若月佑美(C)モデルプレス

「今日から俺は!!」若月佑美インタビュー 福田雄一監督から“一瞬”で見出され抜擢、橋本環奈・清野菜名との絆「この出会いを大事にしたい」

2018.10.21 08:00

日本テレビ系 新日曜ドラマ『今日から俺は!!』(毎週日曜よる10時30分)に出演する乃木坂46若月佑美(わかつき・ゆみ/24)がモデルプレスのインタビューに応じた。累計4000万部を超える西森博之氏のヤンキーギャグ漫画をヒットメーカー・福田雄一監督が実写化。若月はドラマオリジナルキャラクターである京子(橋本環奈)を慕うスケバン、川崎明美を演じる。

  

若月佑美、役作りで黒染め2回「それだけやる価値のある役」

― ヘアメイクと衣装のインパクトがすごいですね。

若月:なかなかやることのないスタイルですよね(笑)。でも周りの方からは「しっくりきてるね」っていう評判をいただいてます(笑)。

若月佑美(C)モデルプレス
― すごく似合ってます。外ハネ具合が絶妙です。

若月:まさか地毛でやると思ってなかったです(笑)。イメージが中森明菜さんということだったので、下の方は長いまま残して、サイドの髪は後ろに流せるように短めに切ってもらいました。あとは色を真っ黒にするために美容室で黒染めを2回(笑)。

― 2回!

若月:1回目に入れたときはやっぱりすぐ落ちてしまって…。2回目はもう絶対落ちないようにもっと濃い黒を入れてもらって、そこから結構落ち着きました。

― キレイな髪が傷んでしまいそうですが…。

若月:そうですね(笑)。でもそれだけやる価値のある役だなと思って。

― カッコいいです。福田組への起用が続いていますが、今回の役はいかがですか?

若月:「スマートモテリーマン講座」という舞台で福田さんとご一緒させていただいた時、主人公の夢の中で私がヤンキーになっちゃうというシーンがあって一瞬だけヤンキーになったんですが、それを見た福田さんが「良い!」と言ってくださって(笑)。本当にその一言の台詞から、今回この川崎明美という役を私にくださったそうです。

― その一瞬で見出されたんですね!

若月:明美は原作にはいないドラマオリジナルのキャラクターなので、だからこそなにかしら意味がないといけないなと思っています。明美は橋本環奈ちゃん演じる京子さんの“舎弟”のような位置づけなので、京子ちゃんが活きるようなキャラじゃないといけない。京子さんとコントラストをつけて、より面白くなるようにと思いながら演じています。

若月佑美(C)モデルプレス
― 台本も拝見したんですが、明美が空気を読まずに伊藤(伊藤健太郎)の前でぶりっ子している京子にスケバン口調でツッコんでしまうところがすごく好きです。

若月:ありがとうございます。2話は特にそういうシーンが多いんですけど、明美は京子さんを慕っているからこそ、伊藤にスケバンだってことを隠してるのが信じられないんです。「京子さんはいつももっとツッパってるじゃないですか!」ってガンガンにアピールしたくなる明美の気持ちもわかるし、もう空気をぶち壊す勢いで頑張りました(笑)。

― 現場の雰囲気はいかがですか?

若月:楽しく笑いの溢れた現場です。私、レギュラーで連続ドラマに出演するっていうのがほぼ初めてで。乃木坂でやったことはあるんですけど、1人では初めてなので、すごくドキドキして「どうしよう…」っていう不安な気持ちもちょっとあったりもしたんですが、クランクインしたらそんな気持ちは吹き飛びました。スタッフさんも本当に優しく丁寧に教えてくださいますし、福田監督も決める部分の指導はもちろんなんですけど、それ以外の部分は任せてくださったりとか、そういうところにすごく優しさを感じます。でも、なんかもうキャラクターが“バケモノ揃い”なので(笑)。

― 本当ですよね。キャラが薄い人は1人もいない(笑)。

若月:そうなんですよ。いい意味で盛りだくさんで、おもちゃ箱みたい。どこを見てもいろんなキャラクターといろんな個性がぶつかりあっていて、すごく面白いなと思います。

― 清野菜名さんから、橋本さんや若月さんとは急速に仲良くなったと伺いました。

若月:最初は菜名ちゃんが一緒のシーンがあまりなくて、ちょっとだけお話をさせてもらうくらいだったんですけど、環奈ちゃんが現場に入ってきてからは3人で話すことが一気に増えました。環奈ちゃんが本当に明るくてムードメーカーで、壁を壊してきてくれたんです。たこ焼きパーティーをしたりとか、撮休の日には2人で乃木坂のライブを観に来てくれました。その日、乃木坂がライブの後すぐに歌番組に出演することになっていて会うことができなかったんですけど、それを聞いた環奈ちゃんが「じゃあ若の家行くわ」って(笑)。

― 行動的!

