<大原櫻子3rdアルバム「Enjoy」インタビュー>“スキンシップ多め”問題、“ちっちゃいおっさん”疑惑に切り込む!可愛くてカッコ良い最新ヘアスタイルを真似する方法とは…
2018.07.03 20:40
歌手で女優の大原櫻子(おおはらさくらこ・22)が3rdアルバム『Enjoy』を6月27日にリリースした。今年12月14日のデビュー満5周年に向けて活動の勢いは増すばかり。モデルプレスはアルバムのことはもちろん、タイトルにちなんで大原の2018年“エンジョイ”3つ、音楽番組で反響のあった“スキンシップ多め”問題、最新ヘアスタイルなどについて本人に聞いた。
大原櫻子・3rdアルバムタイトルが『Enjoy』の理由
― アルバムのタイトルが『HAPPY』(1st)、『V(ビバ)』(2nd)、そして今回は『Enjoy』。なぜタイトルを『Enjoy』にしたんですか?大原:秦(基博)さんの『マイフェイバリットジュエル』だったり、水野(良樹)さんの『さよなら』だったり、20歳になってから大人っぽさを意識して結構ミディアムバラードやバラード曲が多くなっていて。でも今回夏に向けてアルバムをリリースするということで、ポップで明るい元気な感じをテーマにしたいなと思いました。楽曲はダンスができたり、ライブで盛り上がったりできるような曲が多めにあるので、アルバムのタイトルも明るくしようとずっと考えていて。今年に入って舞台をやっているとき、1番言っていた言葉が『Enjoy』だったんです。キャスト同士で本番前に円陣を組むんですけど、最後にエンジョイって!とにかく舞台を楽しむぞ、っていう意味。たくさんエンジョイ!って言っていたので、舞台が終わってからも友だちとか家族とかのやり取りで「今日の仕事エンジョイ!」って言っていて(笑)。日常的にもエンジョイを使うようになって、今年の私のテーマはエンジョイに違いない、ということで『Enjoy』にしました。
― なるほど。リード曲である『ツキアカリ』はどのような曲ですか?
大原:この曲では踊りにも挑戦しました。ダンス曲なんですけど、歌詞を見ると結構切ない。カッコ良くもあり、切なくもあり、でもメロディはすごく可愛らしい。いろんな要素が1曲にグッと詰まっています。
大原櫻子の“砂肝愛”が歌に!遊び心たっぷり
― 『いとしのギーモ』も気になりました。『のり巻きおにぎり』の後継者ですね?大原:はい、後継者です(笑)。タイトルが『Enjoy』に決まってから『いとしのギーモ』の話が出てきたんですけど、やっぱり『Enjoy』だったらくだらない曲もほしいよねって。遊び心のあるアルバムにするために、隠しトラックにしようか、という案もありました。でも当初はこんなにちゃんとした歌になると私は思っていなくて(笑)。小名川(高弘)さんに私の“砂肝愛”を書いたメモを渡したら、とんでもなく長い1曲が仕上がってきました(笑)。
― あ、『いとしのギーモ』って“砂肝愛”…(笑)。
大原:そうです(笑)。サビは気づいてくれたらいいなっていうくらいなんですけど、歌詞を見ると頭文字で“す・な・ぎ・も”になっています(笑)。
― 本当ですね、面白い(笑)。
大原:しかも『いとしのギーモ』の歌詞には今までの楽曲のタイトルが散りばめられていて。「泣きたいくらい」とか「無敵」とか「ちっぽけ」とか。それを見つけるのも楽しいと思います。
大原櫻子の2018年“エンジョイ”3つ
― タイトルにちなんで今年“エンジョイ”したことか、これから“エンジョイ”したいことを3つ教えてください!大原:いっぱいあるな~(しばらく悩む)。でもひとつはバーベキューしたいです。ず~っと言っているんですけどやれてない…。マンモス肉を食べてみたいんだよな~。
― 食べたくなるきっかけはあったんですか?
大原:お肉が本当に大好きで。がぶって食べられるお肉ってなかなかないじゃないですか、1回チャレンジしてみたい。あと焼きマシュマロもやりたいです!
― では2つ目!
大原:免許を取ってドライブ!今やっと仮免は取りました!(※取材時点)
― 免許を取ったらどこに行きますか?
大原:免許を取って、とりあえず江ノ島に行きたい。江ノ島が大好きで、夏は休みがあったら家族とよく海を見に行くんです。
― お父さんとよく海に行ってぼーっと歩くと言っていましたね。
大原:そうです!七里ヶ浜をぼーっと歩いています。江ノ島に1回食べてみたい、かき氷屋さんもあるんです。すごく大きくてシロップが果肉だらけで、それを目指してドライブします。
― それはひとりで?友だちと?
