三上真奈アナ“5つの法則”ヘアメイク・ファッション・会話術…「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載<女子アナの“素”っぴん>
2018.08.01 17:00
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「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載『女子アナの“素”っぴん』―――― Vol.17~18は2013年入社の三上真奈(みかみ まな・29)アナウンサー。
「才色兼備」と呼ばれる彼女たちも1人の女性。テレビ画面から離れたところでは、失敗して泣いていたり、悔しくて眠れなかったり、自分の居場所に悩んでいたり…。それでも気持ちを落ち着かせて、どうしたら視聴者に楽しんでもらえるのか、不快感を与えないのか、きちんと物事を伝えられるのか、そんなことを考えながら必死に努力をしている。本連載ではテレビには映らない女性アナの“素”(=等身大の姿)を2本のインタビューで見せていく。前編はこれまでのアナウンサー人生を振り返りながらターニングポイントに迫るもの、後編は彼女たちが大切にする「5つの法則」をメイク・ファッション・体調管理といったキーワードから問う。
お仕事について語った前編(Vol.17)に引き続き、後編(Vol.18)では私生活も含めた三上アナの“素”っぴんをお届けする。
三上アナ:顔がすごく薄く、肌も白いほうなので、照明が当たると本当に壁と同化してしまうんです(笑)。特に今日のような白い服を着ていると、髪の毛だけ残っているような状態になってしまって(笑)。なので存在感を少しでも出せるように、チークや口紅、眉といったパーツはしっかり作っています。
― 目元もしっかり目ですね。
三上アナ:アイシャドウもアイラインも引いています。だたアイライナーやマスカラなどのアイテムは全部、黒ではなくて茶色を使っています。きつく見られることが多いので、ちょっとでも柔らかく見えるように。ですが、メイクの研究はあまりしていませんし、変化も少ないと思います。三田(友梨佳)さんと仲良しなんですけど「三田さんのメイク素敵だなあ」と思って挑戦しても、自分がやると「ん?なんか微妙だぞ」となるんですよ(笑)。なので結局あまり変えないです。
― お肌はもとから綺麗なんですか?
三上アナ:ありがたいことに、寝不足の時もあまり肌荒れしないタイプなんです。丈夫な肌に産んでもらって母に感謝しています。夜遅く帰るとメイクを落とさずに寝てしまうことも多くて…。でも、もう29歳なので、最近はしっかり落とすようにしています。
― プライベートのメイクはいかがですか?
三上アナ:プライベートはちょっと薄くなります。アイテムは同じものを使っているのですが、幅を細くしたり、薄塗りにしたり。でもベースメイクはほぼしていません。
― ヘアにもこだわりはありますか?
三上アナ:あります。人生の悩みの1つと言ってもいいのですが、髪の量が本当に多いんです。しかも、ものすごく直毛。前髪なんてパーマをかけないと、突き刺さるんじゃないか、というぐらい(笑)。なのでメイクさんに「無理なお願いで申し訳ないんですけど、なるべくボリュームが出ないように巻いてください」とお願いして、もっさり感が出ないようにしてます。
― なるほど(笑)。ではアレンジ法もボリュームダウンを重視しているんですか?
三上アナ:はい。髪の毛が多いので、プライベートではほとんど結んでいます。仕事以外では髪を下ろすことは無いですね。昔はショートヘアにも憧れたのですが、直毛なんでふわっと感が出せないんです。なので悪あがきはやめました(笑)。似合わないものは似合わないんだな、と思える年齢になりました。
― でも髪が長いのに本当に艷やかでお綺麗ですよね。全然傷んでない!
三上アナ:髪もかなり丈夫な方で、美容師さんやメイクさんから「すごくコシがある髪だね」と言っていただくことが多いです。ただ猫っ毛に憧れている私としては扱いづらくて、好きじゃないんです。でも仕方がないので、それを活かせる髪型にしようと思っています。
三上アナ:はい、衣装です。普段から衣装は顔がぱっと明るく見える色を選ぶようにしています。それと、ワンピースが好きなんです。体型をごまかせるという意味で好きでよく着ています。(笑)
― 普段はどういう格好が多いですか?
