂に内緒で)急に近寄ってみたり、逆に私には言わず登坂さんが急に距離を詰めてみたり。監督は「こういうの女の子好きでしょ?」って、サプライズ的な指示を出すんです。キュンキュンポイントになっていると思います。

中条あやみ、三代目 J SOUL BROTHERSツアーに同行!?

中条あやみ、登坂広臣(C)2019映画「雪の華」製作委員会
― 映画では、余命1年を宣告された美雪が悠輔に100万円渡して「恋人になって!」とお願いするところから物語が動きますが、お2人がもし残された時間があと1年だとしたら、絶対にやっておきたいことは何ですか?

登坂:全く我慢しない生活をしたいです。欲のまま生きて、食べたいときに食べる、寝たいときに寝る、遊びたいときに遊ぶ。何の束縛もない1年間を過ごします(笑)。お金も全部使って、何の縛りもない、拘束もない1年を過ごしてみたいです。

中条:同感です。死ぬほどご飯が食べたい(笑)。

― 普段のストイックさが伺えます。では、仕事限定で考えると?

中条:海外作品にどんどん出たいです。中国の映画とか、アクション系とか。『ワイルド・スピード』にも憧れています。

登坂:分かる!俺も出たい。こうやって言っておけば出れないかな…(笑)。2人で『ワイルド・スピード』に!あと、音楽面だとワールドツアーとかやりたいです。世界中をツアーで回りながら、さっき言った拘束のない生活を送りたい(笑)。その国々の美味しいものを食べたいですね。

― ちなみに行きたい国は?

登坂:インドとか。

中条:私もインドって考えてました!

スタッフ:おおー

登坂:絶対ウソ(笑)。インドって奥深そうな感じがするので行ってみたいです。

中条:サリー着て踊ってみたい。カレーも食べて。

登坂:じゃあ、ダンサーとしてツアーに同行してもらおう(笑)。

中条:いいですね、ぜひ!チアダンスしか踊れないですけど(笑)。

登坂広臣&中条あやみの“夢を叶える秘訣”は?

登坂広臣、中条あやみ (C)モデルプレス
― 最後になりますが、お2人が考える“夢を叶える秘訣”をそれぞれ教えてください。

中条:美雪もそうなんですが、勇気を持って声に出してみること。そうすると自然と自分の気持ちも変わっていくと思います。

登坂:言霊になるからね。

中条:そう、言霊。夢とかやってみたいこととか、まずは口に出してみてほしいです。

登坂:僕も似たようなことなんですが、やらない勇気よりもやる勇気を持った方がいいと思います。チャレンジする恥ずかしさよりも、やらなかったときの後悔の方が大きく残ってしまうと思うんです。そんな後悔は残さないようにと思えば、自然と勇気を出して一歩を踏み出していけると思います。その力を信じて頑張ってみてほしいです。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

映画『雪の華』


公開日:2019年2月1日
キャスト:登坂広臣 中条あやみ 高岡早紀 浜野謙太 箭内夢菜/田辺誠一
主題歌:中島美嘉「雪の華」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
監督:橋本光二郎
脚本:岡田惠和
音楽:葉加瀬太郎

登坂広臣、中条あやみ(C)2019映画「雪の華」製作委員会
<ストーリー>
余命を宣告された美雪の夢は2つ――1つは両親が出会った<約束の地>フィンランドでオーロラをみること。そしてもう1つは、人生で初めての恋をすること。

登坂広臣(C)2019映画「雪の華」製作委員会
ある日、ひったくりにあった美雪はガラス工芸家をめざす青年・悠輔に助けられる。悠輔が男手ひとつで兄弟を育てていること、そして働く店が危機になっていると知った美雪は、「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかけて――。

中条あやみ(C)2019映画「雪の華」製作委員会
かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気をあたえて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。東京と<約束の地>フィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。

登坂広臣、中条あやみ (C)モデルプレス

登坂広臣(とさか・ひろおみ)プロフィール

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのヴォーカル。2014年には映画初出演となった「ホットロード」で、第38回日本アカデミー賞、第69回毎日映画コンクール、第39回報知映画賞、第24回日本映画批評家大賞などの各新人俳優賞を受賞し、華々しい俳優デビューを飾った。また、2017年7月からはHIROOMI TOSAKAとしてソロでも音楽活動をスタートさせた。

2019年は、グループとして4月13日の大阪公演を皮切りに、全国ドームツアー「三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2019 “RAISE THE FLAG”」を開催。ツアーに先駆け、1年3カ月ぶりとなるニューシングルを3月13日にリリースすることも決定している。

中条あやみ(なかじょう・あやみ)プロフィール

1997年2月4日生まれ。大阪府出身。「ミスセブンティーン2011」グランプリを受賞し芸能界入り。現在は、「CanCam」専属モデルとして活躍。2012年には、TBS系7月クールドラマ『黒の女教師』で女優デビュー。2014年9月に公開された映画『劇場版 零~ゼロ~』では映画初出演にして若手女優の登竜門と呼ばれる“ホラー映画”で主演をつとめ、その後は、連続ドラマや映画、CMなどに多数出演し、一躍話題に。近年の出演作は映画『3D彼女 リアルガール』『ニセコイ』など。日本テレビ系バラエティ番組『アナザースカイ』ではMCも務め、多岐に渡り活躍している。
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