「ミス・グランド・ジャパン2018」グランプリ小田はるか、高身長がコンプレックスだった少女が史上初の快挙を成し遂げるまで<モデルプレスインタビュー>
2018.12.01 08:00
世界的ミスコンテストのひとつ「ミス・グランド・インターナショナル 2018」で5位に入賞した「ミス・グランド・ジャパン 2018」グランプリの小田はるか(24)が、モデルプレスのインタビューに応じた。日本代表として過去最高の5位入賞という快挙を成し遂げた彼女は、身長178cm・股下91cmという日本人離れしたスタイルが武器。だが、コンテスト出場まではその身長が大きなコンプレックスになっていたという。
「ミス・グランド・ジャパン」は2013年にタイでスタート。「ミス・ユニバース」、「ミス・インターナショナル」、「ミス・ワールド」という世界3大ミスコンに並ぶ新たなミスコンテストであり、今年は78ヶ国がエントリーした。
水着審査、スピーチ審査、SNS審査、イブニングガウン審査、サバイバルキャンプといった国内審査を勝ち抜きグランプリに輝いた小田は、今年10月、ミャンマーで行われた世界大会へ参加。パラグアイ、インド、インドネシア、プエルトリコ代表に続き、見事第5位入賞を果たした。
小田:ありがとうございます。正直まだ実感はあまりないんですけど、事前合宿では代表の皆と3週間過ごして、国は違いますがそれぞれの内面の美しさを感じることができました。本当に学ぶことや刺激が多い3週間で、結果よりもその時間で得たものがすごく多かったので、出場して良かったです。
― ご家族や周りの方の反応はいかがですか?
小田:すごく喜んでくれました。私のおじいちゃんおばあちゃんは全くSNSができないんですけど、今回私の情報を見るためにFacebookを作ってくれました(笑)。家族が喜んでくれたのはもちろん嬉しいんですけど、一番嬉しかったのは、ご近所さんまで「おめでとう」と声をかけてくれたこと。ご近所さんにはおじいちゃんおばあちゃんが多いので、まさか知ってると思わなくて、最初に「おめでとう」と言われた時は「何のことだろう?」って感じで(笑)。会ったら挨拶するぐらいの交流だったのに応援してくれていたことがすごく嬉しかったです。
― ご近所の皆さんは大会に出ていることは知っていたんですか?
小田:モデルをやっていたことは知っていたんですけど、今回の大会のことは知らなかったみたいです。
― それはびっくりしますね(笑)。日本人として過去最高の順位ということですが、ご自分としてはどんなところを評価されたと思いますか?
小田:気遣いだと思っています。大会に行く前から日本代表として自分がどうあるべきかというのはすごくイメージトレーニングしていたんですが、やっぱり「日本人ってすごい」と思われたいなと思ったんです。海外の方はとくに日本に“おもてなし”のイメージがあると思うので、そういったところを出していくようにしていました。
―というと、具体的にはどんなことですか?
小田:海外の子たちはカメラマンに「撮って!撮って!」のアピールがすごいんですよ。私はある程度撮ってもらったら、カメラマンや現地の人とコミュニケーションを取る時間を持つようにしていました。少し疲れているようだったら「大丈夫?」と声をかけたり。
― 外見の美しさだけでなく、そういった内面まで審査されているんですね。幼い頃から将来の夢はモデルさんだったんですか?
小田:幼稚園の頃からずっと憧れていたんですけど、自分がなれるわけないと思っていたので親にはずっと隠していました。高校生の時にスカウトされるまでは「幼稚園の先生になりたい」と言っていたぐらいです(笑)。
― そうなんですね。私なんか、と思っていたのはどうしてですか?
小田:自信がなかったんです。身長が高いことがコンプレックスだったので、このコンプレックスを武器に変えたいとずっと思っていました。
― 背が高いと洋服を素敵に着こなせたり良いことも多いように思いますが、コンプレックスになることの方が多かった?
小田:良いことは高いところのものにも手が届くぐらいです(笑)。あとはスポーツで有利になることもあるかな。背が高いとまず男性から女性として見られないんですよ。なので、幼い頃から女の子より男の子の方が仲が良かったです。男の子と遊ぶのも楽しいけど、おままごとがやりたい気持ちだってあったし、知らない人からも「デカすぎ」とか陰で言われることもあって、もう全てがコンプレックスでした。
小田:思い描いていたようなモデル人生では全くありませんでした。オーディションを受けては落ちて、ずーっと挫折の日々。「来年こそは、来年こそは」と期待してずるずると続けていたんですけど、大学を卒業する時、一度は就職しようと決めたんです。
― そうだったんですね。でも、やっぱり諦められず?