三上アナ:普段はアナウンサーの衣装のような服は一切着ません。奇抜なデザインも好きで、ちょっと特徴のあるデザインの服を選ぶことが多いです。色は黒や白だけでなく、派手な色も好き。以前すごく派手な柄のTシャツを着ていたら「大阪のおばちゃんみたいだね」と言われて(笑)。そのくらいインパクトが大きなものを着ることもあります。
― (笑)。ブランドやお店にこだわりはありますか?
三上アナ:いえ、こだわりは全然なくて、歩いていてぷらっと入ったところで良いものがあれば買う感じです。
― ではデートの日などに着る“勝負服”はどのような感じですか?
三上アナ:デートですか…。ドレスコードがあるレストランなどでなければ、敢えてジーパンで行きます。“頑張って来てる感”を見透かされるのがなんだか恥ずかしくて(笑)。「うわ、気合い入れて来たな」と思われたくないので、ボーダー柄やジーパンで「普通に来ましたよ」感を出しちゃうかもしれないです(笑)。でもそんな私でダメなら、きっとその人とはダメなんだと思いますし、「それでいい」と言ってくれる人が良いですね。1回背伸びしてしまうと、ずっと背伸びをしなきゃいけなくなるのが、嫌なので。最初から自然体で挑みます。とは言え、さすがに奇抜なものは着ていかないですけどね(笑)。
三上アナ:それ、本当によく言われるんですけど、私、全然痩せてないんですよ。喋る仕事なので、顔の筋肉がついたのかな、とは思っていますが。体重は入社して不規則な時期に2、3kg太ったんですけど、そこから今は戻しました。なので、全く痩せてはいないんですけど、皆さん「痩せたね」と言ってくださって。誤魔化せているなら、しめしめ…という感じです(笑)。
― 「ノンストップ!」に入ってからは、規則的な生活になったのですか?
三上アナ:そうですね。今までは電車が通っていない時間に出社していましたが、今はそんなこともなく、規則的な生活です。でも不思議なもので、規則的な生活になったのに体調を崩してしまって…(苦笑い)。病は気からだと思うので、調子が悪い日こそ、声に出して笑うようにしています。そうすると体も勘違いするのか、元気になることが多いんです。なので、独自の健康法ですが、まずは声に出して笑うこと!あとは、すきあらば寝る。休みの日は、本当に延々と寝ていて、12時間ぐらい寝ることもあります(笑)。
― 12時間!そんなに寝ると疲れませんか?
三上アナ:そうですね、多分余計に疲れているかも(笑)。でも寝ることが大好きなので、幸せ感を得られますし、気持ちがリセットされるんです。
― 食事面で気をつけていることはありますか?
三上アナ:今までは本当に何も考えていなくて、若手の頃なんて炭水化物しか食べてなかった(笑)。ロケの移動中に食べることが多かったので、毎日おにぎりかサンドウィッチを食べていました。でも、だんだん「それじゃダメだよな」と思い始めて意識するようになりました。野菜は好きなので意識しなくても食べるんですけど、そうすると野菜と炭水化物だけになってしまって…。魚や肉などのタンパク質が不足し、バランスよく食べられていなかったので、意識的に家でも肉料理や魚料理を取り入れるようになりました。それにタンパク質を摂るために、毎朝プロテインを飲んでます!
―運動後に飲んでいるんですか?
三上アナ:いえ。運動は一切していません。でもタンパク質が摂れるみたいなので、普通にお肉を食べている感じです。ちょっと違うかな(笑)。朝はどうしてもバタバタしているので、さくっと飲めて、かつタンパク質も摂れるなんて便利だな、と3ヶ月ぐらい前から飲んでいます。菓子パンやお菓子を食べるよりかは良いかと思って。
― そもそも、なぜ飲もうと思ったんですか?
三上アナ:生田(竜聖)アナにおすすめされて。生田アナは筋トレが大好きなんですが、あまりにも私に筋肉がなく、体力がないことを心配してくださっていたんです。それで筋トレに勧誘してくるんですけど(笑)。でも私は運動しないので「もう諦めてください」と断り続けていて、それで最終的に残ったのがプロテインでした(笑)。プロテインは美味しいものもいっぱいあるので良いですよ。チョコ味が好きなんですが、豆乳で割ると普通にチョコレートジュースのようになるのでおすすめです。
― ちょっと気になります(笑)。先程、お肉料理を取り入れているとおっしゃっていましたが、自炊はされるんですか?
