<女子アナの“素”っぴん/永尾亜子アナ>「お台場ワンガン娘」メインボーカル抜てきで注目の的「ミュージカル女優になりたいという夢は諦めていません」【「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載】
2018.08.16 17:00
views
「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載『女子アナの“素”っぴん』―――― Vol.19~20は2016年入社の永尾亜子(ながおあこ・24)アナウンサー。
「才色兼備」と呼ばれる彼女たちも1人の女性。テレビ画面から離れたところでは、失敗して泣いていたり、悔しくて眠れなかったり、自分の居場所に悩んでいたり…。それでも気持ちを落ち着かせて、どうしたら視聴者に楽しんでもらえるのか、不快感を与えないのか、きちんと物事を伝えられるのか、そんなことを考えながら必死に努力をしている。本連載ではテレビには映らない女性アナの“素”(=等身大の姿)を2本のインタビューで見せていく。前編はこれまでのアナウンサー人生を振り返りながらターニングポイントに迫るもの、後編は彼女たちが大切にする「5つの法則」をメイク・ファッション・体調管理といったキーワードから問う。
――――三上真奈アナの後を引き継ぎ、10人目に登場するのは永尾アナ。※後編(Vol.20)は9月1日に配信予定。
永尾アナ:毎日が本当に楽しいので、思い返すとすごく辛いというようなことはありません。ただ、オンエアではうまくいっているように見えても自分の中では「もっとこうするべきたったな」と納得のいかないことが多く、毎日のように悔しい思い失敗をしているので、落ち込むことは日常茶飯事です。3年目の今でもミスをして、こっそり泣くことも(苦笑い)。1日中、ひどい時は次のオンエアや取材でも、失敗を思い出してしまい、ビクビクしながら仕事に行くこともあります。
― そういう時はどうやって乗り越えるんですか?
永尾アナ:周りの人たちと積極的にコミュニケーションを取るようにしています。例えば取材に行った時には「今日の取材どうでしたか?」とか「今日のインタビューどうでした?」と現場のディレクターやアナウンサーの先輩に自ら相談しています。入社3年目で後輩もできたとはいえ、現場では周囲はほとんど目上の人で私より経験も知識もある。自分の弱いところをさらけ出して、相談をする。するとみなさん親身になってアドバイスをくれたり、励ましてくれたりするんです。そうやって信頼関係を築いていき、今では少しずつ「頑張っているな」と思ってもらえるようになったと思います。
4月から「めざましテレビ」を担当していますが、最初の頃は、原稿を言い誤ってしまったり、フリートークでミスをしてしまったりした時に、「周りのスタッフさんに、どう思われているんだろう」と恐れて、自ら遠ざかっていました。ですが、ある時「あの時、言い誤ってしまってすみませんでした」と自分から謝るべきだな、と気づいて。しっかり過ちと向き合って「すみませんでした」と言うことで自分自身に「次はもう同じ間違いはしないぞ」と言い聞かせてもいます。また、周りの人からも「永尾には強く言っていいんだ」と思ってもらえたようで。ミスをして何も言われないのは結構辛いのですが、最近はガツンと怒ってもらえるのでありがたいです。
― なるほど。そのようにして成長してきたんですね。
永尾アナ:はい。今はとにかく毎日毎日、1個1個クリアしていっているような感覚です。今のところ特に大きな成長のターニングポイントはありませんが、毎日の積み重ねでここまでこられたと思います。
― これまでは「みんなのニュース」で報道を担当し、4月から「めざましテレビ」のエンタメコーナーということで、大きく環境が変わったかと思います。
永尾アナ:そうですね。ですが、私は新しい環境に行くことも嬉しくて。それに伝える内容は全く違いますが、仕事に対する自分の姿勢や熱量は変わっていません。とにかく一生懸命やっているので、今が楽しいです。
― 最初は報道志望だったんですか?