若月:ひたすらライブの感想を言ってくれて、帰っていきました(笑)。すごく嬉しかったです。菜名ちゃんの家に行ったり家に来てくれたりもしますし、近々たこ焼きパーティー第2弾もやる予定です。

― 本当に仲良し。一生の友達ですね。

若月:本当に。乃木坂のメンバー以外でお家に行ったりとか、ライブに来てもらったりすることは今までなかったので。この出会いを大事にしたいなと思います。

― お芝居の面でも、お2人から刺激を受けることが多そうですね。

若月:本当にたくさんの刺激をもらっています。今、私はアイドルですけど、将来は女優さんになりたいという夢があるので、先輩の2人からいろんな話を聞けてすごく嬉しいですし、学ぶことも多いです。一緒に現場にいて、「こういう言い回しだとこんなに伝わるんだ」とか、2人がいてくれるのといてくれないのでは全然違ったと思います。

― 賀来賢人さんや伊藤健太郎さんの印象は?

若月:賀来さんも健太郎くんも「さすが」って感じでしたね。クランクイン初日から「やっぱりすごいな」と思いました。

賀来さんは打ち解けるスピードが本当に早くて。初めましての段階からいろいろ質問してくださったりしてすごく優しかったです。健太郎くんも、初めはあんまり関わるシーンがなかったのでお話できなかったんですけど、今ではイジりあうくらいの仲にはなりました(笑)。健太郎くんは多分男の子の中ではイジられるポジションなんですけど、私も女子の中ではイジられる側なので(笑)。キャストの皆さんが壁や芸歴も関係なくすごくフランクに接してくださるので、本当に嬉しいです。

若月佑美(C)モデルプレス
― では、最後に演じる明美の見どころをお願いします。

若月:明美ちゃんはオリジナルキャラではあるんですけど、意外と重要な場面で出てきたりします。京子さんをはじめほかのキャストさんを活かせるようなポイントになれればと思って演じたので、ぜひそこも見ていただきたいです。私は低い声がコンプレックスだったんですけど、それが逆に活かされる時が来ていると思うので私の叫ぶところにもぜひ注目してほしいです!

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

ドラマ『今日から俺は!!』第2話あらすじ

ある日、道を歩いていた三橋(賀来賢人)は同級生の風紀委員にして武道の達人・赤坂理子(清野菜名)から肩が当たったと難癖をつけられる。理子の態度が気に入らず、家に帰っても落ち着かない三橋は、父・一郎(吉田鋼太郎)から「恋をしている」と指摘されるが、ムシャクシャするのは理子をぶっ飛ばしたいためだと結論付ける。

翌日、全員つっぱりの最強校・開久の生徒が、女装趣味の男子生徒・石橋と吉村を探して軟高を嗅ぎ回っている、という椋木(ムロツヨシ)の話を聞いた伊藤(伊藤健太郎)は、先日倒したヤクザの件で、偽名を使った自分たちが狙われていると気づき焦る。三橋に危険を知らせようとするが、上の空の三橋は理子を追って街に出かけて…。

三橋を探しに街に出た伊藤は、偶然、喧嘩している京子(橋本環奈)に遭遇。スケバンはやめたはずでは…とショックを受ける伊藤に、京子は必死に取り繕う。一方、三橋と伊藤を探す開久の番長・片桐智司(鈴木伸之)と卑劣なNo.2・相良(磯村勇斗)は三橋たちが使っていた偽名のせいで難航する捜索に苛立ちを強めていた。 その頃、街でやっと理子を見つけた三橋だったが、理子はチンピラに絡まれていて…。

そして、理子を倒すつもりが、なぜか理子の家の道場にやってきた道場破りと戦うことになって…!?
【Not Sponsored 記事】

あわせて読みたい

  1. 乃木坂46新内眞衣、卒業発表の若月佑美との思い出語る 絆深めたきっかけは?

    モデルプレス

  2. 卒業発表の乃木坂46若月佑美、決意した経緯・現在の心境告白「すごい寂しさがきた」

    モデルプレス

  3. 生駒里奈、乃木坂46若月佑美の卒業発表にコメント

    モデルプレス

  4. 乃木坂46を卒業発表 若月佑美、女優として活躍「二科展」7年連続入選…多彩な才能光る<略歴>

    モデルプレス

  5. 乃木坂46、西野七瀬に続き若月佑美が卒業発表 人気メンバー続々卒業でファン衝撃

    モデルプレス

  6. 乃木坂46若月佑美、グループ卒業を発表 理由と今後について明かす

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 1月のカバーモデルは「25年ヒット予測」俳優部門に選出された木戸大聖

    特集

  2. 1月のカバーモデルは「25年ヒット予測」女優部門に選出された出口夏希

    特集

  3. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  4. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  5. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  6. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  7. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  8. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  9. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  10. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    奥平大兼「御上先生」撮影で感じた松坂桃李のすごさ「学園モノをやっていないと見られない」気づきとは【インタビュー】

    モデルプレス

  2. 02

    松坂桃李「僕は強い人間ではありません」理想の夫婦像・夢を叶える秘訣から見えた生き方【「雪の花 ―ともに在りて―」インタビュー後編】

    モデルプレス

  3. 03

    「地獄の果てまで連れていく」脚本家イ・ナウォン氏、日韓で異なるドラマ制作方法語る「暗黙の了解とされている」

    モデルプレス

  4. 04

    日本版「わかっていても」ヒロイン南沙良インタビュー「すごく心強かった」横浜流星からの言葉

    モデルプレス

  5. 05

    「海に眠るダイヤモンド」神木隆之介ではない“本物の鉄平役”はどうやって決まった?演じた本人・百蔵充輝に聞いた、壮大なネタバラシの裏側【インタビュー】

    モデルプレス