三上アナ:数年前から「ノンストップ!」でお料理コーナーを担当するようになってから、自分でもしています。番組で作ったものくらいはせめて自分で作れるようになろう、とちょこちょこ作っているんです。全然上手じゃないですけど(苦笑い)。
― 最近も何か作りましたか?
三上アナ:ちょうど昨日、久慈(暁子)アナが家に遊びに来てくれたので久慈アナにご飯を作りました。私は実家暮らしなのですが、昨日はちょうど母親がいなくて。久慈アナと外でご飯を食べる約束をしていたのですが、久慈アナも朝早いので、夜に外でゆっくりご飯を楽しむのって負担になると思ったんです。そこで、お家も近めなので「うち来る?」と聞いたら「行きたいです」と言ってくれたので、夕方4時ぐらいから2人で早めの夕飯を食べて過ごしました。
― 普段からアナウンサーさん同士での交流は多いんですか?
三上アナ:多いですね。「めざましテレビ」のメンバーと「ノンストップ!」のメンバーの仲が本当に良くて。「ノンストップ!」で集まる時は卒業した山崎夕貴(※「崎」は正式には「たつさき」)アナも必ず来てくださいますし。皆さん、お家も行き来するぐらい仲良しで、仕事やプライベートの話や他愛のない話をよくしています。久慈アナとは1ヶ月ぐらい前に、キックボクシングやヨガに一緒に行きました。
― お酒も好きだと伺いました。
三上アナ:飲みます!ビールが大好きで。ほぼずっとビールを飲んでいます。家で1人でも毎日、ビール1缶は飲みたいですね。飲みすぎると翌朝、顔がパンパンになってしまうこともありますが、むくんでしまう辛さよりもその時飲めない辛さのほうが辛くて(笑)。そこは幸せな時間を過ごした、ということでプラスに捉えています。
三上アナ:インタビューはこの5年間でたくさん行かせてもらったのですが、意識していたのは、リアクションと相槌です。テンション高く喋ってくださる方だったら逆にちょっと落ち着いて喋ったり、落ち着いて静かにお話されている方だったら逆に明るめに話したり。相手によって少しでも接し方を変えられるように意識しています。
― それは自ら気づいたんですか?
三上アナ:インタビューのお仕事に本当にたくさん行かせてもらい、そこで経験したことが大きかったです。例えば、どちらかと言うと静かにお話してくださる方のほうがインタビューする側としてはちょっと難しいなって思っていたんです。ただ、一度ある方を取材した時に「三上さんがすごく明るくしてくださったので助かりました」と言われたことがあって。テンション低い人に対して、バーっと明るい感じで行くと、引かれちゃうんじゃないかな、と思っていたのですが、そういう風に言っていただけて考えが変わりました。反対に芸人さんを直撃した時には、楽しくて、ついワーッと盛り上がってしまいがちですが、あとでVTRを見てみるとイメージしているものと違うことも…(苦笑い)。話し手と同じくらいのテンションで話すと、その場だけの空間になってしまい、視聴者の皆さんから離れちゃうと思うことがあって、後から学びました。
三上アナ:豆乳オタクだと思います。味が大好きで、ほぼ毎日飲んでます。私、何事も冒険せず、絶対にハズレではないものを選ぶタイプなんですけど、豆乳だけはすごく冒険しているんです。この前は「バニラアイス味」というものを飲んでいて「ノンストップ」のアナウンサー陣に「気持ち悪い」と言われてしまいました(笑)。でも、いろいろな場所に行って見たことがない豆乳を見つけると、つい買って飲んでしまいます。
― 毎日飲むということですが、どのくらいの量を飲んでいるんですか?
三上アナ:パックのものを1日1本。それ以外にプロテインを豆乳で飲んでいます。美味しいし、お肌にも良いみたいなので良いことづくしです!
― 中でも1番好きな味はなんですか?