永尾アナ:入社して最初に出させてもらった「ダウンタウンなう」で「報道志望です」と公言してしまったんですけど、本当は「やらせてもらえることは何でも頑張ってやる」と自分の中で決めていたので、報道でも、情報でも、バラエティでも何でも全力でやるつもりでした。
正直「何をするか」よりも「誰と働くか」が大事だと思っているので、一緒に働く人を大事にしたいんです。番組はひとつのチームだと思うんです。テレビを見てくださる視聴者のために情報をお伝えするのはもちろん大切ですが、一緒に働く人たちのためにもアナウンサーである自分が番組の顔として頑張ろう、そんな気持ちで働いています。もちろん旅番組や音楽番組をやりたいな、という気持ちもありますが、「そこじゃないと嫌」という気持ちはありません。
永尾アナ:ないです(苦笑い)。正直、今も毎回何かしらの反省が残ります。完璧に上手くいったことなんて一度も無いです。なので、本当にちょっとしたことで嬉しさを感じています。たとえばこの間、お笑い芸人の千鳥さんへインタビューをしたのですが、その内容が結構盛り上がって、スタジオで軽部(真一)アナが爆笑してくれたこととか。些細なことかも知れませんがすごく嬉しかったですし、毎日がその積み重ねです。
― インタビューをする時に心がけていることはありますか?
永尾アナ:嘘をつかないことです。「みんなのニュース」ではフィールドキャスターとして一般の方にインタビューする機会が多かったのですが、最初の頃は、自分で予習する時「こういう流れでまとめたいな」と考えながら話を聞いてしまうことがあったんです。でも、それは違うんじゃないかな、と思って、相手が本当にお話したいことをそのまま聞くようにしました。
― では今、お仕事をする上で心がけていることや準備をしていることはありますか?
永尾アナ:今はエンタメを担当し始めたばかりなので、まず知識を増やすことが大事だと思っています。映画も本も音楽もミュージカルも全部好きだったので、エンタメは得意だと思っていましたが、実際に入ってみると、軽部さんや周りの皆さんがすごく詳しくて…。その話に入っていけるように勉強していますし、自分が興味のあるものはもちろん、今まで触れてこなかったようなジャンルのものまで意識的に接するようにしています。最近はK-POPやラップの面白さに気づきました。フリースタイルのラップって、これまで少し怖い印象だったんです。でも、実際に見てみると頭の回転がすごく早くて面白い!あんな即興でできるなんてカッコいい、と思いました。
― なるほど。今、とてもお仕事が充実している印象ですが、逆に悩んでいることはありますか?
永尾アナ:小さいころから人前で話すことが得意ではなかったので、もっと上手になりたいです。本当に初歩的な悩みで恥ずかしいのですが、映画やライブを見た感想を30秒~1分くらいにまとめて言うことが苦手で…。言いたいことが多すぎてまとまらないんです。なので最近は短いコメントをすぐに言えるようにメモをとったり、口に出したりして練習しています。
永尾アナ:フジテレビは、人が良いです。一緒に仕事をしている人が本当に良い人なんです。スタッフさん達もアナウンサーを温かく見守ってくれるし、失敗しても寛容に受け入れてくれます。そして何より明るく楽しい会社です。
アナウンサーとしても、様々なチャンスが多いと思います。色々な番組を担当させてもらえますし、テレビでの仕事以外にも「お台場ワンガン娘」としてa-nationに出させて頂くような仕事(※)や、イベントもあります。色々なチャンスがある点が魅力だと思います。それに本当に、一人ひとりの良いところをちゃんと引き伸ばしてくれる会社です。
※フジテレビの夏の恒例イベント「ようこそ!!ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2018」のPR隊を務める、同局女性アナで結成された「お台場ワンガン娘」。国内最大級の夏フェス「a-nation 2018」東京公演最終日に出演することがすでに決定し、女性アナは、「お台場ワンガン娘」と称し、倖田來未がカバーした「め組のひと」を「め組のひと ~お台場ワンガン娘ver.~」として披露する。
― そもそも就職活動を始める時からアナウンサーを志望していたんですか?
永尾アナ:大学3年生で就職活動を始める時に、アナウンサーになろうと思いました。私は長崎大学に通っていたのですが、地方大学出身の学生は圧倒的に少なかったんです。交通費もかかりますし、就職に関する情報も少なく不利な部分も感じていましたが面接では逆に珍しく興味をもってもらえました。そのとき初めて自分のウィークポイントを強みに変えられるんだと気付いて、そこからはずっと五島列島出身、田舎育ちをアピールしていました。それに何でもチャレンジしようという精神があると自負していたので、そこもポイントにしていました。就活はすごく楽しかったです。
― どういったところが楽しかったんですか?