小田:はい。それで母にお願いして、「26歳まで」という約束で内定先を蹴ってモデルを続けることにしました。だけど、やっぱり現状はそう簡単に何も変わらなくて。自分で動くしかないと思って、「ミス・グランド・ジャパン」に応募して、今ここにいます。
― ミスコンの世界はモデル業とはまた違った難しさがありそうですね。
小田:そうですね。私、高校2年生から7年モデルをやってきてウォーキングには本当に自信があったんです。撮影もスイッチが入れば好きなことばかりだったし、自信しかなかったんですけど、ミスコンの世界に入ったら全部がひっくり返されました(笑)。もう本当に未知の世界だったので、逆に新しい気持ちで挑戦できたんだと思います。
― その中でも一番苦労したことはなんですか?
小田:やっぱりウォーキングですね。私が普段やっているのはショーモデルなので、まっすぐ淡々と歩くことが求められるんです。ミスコン独特の腰を動かすウォーキングは私がやってきたものとは全く違うので、少し恥ずかしさもあって本当に苦戦しました。すごく練習していったんですけど、動画をチェックすると全く動いてなくて。
― それはどうやって克服したんですか?ひたすら練習あるのみ?
小田:練習はもちろんしました。日本代表に決まってからはフィリピンでトレーニングがあったので、フィリピンチームに頼み込んでレッスンしてもらったんですけど、トレーナーさんに「もう本当にウォーキングがやばいの!」って言ったら、「そんなの気にするな」って(笑)。「ウォーキングの技術よりも楽しむことが一番大事だから」って言われて、意識が変わりました。それからはウォーキング以外のことも楽しくなって、悩みが全部吹っ飛びました(笑)。
― では、大会では全てを出しきれましたか。
小田:うーん…。出し切りました。だけど、やっぱり悔しい思いもあります。もうちょっと上に行きたかったなというのが正直な気持ちです。でも、優勝した仲間のことは心から祝福しています。
― 今回の大会を経て、一番学んだことはなんですか?
小田:今まで交友関係は広く浅くというよりも、狭く深くなタイプだったんですけど、それはやっぱり自分がモデルをやっていく上で壁になっているなと思っていて。身長が高いこともあって、日本では第一印象で「怖い」と言われることもあったんですよ。
でも、世界大会ではその真逆の印象を持ってもらえたみたいで、その理由を考えた時、世界に出れば周りも背が高いからコンプレックスがなくなるし、心もオープンになってありのままの自分でいられたからだと思うんです。
― 今日お話させていただいて、笑顔が明るい方という印象を受けたので意外です。今回の経験があってのことだったんですね。
小田:はい。向こうでは常に笑っていて、歯が乾いちゃうくらい笑っていました(笑)。自分が笑顔でハッピーでいれば周りも自然とハッピーになるし、そういう人たちが集まってくる。自分自身が変わる必要があったんだと気づくことができました。笑っていると全く知らない人たちもすごく親切にしてくださるんです。世界大会の開催地だったミャンマーの方々もとても親切にしてくれました。やっぱり人とのつながりは大事だなと実感したので、自分のモデルとしての夢はもちろん、人間関係も大事にしていきたいと思います。
― では、今後活動していく上で目指すモデル像や夢があれば教えてください。
小田:昔から好きなモデルさんはいるんですけど、憧れのモデルさんはいません。“誰になりたい”じゃなくて、誰とも被らない“小田はるか”というモデルになることをずっと夢見てきました。なので、日本代表の小田はるかとして、世界で通用するモデルとして活動していくことが夢です。
― 今回、ひとつの夢を叶えた小田さんが考える“夢を叶える秘訣”はなんでしょうか。
小田:努力あるのみです。
― 実感がこもっていますね。
小田:外見とかスタイルとか、元々持っているものも大事ですけど、やっぱりその後の努力が大事。私は小さい頃から陸上とバレーボールをやっていたんですけど、きちんと努力していた時は必ず結果がついてきたし、ちょっとサボっちゃった時は全くついてこなかったので。諦めずに努力すること。それに尽きると思います。
― スポーツをすると諦めない精神が叩き込まれますよね。
小田:そうなんです。世界大会の時は運動やっててよかったなとすごく感じました。メンタル面が鍛えられていたんですよね。やらせてくれた親に感謝です。
小田:いえ。幼稚園ぐらいの頃はぷくぷくでしたよ。身長が伸びるごとに縦に伸ばされていったんだと思っています(笑)。スポーツもしていたので、急激に太るとかはなかったですね。
― なるほど(笑)。大会のために特に意識して取り組んだことはありましたか?