三上アナ:1番はやっぱりバナナ。1週間前にたまたまバナナを食べながらバナナ豆乳を飲んでいたら「どれだけバナナ好きなんだよ」と突っ込まれました(笑)。
― 豆乳は温めるんですか?それとも冷たいまま飲むんですか?
三上アナ:両方です。よく眠れないときはホットミルクを飲んだ方が良いという話も聞くので、夜寝る前には豆乳を温めてハチミツを入れて飲むこともあります。
三上アナ:最初は“お台場ーズ”というユニット名も候補に上がっていて。それは「ちょっとダサすぎるでしょ」と皆で言っていたので、良かったな、という感じです(笑)。
※お台場ワンガン娘’18とは…入社9年目の山崎アナから今年入社した井上清華アナと杉原千尋アナまで総勢18人全員が参加するユニット。会期中は関連番組への出演や情報・報道番組での中継出演、ステージイベントなど様々なシーンで盛り上げる。
― ちなみに“お台場ワンガン娘’18”の中では誰が1番アイドル性を持っていますか?
三上アナ:まあ私ですかねえ~…なんて、冗談です失礼いたしました(笑)。誰だろう…あ、内田(嶺衣奈)!私の同期の内田アナはアイドルのように可愛い感じです。それに歌も踊りも上手なので、良いんじゃないかな?あとは、新人の2人(井上清華アナ、杉原千尋アナ)がフレッシュでアイドルっぽいです。
― 三上さん的には、18人の中で総選挙をするとしたら何番目くらいですか?
三上アナ:18位だと思います。私はゴロゴロしている時が1番幸せなので、本当にアイドルからかけ離れていて…向いていないんじゃないかな?
― 歌に自信はありますか?
三上アナ:歌は下手ですね(笑)。でもカラオケでは何でも歌いますよ!「何が良いですか?何でもいけますよ、入れてください!」と言って、知らない曲でも適当に歌っています。歌うというより、全力で盛り上げるんで勘弁してください、という感じですね(笑)。
でも歌は皆さん上手いので、心強いです。…たしか三田さんも苦手でした(笑)。
― ダンスはどうでしょうか?
三上アナ:ダンスは永島(優美)ですね。キレッキレのダンスが素晴らしいです。
とは言え、歌もダンスも上手とか下手とか関係ないと思います。山崎さんが引っ張っていってくださるんじゃないでしょうか。多分、何をしてもキレがすごいので(笑)。夕貴さんは下手でも、やりきる力がすごいので、きっと1番見ちゃうと思います。
― これまで夏のイベントで思い出はありますか?
三上アナ:新人の頃は1ヶ月半ぐらい毎日イベントをやったので、裸足でも靴を履いているようなパンプス焼けをしたことが、すごく強く思い出に残っています。あの頃一生懸命だったな、もがいていたな、という気持ちが思い出されるので、私にとっては初心に帰るイベントでもあります。
― では今年のイベントの見どころをお願いします。
三上アナ:今年は、メインコンテンツを本社屋に集中させ「カラダとアタマを動かそう!」をテーマに展開します。『ネプリーグ』『痛快TV スカッとジャパン』『今夜はナゾトレ』などの人気番組コンテンツに加え、スポーツコンテンツや周遊型クイズラリーなどを充実させた内容となっています。さらに都内最大級となる高さ10メートルのクライミングウォールやボルダリング、アーチェリーゲームなど、子どもから大人まで気軽に注目のスポーツを体験できるテーマパークが登場します。
夏は暑くて大変だと思いますが、美味しい冷たい飲み物もありますし、敢えて暑い夏を熱く楽しんでもらえたら嬉しいなと思います!
― ありがとうございます。
三上アナ:島育ちののんびりなオーラをまとっている永尾アナ。お人形みたいに整った顔立ちとボブのヘアスタイルが本当に似合っていて羨ましいです。デスクがお隣なのでいつものんびり会話しています。そしてとにかく歌が上手なんです!!「THE ODAIBA 2018」でもその美声を聞くチャンスがあると思いますので、皆さんぜひお聞き逃しなく!
――――永尾アナの前編(Vol.19)は8月16日に配信予定。
(modelpress編集部)
<担当番組>
ノンストップ!