永尾アナ:就職活動で出会った仲間が良い人達だったので楽しかったんだと思います。ライバルではあるけれど、情報を交換し合ったり、一緒に練習したり。アナウンサーを目指す人達は、少し個性豊かな人が多いのか、結構面白くて。私はずっと田舎の大学で一緒に就活をする仲間がいなくて1人だったのですが、就職試験の中で色々な人と出会って、すごく楽しく感じてきて。実を言うと、本当は最初にちょっと受けてもう終わろうと思っていたんです。でもテレビ局にはこんな面白い人たちがたくさんいるのかと思うとどんどん楽しくなっちゃって。それで様々な局を受け続けていたらありがたいことに拾ってもらいました(笑)。
永尾アナ:はい。今日もカラオケで練習しました。これからもアナウンサーとしての本分は忘れず、歌もどんどん歌っていきたいと思っています(笑)。
― では最後の質問になります。モデルプレス読者には夢を叶えたいと頑張っている女性がたくさんいます。これまで様々な経験をしてきた永尾さんが思う“夢を叶える秘訣”は何でしょうか?
永尾アナ:諦めないことだと思います。それが1番だと思います。私は、自分のやりたいと思ったことはとことん追求したいタイプで、諦めなければ叶うと本当に思うんですよ。もちろんそれでも叶わない人がたくさんいるとは思いますが、私は挫折しても辛くても、どうしても諦められない。他にやりたいことが見つかったとか、うまくいった結果、諦めるのなら清々しいですけど、辛くて諦めたら悔しいじゃないですか。それにずっと諦めなければ、叶えるためには自分が何をするべきかを考えて、努力をするじゃないですか。なので、その気持ちが大事だと思います。
― 永尾さんが今も諦めていない夢は何かありますか?
永尾アナ:小さいころから歌を歌うことが好きで、特にミュージカルが大好きだったので、ずっとミュージカルに出たいと思っていて。未だにミュージカル女優になりたいという夢は諦めていません。
― ありがとうございます。
※後編は9月1日(土)配信予定。永尾アナが大切にする「5つの法則」を語る。
04:00~04:15 インターネット・新聞でエンタメニュースをチェック
04:15~04:30 発声・滑舌練習
04:30~ 衣装着替え・メイク
05:00~ ナレーション原稿の下読み
05:25~08:00 「めざましテレビ」生放送
8:00過ぎ~ 反省会
反省会の後、朝食を食べながらスタッフさんと会話
9:00~09:30 衣装合わせ
その後、エンタメ取材に!
(modelpress編集部)
<担当番組>
めざましテレビ(火・水)
BSフジニュース
――――三上真奈アナの後を引き継ぎ、10人目に登場するのは永尾アナ。※後編(Vol.20)は9月1日に配信予定。
「めざましテレビ」で朝の顔に
永尾アナは2016年4月にフジテレビ入社。入社半年後から『みんなのニュース』サブキャスターとしてレギュラー出演。2018年4月からは『めざましテレビ』にて、エンタメコーナーを担当する。永尾アナ、成長の理由
― アナウンサーになって辛かったことはありますか?永尾アナ:毎日が本当に楽しいので、思い返すとすごく辛いというようなことはありません。ただ、オンエアではうまくいっているように見えても自分の中では「もっとこうするべきたったな」と納得のいかないことが多く、毎日のように悔しい思い失敗をしているので、落ち込むことは日常茶飯事です。3年目の今でもミスをして、こっそり泣くことも(苦笑い)。1日中、ひどい時は次のオンエアや取材でも、失敗を思い出してしまい、ビクビクしながら仕事に行くこともあります。
― そういう時はどうやって乗り越えるんですか?
永尾アナ:周りの人たちと積極的にコミュニケーションを取るようにしています。例えば取材に行った時には「今日の取材どうでしたか?」とか「今日のインタビューどうでした?」と現場のディレクターやアナウンサーの先輩に自ら相談しています。入社3年目で後輩もできたとはいえ、現場では周囲はほとんど目上の人で私より経験も知識もある。自分の弱いところをさらけ出して、相談をする。するとみなさん親身になってアドバイスをくれたり、励ましてくれたりするんです。そうやって信頼関係を築いていき、今では少しずつ「頑張っているな」と思ってもらえるようになったと思います。
4月から「めざましテレビ」を担当していますが、最初の頃は、原稿を言い誤ってしまったり、フリートークでミスをしてしまったりした時に、「周りのスタッフさんに、どう思われているんだろう」と恐れて、自ら遠ざかっていました。ですが、ある時「あの時、言い誤ってしまってすみませんでした」と自分から謝るべきだな、と気づいて。しっかり過ちと向き合って「すみませんでした」と言うことで自分自身に「次はもう同じ間違いはしないぞ」と言い聞かせてもいます。また、周りの人からも「永尾には強く言っていいんだ」と思ってもらえたようで。ミスをして何も言われないのは結構辛いのですが、最近はガツンと怒ってもらえるのでありがたいです。
― なるほど。そのようにして成長してきたんですね。
永尾アナ:はい。今はとにかく毎日毎日、1個1個クリアしていっているような感覚です。今のところ特に大きな成長のターニングポイントはありませんが、毎日の積み重ねでここまでこられたと思います。
― これまでは「みんなのニュース」で報道を担当し、4月から「めざましテレビ」のエンタメコーナーということで、大きく環境が変わったかと思います。
永尾アナ:そうですね。ですが、私は新しい環境に行くことも嬉しくて。それに伝える内容は全く違いますが、仕事に対する自分の姿勢や熱量は変わっていません。とにかく一生懸命やっているので、今が楽しいです。
― 最初は報道志望だったんですか?