小田:食事制限ではなく、筋トレを重視していました。もちろん暴飲暴食はしないで、常識範囲内の1日3食。私は上半身にはあんまりお肉がつかないんですが、下半身は筋肉がつきやすいタイプなんですよ。なので、腹筋とヒップアップを中心に、朝起きた後、仕事前と帰宅後の1日3回トレーニングしていました。
― そういった自分に合わせたトレーニング法も合宿で指導を受けるんですか?それともご自分で?
小田:受けましたが、メニューは自分で決めました。スポーツの経験からある程度自分の体のこともわかっていたので。
― そんなところにもスポーツの経験が活かされていたんですね。お肌もとても綺麗ですが、スキンケアで気をつけていることがあれば教えてください。
小田:すごく簡単すぎて申し訳ないんですけど、ニベアの青缶とハトムギ化粧水のみです。
― シンプル!
小田:本当に高いものも安いものもたくさん試しました。でもこれが一番良かったです。
― では、最後に読者へメッセージをお願いします。
小田:私もこの「ミス・グランド・ジャパン」に出場している最中も本当に自分に自信がなかったんですが、周りの方に支えてもらいながらやり抜いたことで今の私がいます。
今も100%自信があるとは言えないんですけど、この経験がひとつの自信に繋がりました。だから、自分に自信がないから諦めるんじゃなくて、やりたいことがあったらとりあえず挑戦してもらいたいです。挑戦して、自分が100%努力してもダメだったらその時に諦めればいいし、努力して道が開けたらそのまま突き進んでほしいと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
2013年に開始後、世界中で話題になりこの2018年度大会では78ヶ国が参加。急激な注目により、世界三大ミスコンに肉薄するまでに成長。来年秋に開催予定の2019年度世界大会は、100ヶ国以上が参加予定。ミス・グランド・ジャパンでは、平和の使者としての内面美を兼ね備え、平和のためのメッセージを世界へ発信できる女性を育成し、世界へ輩出している。
http://missgrandjapan.com/
水着審査、スピーチ審査、SNS審査、イブニングガウン審査、サバイバルキャンプといった国内審査を勝ち抜きグランプリに輝いた小田は、今年10月、ミャンマーで行われた世界大会へ参加。パラグアイ、インド、インドネシア、プエルトリコ代表に続き、見事第5位入賞を果たした。
小田はるか、コンプレックスだった身長を武器に世界へ
― まずは世界大会5位入賞、おめでとうございます。小田:ありがとうございます。正直まだ実感はあまりないんですけど、事前合宿では代表の皆と3週間過ごして、国は違いますがそれぞれの内面の美しさを感じることができました。本当に学ぶことや刺激が多い3週間で、結果よりもその時間で得たものがすごく多かったので、出場して良かったです。
― ご家族や周りの方の反応はいかがですか?
小田:すごく喜んでくれました。私のおじいちゃんおばあちゃんは全くSNSができないんですけど、今回私の情報を見るためにFacebookを作ってくれました(笑)。家族が喜んでくれたのはもちろん嬉しいんですけど、一番嬉しかったのは、ご近所さんまで「おめでとう」と声をかけてくれたこと。ご近所さんにはおじいちゃんおばあちゃんが多いので、まさか知ってると思わなくて、最初に「おめでとう」と言われた時は「何のことだろう?」って感じで(笑)。会ったら挨拶するぐらいの交流だったのに応援してくれていたことがすごく嬉しかったです。
― ご近所の皆さんは大会に出ていることは知っていたんですか?
小田:モデルをやっていたことは知っていたんですけど、今回の大会のことは知らなかったみたいです。
― それはびっくりしますね(笑)。日本人として過去最高の順位ということですが、ご自分としてはどんなところを評価されたと思いますか?
小田:気遣いだと思っています。大会に行く前から日本代表として自分がどうあるべきかというのはすごくイメージトレーニングしていたんですが、やっぱり「日本人ってすごい」と思われたいなと思ったんです。海外の方はとくに日本に“おもてなし”のイメージがあると思うので、そういったところを出していくようにしていました。
―というと、具体的にはどんなことですか?