お仕事について語った前編(Vol.17)に引き続き、後編(Vol.18)では私生活も含めた三上アナの“素”っぴんをお届けする。
<1>三上アナ“ヘアメイク”
― アナウンサーとして意識しているメイクはありますか?三上アナ:顔がすごく薄く、肌も白いほうなので、照明が当たると本当に壁と同化してしまうんです(笑)。特に今日のような白い服を着ていると、髪の毛だけ残っているような状態になってしまって(笑)。なので存在感を少しでも出せるように、チークや口紅、眉といったパーツはしっかり作っています。
― 目元もしっかり目ですね。
三上アナ:アイシャドウもアイラインも引いています。だたアイライナーやマスカラなどのアイテムは全部、黒ではなくて茶色を使っています。きつく見られることが多いので、ちょっとでも柔らかく見えるように。ですが、メイクの研究はあまりしていませんし、変化も少ないと思います。三田(友梨佳)さんと仲良しなんですけど「三田さんのメイク素敵だなあ」と思って挑戦しても、自分がやると「ん?なんか微妙だぞ」となるんですよ(笑)。なので結局あまり変えないです。
― お肌はもとから綺麗なんですか?
三上アナ:ありがたいことに、寝不足の時もあまり肌荒れしないタイプなんです。丈夫な肌に産んでもらって母に感謝しています。夜遅く帰るとメイクを落とさずに寝てしまうことも多くて…。でも、もう29歳なので、最近はしっかり落とすようにしています。
― プライベートのメイクはいかがですか?
三上アナ:プライベートはちょっと薄くなります。アイテムは同じものを使っているのですが、幅を細くしたり、薄塗りにしたり。でもベースメイクはほぼしていません。
― ヘアにもこだわりはありますか?
三上アナ:あります。人生の悩みの1つと言ってもいいのですが、髪の量が本当に多いんです。しかも、ものすごく直毛。前髪なんてパーマをかけないと、突き刺さるんじゃないか、というぐらい(笑)。なのでメイクさんに「無理なお願いで申し訳ないんですけど、なるべくボリュームが出ないように巻いてください」とお願いして、もっさり感が出ないようにしてます。
― なるほど(笑)。ではアレンジ法もボリュームダウンを重視しているんですか?
三上アナ:はい。髪の毛が多いので、プライベートではほとんど結んでいます。仕事以外では髪を下ろすことは無いですね。昔はショートヘアにも憧れたのですが、直毛なんでふわっと感が出せないんです。なので悪あがきはやめました(笑)。似合わないものは似合わないんだな、と思える年齢になりました。
― でも髪が長いのに本当に艷やかでお綺麗ですよね。全然傷んでない!
三上アナ:髪もかなり丈夫な方で、美容師さんやメイクさんから「すごくコシがある髪だね」と言っていただくことが多いです。ただ猫っ毛に憧れている私としては扱いづらくて、好きじゃないんです。でも仕方がないので、それを活かせる髪型にしようと思っています。
<2>三上アナ“ファッション”
― 今日は衣装ですか?三上アナ:はい、衣装です。普段から衣装は顔がぱっと明るく見える色を選ぶようにしています。それと、ワンピースが好きなんです。体型をごまかせるという意味で好きでよく着ています。(笑)
― 普段はどういう格好が多いですか?
三上アナ:普段はアナウンサーの衣装のような服は一切着ません。奇抜なデザインも好きで、ちょっと特徴のあるデザインの服を選ぶことが多いです。色は黒や白だけでなく、派手な色も好き。以前すごく派手な柄のTシャツを着ていたら「大阪のおばちゃんみたいだね」と言われて(笑)。そのくらいインパクトが大きなものを着ることもあります。
― (笑)。ブランドやお店にこだわりはありますか?
三上アナ:いえ、こだわりは全然なくて、歩いていてぷらっと入ったところで良いものがあれば買う感じです。
― ではデートの日などに着る“勝負服”はどのような感じですか?