永尾アナ:入社して最初に出させてもらった「ダウンタウンなう」で「報道志望です」と公言してしまったんですけど、本当は「やらせてもらえることは何でも頑張ってやる」と自分の中で決めていたので、報道でも、情報でも、バラエティでも何でも全力でやるつもりでした。
正直「何をするか」よりも「誰と働くか」が大事だと思っているので、一緒に働く人を大事にしたいんです。番組はひとつのチームだと思うんです。テレビを見てくださる視聴者のために情報をお伝えするのはもちろん大切ですが、一緒に働く人たちのためにもアナウンサーである自分が番組の顔として頑張ろう、そんな気持ちで働いています。もちろん旅番組や音楽番組をやりたいな、という気持ちもありますが、「そこじゃないと嫌」という気持ちはありません。
永尾アナ、仕事のポリシー
― ではこれまでの中で「これはファインプレーだったな」と感じるようなお仕事はありましたか?永尾アナ:ないです(苦笑い)。正直、今も毎回何かしらの反省が残ります。完璧に上手くいったことなんて一度も無いです。なので、本当にちょっとしたことで嬉しさを感じています。たとえばこの間、お笑い芸人の千鳥さんへインタビューをしたのですが、その内容が結構盛り上がって、スタジオで軽部(真一)アナが爆笑してくれたこととか。些細なことかも知れませんがすごく嬉しかったですし、毎日がその積み重ねです。
― インタビューをする時に心がけていることはありますか?
永尾アナ:嘘をつかないことです。「みんなのニュース」ではフィールドキャスターとして一般の方にインタビューする機会が多かったのですが、最初の頃は、自分で予習する時「こういう流れでまとめたいな」と考えながら話を聞いてしまうことがあったんです。でも、それは違うんじゃないかな、と思って、相手が本当にお話したいことをそのまま聞くようにしました。
― では今、お仕事をする上で心がけていることや準備をしていることはありますか?
永尾アナ:今はエンタメを担当し始めたばかりなので、まず知識を増やすことが大事だと思っています。映画も本も音楽もミュージカルも全部好きだったので、エンタメは得意だと思っていましたが、実際に入ってみると、軽部さんや周りの皆さんがすごく詳しくて…。その話に入っていけるように勉強していますし、自分が興味のあるものはもちろん、今まで触れてこなかったようなジャンルのものまで意識的に接するようにしています。最近はK-POPやラップの面白さに気づきました。フリースタイルのラップって、これまで少し怖い印象だったんです。でも、実際に見てみると頭の回転がすごく早くて面白い!あんな即興でできるなんてカッコいい、と思いました。
― なるほど。今、とてもお仕事が充実している印象ですが、逆に悩んでいることはありますか?
永尾アナ:小さいころから人前で話すことが得意ではなかったので、もっと上手になりたいです。本当に初歩的な悩みで恥ずかしいのですが、映画やライブを見た感想を30秒~1分くらいにまとめて言うことが苦手で…。言いたいことが多すぎてまとまらないんです。なので最近は短いコメントをすぐに言えるようにメモをとったり、口に出したりして練習しています。
永尾アナ、フジテレビを選んで良かったこと
― モデルプレス読者にはアナウンサーを目指している方もとても多いので、ぜひ就職活動についてもお伺いできればと思います。フジテレビに入社して良かったなと思うことはありますか?永尾アナ:フジテレビは、人が良いです。一緒に仕事をしている人が本当に良い人なんです。スタッフさん達もアナウンサーを温かく見守ってくれるし、失敗しても寛容に受け入れてくれます。そして何より明るく楽しい会社です。
アナウンサーとしても、様々なチャンスが多いと思います。色々な番組を担当させてもらえますし、テレビでの仕事以外にも「お台場ワンガン娘」としてa-nationに出させて頂くような仕事(※)や、イベントもあります。色々なチャンスがある点が魅力だと思います。それに本当に、一人ひとりの良いところをちゃんと引き伸ばしてくれる会社です。
※フジテレビの夏の恒例イベント「ようこそ!!ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2018」のPR隊を務める、同局女性アナで結成された「お台場ワンガン娘」。国内最大級の夏フェス「a-nation 2018」東京公演最終日に出演することがすでに決定し、女性アナは、「お台場ワンガン娘」と称し、倖田來未がカバーした「め組のひと」を「め組のひと ~お台場ワンガン娘ver.~」として披露する。
― そもそも就職活動を始める時からアナウンサーを志望していたんですか?
