「今日から俺は!!」橋本環奈インタビュー 福田雄一監督への絶対的な信頼「役を生きる」徹底したプロ意識
2018.10.11 16:30
views
日本テレビ系 新日曜ドラマ『今日から俺は!!』(10月14日よる10時30分スタート)に出演する橋本環奈(はしもと・かんな/19)がモデルプレスのインタビューに応じた。累計4000万部を超える西森博之氏のヤンキーギャグ漫画をヒットメーカー・福田雄一監督が実写化。橋本は伊藤真司(伊藤健太郎)の彼女になりヤンキーから足を洗ったが、怒ると時々ヤンキー節が炸裂してしまう“スケバン”ヒロイン、早川京子を演じる。
橋本環奈、福田監督に全幅の信頼
― ドラマでは初めての福田組になりますが、現場はいかがですか?橋本:ドラマでも福田組は変わらず、というか同じ雰囲気です。福田組にたくさん出ている方もいれば今回が初めての方もいらっしゃるんですが、やっぱり楽しいですね。
― 橋本さんも福田組の常連になりつつあると思いますが。
橋本:いやいや全然です!最近たまたま立て続けに出させていただいてますけど、ムロ(ツヨシ)さん(佐藤)二朗さんがいらっしゃるので恐縮です。
― 福田監督にもお話を伺ったのですが、「カンカンがいたら面白いことが起きそうだなと思ってキャスティングしている」とおっしゃっていました。
橋本:本当ですか?めちゃくちゃ嬉しいですね(照)。私は全然“笑い”というものを知らないですし、もう福田監督を信じるしかない。でも、監督が面白いって言うものは絶対面白いんだろうなと思えるので、監督が言ってくださることを忠実に再現するだけです。でも、それこそ福田組常連のムロさんや二朗さん、賀来(賢人)さんとかは監督が言う前にやるんですよ。それが一番難しいと思うんですけど、やっぱりすごいなと思います。
橋本環奈、プライベートでもヤンキー口調に
― 京子の衣装とヘアメイクはすごいインパクトですね!橋本:ありがとうございます。私はどうしても地毛の長さが足りなくてウィッグなんですが、80年代って私にとって生まれる前の時代なので、全てが未知の世界というか、ファンタジーな感じがしちゃいます。
― メイクも普段の雰囲気とは全然違ってびっくりしました。
橋本:全然違いますよね。普段よりもアイメイクも口紅も濃いですし。今のメイクでこんなにブルーのシャドウは入れないですよね(笑)。
― ファンタジーに近いという世界観の中で、ヘアメイクが役作りの手助けになった部分もありましたか?
橋本:ありますね。このウィッグをかぶることもそうですけど、衣装も含めてやっぱりビジュアルを寄せることによって自分の気持ちも寄っていく感覚があります。
― スイッチが入るというか。
橋本:そうですね。私、普段から“役になりきる”という感覚になったことがなくて。“役を生きる”という感じなので、今回もプライベートで友達から「なんか環奈、ヤンキー口調だね」って言われたりして(笑)。私は口調が移ってることに気づいてなかったんですよ。キャスト発表前だったので、友達もびっくりしてました(笑)。
― 京子は彼氏の伊藤(伊藤健太郎)といる時とスケバンの時のギャップが見どころになりそうですね。
橋本:そうですね。伊藤とのバカップル加減はかなり面白いと思いますし、そのギャップは笑っていただけるんじゃないかな。
橋本環奈、清野菜名&若月佑美とたこ焼きパーティー開催
― 女性キャストの若月佑美さんや清野菜名さんともすごく仲が良いですよね。若月さんのブログでたこ焼きパーティーをしたというのを拝見しました。橋本:そうなんです。3人で菜名ちゃんの家でタコパをしたり、若の乃木坂46のライブにも菜名ちゃんと行ってきました!撮影中に若の誕生日があったんですけど、誕生日プレゼントにたこ焼き器をもらっていたので、「今度は若の家でもみんなで集まってやろう!」って話をしてます。
― 「今日から俺は!!」現場はなぜそんなにたこ焼きが流行っているのでしょうか(笑)?
橋本:なんでだろう!?でも、私も菜名ちゃんもたこ焼き器持ってるので、スタッフさんがじゃあ若にも!って思ってくれたのかもしれません(笑)。でも、このままだと誰の家に行ってもタコパになっちゃう(笑)。他にもプレートが付いてるので、次はチーズタッカルビをやろうという話をしました。
― 楽しそうです!では最後に演じる京子の見どころをお願いします。
橋本:本当にこの理子という役はさっきもお話したようにギャップが激しいんですが、彼氏の伊藤がツッパる女が嫌いだから伊藤の前だけは可愛い女の子でいる、という実はとてもまっすぐな女の子です。福田組ならではのコメディ色が強い部分もたくさんあるので、注目していただきたいですね。
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
ドラマ『今日から俺は!!』第1話あらすじ
“ツッパリ”全盛期の1980年代。平凡な日常に疑問を感じていた高校生・三橋貴志(賀来賢人)は、転校を機に金髪パーマにイメチェンし、生粋のつっぱりを装って転校デビューをする。しかし、転校先の私立軟葉高校への登校初日、同じく転校生として現れた激しいトゲトゲ頭のつっぱり・伊藤(伊藤健太郎)の姿を見た三橋は愕然。実は伊藤も前日に同じパーマ屋で鉢合わせた「今日からつっぱり」として転校デビューを狙う同類だったのだ。昨日までつっぱっていなかった自分の正体を伊藤にバラされないかと焦る三橋だが、早速クラスの不良たちに目をつけられ、屋上に連れ出される。得意の卑怯な手で相手の隙を突こうとしたその時、正義感が強く弱い者いじめを嫌う伊藤が助けにやってきて、喜ぶはずの場所で怒る三橋!「俺が弱い前提で話進めるんじゃねえ!ウニ頭!」すると伊藤も「ウニって言うんじゃねえ!」と怒る。なぜか三橋と伊藤のケンカが始まる。そんな中、偶然とラッキーが重なって、気づけば2人は10人の不良を相手に勝利!これを機に「今日からつっぱり」という同じ秘密をにぎり合う三橋と伊藤は相棒としてつっぱり道を歩むことに。
三橋家では、息子の突然の変貌に戸惑いつつも、どこかずれた父・一郎(吉田鋼太郎)と母・愛美(瀬奈じゅん)との平和な日常が続き、クラスではお調子者の教師・椋木(ムロツヨシ)のもと、摩擦のない高校生活が続くかに見えた。
しかし、二人の噂を聞きつけた成蘭女子校のスケバン女子たちが三橋を訪ねてくる。面倒な用件を伊藤に押し付けようとする三橋だが、番長の京子(橋本環奈)と明美(若月佑美)が可愛いと見るや態度を一変。成蘭女子に絡みにくるしつこい男たちを追い払って欲しいという頼みを引き受けるのだったが…
【Not Sponsored 記事】