三上アナ:デートですか…。ドレスコードがあるレストランなどでなければ、敢えてジーパンで行きます。“頑張って来てる感”を見透かされるのがなんだか恥ずかしくて(笑)。「うわ、気合い入れて来たな」と思われたくないので、ボーダー柄やジーパンで「普通に来ましたよ」感を出しちゃうかもしれないです(笑)。でもそんな私でダメなら、きっとその人とはダメなんだと思いますし、「それでいい」と言ってくれる人が良いですね。1回背伸びしてしまうと、ずっと背伸びをしなきゃいけなくなるのが、嫌なので。最初から自然体で挑みます。とは言え、さすがに奇抜なものは着ていかないですけどね(笑)。
<3>三上アナ“体調管理”
― すごく痩せましたよね?三上アナ:それ、本当によく言われるんですけど、私、全然痩せてないんですよ。喋る仕事なので、顔の筋肉がついたのかな、とは思っていますが。体重は入社して不規則な時期に2、3kg太ったんですけど、そこから今は戻しました。なので、全く痩せてはいないんですけど、皆さん「痩せたね」と言ってくださって。誤魔化せているなら、しめしめ…という感じです(笑)。
― 「ノンストップ!」に入ってからは、規則的な生活になったのですか?
三上アナ:そうですね。今までは電車が通っていない時間に出社していましたが、今はそんなこともなく、規則的な生活です。でも不思議なもので、規則的な生活になったのに体調を崩してしまって…(苦笑い)。病は気からだと思うので、調子が悪い日こそ、声に出して笑うようにしています。そうすると体も勘違いするのか、元気になることが多いんです。なので、独自の健康法ですが、まずは声に出して笑うこと!あとは、すきあらば寝る。休みの日は、本当に延々と寝ていて、12時間ぐらい寝ることもあります(笑)。
― 12時間!そんなに寝ると疲れませんか?
三上アナ:そうですね、多分余計に疲れているかも(笑)。でも寝ることが大好きなので、幸せ感を得られますし、気持ちがリセットされるんです。
― 食事面で気をつけていることはありますか?
三上アナ:今までは本当に何も考えていなくて、若手の頃なんて炭水化物しか食べてなかった(笑)。ロケの移動中に食べることが多かったので、毎日おにぎりかサンドウィッチを食べていました。でも、だんだん「それじゃダメだよな」と思い始めて意識するようになりました。野菜は好きなので意識しなくても食べるんですけど、そうすると野菜と炭水化物だけになってしまって…。魚や肉などのタンパク質が不足し、バランスよく食べられていなかったので、意識的に家でも肉料理や魚料理を取り入れるようになりました。それにタンパク質を摂るために、毎朝プロテインを飲んでます!
―運動後に飲んでいるんですか?
三上アナ:いえ。運動は一切していません。でもタンパク質が摂れるみたいなので、普通にお肉を食べている感じです。ちょっと違うかな(笑)。朝はどうしてもバタバタしているので、さくっと飲めて、かつタンパク質も摂れるなんて便利だな、と3ヶ月ぐらい前から飲んでいます。菓子パンやお菓子を食べるよりかは良いかと思って。
― そもそも、なぜ飲もうと思ったんですか?
三上アナ:生田(竜聖)アナにおすすめされて。生田アナは筋トレが大好きなんですが、あまりにも私に筋肉がなく、体力がないことを心配してくださっていたんです。それで筋トレに勧誘してくるんですけど(笑)。でも私は運動しないので「もう諦めてください」と断り続けていて、それで最終的に残ったのがプロテインでした(笑)。プロテインは美味しいものもいっぱいあるので良いですよ。チョコ味が好きなんですが、豆乳で割ると普通にチョコレートジュースのようになるのでおすすめです。
― ちょっと気になります(笑)。先程、お肉料理を取り入れているとおっしゃっていましたが、自炊はされるんですか?
三上アナ:数年前から「ノンストップ!」でお料理コーナーを担当するようになってから、自分でもしています。番組で作ったものくらいはせめて自分で作れるようになろう、とちょこちょこ作っているんです。全然上手じゃないですけど(苦笑い)。
― 最近も何か作りましたか?
