石原さとみ、最新ドラマメイクは森星を参考に “ももファッション”のポイントも聞いた<「高嶺の花」インタビュー>
7月11日スタートの日本テレビ系新水曜ドラマ『高嶺の花』(毎週水曜よる10時~※初回10分拡大)に主演する女優の石原さとみ(31)が、モデルプレスのインタビューに応じた。同作は、「高嶺の花」月島もも(石原)と「無力に花を見上げるだけの地上の凡夫」風間直人(銀杏BOYZ・峯田和伸)であるはずの男女が、ひょんなことから出会い、「運命の恋」に落ちていくさまを描く純愛エンターテインメント。脚本は石原念願の野島伸司氏が手がける。すでに公開されているメインビジュアルでは、美貌、キャリア、財力、家柄、才能とすべてを兼ね備えた“高嶺の花”を演じる石原の着物姿とキリッとしたヘアメイクが印象的。今回のインタビューでは、役をとことん研究しセルフメイクで撮影に挑んでいる彼女に“ももの作り方”を聞いた。
石原さとみ、最新“ドラマメイク”は森星を参考に
― キリッとした石原さんの表情が印象的ですが、もものメイクについてご自身で提案した部分を教えてください。石原:メイクさんと相談して、チークと口紅は薄めでアイメイクを濃くしようとなりました。
― それは、台本を読んだ段階でイメージした“もも像”からですか?
石原:家元で大金持ち、由緒ある家で育って、天才的なカリスマ性がある子ってどういう子かな?って考えたときに、あまり子どもっぽくならない方がいいかなって思ったんです。そのイメージをスタイリストさんと話して、ファッションを決めるときに参考にしたのが、実は森星さん。森星さんのメイクをたくさん見て、「このアイメイクはこうなってるんだ」「眉毛はこうかな」「こういうときは口紅はこうするよね」とか、自分でも色々試しながら決めました。「ここはこう入れた方がいい」「こっちはこうかな?」とか、アイメイクはすごく考えています。
― 石原さんは以前、夜メイクの研究をされるとおっしゃっていましたが、具体的に誰かを参考にされることもあるんですね。
石原:ほとんどそうかもしれないです。
― 「これいいな」とピンと来たものをとことん追求するような?
石原:全部写真を撮ったり、切り抜いたり。寄せ集めて、スタイリストさんと一緒に見ることも多いです。作品のときは毎回そうしています。
― では、キャラクター作りはそこがスタートに。その姿勢が、印象に残る“ドラマメイク”を生み出しているんですね。
石原:周りのスタッフさんと、「これをやると前の役っぽくなるね」とか話すんです。今までと違うことをやるために、過去と似ているものはできるだけ省くようにしています。
“ももファッション”のポイントは?プライベートでのマイルールも明かす
― 今回は、着物姿も新鮮です。石原:実は…着物のシーンってすごく少ないんです。ゆるいワンピースのシーンが多くて。着物は、決めのシーン用です。
― そうなんですね。そこで仕事とプライベートの差を出しているということでしょうか?
石原:そうです。メイクは一緒なので、髪の毛とファッションだけ違います。喋り方も一緒です。商店街の人とのシーンも多いんですけど、華道をしているときと同じ格好だときっと構えられてしまうから、誰から話しかけられてもOKな空気を出すためにワンピースを。家元のときは着物でオーラを出したいので、シーンによって自分の居方を変えています。
ももはコミュニケーション能力の高さというか対応能力の高さみたいなものを持っているんですけど、そういうのを“持ってる子”として読まないと読めないシーンが多いんです。会話の中ですごい入り方するな、とか思うんですけど(笑)、それがももですし、その距離の詰め方をするなら、ゆるさとか隙きがないといけないなと思って、それを表現するためにファッションに助けてもらっています。
― ファッションや髪型、外見によって自分のキャラクターを表現するという感覚は、共感できますか?
石原:分かります。それこそ、仕事場でメイクすると変わりますし。人に会うとき、自分の中で早く打ち解けるルールみたいなものはあるので。
― 具体的には?
石原:すっぴんで会うことで、まず自分からさらけ出すとか。私の場合は、テレビで見ている人という印象になってしまうので、友達から友達を紹介されたときには、自分から積極的に色んなことを話すようにしています。あと、早く打ち解けるために、仲良くなると割とすぐ家に呼んだりします。
― まずは自分から。その感覚がももにも活きているんですね。では、最後になりますが、モデルプレス読者に新ドラマ『高嶺の花』の見どころを教えください。
石原:展開が早くて、恋愛の極意のような言葉多いです。それを峯田さん演じる直人が言うんですけど、「直人だけには言われたくないけど、直人に言われたらすごく刺さる」と思うシーンがたくさんあって(笑)。努力せずになし得ている人がいると「はい、はい」ってなるところも、直人だと説得力があるので、その台詞に注目して見ていただきたいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
石原さとみ(いしはら・さとみ)プロフィール
1986年12月24日、東京都出身。2002年ホリプロタレントスカウトキャラバン、グランプリを受賞し、「わたしのグランパ」(03)で映画デビュー。NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」のヒロインを演じて人気は全国区に。近年の出演作は映画「風に立つライオン」「進撃の巨人」(15)、「シン・ゴジラ」(16)、「忍びの国」(17)、ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(16/日本テレビ)など。2018年は、主演ドラマ「アンナチュラル」(TBS系、毎週金曜よる10時~)が放送されたほか、主演舞台「密やかな結晶」を上演。また、第43回ホリプロタレントスカウトキャラバン「ホリプロスターオーディション -好きになってもいいですか?-」(8月12日23:59〆切)のポスタービジュアルに登場している。
第1話あらすじ/7月11日スタート(毎週水曜夜10時放送※初回10分拡大)
もも(石原さとみ)は、華道の名門「月島流」本家に生まれた令嬢。上流階級に育ち、美しく、華道家としての才能も圧倒的なももには、何一つ足りないものなどなかった。あとは愛する恋人・吉池(三浦貴大)との結婚で、パーフェクトな幸せを手にする、はずだった。しかし、式当日に吉池が別の女性を妊娠させていたことがわかり、結婚は破談となる。以来、精神的に不安定になったももは、あろうことか、吉池の周辺をつきまとうまでに。月島流家元の父・市松(小日向文世)と妹のなな(芳根京子)は、深く傷ついて立ち直れないももを心配していた。この月島のピンチに乗じて、新興華道家・宇都宮龍一(千葉雄大)が、市松に接触を図ってきていた。
ある日、ももは、自転車で激しく転んでしまう。泥だらけで壊れた自転車を引きずり、小さな商店街に迷い込んだももは、古ぼけた自転車店で店主の風間直人(峯田和伸)と出会う。ももは「直して!」と直人に修理不能と思えるほど大破した自転車を押しつけ、汚れた服の着替えまで要求する。直人は、高飛車で奔放なももの態度にいら立ちもせず、にこやかに自転車を預かった。
直人は店を営む傍ら、長く病床にある母・節子(十朱幸代)の介護をしてきたが、ついに節子が息を引き取った。一人になった直人に、彼を心配する商店街の人々から見合い話が持ち込まれる。直人は生まれてこのかた、恋人ができたことがないのだった。
ももが借りた服を返すため自転車店を訪れると、ちょうど直人が見合いをしていた。ももは商店街の人々から、直人の人柄を知らされる。優しく穏やか、どこか不思議な魅力を持つ直人は、皆に“ぷーさん”と呼ばれて愛されていた。
直人と出会い、自分が生きてきた世界とはまったく違う下町の人々に触れて、最初は戸惑いを覚えるももだったが…。
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