大原:友だちと!
― 車は詳しいですか?
大原:全然詳しくなくて。でも友だちに今、免許を取りに行ってるから頑張る、って言ったら、櫻子が運転するんだったらヘルメットを持って行くって(笑)。
― (笑)。
大原:ひどい(笑)。
― 車を買いたいという願望もありますか?
大原:買いたいですね、でもあんまり詳しくなくて。結構、勇ましい車がいいなとは思っています(笑)。色は白かな。
― 勇ましいって(笑)。江ノ島にはどの曲をかけて行きますか?
大原:『真夏の太陽』!自分の曲(笑)。
― (笑)。
大原:嘘ですよ(笑)。なんだろうな~、窓を開けてSuperflyさんとかかけたいです!
― では最後、3つ目!
大原:やっぱり映画の撮影を久しぶりにしたのはエンジョイでしたね。『あの日のオルガン』の撮影で1ヶ月間、京都に行っていたんですけど、子どもたちがたくさんいる環境でずっと撮影をしていて。子どもが大好きなので毎日本当に楽しかったです。
― ダブル主演を務める戸田恵梨香さんとはどんな思い出がありますか?
大原:戸田さんにはすごく良くしていただきました。性格もさっぱりされている方ですごく話しやすかったです。お芝居でもとても刺激を受けました。リハーサルと本番でお芝居が全然違うというか、その場の環境で臨機応変にお芝居をされるんです。例えばすごくシリアスなシーンがあっても直前までニコニコ話していて、なのにいざ本番になるとスイッチが入るのか圧倒されちゃって。「あぁ…すごい」ってそのたびに思っていました。
大原櫻子“スキンシップ多め”問題に切り込む
― 『バズリズム02』で城田優さんが大原さんの直してほしいところについて「スキンシップは控えた方が…」と話していたんですけど、それについて大原さんに自覚があるのかどうかを今日は聞こうと…(笑)。ネット上でも反響がとても大きかったです。大原:スキンシップ(笑)。面白い(笑)。自覚はあります、というか、スキンシップというよりも、人との距離をなるべく縮めたい人なので。なんだろうな?誰かに甘えたい性格?(笑)普段から近づきたくなっちゃうんです(笑)。
― なるほど(笑)。あの放送のあと、周りのスタッフさんはなにか言っていましたか?
大原:スタッフさんには、やっぱりそうだよねって(笑)。近いのかな?って聞いたら、うん近いよ、って言われました(笑)。
― 城田さんは男性の勘違いも心配されていましたが、これまで勘違いさせちゃったなというエピソードはありますか?
大原:う~ん、どうなんだろう、あるのかな?たぶんない、あってもわかってはいないです(笑)。
大原櫻子の“ちっちゃいおっさん”疑惑は…
― あともうひとつ。素顔は「ちっちゃいおっさん」だと…(笑)。大原:「ちっちゃいおっさん」は間違いなくずっといますね(笑)。
― (笑)。砂肝も好きですし、つまみもおっさんとよくお聞きしますが、ご自身ではどのあたりが?
大原:発言とか出ているオーラもおじさんだなと…(笑)。「お疲れさまでした」の声のトーンとかも女っ気がないからダメだなって(笑)。
― 変えたい気持ちは?
大原:たぶん変わりません!(ドヤ顔)
― (笑)。このまま突っ走りましょう!
大原:そうですね、突っ走ります(笑)。それで私を「え?」って思う人は思う人で大丈夫(笑)。
― (笑)。
大原櫻子の“最新ヘアスタイル”が可愛くてカッコ良い!
― ヘアスタイルですが、赤のメッシュがカッコ良いです。大原:可愛いって言われるのも、綺麗って言われるのも嬉しいんですけど、カッコ良いが1番嬉しいです。ずっと髪の毛を赤に染めることに憧れていて。最近、友だちも赤にしているのを見て、やっぱり可愛いしカッコ良いと思ったので、アルバムのイメージとも合わせながらいろいろ話し合って決めました。最初はもっと赤だったんですけど、だいぶピンクっぽくなってしまいましたが。
― でもかなり満足していそうですね。
大原:はい!(笑)チラッと見えるインナーカラーにもすごく憧れていたので嬉しいです。
― 大原さんの最新ヘアスタイルを真似したい読者に向けてぜひポイントを教えてください。
大原:あまり色を入れすぎないこと。後ろとかほとんど染めてないんです。本当に横だけ。あと染めたてのときは赤すぎたかなって少し思うので、赤オレンジとか淡いピンクをオーダーするといいかもしれません。きつすぎず甘すぎない色、おすすめです!ちなみにパーマはかけてないです。巻いてるだけ。
― しばらくはこの髪型でいきますか?