三上アナ:ちょうど昨日、久慈(暁子)アナが家に遊びに来てくれたので久慈アナにご飯を作りました。私は実家暮らしなのですが、昨日はちょうど母親がいなくて。久慈アナと外でご飯を食べる約束をしていたのですが、久慈アナも朝早いので、夜に外でゆっくりご飯を楽しむのって負担になると思ったんです。そこで、お家も近めなので「うち来る?」と聞いたら「行きたいです」と言ってくれたので、夕方4時ぐらいから2人で早めの夕飯を食べて過ごしました。
― 普段からアナウンサーさん同士での交流は多いんですか?
三上アナ:多いですね。「めざましテレビ」のメンバーと「ノンストップ!」のメンバーの仲が本当に良くて。「ノンストップ!」で集まる時は卒業した山崎夕貴(※「崎」は正式には「たつさき」)アナも必ず来てくださいますし。皆さん、お家も行き来するぐらい仲良しで、仕事やプライベートの話や他愛のない話をよくしています。久慈アナとは1ヶ月ぐらい前に、キックボクシングやヨガに一緒に行きました。
― お酒も好きだと伺いました。
三上アナ:飲みます!ビールが大好きで。ほぼずっとビールを飲んでいます。家で1人でも毎日、ビール1缶は飲みたいですね。飲みすぎると翌朝、顔がパンパンになってしまうこともありますが、むくんでしまう辛さよりもその時飲めない辛さのほうが辛くて(笑)。そこは幸せな時間を過ごした、ということでプラスに捉えています。
<4>三上アナ“会話術”
― 芸能人やスポーツ選手など、インタビューをすることも多いですが、人と話すとき、どのようなことを大切にしていますか?三上アナ:インタビューはこの5年間でたくさん行かせてもらったのですが、意識していたのは、リアクションと相槌です。テンション高く喋ってくださる方だったら逆にちょっと落ち着いて喋ったり、落ち着いて静かにお話されている方だったら逆に明るめに話したり。相手によって少しでも接し方を変えられるように意識しています。
― それは自ら気づいたんですか?
三上アナ:インタビューのお仕事に本当にたくさん行かせてもらい、そこで経験したことが大きかったです。例えば、どちらかと言うと静かにお話してくださる方のほうがインタビューする側としてはちょっと難しいなって思っていたんです。ただ、一度ある方を取材した時に「三上さんがすごく明るくしてくださったので助かりました」と言われたことがあって。テンション低い人に対して、バーっと明るい感じで行くと、引かれちゃうんじゃないかな、と思っていたのですが、そういう風に言っていただけて考えが変わりました。反対に芸人さんを直撃した時には、楽しくて、ついワーッと盛り上がってしまいがちですが、あとでVTRを見てみるとイメージしているものと違うことも…(苦笑い)。話し手と同じくらいのテンションで話すと、その場だけの空間になってしまい、視聴者の皆さんから離れちゃうと思うことがあって、後から学びました。
<5>三上アナ“○○オタク”
― 三上さんはズバリ、なにオタクですか?三上アナ:豆乳オタクだと思います。味が大好きで、ほぼ毎日飲んでます。私、何事も冒険せず、絶対にハズレではないものを選ぶタイプなんですけど、豆乳だけはすごく冒険しているんです。この前は「バニラアイス味」というものを飲んでいて「ノンストップ」のアナウンサー陣に「気持ち悪い」と言われてしまいました(笑)。でも、いろいろな場所に行って見たことがない豆乳を見つけると、つい買って飲んでしまいます。
― 毎日飲むということですが、どのくらいの量を飲んでいるんですか?
三上アナ:パックのものを1日1本。それ以外にプロテインを豆乳で飲んでいます。美味しいし、お肌にも良いみたいなので良いことづくしです!
― 中でも1番好きな味はなんですか?
三上アナ:1番はやっぱりバナナ。1週間前にたまたまバナナを食べながらバナナ豆乳を飲んでいたら「どれだけバナナ好きなんだよ」と突っ込まれました(笑)。
― 豆乳は温めるんですか?それとも冷たいまま飲むんですか?
三上アナ:両方です。よく眠れないときはホットミルクを飲んだ方が良いという話も聞くので、夜寝る前には豆乳を温めてハチミツを入れて飲むこともあります。
“お台場ワンガン娘’18”アイドル性が高いのは?
