<今田美桜インタビュー>月9「SUITS/スーツ」動き出す三角関係語る「大きな展開が待ってます」 中島裕翔ら共演者との裏話もたっぷり
2018.11.25 20:00
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女優の今田美桜(いまだ・みお/21)が、モデルプレスのインタビューに応じた。今年、数々のドラマやCM、雑誌などで注目を集め続けた今田は、フジテレビ系ドラマ『SUITS/スーツ』(毎週月曜午後9時~)で2度目の月9出演を果たした。インタビュー前編では、共演者とのエピソード、撮影現場の様子、今後の見どころなどを語ってくれた。
今田美桜が出演「SUITS/スーツ」とは?
同ドラマは、全米メガヒットドラマ「SUITS」が原作。主人公で敏腕弁護士の甲斐正午(織田裕二)のもとで、1度見たものは決して忘れないという驚異的な完全記憶能力を持つ天才フリーターの鈴木大貴(中島裕翔)が、経歴を詐称して“鈴木大輔”として働き、2人のタッグで様々な訴訟を解決する活躍を描いている。今田が演じているのは『SUITS/スーツ』のオリジナルキャラクター・谷元砂里。大貴を様々なトラブルに巻き込んできた悪友・谷元遊星(磯村勇斗)の妹で、大貴にとっては、経歴詐称をして弁護士になった秘密を打ち明けた唯一の存在。甲斐らが所属する弁護士事務所のパラリーガル・聖澤真琴(新木優子)と、大貴を巡って三角関係になっていく。
今田美桜、2度目の月9で「変わらず緊張」
― 2度目の月9出演が決まったときの心境を教えてください。今田:去年、この時期に『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』で月9に初めて出演させていただきました。ちょうど1年後に2回目ということで驚きもありましたし、1年前と変わらず緊張しています(笑)。
― 撮影が始まってからだいぶ経ちましたが、まだ緊張しますか?
今田:はい(笑)。砂里は唯一のオリジナルといいますか、原作では、遊星にあたるトレヴァー・エヴァンスの恋人役だったところが妹役に変わっているので、立場が変わったこところを見せられたらなと思っています。
― 台本を読んだ時、砂里にはどのような印象を持ちましたか?
今田:しっかり者なんだなって思いました。妹っぽいところもあり、お兄ちゃんが悪いヤツだからしっかりしてるんだなあという印象です。お兄ちゃんの事を「兄貴」って呼ぶところでも、しっかり者なところがでてるのかなあ。なかなか「兄貴」っていう妹はいないと思います。
― お兄ちゃんがヤンチャですけど、砂里も元々ヤンチャだったなんてことは…?
今田:ないですね、全然(笑)。反面教師というか、お兄ちゃんを温かく見守りつつ、言うときは言うキャラクターだと思っています。
― お兄ちゃんと大輔の間に入るのも難しい立場ですよね…。
今田:やっぱり大事なお兄ちゃんなので2人を会わせてあげたいけど、唯一秘密を打ち明けてくれて応援している大輔が、お兄ちゃんとの関係を絶つことは砂里としてはキツイ立場です。
中島裕翔・新木優子・磯村勇斗とのエピソード
― 中島裕翔さんとのシーンが多いと思いますが、現場の雰囲気はいかがですか?今田:中島さんは、すごく気さくな方です。私がブツブツセリフの練習をしていたら、急にセリフ合わせをしてくれたことも。あと、私が福岡出身だからか分からないですけど「漬物」のイントネーションがどうしても違って、それを現場でずっと「つけもの、つけもの…」って連呼していたんですけど、中島さん含めタッフの皆さんに「違う。今のも違う」って言ってくれました(笑)。
どうしてもそのフレーズがどうしても言えなくて、本番中も「今から言うぞ!」みたいな雰囲気が伝わっていたみたいです(笑)。大輔のマンションで、ご飯を食べるシーンでも、スタッフさんが「違う」って(笑)。
― 中島さんをはじめ、磯村さん、新木さんも年齢が近い方とのシーンが多いですよね?
今田:はい。新木さんも気さくで楽しい方で、この間インスタライブを一緒にさせていただいてたんですけど、色々聞いてくださってお姉ちゃんみたいな存在です。
― 撮影も折り返し地点を回ったところかと思いますが、印象に残っていることがあれば教えてください。
今田:兄貴役の磯村さんと私、どっちかがいると絶対に雨が降るっていうことが言われてまして、谷元兄妹は雨男雨女だっていう現場の雰囲気になっちゃいました(笑)。
― 撮影はロケが多いですよね。
今田:2人の撮影はロケしかないです。この間も兄貴が追われてるシーンで雨が降っちゃって、雨待ちでした。磯村さんも「雨が降ってその場所で撮れなかったんだよ」って言ってたことがあって、雨が本当に多いですね。私は「兄貴と違うぞ」ってところを訴えてるんですけど…。
― 今田さんが“雨女”なのはこの現場だけ?それとも以前から?
今田:この現場ぐらいです。でも、高校の時は雨女って言われてました(笑)。
今田美桜が印象に残っているシーン
― では、砂里として印象に残っているシーンは?今田:色々ありますけど、初めて聖澤さんと会ったシーンです。
― 弁護士事務所前で会った3話ですね。
今田:みんなからは大輔って呼ばれてるけど、砂里の中では大輔だし…っていう心の揺れには、砂里が大貴のことを小さい時から知ってるからこその思いも込められてるのかなと思うので、印象的でした。
― 4話で、砂里が大輔に会いに来て聖澤がすでに直したネクタイを「曲がってるよ」って聖澤の前で直すというシーンもドキッとしました。
今田:砂里は聖澤さんが直していたのを知らずにネクタイを直しちゃってるので、台本を読んだ時は笑っちゃいました(笑)。知らないまま直しちゃったのはちょっと罪だなとは思います。
今田美桜「ビックリするんじゃないかな」
― 大輔に惹かれながらも、それをストレートに言葉に出来ない役柄ですが、演じていての苦労、難しさを感じたことはありますか?今田:しっかり者っていうところが大きいので、現場では「もっと元気に、もっと明るく」ってよく言われます。そのあたりが苦労といいますか、ちょっと難しいなって思ってるところです。私自身砂里ほど明るくないっていうのもあるんですけど(笑)。
― ちなみに、今田さんがもし砂里みたいに三角関係だったら、ガンガン行くタイプ?それとも待ってしまう?
今田:いけないです。今の関係が崩れないような安全をとっちゃいます。
― では、今後の見どころもお聞かせください。
今田:徐々に大輔、聖澤さんとの三角関係が動いていくんですけど、8話は砂里的にすごく大きな展開が待ってます。ちょっと嫉妬心が顔に出ちゃう場面もあって、これまでとはまた違った女としての砂里が(笑)。私自身も今後どうなるのかなって思っているんですけど、観ているみなさんも結構ビックリするんじゃないかなと思っています。
※インタビューは、「2018年No.1ブレイク女優」として今年1年を振り返ってもらい、2019年の目標を語ってくれた後編へ続く。(modelpress編集部)
今田美桜(いまだみお)プロフィール
生年月日:1997年3月5日出身地:福岡県
身長:157cm
血液型:A型
趣味:語学勉強
特技:博多弁の早口言葉
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