広瀬すず×平手友梨奈、夢の対談が実現!(C)モデルプレス

<広瀬すず×平手友梨奈、夢の対談が実現>緊張の初対面、お互いの映画を見た感想、欅坂46を好きな理由…【「SUNNY 強い気持ち・強い愛」「響 -HIBIKI-」】

2018.08.30 08:40

女優の広瀬すず(ひろせすず・20)、欅坂46平手友梨奈(ひらてゆりな・17)、ティーンを中心に、いや全世代から注目を集める二人の対談が実現した―――。映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(8月31日)、映画『響 -HIBIKI-』(9月14日)の公開を記念した夢の企画。広瀬が『ちはやふる』(16年3月公開)で映画初主演を務めたのが17歳、そして現在17歳の平手も『響 -HIBIKI-』で映画初主演に挑む。

二人をつなぐキーワードは“17歳”のほか、TOKYO FMのラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』内「GIRLS LOCKS!」。今回の対談は同番組のメインパーソナリティであり、番組を通して二人をよく知る「とーやま校長(※お笑いトリオ「グランジ」遠山大輔)」が仕切った。かねてから広瀬はTwitterで平手に言及するほど欅坂46に興味を持っており、一方の平手も対談の実施が決まってからこの日を楽しみにしていたという。

広瀬、平手の順に笑顔でスタジオ入り、そして緊張の初対面―――。全くお互いの顔を見られない二人、見るように促されて余計に照れてしまう二人……。対談開始、緊張する平手をリードする広瀬のお姉さんぶり、少しずつ笑顔がこぼれ出す平手、とーやま校長も交えた三人の思わずニヤけてしまうやり取りまで、モデルプレスはその模様をできる限り空気感そのままにお届けする。【前編】

  

広瀬すず×平手友梨奈、緊張の初対面

広瀬すず×平手友梨奈(C)モデルプレス
とーやま校長:お互い初めて会うでしょ?

広瀬:はい。

平手:初めてです。

とーやま校長:お互いに第一印象は率直にどう?すずちゃんは友梨奈ちゃんを見て。

広瀬:本物だ~って。テレビで見たことがある、見てる人だ~ですかね(笑)。

とーやま校長:友梨奈ちゃんは?今、すずちゃんを…

広瀬:めっちゃ見てる(笑)。

平手:え、髪型がどうなってるんだろうなって思って(笑)。

とーやま校長:髪型?

平手:役者さんって役によって髪型とか変わるので、どういう感じなのかなって思ってました。そうしたらすごいボブで。

とーやま校長:今は役も抜けたからこういう髪型なんだよね。今日の髪型は特に意識しているものはない?

広瀬:はい。

広瀬すず×平手友梨奈(C)モデルプレス
とーやま校長:(まだぎこちない二人を見かねて)じゃあちょっと1回、お互いを3秒見てみようか(笑)。

平手:いやぁ…(照れて見ない)。

広瀬:この空間が緊張するんですよね!スタッフさんや記者さんが全員こっちを見てるから!それすごくわかります(笑)。

とーやま校長:(それでもめげずに)1回ちゃんと見てみた方がいいよ、まだちゃんと見てないでしょ。

平手:いやぁ…(やっぱり照れる)。

広瀬:(笑)。

とーやま校長:一瞬だけ!一瞬だけ!

平手:ちらっとはさっき…(絶対に折れない)。

平手友梨奈「解散したとしても集まれる関係でいたい」

広瀬すず×平手友梨奈(C)モデルプレス
とーやま校長:(ついに折れる)じゃあ始めようか(笑)。今回、お互いの映画を見たということで、まず『SUNNY』の話から!17歳の友梨奈ちゃんから見て90年代の世界はどういう風に見えた?

平手:女子校のコギャルたちが描かれていて、本当にあんな感じだったの!?って思いました。

とーやま校長:今では想像がつかない飛び抜けた世界にちょっと信じられないところもあった?

平手:そうですね。私は実際に90年代を生きていないから、あれがリアルなのか、それとも映画だからちょっと盛っているのか、それともちょっと違うのかわからなくて、どうなんだろうな、って。

とーやま校長:すずちゃんもさ、当然、90年代のあの時代は見てないわけじゃん。そのへんに関して撮影で学んだことはあった?

広瀬:ギャル雑誌『egg』の創刊に携わっていた、米原(康正)さんっていう、みんなから“ヨネちゃん”って呼ばれている方がいるんですけど、クランクイン前にその方からコギャル講義のようなものがあって。そこでベースのイメージは作れたんだと思います。

とーやま校長:じゃあ、すずちゃんも「本当にこういう世界はあったんだ!」っていう感覚?

広瀬:あったんだって感じですね。

広瀬すず×平手友梨奈(C)モデルプレス
とーやま校長:俺はまさにこの時代の高校生なの。みんなルーズソックスを履いて、映画でかかっていた音楽も聞いていたし、本当にもうこのままだった。もしもあの世界に自分がいたとしたら、友梨奈ちゃんはどんな高校生活を過ごしていたと思う?

平手:自分がですか!?え~…想像つかないです。でも『SUNNY~』で描かれていたように、強烈な思い出を共にする友だちがいる友情関係とかはすごく素敵だな~って思いました。

とーやま校長:今、欅坂46でも仲間と一緒にやっているわけだけど、そこになにか通じるところはあった?