大原:それがすごく悩んでいます。やっぱり私はボブが似合うのかなって。伸ばしてみようかなとは思っていたんですけど、うん、悩み中です。みんなに聞きたい!私は髪型をどうするべき?(笑)
大原櫻子からモデルプレス読者にメッセージ
― では最後に読者に向けてメッセージをお願いします!大原:このアルバムを引っさげたツアーは、見てエンジョイできる、聴いてエンジョイできるステージになっていると思います。前回のツアーは歌を聴いてもらうような作りでしたが、今回は本当にみんなでエンジョイ!といった感じで、夏だし汗をかけたらと思っているのでぜひ楽しんでほしいなって思います。
― ありがとうございました!
インタビューメモ/“エンジョイポーズ”を考えるさくちゃんがいっぱい間違える…
今作のタイトルは“Enjoy(エンジョイ)”。常に楽しもうとしているさくちゃんにぴったりなタイトル。この日の撮影で急きょ“エンジョイポーズ”を考えよう!ということになると、全身を使って頭文字の“E”を作ったり(※でも逆)、モデルプレスのロゴボードの向きを変えて“E”にしたり(※でも逆)、とみんなで大盛り上がり。さくちゃんの周りはいつもさくちゃんを中心に笑顔が溢れるんです。そんなさくちゃんの今の悩みは「若者言葉についていけない」ことなんだとか。「どんな若者言葉?」と深掘りしたら、「それすらも忘れちゃった(笑)」と“ちっちゃいおっさん”がすぐに登場。ひとり焼き肉、立ち食い焼き肉も行くそうで、しまいには自ら「ちっちゃいおっさんなんで(笑)」とオチに使ってスタッフを笑わせていました。
とはいえ女の子の憧れに変わりなし。最新の“さくちゃんヘア”もブームの予感。デビュー満5周年に向けてこれから髪型をどうするのか?というのはファンなら誰しもが気になるところ。原点回帰でボブも見たいですね。さくちゃんが「みんなに聞きたい!私は髪型をどうするべき?(笑)」と投げかけていたので、ぜひファンレターやSNSなどに自分の希望を書いてみて♪さくちゃんもそれを参考にするはず!
(modelpress編集部)
大原櫻子(おおはら・さくらこ)プロフィール
1996年、東京都生まれ。22歳。2013年、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の全国ヒロインオーディションで抜てきされ、スクリーン&CD同時デビュー。2014年には、女優として「日本映画批評家大賞“新人賞”」を、シンガーとして「第56回輝く!日本レコード大賞“新人賞”」をダブル受賞。2015年1stアルバム『HAPPY』を発売。ウィークリーチャート初登場2位で10万枚を突破しゴールドディスクを獲得。その後、全12公演の2ndツアー(全公演即日完売)を行う。年末にはソロデビュー満1年でのNHK紅白歌合戦への出場を果たし、紅組トップバッターに抜てきされた。
2016年6月、5thシングル『大好き』がウィークリーチャート5位、さらには1年3ヶ月ぶりとなる2枚目のアルバム『V(ビバ)』がウィークリーチャート3位を獲得。7月クールのフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』にも出演。8月から全18公演の全国ツアーを実施。ツアーファイナルでは10月4日、5日(追加公演)に自身初となる日本武道館公演を2DAYS行った。
その後12月より、楳図かずお原作のミュージカル『わたしは真悟』に出演。2017年3月に広瀬すず主演の映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』主題歌『ひらり』、挿入歌『青い季節』を収録した6thシングル『ひらり』を、8月には秦 基博プロデュースの7thシングル『マイ フェイバリット ジュエル』をリリース。5月には初の主演舞台『Little Voice(リトル・ヴォイス)』を行い、またソフトバンクCM「2017年度学割キャンペーン『SUPER STUDENT』」にも出演した。
9月からNHKドラマ10『この声をきみに』へ出演し、10月には全国4都市(札幌、東京、名古屋、大阪)のZeppを巡るツアー「大原櫻子 4th TOUR 2017 AUTUMN ~ACCECHERRY BOX~」を開催。11月、水野良樹(いきものがかり)作詞・作曲のシングル『さよなら』をリリース。2018年2月、ミュージカル『FUN HOME』へ出演した。4月25日に資生堂SEA BREEZE CMソングである9thシングル『泣きたいくらい』をリリース。6月28日より全国ツアー「大原櫻子 5th TOUR 2018~Enjoy?~」を開催中。
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