小田:海外の子たちはカメラマンに「撮って!撮って!」のアピールがすごいんですよ。私はある程度撮ってもらったら、カメラマンや現地の人とコミュニケーションを取る時間を持つようにしていました。少し疲れているようだったら「大丈夫?」と声をかけたり。
― 外見の美しさだけでなく、そういった内面まで審査されているんですね。幼い頃から将来の夢はモデルさんだったんですか?
小田:幼稚園の頃からずっと憧れていたんですけど、自分がなれるわけないと思っていたので親にはずっと隠していました。高校生の時にスカウトされるまでは「幼稚園の先生になりたい」と言っていたぐらいです(笑)。
― そうなんですね。私なんか、と思っていたのはどうしてですか?
小田:自信がなかったんです。身長が高いことがコンプレックスだったので、このコンプレックスを武器に変えたいとずっと思っていました。
― 背が高いと洋服を素敵に着こなせたり良いことも多いように思いますが、コンプレックスになることの方が多かった?
小田:良いことは高いところのものにも手が届くぐらいです(笑)。あとはスポーツで有利になることもあるかな。背が高いとまず男性から女性として見られないんですよ。なので、幼い頃から女の子より男の子の方が仲が良かったです。男の子と遊ぶのも楽しいけど、おままごとがやりたい気持ちだってあったし、知らない人からも「デカすぎ」とか陰で言われることもあって、もう全てがコンプレックスでした。
小田はるか、挫折の日々からの転機
― では、モデルのお仕事を始めてからはどうでしたか。小田:思い描いていたようなモデル人生では全くありませんでした。オーディションを受けては落ちて、ずーっと挫折の日々。「来年こそは、来年こそは」と期待してずるずると続けていたんですけど、大学を卒業する時、一度は就職しようと決めたんです。
― そうだったんですね。でも、やっぱり諦められず?
小田:はい。それで母にお願いして、「26歳まで」という約束で内定先を蹴ってモデルを続けることにしました。だけど、やっぱり現状はそう簡単に何も変わらなくて。自分で動くしかないと思って、「ミス・グランド・ジャパン」に応募して、今ここにいます。
― ミスコンの世界はモデル業とはまた違った難しさがありそうですね。
小田:そうですね。私、高校2年生から7年モデルをやってきてウォーキングには本当に自信があったんです。撮影もスイッチが入れば好きなことばかりだったし、自信しかなかったんですけど、ミスコンの世界に入ったら全部がひっくり返されました(笑)。もう本当に未知の世界だったので、逆に新しい気持ちで挑戦できたんだと思います。
― その中でも一番苦労したことはなんですか?
小田:やっぱりウォーキングですね。私が普段やっているのはショーモデルなので、まっすぐ淡々と歩くことが求められるんです。ミスコン独特の腰を動かすウォーキングは私がやってきたものとは全く違うので、少し恥ずかしさもあって本当に苦戦しました。すごく練習していったんですけど、動画をチェックすると全く動いてなくて。
― それはどうやって克服したんですか?ひたすら練習あるのみ?
小田:練習はもちろんしました。日本代表に決まってからはフィリピンでトレーニングがあったので、フィリピンチームに頼み込んでレッスンしてもらったんですけど、トレーナーさんに「もう本当にウォーキングがやばいの!」って言ったら、「そんなの気にするな」って(笑)。「ウォーキングの技術よりも楽しむことが一番大事だから」って言われて、意識が変わりました。それからはウォーキング以外のことも楽しくなって、悩みが全部吹っ飛びました(笑)。
― では、大会では全てを出しきれましたか。
小田:うーん…。出し切りました。だけど、やっぱり悔しい思いもあります。もうちょっと上に行きたかったなというのが正直な気持ちです。でも、優勝した仲間のことは心から祝福しています。
― 今回の大会を経て、一番学んだことはなんですか?