平手:え~どうだろう…でも例えば、解散したとしても集まれる関係でいたいなって思いました。

広瀬すず、映画でダンス「撮り終わって映像を見たとき、みんな泣いていました」

広瀬すず×平手友梨奈(C)モデルプレス
とーやま校長:なるほど。90年代の音楽はどうだった?

平手:TRFさんの『EZ DO DANCE』は知っていました!でも物語も見たいし音楽も聞きたいので、たまにどっちに集中していいのか難しかったです(笑)。

とーやま校長:すずちゃんはどうだった?この90年代の曲で知っているのあった?

広瀬:世代ではないですが、全部聞いたことはありました!

とーやま校長:今でも撮影中でも特に思い出深い曲はある?

広瀬:もともとPUFFYさんやCHARAさんとかは大好きだったので、メイク中にもかけてもらって、それを聞いてから現場に入るとかはしていました。

広瀬すず×平手友梨奈(C)モデルプレス
とーやま校長:友梨奈ちゃんはちょっと昔の曲を聞いてみようかなって思うことはある?

平手:それこそ去年、大阪の登美丘高校のダンスがブームになって、ミュージックステーションに出たときもその特集があったので、80年代とか90年代の曲が流行ってるんだな、聞いてみようかなって思ったことはありました。だから『SUNNY』も若い人が見ても楽しめるんだなって思いました。

とーやま校長:ダンスといえばすずちゃん、みんなで最後に踊るダンスはどうだった?

広瀬:それまで練習はしてたんですけど、実際に全員であの格好になって踊るっていうのは当日までなかったので、現場に行かないとそのシチュエーションがわからなかったんです。

校長:そうなの?

広瀬:はい。でもすごく楽しかったのを今でも覚えています。撮り終わって映像を見たとき、みんな泣いていました。あのシーンの撮影で、みんなの『SUNNY』への想いみたいなものを共有することができたなってすごく思います。

広瀬すず、欅坂46が好きな理由「本当にカッコいい」

広瀬すず×平手友梨奈(C)モデルプレス
とーやま校長:二人といえば、いや俺も!みんな『SCHOOL OF LOCK!』なんだよ。すずちゃんはラジオでも、あとTwitterとかでも欅坂46のことを言ってたよね。

広瀬:なんか、いいな~と思って。自分たちのロードを作っている感じが。流されてるとは違うけど、わりと女性って自分の周りの人たちより、上じゃなくて同じの方が安全だなとか、そういう考えがあるなって勝手に思っていて。自分の力、自分たちの力でなにかしようとか変えようとかっていう感じは本当にカッコいい。『SUNNY』でもそう思ったし、それよりも前から、私もそうでいたいなって欅坂46を見て思っていました。

※後編に続く。

(modelpress編集部)

映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(8月31日公開)

『モテキ』の大根仁監督最新作で、主演・篠原涼子のコギャル時代を広瀬すずが演じる、最強の“笑って泣ける青春音楽映画”。空前のコギャルブームに沸いた90年代に、青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ“サニー”のメンバー6人は、20年以上のときを経てそれぞれ問題を抱える大人になっていた。 専業主婦の奈美は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香と再会するが……。

8月31日(金)より、全国東宝系にてロードショー
監督・脚本/大根 仁 音楽/小室哲哉
出演/篠原涼子、広瀬すず、板谷由夏、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美 ほか
(C)2018「SUNNY」製作委員会

映画『響 -HIBIKI-』(9月14日公開)

「マンガ大賞2017」の大賞を受賞した大人気原作の実写映画化となる『響 –HIBIKI-』。主人公・鮎喰響を演じるのは、今作が映画初出演・初主演となる平手友梨奈。響の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみ役には北川景子。そのほかアヤカ・ウィルソン、柳楽優弥、小栗旬といった実力派俳優陣が脇を固め、監督には月川翔、脚本は西田征史が務める。処女作で直木賞・芥川賞のWノミネートという歴史的快挙を達成してしまうほどの才能に加え、何があっても自分の信念を曲げない姿勢で周りの常識や建前に囚われた人間たちに対して、彼らの価値観をも変えてしまうほど大きな影響を与えていく人間ドラマを描く。

9月14日(金)より、全国東宝系にてロードショー
監督/月川翔 脚本/西田征史
出演/平手友梨奈  アヤカ・ウィルソン 柳楽優弥 ・ 小栗旬 / 北川景子
(C)2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会 (C)柳本光晴/小学館

広瀬すず(ひろせ・すず)プロフィール

1998年6月19日生まれ。静岡県出身。2012年、女性ファッション誌『Seventeen』の“ミスセブンティーン”に選ばれ専属モデルとなる。『幽かな彼女』(13年/CX)で女優デビュー。『学校のカイダン』(15年/NTV)で連続ドラマ初主演。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にエントリーされた『海街diary』(15年)では、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の賞を受賞。主な映画主演作に『ちはやふる』三部作(16年・18年)、『四月は君の嘘』(16年)、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(17年)、『ラプラスの魔女』(18年)など。NHK連続テレビ小説『なつぞら』(19年上半期放送予定)を控える。

平手友梨奈(ひらて・ゆりな)プロフィール

2001年6月25日生まれ。愛知県出身。2015年8月に結成された、秋元康総合プロデュースの女性アイドルグループ「欅坂46」のメンバー。2016年デビューシングル『サイレントマジョリティー』から最新シングル(7作目)『アンビバレント』まで、グループの圧倒的センターとして存在。その存在感は中高生を中心に多くの著名人からも支持を集める。映画『響 -HIBIKI-』が映画初出演にして初主演となる。
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