永尾アナ:大学3年生で就職活動を始める時に、アナウンサーになろうと思いました。私は長崎大学に通っていたのですが、地方大学出身の学生は圧倒的に少なかったんです。交通費もかかりますし、就職に関する情報も少なく不利な部分も感じていましたが面接では逆に珍しく興味をもってもらえました。そのとき初めて自分のウィークポイントを強みに変えられるんだと気付いて、そこからはずっと五島列島出身、田舎育ちをアピールしていました。それに何でもチャレンジしようという精神があると自負していたので、そこもポイントにしていました。就活はすごく楽しかったです。
― どういったところが楽しかったんですか?
永尾アナ:就職活動で出会った仲間が良い人達だったので楽しかったんだと思います。ライバルではあるけれど、情報を交換し合ったり、一緒に練習したり。アナウンサーを目指す人達は、少し個性豊かな人が多いのか、結構面白くて。私はずっと田舎の大学で一緒に就活をする仲間がいなくて1人だったのですが、就職試験の中で色々な人と出会って、すごく楽しく感じてきて。実を言うと、本当は最初にちょっと受けてもう終わろうと思っていたんです。でもテレビ局にはこんな面白い人たちがたくさんいるのかと思うとどんどん楽しくなっちゃって。それで様々な局を受け続けていたらありがたいことに拾ってもらいました(笑)。
永尾アナ「お台場ワンガン娘」メインボーカルに抜擢
― 夏イベント「ようこそ!! ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2018」(7月28日~9月2日)では「お台場ワンガン娘」のメインボーカルに抜擢されましたね。永尾アナ:はい。今日もカラオケで練習しました。これからもアナウンサーとしての本分は忘れず、歌もどんどん歌っていきたいと思っています(笑)。
― では最後の質問になります。モデルプレス読者には夢を叶えたいと頑張っている女性がたくさんいます。これまで様々な経験をしてきた永尾さんが思う“夢を叶える秘訣”は何でしょうか?
永尾アナ:諦めないことだと思います。それが1番だと思います。私は、自分のやりたいと思ったことはとことん追求したいタイプで、諦めなければ叶うと本当に思うんですよ。もちろんそれでも叶わない人がたくさんいるとは思いますが、私は挫折しても辛くても、どうしても諦められない。他にやりたいことが見つかったとか、うまくいった結果、諦めるのなら清々しいですけど、辛くて諦めたら悔しいじゃないですか。それにずっと諦めなければ、叶えるためには自分が何をするべきかを考えて、努力をするじゃないですか。なので、その気持ちが大事だと思います。
― 永尾さんが今も諦めていない夢は何かありますか?
永尾アナ:小さいころから歌を歌うことが好きで、特にミュージカルが大好きだったので、ずっとミュージカルに出たいと思っていて。未だにミュージカル女優になりたいという夢は諦めていません。
― ありがとうございます。
※後編は9月1日(土)配信予定。永尾アナが大切にする「5つの法則」を語る。
永尾アナのとある一日
03:50 お気に入りの音楽を聴きながら出社04:00~04:15 インターネット・新聞でエンタメニュースをチェック
04:15~04:30 発声・滑舌練習
04:30~ 衣装着替え・メイク
05:00~ ナレーション原稿の下読み
05:25~08:00 「めざましテレビ」生放送
8:00過ぎ~ 反省会
反省会の後、朝食を食べながらスタッフさんと会話
9:00~09:30 衣装合わせ
その後、エンタメ取材に!
(modelpress編集部)
永尾亜子(ながお・あこ)プロフィール
生年月日:1993年12月7日/出身地:長崎県新上五島町/出身大学:長崎大学 環境科学部/血液型:AB型/入社年:2016年<担当番組>
めざましテレビ(火・水)
BSフジニュース
【Not Sponsored 記事】