小田:今まで交友関係は広く浅くというよりも、狭く深くなタイプだったんですけど、それはやっぱり自分がモデルをやっていく上で壁になっているなと思っていて。身長が高いこともあって、日本では第一印象で「怖い」と言われることもあったんですよ。
でも、世界大会ではその真逆の印象を持ってもらえたみたいで、その理由を考えた時、世界に出れば周りも背が高いからコンプレックスがなくなるし、心もオープンになってありのままの自分でいられたからだと思うんです。
― 今日お話させていただいて、笑顔が明るい方という印象を受けたので意外です。今回の経験があってのことだったんですね。
小田:はい。向こうでは常に笑っていて、歯が乾いちゃうくらい笑っていました(笑)。自分が笑顔でハッピーでいれば周りも自然とハッピーになるし、そういう人たちが集まってくる。自分自身が変わる必要があったんだと気づくことができました。笑っていると全く知らない人たちもすごく親切にしてくださるんです。世界大会の開催地だったミャンマーの方々もとても親切にしてくれました。やっぱり人とのつながりは大事だなと実感したので、自分のモデルとしての夢はもちろん、人間関係も大事にしていきたいと思います。
― では、今後活動していく上で目指すモデル像や夢があれば教えてください。
小田:昔から好きなモデルさんはいるんですけど、憧れのモデルさんはいません。“誰になりたい”じゃなくて、誰とも被らない“小田はるか”というモデルになることをずっと夢見てきました。なので、日本代表の小田はるかとして、世界で通用するモデルとして活動していくことが夢です。
― 今回、ひとつの夢を叶えた小田さんが考える“夢を叶える秘訣”はなんでしょうか。
小田:努力あるのみです。
― 実感がこもっていますね。
小田:外見とかスタイルとか、元々持っているものも大事ですけど、やっぱりその後の努力が大事。私は小さい頃から陸上とバレーボールをやっていたんですけど、きちんと努力していた時は必ず結果がついてきたし、ちょっとサボっちゃった時は全くついてこなかったので。諦めずに努力すること。それに尽きると思います。
― スポーツをすると諦めない精神が叩き込まれますよね。
小田:そうなんです。世界大会の時は運動やっててよかったなとすごく感じました。メンタル面が鍛えられていたんですよね。やらせてくれた親に感謝です。
小田はるかのスタイルキープ法、夢を叶える秘訣
― ではスタイルキープの秘訣についても伺います。幼い頃からスラッとされていたんですか?小田:いえ。幼稚園ぐらいの頃はぷくぷくでしたよ。身長が伸びるごとに縦に伸ばされていったんだと思っています(笑)。スポーツもしていたので、急激に太るとかはなかったですね。
― なるほど(笑)。大会のために特に意識して取り組んだことはありましたか?
小田:食事制限ではなく、筋トレを重視していました。もちろん暴飲暴食はしないで、常識範囲内の1日3食。私は上半身にはあんまりお肉がつかないんですが、下半身は筋肉がつきやすいタイプなんですよ。なので、腹筋とヒップアップを中心に、朝起きた後、仕事前と帰宅後の1日3回トレーニングしていました。
― そういった自分に合わせたトレーニング法も合宿で指導を受けるんですか?それともご自分で?
小田:受けましたが、メニューは自分で決めました。スポーツの経験からある程度自分の体のこともわかっていたので。
― そんなところにもスポーツの経験が活かされていたんですね。お肌もとても綺麗ですが、スキンケアで気をつけていることがあれば教えてください。
小田:すごく簡単すぎて申し訳ないんですけど、ニベアの青缶とハトムギ化粧水のみです。
― シンプル!
小田:本当に高いものも安いものもたくさん試しました。でもこれが一番良かったです。
― では、最後に読者へメッセージをお願いします。
小田:私もこの「ミス・グランド・ジャパン」に出場している最中も本当に自分に自信がなかったんですが、周りの方に支えてもらいながらやり抜いたことで今の私がいます。
今も100%自信があるとは言えないんですけど、この経験がひとつの自信に繋がりました。だから、自分に自信がないから諦めるんじゃなくて、やりたいことがあったらとりあえず挑戦してもらいたいです。挑戦して、自分が100%努力してもダメだったらその時に諦めればいいし、努力して道が開けたらそのまま突き進んでほしいと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
小田はるか(おだ・はるか)プロフィール
1994年4月21日生まれ/埼玉県出身/身長178cm/B82 W61 H88/股下91cmミス・グランド・ジャパン
世界的ミスコンテストのひとつ「ミス・グランド・インターナショナル」の日本大会。ミス・グランド・インターナショナルは、『STOP THE WAR』 をスローガンに抱え、世界3大コンテストに並ぶ話題のミスコンテスト。2013年に開始後、世界中で話題になりこの2018年度大会では78ヶ国が参加。急激な注目により、世界三大ミスコンに肉薄するまでに成長。来年秋に開催予定の2019年度世界大会は、100ヶ国以上が参加予定。ミス・グランド・ジャパンでは、平和の使者としての内面美を兼ね備え、平和のためのメッセージを世界へ発信できる女性を育成し、世界へ輩出している。
http://missgrandjapan.com/
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