― 夏イベント「ようこそ!! ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2018」(7月28日~9月2日)では“お台場ワンガン娘’18”として参加されますね(※)。三上アナ:最初は“お台場ーズ”というユニット名も候補に上がっていて。それは「ちょっとダサすぎるでしょ」と皆で言っていたので、良かったな、という感じです(笑)。
※お台場ワンガン娘’18とは…入社9年目の山崎アナから今年入社した井上清華アナと杉原千尋アナまで総勢18人全員が参加するユニット。会期中は関連番組への出演や情報・報道番組での中継出演、ステージイベントなど様々なシーンで盛り上げる。
― ちなみに“お台場ワンガン娘’18”の中では誰が1番アイドル性を持っていますか?
三上アナ:まあ私ですかねえ~…なんて、冗談です失礼いたしました(笑)。誰だろう…あ、内田(嶺衣奈)!私の同期の内田アナはアイドルのように可愛い感じです。それに歌も踊りも上手なので、良いんじゃないかな?あとは、新人の2人(井上清華アナ、杉原千尋アナ)がフレッシュでアイドルっぽいです。
― 三上さん的には、18人の中で総選挙をするとしたら何番目くらいですか?
三上アナ:18位だと思います。私はゴロゴロしている時が1番幸せなので、本当にアイドルからかけ離れていて…向いていないんじゃないかな?
― 歌に自信はありますか?
三上アナ:歌は下手ですね(笑)。でもカラオケでは何でも歌いますよ!「何が良いですか?何でもいけますよ、入れてください!」と言って、知らない曲でも適当に歌っています。歌うというより、全力で盛り上げるんで勘弁してください、という感じですね(笑)。
でも歌は皆さん上手いので、心強いです。…たしか三田さんも苦手でした(笑)。
― ダンスはどうでしょうか?
三上アナ:ダンスは永島(優美)ですね。キレッキレのダンスが素晴らしいです。
とは言え、歌もダンスも上手とか下手とか関係ないと思います。山崎さんが引っ張っていってくださるんじゃないでしょうか。多分、何をしてもキレがすごいので(笑)。夕貴さんは下手でも、やりきる力がすごいので、きっと1番見ちゃうと思います。
― これまで夏のイベントで思い出はありますか?
三上アナ:新人の頃は1ヶ月半ぐらい毎日イベントをやったので、裸足でも靴を履いているようなパンプス焼けをしたことが、すごく強く思い出に残っています。あの頃一生懸命だったな、もがいていたな、という気持ちが思い出されるので、私にとっては初心に帰るイベントでもあります。
― では今年のイベントの見どころをお願いします。
三上アナ:今年は、メインコンテンツを本社屋に集中させ「カラダとアタマを動かそう!」をテーマに展開します。『ネプリーグ』『痛快TV スカッとジャパン』『今夜はナゾトレ』などの人気番組コンテンツに加え、スポーツコンテンツや周遊型クイズラリーなどを充実させた内容となっています。さらに都内最大級となる高さ10メートルのクライミングウォールやボルダリング、アーチェリーゲームなど、子どもから大人まで気軽に注目のスポーツを体験できるテーマパークが登場します。
夏は暑くて大変だと思いますが、美味しい冷たい飲み物もありますし、敢えて暑い夏を熱く楽しんでもらえたら嬉しいなと思います!
― ありがとうございます。
三上アナが明かす永尾アナの“素”っぴん
― 三上さんから連載のバトンを引き継ぐ10人目のアナウンサーは2016年入社の永尾亜子(ながおあこ・24)アナです。三上アナ:島育ちののんびりなオーラをまとっている永尾アナ。お人形みたいに整った顔立ちとボブのヘアスタイルが本当に似合っていて羨ましいです。デスクがお隣なのでいつものんびり会話しています。そしてとにかく歌が上手なんです!!「THE ODAIBA 2018」でもその美声を聞くチャンスがあると思いますので、皆さんぜひお聞き逃しなく!
――――永尾アナの前編(Vol.19)は8月16日に配信予定。
(modelpress編集部)
三上真奈(みかみ・まな)プロフィール
生年月日:1989年4月7日/出身地:東京都/出身大学:早稲田大学/血液型:O型/入社年:2013年<担当番組>
ノンストップ!
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