快進撃を続ける女優・桜田ひよりが「Seventeen」専属モデルの道を選んだ理由 “初挑戦”も続々「勇気はすごく増しました」

桜田ひより「Seventeen」モデルに　その理由は？

― 今年の夏は「ミスセブンティーン2018」に選ばれて「Seventeen」専属モデルになりましたね。女優としてキャリアを重ねている中で「Seventeen」に挑戦するというのは正直、意外でした。

桜田：高校生になって新しいことを始めたいと思ったんです。高校生になる、ということは自分の中でとても大きな節目で、ずっと女優さんとしてお仕事をさせてもらってきましたが、もっと色々な環境に行って刺激を受けたいなと感じていました。
Seventeenはずっと前から読んでいた雑誌で、憧れていたので、チャレンジして良かったと思っています。夢が1つ叶いました。

― お披露目となった夏の学園祭では、すでに歓声もありましたね。

桜田：すごくすごく緊張しました。ステージが近づくまで、ずっと楽しくお喋りしていたのに、いざ舞台裏に行ったら突然、緊張しだして…（苦笑い）。でもお客さんの「きゃー」という声が聞こえて、温かいなと思いました。いらっしゃいと迎え入れてくれるような気がして、安心して飛び込めました。

― 撮影はどうですか？

桜田：編集部の方やカメラマンさんからポージングのアドバイスをたくさん頂いたので、家でたくさん練習して表情や角度を研究したら「前よりもだいぶ良くなったね」と褒めて頂けて！もっと頑張ろう、努力しよう、と思いました。撮影はまだ数回なんですが、終わった後に自分の写真をチェックして、改善点を見つけるようにしています。

― 「Seventeen」のモデルさんとは、もう一緒に撮影しているんですか？

桜田：はい。ただ、人見知りしちゃうのでまだ緊張して「大丈夫かな？」と毎回探り探り現場に行っています。

― 「Seventeen」に入って何か変わったことはありますか？

桜田：「Seventeen」は女の子の教科書みたいなキラキラしたイメージで憧れもあったのですが、自分がいざ入ってみて、私は読者の方に一番近い形でカメラに写りたいと思うようになりました。

それにファッションにすごく興味を持ち始めました。これまでは、個性がある洋服や柄物もあまり着なくて、黒や白など本当にシンプルな洋服が多かったんです。でも「Seventeen」に出るようになってからは「これは絶対に自分に似合わないような服だろうな」と思っていたテイストの服にもチャレンジするようになりました。今日のスカートも昨日買ったんですが、初めて着るようなスカートで！そういう洋服に対する勇気はすごく増しましたね。

― Instagramも始められましたし、新たな一面ですね。

桜田：本当に最近、ファンの方にも「おしゃれになったね」と言って頂くことが増えて嬉しいです。それに同世代の女の子が「どこのブランド？」とか「その服可愛い」とコメント欄で言ってくれて、るんるんってしています（笑）。

― 「Seventeen」の会見の時には「広瀬すずさんのようになりたい」とおっしゃっていましたね。

桜田：広瀬さんは「Seventeen」を引っ張っている方で、女子の憧れ。雑誌やドラマ、映画を見て、私にとっても本当に憧れの存在なんです。そんな広瀬さんが学園祭の時、新STモデルが出る直前に舞台袖で「頑張って、頑張って！」と声を掛けて下さって！忙しいのに、わざわざ私たちのところに来てくれて、それで安心した部分もあったので、やっぱりすごい方だなと思いました。

― 最近ではすずさんも永野芽郁さんもNHK朝ドラに抜てきされていますし、「Seventeen」といえば若手女優が続々輩出され、人気を得ていくイメージもあります。

桜田：私も朝ドラに出たいです。先輩方に続けるように頑張ります！

桜田ひより、今の悩みは？

― 女優としてだけでなく「Seventeen」の専属モデルになるなど、すごく順風満帆に進んでいるような気がしますが、悩みなどはあるんですか？

桜田：お散歩に行きたいです（笑）。最近気づいたんですけど、私はお散歩しながら景色や人を見るのがすごく好き。1人でも良いんですけど、友達と一緒にお散歩に行きたいな。電車に乗って遠出もしてみたいです。

― これまで行って良かった場所はどこですか？

桜田：友達と新江ノ島水族館に行ったのがとても楽しかったです。私、泳げないんですよ（笑）。でも水族館に行くと、自分が海の中に入った気持ちになれるので大好きです。特にクラゲが好きなので癒やされました。

桜田ひよりの夢を叶える秘訣

― 最後に夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

桜田：私もまだ追いかけている途中なのですが、自分の言葉に責任を持つことは大事だと思います。私は自分から「やりたい」と言って、この世界に入ったので、やると決めたからには最後までちゃんとやりたい。自分のことを応援してくれる人って絶対にいると思うので、その人を信じて自分の夢に向かって頑張ることが大事なんじゃないかな。

あとは無理をしないこと。無理しすぎると、本当にやりたいことが分からなくなってしまう時がくると思うんです。そういう時は、美味しいものを食べたり友達と遊んだり、自分が頑張ってることとは違うところでリフレッシュして、リラックスした状態でまた道に戻る。自分に対してのご褒美があった方が上手くいく気がします。

― そう考えた理由は何かあったんですか？

桜田：「祈りの幕―」の時は「私がこういう状況だったらどうするだろう」とか、マイナスな感情を自分の中でかき集めていたこともあって、自分の考え方もマイナスな方向に引っ張られてしまったんです。でもその気持ちを溜め込んでいたら心にも体にも良くないので、絶対にやめようと思って、ご褒美を買ったり、美味しいものを食べたりして、気分を入れ替えていました。私、1つの現場が終わると、自分にご褒美でちょっとたくさんお買い物をするんです。最近もお仕事が無事終わったので、秋物をたくさん買いました。

― 大事なことですよね。ありがとうございました。

（modelpress編集部）

桜田ひより（さくらだ・ひより）プロフィール

生年月日：2002年12月19日
身長：159cm
出身地：千葉県
趣味：ぬいぐるみ集め